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ステージヒストリー
~バウ公演 バウ・ワークス『HURRICANE』~
春野寿美礼本人に、これまでの舞台の思い出を語ってもらいます。毎回一公演ずつ定期的に更新していきますので、こまめにチェックしてみてください。(2003.8.6更新)

春野寿美礼

役づくりにのめり込んだ作品
 この公演では、バウホールで革命家の“リカルド”を、東京の青年館でプレイボーイの“ジョージ”を演じさせていただきました。
 バウでのリカルドは、とても印象に残っている役です。ちょうど私自身が役を掘り下げていく面白さを感じていた時期に巡りあったということもあるのですが、役の設定にとてもひかれました。革命家で、愛する人を置いて戦いにいかなければならない……など、役柄自体にグッと引き寄せられましたね。自分だったらこういう風に表現したいという気持ちが生まれてきて、役作りにのめり込みました。
 一方青年館で演じたジョージは、恋人のお姉さんにちょっかいを出す、プレイボーイ。その雰囲気を出すのは、まだ下級生だったので難しかったです。上級生の女役さんを相手にしなくてはいけなかったり、あまり経験したことがない役柄でした。ですから、役の面白さを追求するというところまではいかなかったですね。
 この作品で思い出に残っているのは、バウホールでの革命家仲間との場面。全員にそれぞれいる彼女を合わせた若者チームで歌うというシーン。同じ歌を歌うのですが、1人ひとり感情が違う。だからそれぞれの気持ちを同じに見えないように表現するにはどうしたらいいのかと、そのメンバーで悩みました。でもその結果、お客さまにもその場面を気に入っていただけて、とてもうれしかったことを覚えています。

ステージデータ
花組バウ公演 ~バウ・ワークス『HURRICANE』~
1996年3月2日~15日(宝塚バウホール)、9月21日~30日(日本青年館)、10月4日~6日(中日劇場)
写真は、バウホールでのリカルド役。
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