あなたの「?」が「!」に変わる場所「ヒトトキ」

キャッシュレスで便利になればなるほど、
新たに生まれる疑問や不思議。

そんな疑問や不思議の解消を
三井住友カードがお手伝いします。

あなたの毎日に、実りのあるひと時を。

今日はどんな発見があるだろう?
あなたの「?」が「!」に変わる場所「ヒトトキ」

ライフスタイルに彩りを。スポーツ自転車の魅力をオリンピアン竹谷賢二がアドバイス

    ライフスタイルに彩りを。スポーツ自転車の魅力をオリンピアン竹谷賢二がアドバイス

    ここ数年、街や郊外でよく見かけるスポーツ自転車。一般自転車(ママチャリ)よりスピードが速く、長い距離を快適に走れるので、通勤・通学やフィットネス、休日のロングライド(遠乗り)を楽しむ人が増えています。風を切る爽快感、見知らぬ場所を旅する冒険心は、ライフスタイルにピリッとした刺激をプラスします。ドアを開ければ目の前はすぐフィールド、そんな手軽さも魅力です。アテネ五輪MTB代表で、NHKの自転車番組でも活躍する竹谷さんに話を聞きました。

    INDEX

      アメリカで人気のオープンロードバイクは、使い勝手のいいオールラウンドプレイヤー

      スポーツ自転車には、舗装路をハイスピードで走れる軽量なロードバイク、山道やダートを走れる太いタイヤを装着したMTB(マウンテンバイク)など、それぞれ得意なジャンルあります。なかでも、ここ最近注目されているのが、ロードバイクと似た軽く強靭なフレームに、ドロップハンドル、サスペンション機構、太めのタイヤを備えたオープンロードバイクです。「アメリカを中心に広がってきた新ジャンルで、ロードバイクのように速く、さらにオフロードも走れます。どんな使い方にも応えてくれるので、『乗る人の心がオープンになる』楽しさに溢れています」(竹谷)。

      Mwn's Diverge Comp E5 イメージ

      アメリカの一流ブランド、スペシャライズドのオープンロードバイク「Mwn's Diverge Comp E5」(メンズ ディバージュ コンプE5) 194,400円(税込)。

      Mwn's Diverge Comp E5 イメージ

      フレームとハンドルをつなぐステアリングコラムにサスペンション機構を装備。走行中の路面の段差のショックを吸収してくれます。

      Mwn's Diverge Comp E5 イメージ

      タイヤはロードバイクより太く、MTBより細いタイプを装着。軽い転がり性能と適度なクッション性があって、乗り心地が快適です。

      Mwn's Diverge Comp E5 イメージ

      ブレーキはクルマやオートバイと同じディスクブレーキ方式。スピードの加減速がしやすく、急ブレーキ時も良く止まります。

      Mwn's Diverge Comp E5 イメージ

      ギヤは22段変速。軽いギヤから重いギヤまで幅広く揃っていますので、勾配のきつい坂道でもペダルを軽く漕げます。

      エントリー~ミドルグレードで十分
      まずは扱いを覚えましょう

      スポーツ自転車の値段は10万円台から高価なモデルは100万円するものまでさまざまです。高価なモデルは、フレームがより軽く、付くパーツも高性能です。ただ、高価ゆえに、「走行時に自転車にキズがつくのでは?もったいない……」と取り扱いに気が引けてしまう人も多いです。「最初はガンガン乗って扱いを覚えるという意味でも、価格は気にせずにいきましょう。スポーツ自転車は楽器の世界と似ていて、良い音色を奏でるには演奏者(自分)が上達していくことが大切です」(竹谷)。エントリー~ミドルグレード(初中級者)のモデルでも、一般自転車より走りは格段に上。「え、こんなに気持ちよく走れるの」と新しい世界が広がります。

      Men's Diverge Expert イメージ

      竹谷さんが乗っているのは、上位モデルの「Men's Diverge Expert」(メンズ ディバージュ エキスパート) 421,200円(税込)。高性能なパーツが付いた上位モデルです。

      サイクリストの必需品は、
      身体を守る安全装備とパッド付きパンツ

      身に着けるもののポイントは2つあります。ひとつめは安全な装備です。スポーツ自転車は時速20~30km超で走れますから、頭部を守るヘルメット、手を守るグローブ、目を守るアイウエアをそろえましょう。ふたつめは服装です。身体にある程度フィットして、汗を逃がしてくれる透湿性の高いウエアがあると便利です。最初はランニングウエアやアウトドアウエアで代用し、乗る距離や時間が長くなってきたら専用ウエアを揃えると良いでしょう。ただ、パンツは最初から厚手のパッドが付いた専用品を履くのがおススメ。スポーツ自転車のサドルはクッションが硬めで、長時間座っているとお尻が痛くなりやすいのですが、それを防ぎます。着こなしの一例として、パット付きパンツを、ショートや七分丈パンツの下に重ね履きしてる方も多いです。

      サイクリストの必需品 イメージ

      購入と同時にヘルメット、グローブ、アイウエアを。運動すると汗をかきますから、飲み口の開閉がワンタッチでできる自転車用ボトルもあると便利です。

      サイクリストの必需品 イメージ

      自転車専用のパッド付きパンツ。お尻の部分の裏地に厚みのあるクッションが付いていて、痛みの悩みを解消してくれます。

      サイクリストの必需品 イメージ

      竹谷さんのウエアは、ランニングブランドのSaysky(セイスカイ)。足元はソールのしっかりしたスニーカー。動きやすい格好を心がけましょう。

      社会人のひとりとして、
      遊び方のマナーも身に着けましょう

      日本では自転車を歩行者の延長と捉えている人が多いようです。しかし、自転車は道路交通法上は軽車両に分類され、歩道の走行は原則として禁止されています。クルマと同じく車道を通行し、車道ではいちばん左側の車線の左側端を走るよう定められています。「逆走」はもってのほか、交差点では2段階右折します。また、自転車は歩行者やクルマに対して事故のリスクが発生する乗り物ですので、購入と同時に保障も検討しましょう。自転車専用の自転車保険が登場しています。

      竹谷さんはスポーツ自転車の楽しさをこう話します。

      スポーツ自転車の楽しさを語る イメージ

      身体を動かす楽しさ

      ペダルを踏めば走り、誰もが手軽にスポーツできます。

      乗り物としての魅力

      ドライブやツーリングを楽しむように、乗ること自体が楽しい。

      機材としての魅力

      無駄を削ぎ落したシンプルなスタイリングが、モノとして単純にカッコいい。

      スポーツ自転車 イメージ

      車道に出れば、加害者にも被害者にもなり得る自転車。自転車保険などの加入も忘れずに。安全運転を心がけましょう。

      スポーツ自転車は、定期的にメンテナンスすれば10年先、20年先も乗ることができます。あなたのライフスタイルに豊かな彩りを添える、“これから”の良きパートナーに相応しい乗り物です。余暇を利用して、じっくりと楽しさを味わってみてはいかがでしょう。

      自分の脚で走り、見つける──
      新たな出会いもサイクリングの醍醐味

      神奈川県・丹沢の「オギノパン」 イメージ

      慣れてくれば週末100kmのロングライドもラクラク。写真は神奈川県・丹沢の「オギノパン」。自転車乗りの間で有名なパンのおいしいスポット。

      神奈川県・丹沢の「オギノパン」 イメージ

      「オギノパン」の名物は、あげぱんや丹沢あんぱん。サイクリング中のエネルギーをチャージするのにもってこい。

      神奈川県・丹沢の「オギノパン」の荻野さん イメージ

      「オギノパン」の荻野さん(写真左)。休日にロードバイクに楽しむ自転車乗りで、ついつい話も弾みます。思いがけないハッピーな出会いも、サイクリストの“あるある”です。

      ※記載している価格は取材当時の金額です。

      Writing by Dan Tanaka
      Photographs by Chicken Shinoyama

      オギノパン
      住所:神奈川県相模原市緑区長竹2841
      電話:042-780-8121
      営業時間:9:30~18:30
      定休日:年中無休

      http://www.ogino-pan.com/
      ※別ウィンドウでオギノパンのサイトへリンクします。

        この記事が気に入ったら

        いいね!

        Share

        竹谷賢二 イメージ

        竹谷賢二

        MTB全日本選手権優勝4回、MTBアテネ五輪日本代表。2009年の全日本選手権を最後にプロMTBレーサーを引退後、スペシャライズド・ 契約アドバイザーとしてスポーツバイクの普及と発展を目指して活動中。現在、放送中の自転車情報番組『チャリダー★快汗!サイクルクリニック』(NHK BS1)にサイクルアドバイザーとして出演。

        おすすめの記事

        TOP