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【1人暮らしの節約方法】光熱費や固定費を減らして貯金ができる節約術27選!

【1人暮らしの節約方法】光熱費や固定費を減らして貯金ができる節約術27選!

節約アドバイザー ファイナンシャルプランナー 消費生活アドバイザー 丸山晴美

監修:丸山 晴美

節約アドバイザー

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取引士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術や、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。2019年7月から「ゆとりうむプロジェクト」理事に就任

主な書著
「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します(共著)」(幻冬舎)ほか多数

家賃、水道光熱費、日々の食費など、生活費をすべて自分の給料でまかなわなければいけない1人暮らし。実家暮らしとは違って、貯蓄が難しいのでは?と考えてしまいますよね。

しかし、日々の習慣をちょっとずつ変えていけば、生活費を節約し、貯金に回す金額を増やすことができるのです。ここでは1人暮らしの人は必見の節約術について解説します。

INDEX

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節約を実践する前に

節約を実践する前に、まず現状自分が何にいくら使っているのか、生活費の実態を把握して、出費の多い費目を見つけましょう。同時に、いつまでに、何のために、いくら貯蓄するか目標を決めます。

現状の毎月の出費を把握しよう(固定費・変動費を分ける)

節約は、“お金を使わず我慢する!”と漠然と出費を抑えるよりも、毎月の出費の中で削減できる費目を見つけるほうが効率的です。そのためにも、毎月の出費内容を確認するところから始めます。毎日何にいくら使っているか、支出の内容と金額を家計簿アプリなどに記録すると良いのですが、これまで家計管理をしていなかった人は少々手間に感じるかもしれません。

そこで家計管理初心者には、以下の方法がおすすめです。
(1)支払いの際はレシートを受け取って保管する
(2)デビットカード、クレジットカード、電子マネーなどの支払い履歴を月末にチェックする
(3)出費を固定費(家賃、水道光熱費、通信費など)と変動費(食費、日用品代など)に分けてノートやアプリにメモをする
(4)可能であれば、さらに家賃、水道光熱費、食費、娯楽費など費目ごとに出費を細分化する

上記の方法に限らず、まずは自分が続けやすい方法で、毎月の出費額・用途を管理するところから始めましょう。

浪費しやすいサービスをチェックしよう

毎月の出費傾向を把握できたら、出費額が多い費目をチェックしましょう。特に変動費において、本・雑誌の購入費、映画鑑賞費など趣味関連のものはお財布の紐がゆるんでしまいがちです。趣味関連で頻繁に利用が考えられるなら定額制サービスやサブスクリプションサービス(サブスク)の利用もおすすめです。

しかし、定額制サービスやサブスクは毎月ある程度の頻度で利用していないと、かえって無駄遣いにもなりえるので注意しましょう。同じことは、スポーツジムや習い事などにもいえます。出費の優先順位を考え、今自分に必要なものかを見直して、“なんとなく利用している”程度であれば思い切ってやめたほうが、節約につながります。

目標とする金額を決めておこう

目標もなしに節約を始めるとモチベーションを保てずに、途中で挫折してしまうかもしれません。「いつまでに(期限)」、「何のために(目的)」、「いくら(金額)」貯蓄するかを具体的に決めることが大切です。

“老後のために”、“何かあったときのために”など、将来のために貯蓄したい人もいると思います。そんな人も最初は、「来年の夏休みまでに、沖縄旅行費として10万円」など、自分の趣味に関係した目標を立ててみてください。節約生活にはさまざまな点で我慢がつきものなので、慣れるまでストレスを感じるでしょう。しかし、我慢の先にご褒美のような目標があれば、モチベーションを持続できます。このような達成しやすい目標で成功体験を重ねて、節約生活に徐々に慣れていきましょう。

1人暮らしの基本的な節約方法3選

1人暮らしの基本的な節約方法3選

生活費には、毎月一定額の支出が発生する家賃などの固定費と、月によって支払う額が変わる食費や日用品費などの変動費があります。節約を始めるには、まず固定費の部分を見直して、その分を先取りで貯蓄するしくみをつくるといいでしょう。

1人暮らしの基本的な節約方法
  1. キャッシュレス決済を利用する
  2. 家計簿(アプリ)をつける
  3. 先取り貯蓄をする

1.キャッシュレス決済を利用する

生活費の支払いには現金でなく、クレジットカードなどのキャッシュレス決済の利用がおすすめです。日常の買い物だけでなく、水道光熱費やスマホの利用料など毎月支払う固定費もクレジットカード払いにすれば、ポイントが自然と貯まっていきお得です。毎月特定の日に一括して口座から引き落としになるので家計管理も楽に。クレジットカードと連携するアプリを入れれば、いつでも好きな時に利用明細を確認できます。

特にクレジットカードのポイントは、賢く貯めて使うのが節約のコツです。三井住友カードの「Vポイント」なら、ご利用金額200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%)が貯まります。貯まったVポイントは、カードの支払い金額に充当できるほか、スマートフォンアプリ「Vポイント」を使ってネットショッピングなどで利用することも。さまざまな使い道があるので、手間なく節約したい女性にはとってもおすすめです。

また、普段のお買い物以外でも、水道光熱費やスマホなどの固定費を三井住友カードに設定することで、Vポイントを着実に貯めることができます。毎月特定の日に引き落とされるので払い忘れることもなく、カードの利用明細が家計簿代わりになるので、光熱費や固定費の見直しにもつながりますよ。

「Vpass」・「Vpassアプリ」から手間なく申し込めるものもあるので、一度チェックしてみてください。

2.家計簿(アプリ)をつける

貯蓄をすることで生活費が足らずに困ってしまう人は、支出額とその内容の見直しが必要かもしれません。まずは家計簿をつけて、自分がどのようにお金を使うのか把握しましょう。

ノートにつける家計簿も良いのですが、クレジットカードや電子マネー、銀行と連携できる家計簿アプリなら、キャッシュレス決済などの利用履歴が自動入力されるため、管理も簡単です。事前に登録しておけば、自動で支出明細を費目ごとに分けてくれ、支出の内訳もグラフなどでわかりやすく表示してくれます。買った商品の詳細を記録、見直しなどをしたい場合は、レシートをもらっておくといいでしょう。

家計簿(アプリ)

手間なく家計管理ができるアプリなら、三井住友カードの「Vpassアプリ」がおすすめです。個人資産管理サービスの「Moneytree」と連携することで、月々の支払い明細や収支結果などを、すべて自動で入力&計算してくれます。いつでもどこでも手軽に確認できるので、支出の見直しや無駄遣いの防止につながります。

3.先取り貯蓄をする

毎月の生活費の残りを貯蓄しようとしていませんか?お金が残っているとつい使ってしまう人は、この方法ではお金が貯まりにくいかもしれません。確実に貯蓄をするには、給料日当日、生活費になる前に貯蓄分を積み立てる「先取り貯蓄」がおすすめです。

先取り貯蓄をするには、自動で貯蓄用口座にお金を移動させるしくみをつくりましょう。銀行などの「定額自動入金」サービスを利用するほか、会社の福利厚生に「財形貯蓄制度」や「企業型確定拠出年金(企業型DC)制度のマッチング拠出」などがあれば、給与から天引きされるので自動的に貯めることができます。

会社で企業型DCの制度がない場合、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」でも自動的に貯めることできます。また、すでにマッチング拠出型ではない企業型DCに加入している場合は、加入状況に応じてiDeCoにも加入することが可能です。

確定拠出年金は原則60歳まで資産を引き出すことはできません。ただし、法令で定められた要件を満たす場合のみ、脱退一時金として受け取ることができます。

食費の節約方法5選

食費の節約方法5選

生活費の中でも、毎日の食事にかける「食費」は、工夫次第ではやりくりしやすい費目です。外食よりも中食、自炊を心がけて、無用な買い物がないように気をつけましょう。

食費の節約方法
  1. 自炊をする
  2. 惣菜を利用する
  3. 外食や出前(デリバリー)、テイクアウトは毎月の上限金額を決める
  4. ふるさと納税を活用する
  5. そのほかの食費節約アイデア

1.自炊をする

同じメニューを食べるなら、外食より自炊のほうが安く済むため、節約をしたい人は自炊を心がけましょう。料理が苦手な人は、まず主食であるお米を炊くことから始めてみてください。何合かまとめて炊いて冷凍保存しておけば、おにぎりにしたり、ふりかけをかけたり、卵かけごはんにしたり、中食の惣菜と一緒に食べたり、なにかと重宝します。また、パスタをレンジで茹でて、市販のパスタソースをかけるだけでもいいですね。少しずつレパートリーを増やしていきましょう。

作り置きのおかずをまとめて作る

少しずつレパートリーが増えてきたら、簡単なおかずの作り置きに挑戦しましょう。
仕事をしながら毎日の自炊は難しいので、休みの日におかずの作り置きをするのがおすすめです。お弁当にもぴったりですし、一気にまとめて作ることで購入した食材を余らせることなく使いきることができ、結果的に節約につながります。また、アレンジをすれば飽きずに食べきることができます。
冷凍にしておけばさらに日持ちが増し、おかずの種類も豊富になります。

2.惣菜を利用する

1人暮らしの場合、メニューによっては自炊よりも惣菜を買うほうが安くなることもあります。例えば餃子なら、具材を買ってしまうと1日では食べきれない量ができるうえ、食材費も高くなりますが、惣菜ならその日食べる分だけ買うことができます。また、今は必要な材料が揃っているミールキットも多くあるので、上手に利用しましょう。

3.外食や出前(デリバリー)、テイクアウトは毎月の上限金額を決める

節約のために自炊を頑張ろうとする心がけも大切ですが、たまの息抜きも必要です。カフェでの一息や、友人とのランチタイムも必要な時間。外食やデリバリー、テイクアウトに頼るのもアリです。しかし、1ヵ月で使って良い上限金額(予算)を決めて、その中でやりくりするようにしましょう。

4.ふるさと納税を活用する

ふるさと納税の返礼品はその土地のおいしい名産品も多いです。米どころであればおいしいお米、和牛の産地であればおいしいお肉の返礼品など。うまく活用すれば、食費を減らしながらもちょっと贅沢な食を楽しむことができます。また寄附金控除が受けられるのもメリットです。

5.そのほかの食費節約アイデア

・安く食材を購入できる店舗をリサーチ

スーパーでもお肉が安いところ、野菜が安いところ、業務用など得意なジャンルが異なります。住んでいる地域にどんな店舗があるのか、お店の特売日やポイントアップデーなども併せてチェックしましょう。

・安い食材だけを買う/あらかじめ考えた献立に合わせて必要なものだけ買う

料理に慣れている人であれば、スーパーや食料品店でその日に安い食材を買って調理することで節約できます。慣れていない人は、3日間分の献立を考え、必要なものだけを買うほうが無用な買い物をせずに済みます。パスタや缶詰など、長期間保存がきくものは特売日や業務用スーパーを利用したまとめ買いがおすすめです。ただし、まとめ買いをするときは必ず賞味期限内に消費できる分だけを購入しましょう。

・ベランダやキッチンでガーデニング

ハーブやミニトマトなど、ベランダや室内でも育てやすい植物を種や苗から育てて、食材に利用するという手もあります。最近では雑貨店などにキッチンガーデン用の水耕栽培キットも販売しており、普段は室内にインテリアとして観賞して、実や葉がなったら収穫できるので一石二鳥です。

水道光熱費の節約方法6選

水道光熱費の節約方法6選

水道、ガス、電気は日常生活を送るうえで欠かせないライフライン。食費と同じく毎日使うからこそ、使い方次第では節約効果を期待できる費目といえます。

水道光熱費の節約方法
  1. 契約するガス・電力会社を選びなおす
  2. ガスは都市ガスを選ぶ
  3. エアコンの使い方を工夫する
  4. 冷蔵庫・テレビの使い方を工夫する
  5. 消費電力量が低い家電に買い替える
  6. そのほかの水道光熱費節約アイデア

1.契約するガス・電力会社を選びなおす

電力と都市ガスの小売り全面自由化がスタートし、消費者は電力とガスにおいて契約先を自由に選べるようになりました。さらに自分のライフスタイルに合わせて料金メニューを選ぶことができるため、日中外出が多い人は夜を中心とした料金体系にするなど、一度見直してみましょう。電気とガスのセット契約による割引もあるので、上手に活用して基本料金を安く抑えましょう。

2.ガスは都市ガスを選ぶ

ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類あり、プロパンガスも料金が自由化されています。都市ガスの導管を引いていない場合はプロパンガスを導入していることが多いのですが、プロパンガスは小売業者が自由に価格を設定できるため、ガス代が高くなる傾向にあります。物件を探す際は、契約するガスの種類もチェックしましょう。

3.エアコンの使い方を工夫する

冷房も暖房も、外気温と設定温度の差が大きいほど電力を使います。そのため設定温度を見直し、冷暖房効率を上げることが節電の鍵となります。

冷房時は28℃に設定して扇風機やサーキュレーターを併用すると、下にたまった冷気を室内で循環できるため、快適さを保ちながら節電できます。また遮光カーテンで窓から入ってくる外の熱を遮断したり、すだれを窓の外にかけて日陰をつくったりすると効果的です。暖房時も厚手のカーテンを隙間なく閉めると、外の冷気が窓ガラスを通して室内に入ってくるのを防ぎ、また、室内の暖かな空気を外に漏れにくくします。

また、2週間に1回、掃除機でフィルターのほこりを取り除くだけでも、冷暖房の効き目が良くなり、節電にもつながります。30分以内の外出の場合は、冷房や暖房を切るよりも、つけっぱなしのほうが余計な電力を消費しません。つけっぱなしで外出をする際には必ず厚手のカーテンを引いてから出かけるようにしましょう。

4.冷蔵庫・テレビの使い方を工夫する

【冷蔵庫】

冷蔵庫にものを詰めすぎてしまうと、冷気が効率的に回りません。缶詰や瓶詰、調味料など、未開封のものなどは常温保存に変えたり、消費期限が近いものはすぐに使ったり、定期的に中身を整理するようにしましょう。また、熱いものをそのまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上がるので冷やすのに余計なエネルギーを消費します。残りものや作り置きはきちんと冷ましてから冷蔵庫に保管しましょう。
また、冷蔵室用カーテンを使えば扉の開閉時に冷気を逃さずに中身を確認でき、電気代の節約にもなります。
逆に冷凍庫は、凍ったものが保冷剤の役割を果たすため、隙間なく詰めたほうがよいと言われています。冷蔵庫と冷凍庫でものの詰め方が異なることを覚えておきましょう。

【テレビ】

テレビに省エネモードがついている場合は、活用しましょう。ついていない場合は、テレビ画面の明るさを最大から中にするだけでも省エネになります。また1人暮らしだとテレビをつけっぱなしにしがちですが、見ていないときはなるべく消すように意識づけると節約につながります。

5.消費電力量が低い家電に買い替える

古い家電を使い続けるよりも、最新の省エネ家電に買い替えると節約につながります。家電製品は10年を買い替えるタイミングのひとつの目安にしましょう。冷蔵庫やエアコン、照明などを最新の省エネタイプに買い替えたほうが、電気代が安くなり、購入価格を差し引いても、長い目で見てお得になります。

6.そのほかの水道光熱費節約アイデア

・お風呂の湯量・温度を調整する

お風呂の湯量・温度を調整する

お風呂を沸かす際に、自分が入ってあふれない程度に湯量を減らすだけでも、水道代を節約できます。沸かすときにフタを閉めると給湯効率が上がり、温めるためのガス代の節約に。また、お風呂が沸いたら自動運転にせず、すぐに入浴することも大切です。

夏場は給湯温度を下げ、シャワーで済ますと水道代・ガス代共に節約することができます。シャワーはこまめに止めたほうが節約できますが、面倒な場合は、節水シャワーヘッドに交換すると、シャワーヘッドで水圧を上げて少ない湯量でも勢いのあるお湯を出すことができるのでおすすめです。節水シャワーヘッドの手元に止水ボタンが付いているものがあれば、こまめに止めることもできてさらに節約になります。

・お風呂の残り湯を使いまわす

お風呂の残り湯は捨てずに、洗濯や掃除、ガーデニングへの水やりなどに使いまわすことができます。冬場など寒い時期、お風呂を沸かす頻度が高くなる季節にこそおすすめの節水方法です。残り湯を洗濯に再利用することで、冷たい水で洗濯をするよりも汚れ落ちが良くなる効果もあります。

・食器洗いの水量・温度にも注意

食器洗いでは水道を流しっぱなしにするのではなく、洗い桶に水をためてから洗うなどしましょう。気温が下がるとお湯を使うことが多くなりますが、給湯温度を38℃と低めに設定するとガス代を抑えることができます。食洗器があれば、そちらを利用したほうが節水につながることもあります。

・トイレは「小」で流す

トイレの水を流すとき、水量を大小、どちらかに選ぶことができます。最新式のトイレであれば1回流すのに3.6~6リットルで流すことができますが、2000年代に生産されたトイレでは大では1回流すのに8リットル、小で6リットルの水を使います。1日に何度も使用するトイレなので、少ない水量で良いときは「小」を選ぶように心がけると、節水できます。

・こたつで温まる

冬場は、エアコンよりも消費電力が少ないこたつの活用もおすすめです。足元から体を温め、こたつ布団が熱気を外に逃がさないため、効率的に温まることができます。こたつを使う際は、こたつ布団を2重掛けにしたり、床面は断熱シートの上にラグを引いたり、といった熱が逃げない工夫もしましょう。

・待機電力を減らす

スイッチを切っている家電でも、リモコンの指示待ちや時計機能がついていたり、ACアダプターが電源にコンセントが接続されていたりすると、微量ながら待機電力が発生し、電気代がかかります。シーズン外のエアコンなど、不要なプラグは抜いて、待機電力を減らしましょう。テレビやハードディスクレコーダーは、プラグを抜いてしまうと録画予約情報が消えたり、デジタル情報を再取得する際に電力がよりかかったりしてしまうので、リモコンでスイッチを切るだけにしておきましょう。

通信費・固定費の節約方法5選

通信費・固定費の節約方法5選

現代の生活では欠かせない通信費。スマホやパソコン、タブレットなど普段使っている端末によっても節約方法は変わるようです。

通信費・固定費の節約方法
  1. スマホの契約プランを見直す
  2. 格安SIMへ切替える
  3. スマホと自宅のネット回線をまとめる
  4. 格安SIMとモバイルWi-Fiを併せ持つ
  5. 不要なオプション契約をしていないか項目を見直す

1.スマホの契約プランを見直す

自宅でパソコンやタブレットなどをあまり使わない人はインターネット回線を引かずに、スマホのデータ通信容量を増やし、テザリングを活用しても良いでしょう。以前契約した内容と、キャリアが現在提供している契約プランの種類や内容が異なる場合があります。普段利用している通信量や通話の回数と時間がどれくらいかを把握し、適宜プランを見直しましょう。

2.格安SIMへ切替える

普段から通話時間が短い人、Wi-Fiを使うことが多い人は、格安SIMがおすすめです。大手キャリアから格安SIMに切替えると、1ヵ月の使用料金が半額、または1/3以下に抑えられることがあります。その分、場所や時間帯によっては通信速度が遅くなったり、通話料が高くなったりすることがあるため、契約前にきちんと確認して普段の使い方と併せて検討しましょう。

3.スマホと自宅のネット回線をまとめる

自宅でインターネットを使用する頻度が高い人は、スマホと自宅のインターネット回線を同じ通信会社のものにまとめると割引対象になることがあります。外出先でネットをあまり使わない人は、データ通信容量が少ない料金プランに見直しても良いでしょう。

4.格安SIMとモバイルWi-Fiを併せ持つ

自宅でも外出先でもインターネットなどのデータ通信をするけれど通信速度を求めない人は、スマホを格安SIMに切替え、自宅でも外出先でも使うことができるモバイルWi-Fiを併せて利用することもおすすめです。モバイルWi-Fiは固定回線よりも安く、1ヵ月あたり100GB以上のデータ通信が使えるものもあり、持ち運びができるのでスマホの使用料金と併せて固定費を抑えることができます。

5.不要なオプションを契約していないか項目を見直す

スマホの契約時、もしくは機種変更時に、割引の条件として複数の追加オプションをすすめられ、加入することがあります。オプションを利用していないのに、利用料を支払い続けている場合もあるので、料金明細を確認して不要なオプションは解約しましょう。ただし、中にはトラブル時に必要なサポート関連のオプションもあるので、きちんと内容を確認してから解約するようにしてください。

日用品の買い物時の節約方法4選

日用品の買物時の節約方法4選

せっかく日々の光熱費や食費を抑えても、衝動買いなどで無駄遣いをしてしまってはお金が貯まりません。服や趣味関連のもの以外に、日用品の買い物術をご紹介します。

日用品の買い物時の節約方法
  1. 使いまわしできるアイテムを選ぶ
  2. いつも買う日用品はまとめて買う
  3. 買う前に必要なものか考える
  4. フリマアプリで不要なものを売る

1.使いまわしできるアイテムを選ぶ

掃除関連のアイテムは、風呂には風呂用洗剤を、キッチンにはキッチン専用の……というように、場所別に分けて買うよりも、コストパフォーマンスが良く、使いまわしの良い重曹やクエン酸、せっけん、中性クリーナーなどを使用しましょう。食器はアクリルたわしを使えば食器用洗剤なしで汚れを落とすことができます。また、古い肌着やタオルも立派な掃除用具となりますので、捨てずに再利用しましょう。

2.いつも買う日用品はまとめて買う

日用品を補充しようとドラッグストアやスーパーに寄ると、リップクリームやお菓子などついついプラスワンアイテムを購入してしまう人も多いはず。洗濯用洗剤、ゴミ袋、ラップなど、普段使用している定番の日用品はリストアップしておき、給料日後に、なくなりそうなものだけをまとめて購入することで、無用な買い物をする機会を減らすことができます。

3.買う前に必要なものか考える

服やアクセサリー、化粧品など、ついつい買ってしまうものはありませんか。我慢のしすぎはよくありませんが、なるべく無用な買い物をしないように「それが本当に必要なのか」ひと呼吸置いて考えるクセをつけましょう。

今持っていないものか、すでに持っているが買い替えが必要なものか、すでに持っているものでもバリエーションを増やすべきものか、また、それを買うことで自分にどのようなメリットがあるかを考えてみてください。100均の便利グッズのように「今は必要ないけれどもあれば便利」は言葉どおり「今必要ない」ものです。自分の生活で困っていることを助けてくれる「必要なもの」だけに絞って買うことで、無駄遣いが減り、節約につながります。

4.フリマアプリで不要なものを売る

家にある「すでに買ってしまったもの」に対しても目を向け、不要なものはフリマアプリなどで売りましょう。家の中にものが多いと片づけるための整理棚やハンガーなど、また新たな買い物のきっかけを生みます。必要なものを必要な量だけ、身の回りに置くようにしましょう。

そのほかの節約方法4選

そのほかの節約方法4選

最後に、これまで挙げたもの以外にも見落としがちな節約術をご紹介します。

そのほかの節約方法
  1. 保険に加入しすぎない
  2. 日々の体調管理に気をつける
  3. 上手に節税をする
  4. 希望条件と見合わせながら安い家賃の家を選ぶ

1.保険に加入しすぎない

火災保険や自動車保険など何かあったときのための保険は最低限必要ですが、医療保険のように会社員であれば健康保険に加入していますし、高額療養費制度だけではなく、傷病手当金や労災保険などの保障(補償)があるので、医療保険に入りすぎる必要はありません。結婚や出産などのライフステージの変化によって死亡保障などの保障内容の見直しをすれば良いので、今の自分に必要なものだけを契約しましょう。

2.日々の体調管理に気をつける

健康保険があるとはいえ、病気やケガでの通院費用はお金がかかりますし、また仕事にも支障が出てしまいます。そのため日々の体調管理に気をつけることが節約の第一歩です。歯科検診や婦人科検診も定期的に行いましょう。

3.上手に節税をする

税金においても節約はできます。先述したとおり、ふるさと納税は自治体に寄附することで2,000円の自己負担分を引いた金額が所得から控除され、住民税も税額控除されます(※)。そして、寄附をした自治体からは返礼品を受け取ることができます。投資運用をする場合も、iDeCo(個人型確定拠出年金)や新NISAの「つみたて投資枠」や「成長投資枠」で税制優遇を受けながら年金の上乗せや資産運用ができるのでチェックしてみましょう。

  • 控除を受けるためには、確定申告もしくはワンストップ特例制度の申請が必要です。また、所得により上限があります。

4.希望条件と見合わせながら安い家賃の家を選ぶ

固定費の中でも最も大きな割合を占める家賃は、引越す前に十分に検討しておきたい費目です。家賃は手取り収入の30%以内に抑えることで、貯蓄がしやすくなります。例えば手取り収入が20万円なら6万円前後を目安にしましょう。家賃には、物件の賃料のほかに、共益費や管理費などが別途かかることもあり、それらも含めて手取り収入の30%以内に収まるように物件を選びましょう。

しかし家賃を重視しすぎて、勤務先まで通いにくい、近くにスーパーがないなど、交通費や食費などのコストが余計にかかってしまっては、本末転倒です。また防犯面や街の治安なども気を付ける点といえるでしょう。自分にとって譲れない条件と家賃を比べて、優先順位をつけてから物件を選びましょう。

物件選びの際に、立地や間取りだけでなく、設備もチェックしておくと節約につながる場合があります。収納が多かったり、エアコンや照明器具があらかじめ設置されたりしていると、新たに家具・家電を購入する費用負担が減ります。

まとめ

まとめ

日々の節約術はまだまだ日常生活の中にあります。自分のライフスタイルに合わせて、創意工夫を重ね、気負わずに節約を楽しみながら将来のために貯蓄や投資運用をしてみてください。

クレジットカードのポイントを賢く利用し、家計簿アプリで日々の支出を見直すことも今から手軽に始められる節約術です。三井住友カードを活用しながら、毎月の光熱費や固定費の支払いでもポイントをザクザク貯めて、賢くお得に貯蓄してみてはいかがでしょうか。

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