上手な貯金の鍵はキャッシュレス?お金の管理を賢く行う仕組み
キャッシュレスを活用した家計簿アプリやお釣りアプリが普及し、貯金がしやすい時代になりました。
キャッシュレスで上手に貯金や収支管理をしたい人にとって、「現金とどちらが貯金しやすいのか」「上手に貯金できる仕組みはあるのか」は気になるところですよね。
今回は、キャッシュレスによって上手に貯金ができる仕組みについて解説していきます。現金にはないメリットを活用して、上手に貯金をしていきましょう。
INDEX
キャッシュレス派は現金派よりも貯金が上手
複数の調査結果から、キャッシュレス派は現金派よりも貯金が上手であることがわかっています。
2019年10月にあおぞら銀行が行った調査では、キャッシュレス派の40%、現金派の27%が「思い通りに貯金ができている」と回答しています。
また、JCBが行った「1年間で増やせた貯金額」の調査でも、キャッシュレス派は47万円、現金派35.5万円という結果で、年間10万円以上も多く貯金できていることがわかります。
なぜ、キャッシュレス派のほうが貯金が上手なのでしょうか。
キャッシュレス派が貯金しやすい2つの理由
キャッシュレス派が貯金しやすい理由は、PFMによってお金の流れを1つのアプリで管理し見える化できることや、API連携によって挫折せず続けられることが挙げられます。
PFMとAPIについて、具体的に解説しましょう。
PFMによってお金の流れを見える化
PFM(Personal Financial Manegement)とは、家計簿アプリのような個人資産を効率的に管理できるシステムのことです。自分が保有している現金・有価証券などの資産やクレジットカードなどの支出を一元管理し、見える化できます。
- 支出ごとの取引明細が残るため、無駄な出費が一目でわかり、節約意識が高まる
- お金が増えていくことに喜びを感じるようになる
このように収支管理を意識するようになるため、貯金がしやすくなるのです。
APIによる自動化によって、挫折することなく家計管理を続けられる
API(Application Programming Interface)とは、アプリ連携によって情報を共有させることです。PFMとクレジットカードや銀行口座などのアプリを連携させることで、自動的に収支や資産が共有されるので、自分で入力する必要がなくなります。
- 商品購買履歴
- 自動引き落とし
- 翌月のカード決済
など自分で管理するのが手間な支出も、APIによって簡単に一元管理できるようになります。
現金取引の場合は、お金の動きをすべて自分で家計簿に記入しなければならないため、その面倒さから挫折する人が多いようです。
マネーフォワードによる調査でも、男性の5割、女性の7割が家計簿を継続してつけることに挫折しています。APIを利用すれば情報が自動連携されるので、収支管理が継続しやすくなり、収支を上手に管理することで、計画的に貯金ができるようになります。
キャッシュレスで賢く貯金しよう
キャッシュレスで効率的に収支管理ができ、賢く貯金できます。
- お金を使っている感覚があまりないから、感覚が麻痺しないか不安だ
- 浪費しそうで不安だ
これらは、PFMが発展した現代においてはもしかしたら時代遅れの考え方であるのかもしれません。これからは、キャッシュレスとPFMを活用することが、「賢いお金の貯め方」と言われるようになりそうです。
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