 |
~新人公演『失われた楽園-ハリウッド・バビロン-』~
|
|
|
春野寿美礼本人に、これまでの舞台の思い出を語ってもらいます。毎回一公演ずつ定期的に更新していきますので、こまめにチェックしてみてください。(2002.7.3更新)


この作品の新人公演では、主役のアーサーを演じました。新人公演の主演は『ハウ・トゥー・サクシード』に続き2度目だったのですが、『ハウ・トゥー・サクシード』が終わったあと、次はどうなんだろうドキドキしていたのでやはりうれしかったですね。単独主演は初めてでしたし、新人公演での最上級生の学年だったので、頑張らないとという思いがあったことを覚えています。
ハリウッドで”タイクーン”と呼ばれる敏腕プロデューサーのアーサーは、いろいろな意味で大人の男性。最初は人物像がつかめなくて、表現できない辛さを感じました。もがけばもがくほど、大人の男性の雰囲気を醸し出すことができないんです。当時の私には役が大きすぎて、本役の真矢みきさんを真似するしかないという部分もありました。
5セント玉を宙に投げてキャッチする場面で終わるのですが、宝塚大劇場での新人公演ではキャッチできずコインが転がってしまったんです。ほかにも小さい失敗はありましたが、かっこよく終わるはずの場面で失敗してしまったので、舞台が締まらなくてとても悔しかったです。
敏腕といわれる人物を表現するということはすごく楽しかったですし、演じ甲斐がありました。ある意味、ひと山超えたなと感じた作品でしたね。難しかった分、終わったあとにはやり遂げたという思いがありましたし、自信につながったと思います。

|
ステージデータ
花組新人公演 ミュージカル『失われた楽園-ハリウッド・バビロン-』
1997年3月4日(宝塚大劇場)、6月10日(東京宝塚劇場)
主役アーサーを演じる。 |
|
|
|
|
 |
|