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ヒトトキで渾身の新メニュー初公開!自慢の牛タンとクレソンを自家製ラー油を投入したふき味噌出汁にくぐらせる「黒毛和牛 牛タンしゃぶしゃぶ」味のなかむら

    ヒトトキで渾身の新メニュー初公開!自慢の牛タンとクレソンを自家製ラー油を投入したふき味噌出汁にくぐらせる「黒毛和牛 牛タンしゃぶしゃぶ」味のなかむら

    しゃぶしゃぶといえば、薄く切った牛肉や豚肉をイメージするが、今回ご紹介するのは牛タンのしゃぶしゃぶ。何をいただいてもおいしい“味のなかむら”なので、どの一皿にしようか迷う末、中村料理長、渾身の新メニュー(初公開)が“黒毛和牛の牛タンしゃぶしゃぶ”。

    それぞれがおいしい牛タンとしゃぶしゃぶだけど、それらを掛け合わせると? 仙台から取り寄せている色も綺麗な牡丹色の牛タンは、生でいただけるほど新鮮。牛タンとクレソンを、スペシャル・レシピのふき味噌の出汁にくぐらせてポン酢でいただく。厚切りの牛タンゆえにタンのまったりと柔らかな食感が心地よく、そこに辛みと苦みが混ざった出汁が品良くまとわりつき、ポン酢で締まった味わいになる。具材はシンプルに牛タンとクレソンのみ。クレソンも生で食べるより、箸が進み、ちょっと新しい病み付き感。

    INDEX

      まさに隠れ家! 閑静な住宅街にひっそりと佇む一軒家和食店『味のなかむら』

      味のなかむら 外観 イメージ
      味のなかむら 看板 イメージ

      場所は、いわゆるレストランがありそうな所ではなく、広尾の住宅地。おそらく、ここの住人でない限り無縁の場所のはず。行くときは、ぜひ歩いて行く事をおすすめする。なぜなら、広尾駅から“味のなかむら”までの道のりほど気持ちの良い散歩道は、都内屈指だから。

      広尾駅を降りて、西麻布へ向かい、高級マンションの走りとして知られる広尾ガーデン・ヒルズへ向かう緩やかな坂道を登って行く。辺りはうっそうとした豊かな緑に包まれ、外苑西通りの喧噪はどこへ行ってしまったかと思うほど。大きく育ったけやき並木道は、その圧倒的な緑と静けさに一瞬道に迷ったかと思うかもしれない。その並木の途中にひっそりと佇むのが、まさに隠れ家の “味のなかむら”。

      味のなかむら 内装 イメージ

      重そうな木のドアを開けると店内は2フロアに分かれる。1階は、木の床と、煉瓦の壁、アイアンの装飾が特徴的なぬくもりのある空間。モダン民芸をコンセプトにしたということが頷ける。

      味のなかむら カウンター イメージ

      地下は、靴を脱ぐフロア。堀のあるカウンター席の横並びがなんとも和め、デートにおすすめの場所。5組しか座れないので予約推奨。

      味のなかむら 個室 イメージ

      カウンターの後ろ側には、半個室が2部屋。こちらは、少人数の貸し切りにぴったりの落ち着ける空間。照明もまったりとしていて特別な人とのヒトトキを楽しめる。

      味のなかむら 階段 イメージ

      地下から抜ける階段を上がっていくと、ガラス製の特注セラーがインテリアのモダンなアクセントに。

      新鮮な牛タンとクレソンを自家製のラー油とスペシャル・レシピのふき味噌の出汁にくぐらせていただく

      新鮮な牛タン イメージ
      自家製のラー油とスペシャル・レシピのふき味噌の出汁 イメージ
      牛タン しゃぶしゃぶ イメージ

      牛タンは、根元の柔らかい部位だけをセレクト。しゃぶしゃぶの出汁は、ふきのとうを刻んでごま油で炒め、仙台味噌とラー油を投入。ふきのとうの苦みに辛みを効かせた個性的な出汁に、薄切りにした牛タンを軽くしゃぶしゃぶとくぐらせる。生で食べられるほどなので、決して固くしないように。ぜひこのレアな牛タンの肉質を味わって欲しい。

      鷹来屋の樽酒 イメージ

      この牛タンしゃぶしゃぶを味わったら、必然的に飲みたくなるのが日本酒。大分県浜嶋酒造、味のなかむらでしか飲むことのできない、オリジナルの樽酒。杉の香りも香しく、爽やかでキリッとした辛口。しかもスタイリッシュなオリジナルボトルは持って帰りたくなるほど。

      おすすめの日本酒 イメージ

      そのほかおすすめの日本酒はこちら。左から、「鷹来屋」の純米酒(これが上記の基になった酒)。同じく「鷹来屋」の特別純米酒。「伯楽屋」は純米吟醸(食事と合わせて飲むために作られている食中酒)。「日高見」は宮城県の石巻にある酒蔵(漁港として有名だが、造り酒屋が多いことでも知られている。場所柄、魚介に合う超辛口純米酒)。

      上質な料理にこだわる中村料理長

      中村料理長 イメージ
      中村料理長 イメージ

      料理長の中村氏は、秋田県出身の弱冠38歳。若手とはいえ、すでに密なキャリアからこその抜擢。中村氏特有の定番和食ベースを基本に、少しだけひとひねりするメニューが新しくもあり、安心感もあり、間違いなく“味”のなかむらを牽引している。実はこちらでの一番人気は土鍋ご飯。しかもその米は中村料理長の実家から届く。祖父が始めた田んぼの米は、ここでしか扱われていない大量生産しない希少米。あまりの人気メニューゆえに、敢えて写真は載せていないが、最後の〆には必食。

      渾身の新メニュー「黒毛和牛 牛タンしゃぶしゃぶ」

      黒毛和牛 牛タンしゃぶしゃぶ イメージ

      写真は「黒毛和牛 牛タンしゃぶしゃぶ」5,184円(税込)/2人前

      堅苦しくなく、お洒落な空間でおいしいものをリーズナブルにいただける和食屋が、実はあまり存在していない事に、気が付かれているだろうか? フレンチだったらビストロ、イタリアンだったらトッラトリアがあるのに、なぜか和食は懐石料理以外は居酒屋になってしまう。

      味と空間による大人のヒトトキ“味のなかむら”は、そんな希少価値のある知っておくべき和食屋。あなたのお気に入りリストにアップすれば、レストラン選びにお役立ちの一軒。さて今回の一皿、あなたは誰と食べにいきますか?

      Writing by Yuriko Watanabe
      Photographs by Chicken Shinoyama

      店舗情報

      味のなかむら

      住 所 :東京都港区西麻布4-7-10 麻布笄町Aハウス
      電 話 :03-6434-1007
      営業時間:【月~金曜】17:30~23:30(L.O.22:30)【土・日曜・祝日】17:00~23:00(L.O.22:00)
      定休日 :第3日曜日(1,5,8,12月を除く)
      席 数 :63席(1F/テーブル32席、1Fラウンジ/7席、B1F/個室2部屋(4名席・6~10名席)、カウンター10席)
      ※記載している価格は取材当時の金額です。

      https://ameblo.jp/fg-ajinonakamura
      ※別ウィンドウで味のなかむらのブログへリンクします。

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        渡辺ゆり子食空間デイレクター

        フラワーデザインとインテリアをベースに多岐にわたるフィールドで活躍中。レストラン・ウェデイングの発案者として活躍後、2003年フランス主催の国際アートフラワーコンクール優勝。2010年シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。人気男性誌レオンのレストラン連載は15年目を迎えた今も続行中。広尾のシャンパーニュ・バーのオーナーでもある。近著は“小さな家を素敵に変えるアイディア”(講談社)。週末は、海を見ながら過ごすデュアル生活を楽しんでいる。

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