Powered by三井住友カード

like_u

「Like U」は、お金・暮らし・働くことに関する
さまざまなヒントをご提案するメディアです。
三井住友カードは 女性の“あなたらしい”毎日を応援します。

共働き夫婦の家事分担を実態調査!理想の家事分担率は5:5。でも実際は…?

共働き夫婦の家事分担を実態調査!理想の家事分担率は5:5。でも実際は…?

ひと昔前とは違って、世の中には共働きの夫婦がとても多くなりました。1990年代の半ばまでは共働き世帯と専業主婦世帯の数が同数程度でしたが、1997年以降はずっと、共働き世帯が専業主婦世帯数を上回っているという状態です。

  • 別ウィンドウで配偶者手当の取り巻く環境についてのPDFが開きます。

今や夫婦それぞれが仕事を持つという「共働き」は、なんら特別なものではありません。そんな現代において、それぞれの家庭では、夫婦で家事をどう分担しているのでしょうか。そこで今回は、共働きの男女400人にアンケートを行い、家事分担についての妻の想いや夫の本音を探ってみました。

INDEX

現実の家事分担、夫と妻で認識に「ズレ」がある?

実際の家事分担比率はどれくらい?

まず料理や掃除、洗濯などの家事全般を、夫と妻でどのくらいの割合で分担しているのかを質問しました。妻側の視点では「夫1:妻9」という、ほとんど妻が家事を取り仕切っている状態だと答えた人が30%で最も多く、次いで「夫2:妻8」が20%、「夫3:妻7」が15.5%という結果でした。つまり、ちょうど半数の妻が、夫の家事分担割合が2割以下であると回答しています。一方、同じ質問を夫にしてみると、第1位だった回答は「夫3:妻7」で24%、第2位は「夫2:妻8」で22%、第3位が「夫4:妻6」で16.5%でした。つまり4割近くの夫が「自分は全体の3割以上は家事を分担している」と思っていることがわかりました。このことより、妻と夫それぞれが「自分がやっていると思っている」家事の分担比率の捉え方にズレがあることが判明しました。

配偶者の家事に対する満足感は?妻の満足度は夫よりも低めの傾向

配偶者の家事分担比率に対する満足度は?

「夫も妻もお互いに仕事をしているのだから、生活していく上で不可欠な家事については、お互いに役割を分担していこう。」本来、そうやって決まるはずの家事分担。その分担比率は、お互いの帰宅時間や仕事の忙しさなどによって、夫婦ごとに異なるでしょう。しかし「夫婦の家事分担比率について満足しているか」という質問をしてみると、約4割の妻が満足していないと回答しています。一方、夫は7割以上の人が分担比率に満足していると答えており、妻の満足度は夫よりも低い傾向にありました。

さらに「配偶者がする家事について、やり方やその内容に満足しているか」という質問をしてみると、満足していると答えた妻は6割程度に留まりました。洗濯の工程はいくつあるのかというアンケートでは、妻から出てきた工程は平均で5.5個、夫は4.5個という結果。この結果では、妻と夫で、ひとつの家事に対する認識範囲が異なるという事が分かりました。

「もっとやってよ!」「やってるよ!」家事分担が原因でケンカになる夫婦は約半数

家事分担が原因でケンカになる夫婦

料理、洗濯、掃除などを役割分担している共働き夫婦に「家事分担が原因でケンカになったことがありますか」という質問をしてみると、およそ半数の人が「ある」と回答しました。家事は毎日のことですから、どちらか一方ばかりに負担が偏ると、不満が募りやすいものです。そして、そんな気持ちを我慢したり、うまく伝えていなかったりすると、つい爆発してケンカになってしまうことも。
前述のアンケート結果から、分担比率やその内容、達成度の認識において、夫婦とはいえお互いの捉え方には、常に乖離があるようです。そうした感じ方の「差」がケンカの要因になってしまうのかもしれませんね。また、メディアでも最近よく取り上げられている「見えない家事」もしっかり把握できていないことも妻と夫が認識する家事のボリュームの差につながっているのかもしれません。

理想の家事分担比率は5:5!実際には、なぜかけ離れてしまうのか

理想の家事分担比率は?

実際にそれぞれの夫婦で家事分担をどのようにしているかという現状とは関係なく「理想の家事分担比率は?」という質問も投げかけてみました。すると妻、夫ともに最も多かった回答が「夫5:妻5」というもの。理想と現実はまだまだ差がありますが、全く半々でシェアするのが基本になれば、忙しい時にはお互いに手助けするような優しさも生まれるかもしれません。

家事分担が原因でケンカをしたことがありますか?家事分担ついて話し合ったことがありますか?分担表などにより家事を可視化していますか?

しかし実際に「家事分担について話し合ったことはあるか」という根本的な質問をしてみると、52%が話し合ったことがないと回答。面白いことに、先ほどの「ケンカをしたことがある」という人と同じ比率になりました。話し合いをしていない夫婦がケンカになっているのでは?と読み取ることもできますね。
話し合いの際、必要になってくるのが「家事の可視化」です。先ほどもお伝えした「見えない家事」をまずはお互いが認識できるようにしましょう。その際、有効なのが、家事分担表です。ですが、アンケート結果でも家事分担表を作っている人は圧倒的に少なく、9割以上が作っていないという結果でした。
このことから、お互い半々で家事分担をするのが理想的だとしながらも、実際には話し合いを行っている夫婦も全体の半分という結果で、さらに家事の可視化や、そこから何をどう分担するかという表を作るというところまで進んでいないのが実情のようです。

家事分担がうまくいっている夫婦は、どうしてる?実際のエピソードを聞いてみました!

コミュニケーション不足という根本的な原因に気付いたところで、家事分担がうまくいっている夫婦に、「実際にどんなふうに家事を分担して、うまくやっているの?」と質問してみました。寄せられた生の声には、参考になるポイントが満載です。

家事分担がうまくいっている夫婦の実際のエピソード

このように、得意不得意を伝え合って分担内容を決めるのがポイントのようです。また、妻側では、やってほしいと思っている家事の具体的な作業内容を伝えるのが、重要なようです。そして、お互いに思いやり、感謝の気持ちを伝えることが大切ですね。

家事の分担比率の見直し、ケンカを避けるには「話し合う」時間を持つ

家事の分担比率の見直し

共働き夫婦の家事分担は、妻側の負担が多めになっているという実態はあるものの、理想としては5:5と考えられていることがわかりました。お互いを思いやり、家事分担が原因となるケンカを起こさないためには、きちんと「話し合う」ことが重要です。

まずはお互いに得意な家事や不得意な家事をすり合わせ、出社時間や帰宅時間などの働き方を踏まえた相談を。思っていることを正直に伝えたり、細かな点まで確認できる「家事の分担表」を作ったりするのもおすすめです。
「言わなくても、察してよ」と思うことも多々あるかもしれませんが、言葉にしてちゃんと伝えることで、よりスムーズな家事分担がかないます。すべての人に平等に与えられた24時間という時間を大切に、夫婦が常にお互いに助け合い、感謝の気持ちをきちんと伝えあう…そんな毎日なら、素敵ですよね。

Instagramなら保存OK!

\男女400人に聞いてみた/どうしてる?共働き夫婦の家事分担

\男女400人に聞いてみた/どうしてる?共働き夫婦の家事分担

別ウィンドウでinstagramへリンクします。

ランキング

話題のキーワード

FOLLOW US !

三井住友カード 公式アカウント

Instagram@smcc_likeu

タップして投稿をチェック!

iDeCoの仕組み徹底解説