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“長崎県唯一、日本最西端のワイナリー”五島が育む、潮風薫る日本ワイン

    “長崎県唯一、日本最西端のワイナリー”五島が育む、潮風薫る日本ワイン

    覚えのいいコピーを付けるならば、「長崎県唯一。そして、日本最西端のワイナリー」だろうか。
    長崎本土から、西へおよそ100㎞離れた五島列島。そのメインランドである福江島の山中に、「五島ワイナリー」は佇んでいる。ワイナリーを案内してくれた、広崎岳(ひろさき たけし)さんが言葉を継ぐ。
    「ウチと奥尻島(北海道)、日本で2つしかない離島ワイナリーです

    2014年4月23日、五島ワイナリーは長崎初の自醸設備を備えたワイナリーとして誕生。ブドウ栽培には早くから取り組んでいたものの、福岡、山梨のワイナリーに委託醸造していた。現在、自社栽培のブドウで約1万本、買い付けた国産ブドウで約1.5万本、合わせて約2.5万本(750㎖換算)のワインを1年間に生産する。

    INDEX

      美しい景色が目の前に広がる福江島

      美しい海岸線が広がる福江島。高浜海水浴場は地元でも人気のビーチ。

      煉瓦の看板が目印の「五島ワイナリー」

      五島コンカナ王国内にある「五島ワイナリー」。

      ミネラル感と可能性に満ちた島独特のブドウ

      自社栽培のブドウは、キャンベル・アーリー、マスカット・ベリーA、ナイアガラなど、比較的早く収穫できる品種が中心。しかし、「離島でのワイン造りは、戦いです」と広崎さんは言う。
      本来、ワイン用ブドウは冷涼な気候を好むが、五島列島は雨、霧が多く、高温多湿。しかも収穫を控えた7~9月は台風シーズン。実際に、2018年7月に島を直撃した台風7号は、ブドウの葉をほぼすべて落とし、実の色付きにも大きな影響を与えた。さらには塩害という爪痕も残している。
      ただ、日照時間は長く、火山灰土壌で水はけも良い。そして何より、海から吹き上がる潮風が、ミネラル感ある島独特のブドウを育む。

      醸造長を務めるニュージーランド出身のアーロンさんは、「この島にしかない面白み、風味がある。うまくコントロールすれば、本当に良いワインができる」と、大きな可能性を感じているという。

      教会が描かれた「五島ワイン」

      ラベルには教会が描かれる。五島は教会が多く、「祈りの島」とも呼ばれる。

      お気に入りのワインを見つけることができる

      ショップ内では買物だけでなく、試飲もできる。

      島のシーフードに合うドライなワイン

      赤のフラッグシップである「マスカット・ベリーA リザーブ」は、フレンチオーク樽で数ヵ月熟成。ラズベリーをイメージさせる甘酸っぱいアロマが立ち上がり、タンニンは控え目。トーストのような香ばしさをアフターに残す。
      白の1本は、「ナイアガラ」。柑橘系の爽やかさ、フレッシュさ、そして塩気のようなミネラル感もある。低めの温度帯で飲むと、キレがシャープになる。ほかにも、キャンベル・アーリーやナイアガラを使用したスパークリングワインなど、のどで優しくはじける泡系も生産している。

      どのワインも奇をてらわず、基本に忠実に醸造。ただ、島に揚がる新鮮なシーフードに合うよう、少しドライに仕上げているという。確かに、この地方独特の甘い醤油で食べる刺し身とも相性がいい。
      「ウチのワインは、島の食卓に並んでこそ。島の方にこそ楽しんでほしいんです。ドライですけど、キャンベル・アーリー、ナイアガラの持つ、甘やかな香りも好まれています。ヨーロッパではなく、日本人が好む味を目指しています」
      2014年の自醸開始以降、目に見えて品質は向上したと言う。
      「かなり良くなった。アーロンがかなり細かく管理してくれています」

      広崎岳さん

      広崎岳さんは千葉県出身。ワイン造りのためIターンで福江島に移住した。

      ワインを醸造するためのタンクがずらりと並ぶ醸造所

      清潔な醸造所内にステンレスタンクが並ぶ。

      無二のワインを目指し試行錯誤は続く

      今後は、島産のブドウで醸す「五島ワイン化」を推し進める。耕作放棄地を買い取って作付面積を増やし、5年、10年先を見据え、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、ピノ・グリなどの試験栽培にも取り組む。
      「ピノ・グリは、かなりいいように思えますね」
      と、広崎さんは手応えを感じている。ブドウ品種や栽培、醸造、酵母、熟成……。ベストの解を求め、大小さまざまな課題に取り組んでいる。

      長崎県唯一にして、日本最西端にある小 さなワイナリーは、発展途上。その可能性は、島を囲む青い海のようにどこまでも大きく広がっている。
      五島で生まれたブドウの滴は、穏やかな酔いを潮騒とともに運んでくれる。

      Writing by Yoshihiko Kasai
      Photos by GOTO AKI

      ワイナリー情報

      五島ワイナリーの白ワイン

      五島ワイナリー

      住 所:長崎県五島市上大津町2413
      電 話:0959-74-5277

      http://goto-winery.net
      ※別ウィンドウで五島ワイナリーのサイトへリンクします。

      主な商品(税込):
      「五島ワイン マスカット・ベリーA リザーブ」2,916円
      「五島ワイン マスカット・ベリーA」2,376円
      「ナイアガラ2018」2,592円
      「スパークリングワイン キャンベルアーリー2018(ロゼ)」3,240円
      「スパークリングワイン ナイアガラ2018(白)」3,240円
      ※各750㎖
      ※商品はホームページからご購入いただけます。
      ※記載している価格は取材当時の金額です。

      五島ワイナリーのワインが楽しめる飲食店

      水辺の森のワイナリーレストラン オープナーズ

      【長崎県・長崎市】
      水辺の森のワイナリーレストラン オープナーズ

      石窯焼きの多彩なピザ、県内産鮮魚のカルパッチョなど、ワインに合う本格イタリア料理が楽しめる。水辺の森公園内にあり、景色も良い。「シェフお任せコース」6,480円(税込)が人気。

      住 所 :長崎県長崎市常盤町1-15
      電 話 :095-811-6222
      営業時間:11:00~21:30
      ※L.O.は閉店30分前
      定休日 :年末年始
      ※記載している価格は取材当時の金額です。

      東京立ち飲みバル

      【東京都・港区】
      東京立ち飲みバル

      五島列島直送のシーフード料理が人気の、立ち飲みバル。自慢の魚介をカルパッチョなど、多彩なタパスで提供。JR新橋駅近くとアクセスも良く、1人でも気軽に立ち寄ることができる。

      住 所 :東京都港区新橋2-8-17 新橋KIビル1F
      電 話 :03-6206-1995
      営業時間:【火~金曜】17:00~翌2:00 【月・土曜・祝日】17:00~23:30
      ※フードL.O.は各23:00
      定休日 :日曜

      http://tokyo-bar.jp
      ※別ウィンドウで東京立ち飲みバルのサイトへリンクします。

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