ゆったりくつろげる別荘のようなホテルで、店舗内のDX化による少数精鋭の運営を実現!

VILLA 33KASHIKOJIMA
山本珠美様

事例のポイント

  1. モバイルオーダーアプリ『L.B.B.Cloud』との連携が可能なことが「stera terminal」導入の最終的な決め手に
  2. 店舗内のDX化によりオペレーションを効率化することで、少人数での運営・接客が可能に
  3. オーダーを受ける業務が省略され、注文以外のお客さまとのコミュニケーションが増加
ゆったりくつろげる別荘のようなホテルで、店舗内のDX化による少数精鋭の運営を実現!

2022年11月にオープンしたVILLA 33KASHIKOJIMAは、客室数10室のみのプライベート感あふれるリゾートホテルです。「自分の別荘に来たときのように、ゆったりとくつろげる非日常の空間」をコンセプトとし、少数精鋭のスタッフでサービスを提供しています。デジタル化先進国であるシンガポール出身のオーナーは、わずか4名のサービス・スタッフでホスピタリティを充実させることができるよう、キャッシュレス化と店舗内のDX化に取り組みました。
VILLA 33KASHIKOJIMAにてフロント業務を担当する山本珠美様に「stera terminal」、モバイルオーダーアプリ「L.B.B.Cloud」の導入背景や効果についてお話をお伺いしました。

モバイルオーダーアプリ『L.B.B.Cloud』を「stera terminal」で利用できることが、導入の最終的な決め手に!

モバイルオーダーアプリ『L.B.B.Cloud』を「stera terminal」で利用できることが、導入の最終的な決め手に!

VILLA 33KASHIKOJIMAは、三重県賢島の贅沢な自然を感じられるロケーションと、シンガポール人のオーナーならではの海外志向を活かしたセンスあふれる空間づくりによって、外国人観光客も多く訪れるホテルとなっている。季節に応じたバーベキューやシーフードグリルをはじめとするアラカルトのメニューも楽しめるダイニング・レストランや、豊富なカクテルを提供するバーがあり、こちらは一般客でも利用可能となっている。

「ホテルオープンに向けて準備を進める中、オーナーは海外から訪れるお客さまにも対応するためにキャッシュレス決済の環境を整えることを大前提としていました。『stera terminal』なら、1台の端末で多様なキャッシュレス決済に対応できるので、その条件をクリアできると考えたそうです。オーナーから導入の相談を受けた際、コンパクトでスマートなデザインのため、レジ回りをシンプルかつスタイリッシュにまとめることができると感じ、とても良いと思いました」

「現在、全体の3〜4割を海外のお客さまが占めていますが、これまでキャッシュレス決済をお断りすることはほぼなく、ご安心いただける環境を提供できていると感じます。ですが、導入の理由はそれだけではございません。サービス・スタッフの接客業務を効率化できるモバイルオーダーアプリ『L.B.B.Cloud』を『stera terminal』で利用できることが最終的な決め手になりました」

店舗内のDX化によりオペレーションを効率化することで、少人数での運営・接客が可能に

店舗内のDX化によりオペレーションを効率化することで、少人数での運営・接客が可能に

「当ホテルのサービス・スタッフは4名のみですが、その背景には、『少数精鋭で人件費を削減できた分、サービスを充実させたい』というオーナーの考えがあります。フロント業務や会計業務、ダイニング・レストランの接客業務に加え、キッチンの調理やバーのドリンク作りもすべて4名のスタッフで行えるようにしたかった。けれど、ホスピタリティを大切にするためには、お客さまとのコミュニケーションをとるゆとりが必要でした。そこでオーナーが考えたのが、モバイルオーダーアプリ『L.B.B.Cloud』を導入し、『stera terminal』に連携させてオーダー受注や会計業務を効率化するしくみだったのです」

サービス・スタッフ全員で業務を回していけるようにするためには、「誰にでも使えるしくみをつくること」が大きな課題となっていたという。「L.B.B.Cloud」と「stera terminal」を連携させるしくみについて、山本さんはこう話す。

店舗内のDX化によりオペレーションを効率化することで、少人数での運営・接客が可能に

「お客さまはご自分のスマートフォンでQRコードを読み取れば、いつでもメニューを確認でき、お好きなものをオーダーしていただけます。オーダー内容は、その都度キッチンとバーに設置したタブレットに連携され、受信時にはチャイム音が鳴るため、スタッフはすぐに気づくことができます。
そこから料理やドリンクを作り、お客さまのもとに運んでいく際には、完了ボタンを押すため、オーダー漏れを防ぐこともできています。また、テーブル番号ごとにQRコードが違い、どのテーブルのお客さまのオーダーなのかすぐに分かるので、提供先を間違えることもございません」

会計の際には、お客さまが会計ボタンを押すことで、タブレットのチャイム音が鳴り、テーブル番号表示の色が赤に変わります。それに気づいたスタッフがお客さまをフロントに誘導し、『stera terminal』で決済を行うことで、注文から精算までのオペレーションが完結します。

店舗内のDX化によりオペレーションを効率化することで、少人数での運営・接客が可能に

「『L.B.B.Cloud』と『stera terminal』はどちらも操作が簡単なので、スタッフに向けた研修は行わず、テストモードで2〜3回程度の操作をするだけですぐに使いこなせるようになりました。実際、使いにくいという声は一切なかったので、誰にでも使えるしくみを実現できました。もしもこのしくみがなかったら、ホールの接客スタッフだけでも、あと2名は必要だったと思います」

オーダーを受ける業務が省略され、お客さまとのコミュニケーションが増加
多言語対応の「L.B.B.Cloud」で海外各国のお客さまへの説明も不要に

オーダーを受ける業務が省略され、お客さまとのコミュニケーションが増加 多言語対応の「L.B.B.Cloud」で海外各国のお客さまへの説明も不要に

「お客さまにとっては、オーダーの度にスタッフを呼び止める必要がございません。これまでには、『スタッフを呼ばなくても、いつでも注文できて便利』『ゆっくりメニューを選べるのがいい』など、ご好評のお言葉をいただいています。また、スタッフにとっては、口頭のオーダーによる注文ミスや、提供するテーブルを間違えるミスも防ぐことができるメリットがありますね」

そして、最大のメリットだと感じるのは、「オーダーに対応しなくて済むため、お客さまとの注文以外のコミュニケーションに集中できるようになっていること」だという。

「サービス・スタッフの2名は台湾人とタイ人なので語学に長けており、海外のお客さまとも活発にお話しすることができます。スタッフ各自がコミュニケーションに集中できる環境があるためか、ホテルの口コミサイトには、『スタッフの対応が素晴らしかった』『とても親切に対応してくれた』などのコメントが書き込まれていて、とても嬉しいです。当初に思い描いていたイメージどおりの接客ができていることを実感しています」

また、モバイルオーダーアプリ「L.B.B.Cloud」は、多言語に対応しているため、そこにも大きなメリットを感じていると山本さんは話す。

「当ホテルには、アジアからヨーロッパ、アメリカまで、さまざまな国からお客さまが訪れています。モバイルオーダーアプリ『L.B.B.Cloud』は、多言語対応であり、お客さまがご自身で言語を選択することができます。これがもし、日本語や英語のみにしか対応できないアプリだった場合、使い方を説明するだけでも大変だったのではないかと思いますね。こうした手間を削減できるおかげで、メニューの内容を説明するなど、お客さまに楽しんでいただくコミュニケーションに時間を使うことができています」

最後に
今後の『stera terminal』活用展望とメッセージ

今後の『stera terminal』活用展望とメッセージ

『stera terminal』で利用できるアプリはさまざまな課題に対して解決できるアプリがあるので、再来店/SNS登録を促すレシート広告アプリ『stera ads』やインボイス制度に対応できる『領収書アプリ』なども活用していきたいですね。
stera ads(ステラアドズ)

また、近い将来に新たなホテルをオープンする予定もあるので、現状と同じく『stera terminal』とモバイルオーダーアプリ『L.B.B.Cloud』を展開していきたいと思います。また、商品マスターデータを複数店舗でも管理できると聞いたので、ぜひ使ってみたいです」

最後に、『stera terminal』を通じて活用できるアプリの可能性について、山本さんにお話しいただいた。

「『stera terminal』はキャッシュレス決済に役立ちますが、ダウンロードできるアプリを活用すれば、店舗が抱えているさまざまな課題を解決することもできます。その便利さについては、私自身もシンガポール人のオーナーから教えてもらうまでは気づけなかったと思います。
世界的に見ると日本のDX化は遅れているようですが、いろいろ調べてみることで課題解決に役立つものが見つかるかもしれません。便利なアプリを取り入れることは、海外のお客さまや若い世代のお客さまをつかむという意味でも効果があると思います」

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