よりみちでヒトトキ ~470円の至福~女性目線でオススメする「萩の湯」
銭湯というと、以前まではお年寄りが行く場所というイメージが強かったのではないでしょうか。しかしここ数年で、現代的にリニューアルした銭湯が話題になったり、昔ながらの銭湯や建物自体の価値が見直されたりといった動きが活発になっています。そこで「よりみちでヒトトキ ~470円の至福~」では、みなさんにぜひ足を運んでほしい銭湯をテーマごとにご紹介します。
今回は「銭湯×女性」をテーマに、オススメの銭湯をご紹介していきます。
銭湯の案内人は、東京を中心に幅広く銭湯情報を発信するメディア「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」の編集長・木村衣里です。
今回ご紹介する銭湯はひだまりの泉「萩の湯」です。
INDEX
おすすめポイント1:駅から近い
「萩の湯」は、JR鶯谷駅の北口から徒歩3分という好立地にあります。たとえ信号に引っかかったとしても、5分もあれば着いてしまう近さ。
昔からの名残で駅からすこし離れた住宅街にある銭湯が多い中、この近さは特徴的。
しかも鶯谷駅は山手線と京浜東北線が乗り入れているため、新宿、渋谷、品川、上野、東京などなど……仕事帰りや出勤前に立ち寄りやすい、数少ない銭湯なのです。
改札を出てすぐのところにはドラッグストアがあるので、メイク落としや洗顔などを持っていなくてもご安心を。ここでサクッと買っていけちゃいます。
おすすめポイント2:朝風呂&夜遅くまで営業している
「萩の湯」の営業時間は、6:00~9:00(最終受付8:30)と、11:00~25:00(最終受付24:30)の二部構成。都内では珍しい朝風呂営業している銭湯です。その気になれば一風呂浴びてから出勤、なんて贅沢も。
そして、駅から「萩の湯」までは大きな道路沿いに歩いていくため、多少遅い時間になっても人通りや車通りが絶えることのない安心感があります。
おすすめポイント3:とにかくキレイ!
ビル型銭湯の「萩の湯」は、1階にランドリーと駐輪場、2階にあがると受付とお食事処があります。3階は男湯で、4階が女湯。
2017年5月にリニューアルオープンしたばかりのため、館内のどこを見てもピッカピカ。リニューアルから1年半経った現在も、洗い場もロッカールームも新築当時の清潔感を保っています。
おすすめポイント4:広くてゆったり浸かれる炭酸泉
とくに女性にオススメしたいのが、広くてゆったりとした炭酸泉。
炭酸泉とはその名のとおり、炭酸の溶けたお湯のこと。
“炭酸ガスがたくさん溶けたお湯のことで、体中が炭酸の気泡で包まれることから別名『ラムネ湯』などと言われる、国内では数少ない泉質の1つです。皮膚から体内に吸収された炭酸ガスには血管を拡張させる作用があり、一般浴よりも高い血流促進効果が期待できます。また酸化ヘモグロビンからの酸素の解離を促進し、酸素を組織に供給しやすくなるボア効果が報告されています。”
(萩の湯サイトより引用:http://haginoyu.jp/施設紹介/)
このように数分お湯に浸かっていると、みるみるうちに炭酸ガスが体に付着していきます。
お湯から出してみるとこのとおり!このときは10分も経っていなかったのですが、血行がよくなったおかげでお湯に浸けていたところとそうでないところの皮膚の色が、くっきり分かれています。
炭酸泉の温度は37度と低めなので、熱いお湯が苦手な女性でもゆっくり入っていられますよ!
おすすめポイント5:塩サウナがある
最後のオススメポイントは、塩サウナです。
“塩サウナは、サウナの高温により発汗することで皮膚に塗った塩が溶け、その塩水で肌をスクラブする入浴方法です。
発汗によって開いた毛穴に汗で溶けた塩の成分が浸透することで、美肌効果が期待できると女性を中心に人気を集めています。”
(萩の湯サイトより引用:http://haginoyu.jp/施設紹介/)
萩の湯のサイトにも書いてあるとおり、塩の成分とスクラブ効果でお肌をツルツルに磨き上げてくれる塩サウナは、とくに女性にオススメ。萩の湯では、塩サウナは女湯にしかありません。
まとめ
「萩の湯」は男性女性問わずファンの多い銭湯ですが、今回は女性にオススメのポイントをピックアップしてご紹介しました。
2階にある「食事処 こもれび」では、手作りにこだわったおいしい食事をいただけるうえ、湯上りビールをたのしむこともできちゃいます。
今回ご紹介した「萩の湯」で、ホッとくつろげるヒトトキを過ごしていただけたらと思います。
それでは!
銭湯情報
ひだまりの泉 萩の湯
住所:東京都台東区根岸2-13-13
電話:03-3872-7669
http://haginoyu.jp/
※別ウィンドウでひだまりの泉 萩の湯のサイトへリンクします。
営業時間:6:00~9:00(最終受付8:30)/11:00~25:00(最終受付24:30)
定休日 :第3火曜日
入浴料金:
大人:460円(税込)
中人:180円(税込)
小人:80円(税込)
サウナ料金:
平日:120円(税込)
土日・祝日:170円(税込)
※記載している価格は取材当時の金額です。
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東京銭湯
- TOKYO SENTO -
2015年に銭湯特化型のウェブメディアとして誕生。独自の企画・取材記事のほか、企業コラボやイベント情報など、幅広く銭湯にまつわる情報をお届けしている。おもに10~30代の若年層をターゲットに、おもわず銭湯に行きたくなるような、銭湯の魅力を伝える記事を配信中。
Twitter:https://twitter.com/tokyosento_com
※別ウィンドウで東京銭湯 - TOKYO SENTO -のサイトへリンクします。木村衣里
「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」編集長。
2018年7月に独立し、フリーランスの編集者・ライターに。同時にWebメディア「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」の編集長に就任。フリーランスの編集・ライターのギルド的チーム「Huuuu」にも所属している。全国を飛び回りながらいろんなお風呂にはいるのが好き。
Twitter:https://twitter.com/kimurairi