あなたの「?」が「!」に変わる場所「ヒトトキ」

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あなたの「?」が「!」に変わる場所「ヒトトキ」

みぃーつけた!探して幸せかくれんぼメシ~大阪で見つけた不思議な扉編~

    みぃーつけた!探して幸せかくれんぼメシ~大阪で見つけた不思議な扉編~

    「近所の人しか知らない店」「気になっているけど入りづらい店」「意外な料理や激安料理を出す店」など、街でかくれんぼしている穴場飲食店を見つけてみる。そんな企画です!食べるの大好きイラストレーター小鳥遊(たかなし)しほが、あなたの元へお届けします!

    とある日のやりとり。
    編集部「大阪に気になるお店があるんで取材してきてください。」
    小鳥遊「…??!」

    いきなり大阪?!とびっくりするも、なるほどなるほど私12月に大阪で写真展を開催する予定なのだけど、その期間中行けるではないか。チェックが抜かりない編集部さんどうもありがとう。

    ということでやって来たるは大阪天王寺。
    静かな道路沿いにひっそり佇む懐かしの電話ボックス・・・

    懐かしの電話ボックス...?

    じゃ、ない。

    これ、なんとバーの扉なのだ。
    中の様子が全く見えない上にどう入ったら良いかすら怪しい、「気になっているけど入りづらい」というコンセプトにぴったりのお店。
    どうやら店名は「Call me Tell me」というみたいだけど、ネットで調べても出てこない・・・!どんなお店なのだろう。
    ゆ、勇気を出していざオープン!(押したら開いた!)

    雰囲気の良いバー

    わーーーめっちゃバー!いきなり雰囲気の良いバー!!

    カウンターに生ハム

    席に着いたら目の前に生ハムドーン!
    ロウソクの光がいい感じのカウンター席で早くも大人気分。

    ロウソクの光がいい感じのカウンター席

    さて、バーに来たからには言いたい一言「おまかせのカクテルください。」
    ということで一杯目は爽やかなカクテルを作ってもらうことに!

    何やら怪しい青い液体

    早速出てきた何やら怪しい青い液体はジンに“バタフライピー”というハーブをつけているものらしく、ここへ柑橘系の果汁を入れると・・・

    柑橘系の果汁を入れたら一瞬でピンクに!

    一瞬でピンクに・・!!

    酸の作用で色が変化するファンタジックなカクテル

    酸の作用で色が変化するファンタジックなカクテルでカンパイ!

    うふふ顔の小鳥遊さん

    さっぱりとしたジントニックのようなカクテルは1杯972円(税込)。度数は約9%とやや強めだけど甘さと酸味がぴったりなフレッシュな味わいでうふふ顔!
    チャーム(付き出しのようなもの)は、サクサクのバケットの上に少し甘く味付けたクリームチーズとシナモン・バター・蜂蜜・ブランデーで煮込んだ林檎が乗ったアップルパイのような一品。うまい。

    サクサクのバケットの上に少し甘く味付けたクリームチーズと煮込んだ林檎が乗ったアップルパイのようなチャーム

    目の前にあるので気になって仕方ない生ハムも注文。

    生ハムは目の前で切ってくれる

    目の前で切ってくれる生ハムはみんなの憧れ。

    スペイン産 パレタセラーナ

    「スペイン産 パレタセラーナ」864円(税込)
    硬めでしっかりしているのがスペイン産の特徴なんだとか。
    なるほど確かに噛めば噛むほど美味しいタイプ!

    スッ・・。

    スッ・・と2杯目を用意してくれた

    早くも2杯目を用意してくれたマスター。

    季節のカクテルとなる“ポムドイブ

    こちらは“ポムドイブ”というリンゴが丸々入ったブランデーをベースに、ラ・フランスとグレープフルーツを使った季節のカクテル。1,080円(税込)

    小鳥遊さんと“ポムドイブ”

    小鳥遊「うひゃー美味しい!ジュースみたいー!これ度数どのくらいですか?」
    マスター「約12%です。」
    しっかりお酒だった。飲み過ぎ注意。

    自家製のフードメニューが充実しているので頼んでみることに。
    こちらは自家製の「青リンゴのドライフルーツとビーフジャーキー」1,080円(税込)

    自家製の「青リンゴのドライフルーツとビーフジャーキー」

    自家製とは思えないしっかりした味わいに驚き!ビーフジャーキーって作れるんだね・・

    ビーフジャーキーを割く小鳥遊さん

    お次も自家製の「ウイスキーの生チョコとロンサカパのラムレーズンバター」1,080円(税込)

    自家製の「ウイスキーの生チョコとロンサカパのラムレーズンバター」

    生チョコのウイスキーは仕込みの度に変えているそうで、今回は有名なバーボン“メーカーズマーク”を使用とのこと。

    「ウイスキーの生チョコとロンサカパのラムレーズンバター」を食べる小鳥遊さん

    口に入れたらとろけて無くなりました。おかしい。(おかしくない)
    ロンサカパというラムを使用したレーズンバターも濃厚でお酒にぴったり。
    ここで、フードに合わせてオトナなドリンクを注文。

    KILCHOMAN(キルホーマン)というウイスキーをロックで

    KILCHOMAN(キルホーマン)というウイスキーをロックで。1,296円(税込)
    スコッチ好きの私には嬉しい、ピートの香りがしっかりめな1杯。
    シェリー樽で寝かすことによりシェリーの甘みと香りが移っているのが特徴のこちら、びっくりなことに度数は58.3%。

    ウイスキーを流し込む大人な小鳥遊さん

    小鳥遊「ところでマスター、正直ここ入るの結構勇気いると思うんですけどやっぱり常連さんばっかりなんですか?」
    マスター「いえそんなことないですよ!4:6くらいの割合で、ご新規さんの方が多いくらいです。やっぱり外観が気になって入ってこられる方が多いみたいで。」

    へぇ~!大人ってちゃんと楽しみ方を知ってるなぁ。と感心しながらウイスキーを流し込む大人な小鳥遊(30歳)。

    気さくなマスターと過ごす大阪の夜のヒトトキ

    ちなみに外観だけじゃなて内装もこだわっているCall me Tell meさん、お手洗いが見当たらずキョロキョロしていたらなんと本棚だと思っていたところが隠し扉の様になっていて本棚(いや、隠し扉?)をずらして入る仕様。細部まで素敵。

    仕事の疲れを癒してくれる電話ボックスの奥の隠れ家。
    気さくなマスターと過ごす大阪の夜のヒトトキ、みぃーつけた!

    Writing/Shiho Takanashi
    Photographs/Mori Akito

    店舗情報

    Call Me Tell Me(コールミー テルミー)

    住 所 :大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋3-8-21
    営業時間:【月~水曜、金~日曜】19:00~5:00
    定休日 :木曜日
    ※記載している価格は取材当時の金額です。

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      小鳥遊しほ イメージ

      小鳥遊しほ
      (たかなし しほ)

      イラストレーター/フードコーディネーター/ライター
      Twitter公式ステッカーやバニラヨーグルト25周年広告などイラスト製作のほか、多数のコラムやレシピ連載を持つなど幅広く活動。 美容師免許・調理師免許・小型船舶操縦士免許1級をもつ。
      書籍「くまっているのはボクなのに。一問一頭」/KADOKAWA
      「こまりくまブック」/河出書房新社
      「憂憂熊的不憂愁人生哲學」(こまりくまブック台湾版)/采實文化

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