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話題の絶景スポットで挑戦!プロのカメラマンに教わる、スマホで夜景を上手に撮るコツ

    話題の絶景スポットで挑戦!プロのカメラマンに教わる、スマホで夜景を上手に撮るコツ

    INDEX

      いくつになっても、訪れる度にテンションが上がる絶景スポット。夜は街の灯りがキラキラと瞬き、日中とは異なるロマンチックな景色に心が奪われます。特に冬の夜は、空が澄んでいて夜景が一層キレイな時期。

      そんな美しい夜景を写真に収めようとスマホのシャッターを押すけれど、ブレていたり、夜景をバックに自撮りしたらせっかくの景色が暗かったり……なぜか上手に撮れない(泣)。それではせっかくの記念が台無しですよね。そこで、スマホカメラで上手に夜景を撮るコツを、プロのカメラマンにレクチャーしてもらいました!

      今回撮影に訪れたのは、2019年11月1日(金)に開業した「渋谷スクランブルスクエア」にある展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」。渋谷エリアで最も高い約230メートルのパノラマビューを楽しむことができる、今話題のスポットです。

      展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」

      屋上展望空間「SKY STAGE」からは360度景色を見渡せ、解放感抜群!正面には東京タワー!あっちにはスカイツリー!真下にスクランブル交差点が!!東京の夜景をぐるりと見渡せる贅沢な眺望に、到着するなり早速興奮しっぱなし!

      屋上展望空間「SKY STAGE」のハンモック

      ハンモックもあり、オープンエアで寝ころびながら空を眺めることもできます。これはかなり貴重な体験!

      撮る前の事前準備をチェック!

      撮る前の事前準備をチェック

      さっそく絶景ポイントで夜景の撮影をスタート。今回撮るコツを伝授してくれるのは、女性誌や旅雑誌、ウェブなどで活躍するカメラマンの千葉裕子さん。「まずは撮る前に、基本の準備を忘れずに」と千葉さん。

      <撮る前の準備>

      • スマホのカメラレンズと液晶画面をキレイに拭く
      • カメラアプリを入れていれば「夜景モード」に切替える

      意外と落とし穴なのが「レンズ汚れ」。夜景に限らず、スマホで撮影する際には徹底したいですね。今回アプリは使わず、夜景撮影でやりがちな失敗を事例に、スマホ(iPhone、 Android™ )の基本的な機能を使って上手に撮る方法を教わります。

      ありがちな失敗:写真がブレる

      まずはいつも通りの設定のまま、スクランブル交差点を撮ってみました。

      ありがちな失敗:写真がブレる

      画像がブレブレ……!これじゃ何を撮ったのか全くわかりません。ブレないように撮るにはどうすれば?

      撮影テクニック01:ガラスにスマホの一部をくっつける

      撮影テクニック01:ガラスにスマホの一部をくっつける

      「ガラス張りの展望台などでは、スマホを安定させるためにスマホ本体の角をガラスにくっつけるとブレにくくなりますよ」(千葉さん)

      撮影テクニック02:両手で持ってスマホを安定させる

      「ブレ防止には持ち方も重要です。片手で持つと不安定なので、片手は手のひらでしっかりとスマホをホールドしたら、もう片方の手を添えて両手でスマホを持つと手ブレが減ります。脇をしめるとより安定します」(千葉さん)

      手のひらでしっかりとスマホを持ち、もう片方の手を添える

      こちらの写真のように、手のひらでしっかりとスマホを持ち、もう片方の手を添えます。

      手のひらで覆うようにがっしり持つ

      横位置で両手で持ちづらい場合など、やむなく片手で持つときは、手のひらで覆うようにがっしり持つとブレにくくなります。

      千葉さんに教わった通り、持ち方を変えて同じカットを撮影してみると……

      スクランブル交差点

      今度はブレずに撮れました!「スマホ用三脚があるとより安定しますが、ない場合は持ち方を意識するとかなりブレが軽減できますよ」と千葉さん。それを踏まえてもブレてしまうときは……?

      撮影テクニック03:カメラの感度を上げる

      「そもそも夜景などの暗いところで撮影するときは、シャッタースピードが遅くなるため写真がブレやすくなります。そんな時は、カメラの“感度”を調整するとブレを解消できます。スマホのカメラの設定画面に『ISO速度』という機能がついていれば、それで感度を調整しましょう。ただし、感度を上げすぎると画像が粗くなるので注意してください」(千葉さん)

      「ISO速度」の設定方法

       Android Xperia左端にある表示をタップ

      今回使用した Android Xperiaの場合、カメラ画面に切替え、左端にある表示をタップします。

       Android Xperia「ISO」をタップ

      すると、画面の表示に切替わり、「ISO」をタップすると下のバーで感度を調整できます。

      ISO速度1600の設定にしてスマホで撮った写真

      ISO数が大きければ大きいほど、被写体を明るく撮ることができます。こちらがISO速度1600の設定にしてスマホで撮った写真。キレイに見えますが、景色が若干ボケて見えます。

      ISO速度3200で撮った写真

      こちらがISO速度3200で撮った写真。先ほどより背景が鮮明に見えます。

      ありがちな失敗:夜景が暗く映ってしまう

      夜景を撮ってみても、目で見ているよりも景色が暗く沈んでしまうことがしばしば。感度を上げて撮ってみても、思うようにキレイに撮れません。

      ありがちな失敗:夜景が暗く映ってしまう

      パッと見はキレイですが、ビルの天井の黒い部分が目立って、全体的に暗い雰囲気……。こんな写真になってしまうときは、どうすれば?

      撮影テクニック04:暗い部分をタップして光を微調整

      夜景全体をキレイに映したいときは、画面をタップして光の具合を調整しましょう。暗い部分をタップすると写真全体が明るくなります。逆に、明るすぎる写真の明度を抑えたいときは、明るい部分をタップすると全体が暗くなります」(千葉さん)

      撮影テクニック04:暗い部分をタップして光を微調整

      手前のビルの屋上(赤いマルの部分)をタップしたら、全体がちょうどいいバランスになりました!

      暗い部分をタップしすぎると明るくなりすぎる

      暗い部分をタップしすぎると……、こんなに明るくなりすぎちゃいました……。タップしながら好みの明るさに調整しましょう!

      ありがちな失敗:ズームアップすると画像が粗くなる

      遠く見える東京タワーをもっと大きく撮りたい!そこで、ズームで撮ってみたら写真がボケボケに。

      ありがちな失敗:ズームアップすると画像が粗くなる

      東京タワーは目立つけど、写真がガビガビ……。

      撮影テクニック05:少しずつズームする

      「ズームをしすぎるとピンボケはもちろん、画像が粗くなってしまいます。少しでも大きく撮りたいときは、対象物にピンを合わせて(画面をタップして)少しずつズームしながらボケない範囲を探しましょう」(千葉さん)

      撮影テクニック05:少しずつズームする

      少しだけズームで撮った写真。東京タワーも全体も鮮明に撮れました!

      ありがちな失敗:人物の顔が白く映ってしまう

      夜景をバックに人物入りで写真を撮ると、顔がまっ白で背景が真っ暗……なんてことも。人物入りで夜景を撮るときのコツは?

      ありがちな失敗:人物の顔が白く映ってしまう

      フラッシュを使用して撮影。人物はハッキリ映るけど、顔がまっ白に(泣)。

      撮影テクニック06:人物入りの撮影はフラッシュをOFFに!

      「人物入りで夜景を撮るときはフラッシュをOFFにしましょう。フラッシュを使うと全体や顔は明るく映りますが、光が強すぎて顔が白く飛んでしまいます。最近のスマホはオートで光を調整してくれるので、フラッシュをOFFにしてもある程度キレイに撮れますよ」(千葉さん)

      撮影テクニック06:人物入りの撮影はフラッシュをOFFに!

      フラッシュをOFFにして撮影。背景は若干明るくなりましたが、顔の白飛びは解消できました。

      撮影テクニック07:HDRをONにする

      「夜に背景が明るいところで撮影するときは、HDRという機能をONにするのも有効です。HDRとはおもに逆光の時に使うと最適な機能で、1カットにつき3枚明るさを変えて撮り、その3枚のいいところを自動で組み合わせて1枚に仕上げてくれるんです。イルミネーションなど、明るい光が近いところでの撮影でも活躍しますよ」

      「HDR」の設定方法

      「HDR」の設定方法

      Android Xperiaの場合、カメラ画面に切替え、「ISO速度」と同じように左端の表示をタップします。

      「HDR」の設定方法2

      この画面に切替わったら、画面上の「HDR」をタップします。

      「HDR」の設定方法3

      「HDR」の設定をONにすれば完了!

      最新のiPhoneは自動的にONの状態です。旧モデルでも、カメラ起動後に表示される「HDR」をタップするとON/OFFの切替えができます。

      フラッシュなし、HDRをONにして撮影

      フラッシュなし、HDRをONにして撮影。顔と背景と空がニュートラルに補正されて、全体がまとまった1枚に仕上がりました!

      撮影テクニック08:地面照明を利用しよう

      「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)の撮影スポットのように、地面の光を利用して撮るのも○。地面の照明がレフ板がわりになって、全体が明るくキレイに映ります。この時もフラッシュはOFFにして撮りましょう」(千葉さん)

      撮影テクニック08:地面照明を利用しよう

      SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)で人気の撮影スポット。宙に浮いているようなフォトジェニックな写真が撮れますよ!

      ちなみに、夜景をバックに自撮りすると、こんな感じに仕上がりました。

      フラッシュありで撮影

      フラッシュありで撮影。自撮りだと夜景はやや暗いですが、顔は白く飛びませんでした。

      フラッシュなしで撮影

      フラッシュなしで撮影。夜景は明るくキレイですが、顔がガビガビに映ってしまいました。

      「同じ設定で撮影しても、撮影する場所の環境によって仕上がりが大きく変わります。また、カメラと人物の距離によってもバックの夜景の映り方が変わることもあります。夜景を撮るときはそれを踏まえつつ、特に人物入りで撮影するときは、機能のオンオフや距離を工夫しながら撮影してみてくださいね」(千葉さん)

      最後に、プロのカメラマンが一眼レフで撮影したお手本を紹介!

      プロのカメラマンが一眼レフで撮影

      おお~っ!!さすがプロ!言葉にならないほどの美しさ!!このクオリティーに近づけるように、今回教えていただいたコツをおさえて夜景撮影にトライしてみてはいかが?

      Writing by Ayano Sakai(verb)
      Photo by Ayano Sakai(verb),Yuko Chiba

      スポット情報

      SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)

      SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)

      住 所 :東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア14階・45階・46階・屋上
      営業時間:9:00~23:00(最終入場22:00)

      入場料:
      大人(18歳以上):WEBチケット1,800円(税込)、当日窓口チケット2,000円(税込)

      https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/index.html
      ※別ウィンドウでSHIBUYA SKYのサイトへリンクします。

      ※記載している価格は取材当時の金額です。
      ※Apple、Apple Pay、iPhoneは、Apple Inc.の商標です。
      ※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
      ※Android はGoogle LLC. の商標です。

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        坂井あやの

        坂井あやの(verb)

        編集者/ライター
        編集プロダクションverb所属。雑誌やウェブで、食や酒などのグルメ記事を中心に執筆。時々地方にも出向き、ローカルグルメや穴場な酒場の発掘&取材もしています。ライフワークは、野球、銭湯サウナ、スナック探訪。

        ※別ウィンドウでverbのサイトへリンクします。

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