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インスタグラマー「ののこ」さんに聞いた!ちょっとした意識でうまくいく主婦向け節約術

インスタグラマー「ののこ」さんに聞いた!ちょっとした意識でうまくいく主婦向け節約術

インスタグラマー ののこさん

インスタグラマー

ののこ

元浪費家夫婦が家計を見直し貯金0から2年で300万円貯金達成!!インスタグラム(@nonoko_16)ではフォロワー数20万人以上。
アラサー夫婦+10歳差姉弟の4人家族。

著書「スッキリ家事でお金を貯める!」(小学館刊)

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「節約」と聞くだけで、なんだか大変そう、ストレスが溜まりそう、細かいことは苦手、始めてみたいけどなにから手をつけたらいいのか分からない、と二の足を踏んでしまう人も多いかもしれませんが、節約とは、生きていく上で無駄なお金を支出しないようにする必要な生活術のひとつ。
今回は、借金300万円、貯金ゼロの状態から節約を始め、2年で300万円貯めたフォロワー数20万人を超えるインスタグラマー・ののこさんに節約ビギナーにも理解しやすい節約術を聞いてみました。

INDEX

自分たちにとって必要なお金を把握する必要性

お金は現代社会において生活をしていくためには必要不可欠なもの。節約を始めるきっかけは人それぞれで、欲しいもののために始めることもあれば、必要に迫られて始める場合もあります。どのような理由にせよ、必要な金額の数字を把握できれば、自分が次にするべきことが見えてきます。

Q:ののこさんが節約を始めたときの状況はどのようなものでしたか?

結婚後、出産のために仕事をやめ、それまで別財布にしていたものをひとつにしたところ夫の300万円の借金が発覚し、必要に迫られて節約を始めることになりました。家計を見直そうとするも、なにから始めたら良いのかも分からない状態。何かしなければと、ファイナンシャルプランナー3級の資格を取ったり、ネットで節約術を調べたりしました。

もともと節約とは無縁の生活を送っており、むしろ、お金を使う方が好き。洋服も大好きでよく買っていましたし、外食に行くことも多く、貯金もゼロでした。夫の借金発覚がなければ、今も同じ生活を続けていたと思いますね。

節約を始め、1年目で130万円、2年目で300万円貯めることができました。今は、ふたりの子どもたちのための教育費として、上の子が大学に行くまでのあと5年間に貯金400万円にする目標を設定しています。下の子には1歳の頃から積立NISA(ニーサ)をしています。

Q:目標設定はなぜ重要ですか?どんな効果やメリットがありますか?

目標設定をすることで、それまでは漠然としていた「自分たちが将来どのように生きて行きたいか」というライフプランが明確になります。
例えば、私たち夫婦が決めていることに「子どもたちに迷惑をかけない」というものがあります。子どもたちに必要な教育費の備え、そして自分たちの老後の備え。子どもたちに迷惑をかけずに生きていくには現実的にいくら必要なのかと考え、具体的な金額を出すことで、自然と目標金額設定がしやすくなります。
そして、目標設定が具体的であるほど、なぜ節約するのか、なぜお金を貯めるのか理由を自分で理解できるのでやる気も出ますね
家族や夫婦で将来のことや資産についてよく話し合うことにより、それぞれに当事者意識が生まれ、夫も節約思考へ変化してきました。貯蓄できた金額を通帳で見ることによって、日々の積み重ねで自分でもこれだけ貯めることができるんだ、と実感できたのも大きかったようです。いまでは、なにか欲しいなと思っても「それはいま本当に必要?」と優先順位を意識させてくれます。

支出をきちんと把握する

支出をきちんと把握する

毎月、出て行くお金には2種類あります。ひとつは固定費。家賃やローン、通信費、保険料など、毎月一定額かかるものです。もうひとつは変動費、月によって支払額が異なるものです。食費や光熱費、洋服代、娯楽費用などが含まれます。家計の収入から、それぞれにどれくらい支出しているのか、お金の流れを把握しておくだけでも節約への第一歩になります。

Q:ののこさんの考える、固定費を見直すメリットとは?

固定費を見直すことはかなり手間と時間がかかる場合もありますが、一回削ると効果が大きく、長く続くという点が最大のメリットです。
私が節約を始めたとき、まず固定費を見直して削りました。見直した固定費の中に夫の保険料があります。営業の方に勧められた保険にもいくつか入っており、その保険料や内容を照らし合わせ、重複している補償オプションなどを外したり、保険自体を解約したりして、整理しました。
本当に面倒な作業で、完了するまで1年ぐらいかかりましたが、月に1万5千円ほど、年間18万円と大規模に節約することができました。

同じように、通信費も見直すとかなり削減できる場合があります。使っていないオプションに毎月お金を払い続けていることもあるので定期的に見直すと良いです。我が家では携帯電話のキャリアやプランを見直し全員格安SIMに変更しました。これによって、月々2万5千円ほどかかっていた通信費を月々8千円まで下げることができ、年間で見ると20万円以上の節約になります。

Q:変動費を見直すと分かることは?

変動費は固定費と違い、変化があったときにすぐ振り返ることができるのが大きなポイントです。ガス代が前の月より高ければ、なぜ高くなったのかという原因を振り返り、すぐに改善点を探し実行することができます。家族全員がお風呂に入り終わるまで使うガスですが、順番に時間を置かず入れば、ガスを無駄に使うことはなくなりガス代を減らせます。月々の金額としては大きくないかもしれませんが、変動費それぞれを年単位でまとめて見ると大きな金額になります。

子どもの塾の費用など、年齢とともに上がるものもあれば、それとともに削れる部分も出てきます。例えば、子どもが大きくなり時間の余裕ができれば、作り置きをするなどして、外食を削ることも可能になります。以前は外食も含めて月に6~7万円食費がかかっていましたが、現在は作り置きをすることによって食費を2万円台に抑えることができています。

ののこさんが節約ビギナーにおすすめする節約ワザ

ののこさんが節約ビギナーにおすすめする節約ワザ

「最初から高いハードルの節約を始めてしまうと、長続きしにくく余計にストレスが溜まってしまうのでおすすめしません」と言うののこさん。初心者でも始めやすく、かつ節約に少しずつ慣れていくことができる節約ワザをお聞きしました。

節約ワザ・その1

節約超初心者におすすめ「365日貯金シート」

1から365までが描かれたシートのマスと同じ金額だけ貯めていく貯金シート。
貯めた金額(数字)のマスを埋めていきます。例えば、その日のお財布に1円があれば1のマスをつぶす、150円あれば150のマスをつぶす。全部のマスが塗りつぶされた時には66,705円が貯まることになります。
お財布に入っていた小銭を貯めていくことができるので、手軽に無理なく続けていくことができます。貯金や節約は苦手、という人でも続けることができると人気の貯金術です。

  • 「365日貯金シート」はののこさんのサイトからDLすることもできます
節約超初心者におすすめ「365日貯金シート」

節約ワザ・その2

買物に行かない日を作る

出かけた先で、ついつい買ってしまうものが意外と多かったりするのが現実です。例えば100円ショップ。100円だから…と、100円マジックにかかってしまい気づいたら必要ないものや子どもにせがまれたお菓子をたくさん買っていた、なんてこともありました。
「今日はお金を使わない」「買物に行かない」という日を作ってみましょう。お金を使わない日を作ることで、その日の節約はもちろん、ほかの日に使うお金も意識できるようになり、全体的な節約意識に繋がります。

節約ワザ・その3

メインバンクをまとめる

メインバンクを決めてまとめておけば、各口座からお金を出し入れする際の手数料などを節約することができます。また、口座は、給与受け取り用、支払い用、貯蓄用など最初から分けておくだけでお金の流れを管理・把握しやすくなります。
利息が高いものやポイントが付くもの、便利なサービスや特典が付いてるものなど多種多様にありますが、自分のライフプランに合ったものを選ぶと良いでしょう。
また、ATMを使う機会が多い方なら、現金利用をなるべく減らし、キャッシュレス決済を取り入れるのも節約になりますね。

ストレスが溜まっては節約の意味がない!楽しく節約するコツとは?

最初から、無理をしたりハードルの高い節約ワザをしたりしないようにすることです。すべてを切り詰めるのではなく、毎日使うものはちょっと良いものを使うようにするとモチベーションを維持することができます。
キッチンに立つ時間が長めなので、ちょっと良いエプロンや、気に入ったお皿を購入したりしています。自分の物への物欲はだいぶ減りましたが、それでもたまに欲しいな!と思うものが出てくることも。そんな時は、不用品をフリマサイトなどで売って事前に貯めている自分の物欲用資金から良いコスメを買ったり、美容院に行き自分の時間を作ったりしています。最近は家にいる時間が多いのでずっと我慢していたゲームを買ったりもしました。

さまざまな予期しない状況が起きて、普段より貯蓄ができなかったり支出が多くなったりすることもあります。しかし、お金はいざというときのために貯めているもの。必要なときにちゃんとお金を使うことも大切です。貯金を使うことを悪いことだと思わないようにしましょう。

まとめ

節約はちょっとした普段の意識の積み重ねでずいぶん変わってくるものです。今回教えていただいた節約ワザも気軽に始めることができるものばかり。自分の欲しいもの、家族に必要なもの、まずはハードルの低い節約術から始めてみるのはいかがでしょうか?

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