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よりみちでヒトトキ ~470円の至福~ 銭湯にプール!?泳げる銭湯「アクア東中野」

    よりみちでヒトトキ ~470円の至福~ 銭湯にプール!?泳げる銭湯「アクア東中野」

    「よりみちでヒトトキ ~470円の至福~」では、みなさんにぜひ足を運んでほしい銭湯をテーマごとにご紹介。
    今回は、「東京銭湯 -TOKYO SENTO -」が運営している埼玉県川口市にある銭湯『喜楽湯』の番頭ゆうすけ(写真右)とけんゆう(写真左)がご案内します!

    第6回目のテーマは「銭湯×プール」
    普通、銭湯の湯船で泳ぐと怒られますよね?大人の皆さんなら、「そんなの当たり前じゃないか!」と思われることでしょう。

    ところが東中野にある銭湯「アクア東中野」は、銭湯なのにプールがあるんです。つまり、泳げる銭湯!ということで今回は、世にも珍しいプール付き銭湯の全貌をご紹介していきます。

    お風呂やサウナで癒しの時間を過ごせるだけでなく、裸のままプールで泳ぐ体験は、なかなかほかにはない開放感が味わえますよ!

    INDEX

      名物の屋外プールで身も心も解放させよう!

      屋内プール

      JR総武線「東中野駅」から徒歩2分の駅近銭湯「アクア東中野」は、設備の豊富さが特徴です。

      なかでも目を引くのが、大きなプール!大人でも十分に泳ぐことができる広々スペースです。

      大きなプールを堪能するけんゆうさん

      そこにプールがあれば、大人も子どもも思わず泳いじゃいますよね

      実は、「アクア東中野」は僕が普段からよく利用させてもらっている銭湯さん。プールを見る度に、ついつい番頭目線で「掃除が大変そうだな……」と思ってしまうのですが、いつ来てもすごくキレイにしてらっしゃって尊敬します。

      プールで寛ぐゆうすけさんとけんゆうさん

      プールの温度は常温(季節によって変動)のため、水風呂と違って急激に体を冷やしません。だからこそ、ゆっくり入っていられます!
      水中歩行しても良し、泳いでも良しです!

      今回は撮影のため水着を着用していますが、通常は裸で入ります。裸で泳ぐ開放感は、なかなか経験できない気持ち良さ!

      プールサイドに腰掛けてぼーっとするのも、最高の時間の過ごし方です。
      半屋外になっているので、天候次第では降り注ぐ雨や雪の中で泳ぐこともできます(雨や雪の日になるとやってくるお客さんもいらっしゃるそうです!)。

      小さめだが十分広さのある女湯のプール

      女湯のプールは男湯よりは少し小さいサイズですが、十分な広さがあります

      軟水の炭酸泉で疲労回復!

      炭酸泉の湯舟

      「アクア東中野」には、男女ともに炭酸泉があります。
      炭酸泉に1回10〜15分、これを2〜3回繰り返すことで、疲労回復を促進することができます。

      お湯に溶け込んだ炭酸ガスが体内に吸収されると、血管を拡張して血流を促してくれると言われています。
      そのため、炭酸泉の温度は38度と普通のお風呂に比べれば低めの設定ですが、身体の芯からポカポカになるんですよ!

      熱めのお湯が苦手な方でもゆっくりと入っていられる温度なので、ぜひ試してみてください!

      軟水の効能が書かれたポスター

      さらに「アクア東中野」では各浴槽やシャワーなど、すべてのお湯に軟水を使用しています。
      軟水は肌への刺激が少なくリラックス効果があるとされ、入浴後の寝つきがよくなるとのこと……!睡眠の質が上がることで、疲労回復の増進がより期待できるのです。

      プールも炭酸泉も満喫したし、そろそろ上がろうかな〜。と、なるのはまだ早い!!

      「アクア東中野」はプールと炭酸泉だけじゃない!!

      プールと炭酸泉だけでも十分満足できるのですが、それだけで終わらないのが「アクア東中野」。ほかにも充実した設備をご紹介していきます。

      大きな窓が特徴的な開放感のある浴室

      大きな窓のおかげで、開放感のある浴室。
      日中は陽の光が入ってくるのでとても気持ちがいいです。自然光、最高……!

      備え付けのシャンプーとボディーソープ

      浴室内には備え付けのシャンプーとボディソープが置いてあります。

      レンタルタオルもあるので、手ぶら入浴が可能です!

      テレビが設置された浴室

      男湯の浴室にはTVが設置されています

      寝風呂やリラックスバス

      寝風呂やジェットが付いているリラックスバスなども

      高めの温度で設定された浴槽

      あつ湯好きには嬉しい43度設定の浴槽もあります

      露天風呂

      さらに、屋外スペースにはプールと並んで露天風呂まであるんです!

      日替わり薬湯の看板

      露天風呂は日替わりの薬湯になっています。
      露天風呂とプールの交互浴は、無限にループできちゃう気持ち良さです。

      女湯に設置された「シルク風呂」

      さらにさらに、女湯にはシルク風呂もあるんです!
      ちょっと設備の豊富さがすぎません……?

      シルク風呂は超微細な気泡が毛穴に入りこみ、お肌を磨き上げてくれると言われる女性に嬉しいお風呂!
      お風呂でリラックスしながら美容にもいい贅沢なお湯です。

      もちろん、サウナもあります!

      モニター完備の広いサウナ

      男湯のサウナは、10人以上は入れそうな広〜いサウナ。小さいけれど、しっかりモニターも付いています。

      湿度が高めで温度が低めに設定された「コンフォートサウナ」

      一方、女湯には「コンフォートサウナ」という湿度が高めのサウナがあります。温度は80度程度と低めの設定で湿度が高いので、暑いサウナが苦手な人でも苦しくなく入りやすいのが特徴です。

      冷却装置の付いた水風呂も完備

      プールとは別で、冷却装置のついた大きな水風呂もあります。
      水風呂の温度は15度と低めの設定なので、冷たい水風呂が好きなサウナーさんも満足できるのではないでしょうか!水風呂が苦手な方は、プールへGO!

      サウナの後、プールにぷかぷか浮かんでゆったりするか、冷たい水風呂でシャキッと引き締めるか……こんなに贅沢な2択で悩めるのは「アクア東中野」ならではです。

      様々なアメニティが用意されたフロント

      フロントでは、石鹸などアメニティの販売もあります

      休憩スペースにはマッサージチェア

      フロント近くの休憩スペースにはマッサージチェアがあり、ドリンクも種類が豊富!ビールも販売されています。
      カップルで来ても、ここでゆっくりしながら待ち合わせができるのはうれしいポイントですね。

      まとめ

      プールや炭酸泉、広々サウナや豊富なお湯など、うれしい設備が豊富な「アクア東中野」。

      これだけ設備が多いと、日々のメンテナンスや清掃もすごく大変なはず……。これが470円(税込)で利用できるなんて、本当にありがたい…!!同じく銭湯を運営する身としては、心から尊敬するばかりです。

      秋の夜長には、月明かりを眺めながらプールに浮かんだり泳いだり、サウナで汗を流したり……銭湯でホッとするヒトトキを過ごしてみるのはいかがでしょうか!

      取材:中橋悠祐(東京銭湯)/湊研雄(東京銭湯)
      執筆:中橋悠祐(東京銭湯)
      撮影:飯本貴子
      <取材協力>
      ・アクア東中野

      銭湯情報

      アクア東中野

      アクア東中野

      住 所 :〒164-0003 中野区東中野4-9-22
      電 話 :03-5330-1126
      営業時間:【火~日曜】15:00~24:00
      定休日 :月曜日
      ※祝日の場合は翌日休

      入浴料金:
      大人:470円(税込)
      小学生:180円(税込)
      幼児以下:80円(税込)

      サウナ込み料金:
      大人:960円(税込)
      小学生:480円(税込)
      幼児以下:380円(税込)
      ※記載している価格は取材当時の金額です。

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        - TOKYO SENTO -

        2015年に銭湯特化型のウェブメディアとして誕生。独自の企画・取材記事のほか、企業コラボやイベント情報など、幅広く銭湯にまつわる情報をお届けしている。おもに10~30代の若年層をターゲットに、おもわず銭湯に行きたくなるような、銭湯の魅力を伝える記事を配信中。

        ※別ウィンドウで東京銭湯 - TOKYO SENTO -のサイトへリンクします。

        中橋悠祐(なかはし ゆうすけ)

        株式会社東京銭湯、喜楽湯の番頭。東京銭湯立ち上げメンバーで喜楽湯の番頭として運営を担当。銭湯運営をしながら、ポエトリーバンド『筆記体』・アイリッシュバンド『モンロー』のメンバーとしてバンド活動もしている。

        湊研雄(みなと けんゆう)

        吉本興業所属/喜楽湯番頭。
        大学上京で銭湯にハマり上野寿湯などで銭湯の仕事をし始める。大学は中退し、吉本興業に所属。それと同時にリトルサンパウロというコンビ名で幼馴染と漫才を6年間したが解散。現在は喜楽湯での仕事が主な活動となっている。

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