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よりみちでヒトトキ~ほそいあやのお散歩レポ~
ホンビノス貝を食べて、飲んで。船橋グルメとビールを楽しむヒトトキ

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よりみちでヒトトキ~ほそいあやのお散歩レポ~ ホンビノス貝を食べて、飲んで。船橋グルメとビールを楽しむヒトトキ

よりみちでヒトトキ~ほそいあやのお散歩レポ~では仕事帰りや週末のお買物などのいつもの日常で、よりみちしたくなるような場所やグルメを紹介していきます。

こんにちは。皆さんは、ホンビノス貝をご存知でしょうか。

ハマグリに似た二枚貝で、もともとは北米大陸が原産の外来種。船にくっついて日本に入ってきたのではないかといわれています。今から10年ほど前に市場に出回り、徐々にその名を知られるようになりました。

味が濃く、大粒で、砂抜きいらず。貝の中では抜群にダシがおいしくて、私もとても好きな貝です。バーベキューの際の貝チョイスはホンビノス一択でございます。

今日は、ホンビノスの水揚げがさかんな船橋の地で、ホンビノス貝をめぐる食べ歩きレポートをお届けします。

清々しい景色が広がる船橋港

アーバンでシャイニーなポートタウン。ふなばし

ある晴れた冬の朝、船橋港にやってきました。船橋は都心から近いためか、海に面していて漁港もあるということが意外に知られてなかったりします。

近所の保育園の子ども達が「キラキラしてるねえ~」といいながらお散歩をしていました。キラキラしてるんですよ、船橋の海は。

見よ、あれがホンビノス貝だ

フォークリフトで運ばれる大量のホンビノス貝

このあたり「船橋三番瀬」は潮干狩りでも有名ですが、アサリよりホンビノス貝が採れやすいくらい。ハマグリかと思ったらホンビノス貝でがっかり、なんてこともよくあります(しつこいけど私はホンビノス貝派です)。

ホンビノス貝直売所「みなとや」へ続く道

ちなみに私はホンビノス貝が本格的に流通し始める2005年頃は船橋に住んでいたのですが、船橋近郊のスーパーを中心にちょいちょい並びはするけれどまだ人々の扱いは珍味のようで、このお化けみたいな貝はなんだ? おいしいのか? という戸惑いの目を向けられることもしばしばあったことを覚えています。

確かに武骨なビジュアルだし、名前もマヌケだし(……と思って調べたら「ビノス」はビーナスが語源と知っておったまげた)。

ホンビノス貝直売所「みなとや」へ続く道

さて、この漁港には、ホンビノス貝を安価で購入できる直売所があります。それが三番瀬「みなとや」。

船橋といえば「みなとや」といっても過言ではない人気スポット

ホンビノス貝直売所「みなとや」

漁港内にポツンとあるこの建物がみなとや。船橋といえばアンデルセン公園かみなとやかといわれているほど人気のお店なのだ。最近テレビで立て続けに取り上げられていたので、みた人もいるかもしれませんね。このミニマムな佇まい、実力勝負感ハンパない。

さまざまな商品が書かれた看板

売られているものはホンビノス貝のほかに鮮魚や佃煮など。なかでも生海苔はホンビノス貝と同様に人気で、遠方から買いに来るお客さんも絶えません。

その場で食べられるものの販売はホンビノス貝のフライのみ。某おさんぽ番組で舞の海さんが食べてたけど美味しそうだったな~。

どこか懐かしい雰囲気を感じる「みなとや」店内

女性2人のスタッフで営業しています。地元の常連さんや、テレビを見たお客さんが頻繁に訪れるそうです。

大きく食べごたえのありそうなホンビノス貝

冷蔵庫の中のホンビノス貝。700グラム500円(含む消費税等)! スーパーに並んでいるやつより一回り大きくて、食べ応えがありそう。

ホンビノス貝同様の人気を誇る生海苔の詰め合わせ

1月から3月の期間限定商品の生海苔

生海苔の詰め作業をされていました。生海苔はなかなか手に入らないのでこういうお店は貴重。ホンビノス貝と同様、土日は午前中に売り切れてしまいます。

身がぎっしり詰まったホンビノス貝

嬉しいのが、試食でホンビノス貝をひとついただけること。茹でただけなのにしっかり塩気があり、ダシもかなり濃い。これが船橋の海の味だぜ。

クラムチャウダーの本場ボストンでは、ホンビノス貝を使うのが伝統だそうです。アサリじゃないんですね。大粒のを切って入れるとほかの二枚貝とは比べ物にならないほどのダシが出て、相当美味しいんだって。やっぱりすごい貝じゃないか、ホンビノス!

先日は、ここ三番瀬で「クラムチャウダー選手権」が開催され、めっちゃ盛況だったようです。もう船橋は日本のボストンと名乗って良いと思います。

サンドイッチを買いに田端から来た駅員さん

フライはこの日早くも売り切れでしたが、特別に作っていただきました。ありがたや……

揚げたてのホンビノス貝フライ

1串150円(含む消費税等)で出しています。貝そのものの味を損ねないよう、ソースではなく塩でいただきます。茹でたのもいいけど、フライもウマー! これは……ビールがほしくなりますな。よく言われるそうですが、ビールは置いてありません。車で来る人が多いからね。

水揚げされたばかりの鮮魚

1グラム1円の鮮魚もお買い得。その日に水揚げされた季節の魚を漁師さんが置いていきます。レギュラーメンバーはスズキ。

ホンビノスソングのポスター

ホンビノスソングもあるよ

みなとや、小さいけれどかなり希少価値のあるお店でした。さすが漁協直営。

さて、ホンビノス貝と生海苔をぶらさげて船橋駅まで歩くとしますか。次に目指すのは船橋駅のお隣の西船橋駅です。

ホンビノス貝を使ったビールもあるよ。「船橋ビール醸造所」

店舗兼醸造所の「船橋ビール」と醸造長の松井さん

店舗兼醸造所の「船橋ビール」と、醸造長の松井さん

西船橋駅から徒歩1分。「船橋ビール」へやって来ました。2018年6月にオープンした、古民家をリノベしたおしゃれなお店です。船橋でつくられたビールをその場で飲めるお店がこんな好立地に誕生したことについて、嬉しさを隠せない!

こだわりが伺える船橋ビールのロゴマーク

このマーク、かわいいですよね。「F(船橋)B(ビール)」ってことなのだ。さらに、外枠のラインは船の帆を表していて、中のアーチは海老川に架かるえびす橋を表しているんだよ(地元民しかわからなくてしびれる)。

子連れでも気兼ねなく通える店内

全面禁煙の店内は、カウンター席とテーブル席があります。子連れでも気兼ねなくいらしてくださいというのが嬉しいです。気候のよい日はテラス席(喫煙可)もおすすめ。

小さめのタンクが複数並んだ醸造スペース

醸造スペース。本当にブルワリーだ!
小さめのタンクなので、月に8回くらい仕込むそうです。その度に色々な材料を試したり、実験が多くできるのが利点。

元SEという経歴を持つ醸造長の松井さん

醸造長の松井さんは、元SEという経歴。クラフトビール好きが高じて地元船橋でこの地のクラフトビールをつくりたいと思い立ちました。勉強のため、栃木と銀座のブルワリーで修業をしたそうです。

実は松井さんは「大江戸ビール祭り」という、都内で行われている大規模なビールイベントの企画人でもあるのです。いったことある!

エールの説明が書かれたメニュー

基本の3つは、船橋エール、船橋ブラック、船橋ホワイト。 船橋ブラックにはホンビノス貝、船橋ホワイトには「船橋にんじん」の葉を使用。

3種のポップを使用したアメリカンペールエール「船橋エール」

「船橋エール(250ml)」540円(含む消費税等)。三種のホップ(シトラ、カスケード、アマリロ)を使ったアメリカンペールエールです。船橋エールという名は、「船橋をビールで盛り上げたい。船橋で活躍するさまざまな人に声援を送る(エール)」という意味もあるそうです。ダジャレ!

ペールエール系大好きなので船橋エールなんていうビールがあるだけで嬉しい。フルーティーかつホップの苦味のきいた存在感のあるビールです。うまし!

ホンビノス貝を使用したブラックエール「船橋ブラック」

「船橋ブラック(250ml)」540円(含む消費税等)。スタウトです。冷えている時はホンビノス貝の風味はよくわからなかったけど、ちょっと温度が下がると貝っぽい後味、旨みが……。確かにホンビノス貝が顔を覗かせておるぞ。あいつ、ビールにもなれるのか。基本はちゃんと美味しいスタウトだけど、面白いのでぜひ飲んでみてほしい。

そもそもなぜホンビノス貝をビールにしようと思ったのかというと、オイスタースタウトからヒントを得たからでした。でもホンビノス貝は牡蠣と違って塩味が強く、かといって塩抜きをしすぎるとダシの旨みが薄まってしまう。分量と塩抜き加減を色々試し、試作を重ね、構想から約5ヵ月かけて完成。ギネスやスタウト好きに好評なビールが誕生しました。涙なしでは語れないストーリーです。

ホワイトチョコレートを使用した季節限定ビール「バレンタインのシーズナルビール」

ホワイトチョコレートを使った「バレンタインのシーズナルビール」540円(含む消費税等)で、これはチョコレートの味がすごく分かるぞ。ビールを飲みながらチョコを食べているみたい。季節限定なのでいつもはないビールですが、個人的に毎年やってほしいです。

船橋の食材をビールにしたい。試行錯誤の日々

こんなふうに、色んな食材をビールにするのって楽しそうですよね。生産者と繋がり、できるだけ地のものを使うことも松井さんのこだわりですが、今までこれはだめだったっていうものの代表は「小松菜」だそうです。

西船橋といえば小松菜が名物で、小松菜ハイボールも有名。ビールにできないか挑戦したところ、色も味も何も残らない、「無」が完成したそうです。それはそれで飲みたい気もする(笑)。

松井さんに今後チャレンジしてみたいビールをきくと、「海苔です」!

海苔ビールめっちゃ飲みたい。

ビールが進みそうなフードメニュー

フードメニューもいちいちツボ。パクチーとか、味噌マヨディップとか、牛せんとか……ビールが進みそうな面々揃ってます

料理も船橋のものを使うようにしていて、地元の人に「船橋のものを使ってくれてありがとう」といわれることもあるそうです。なるほど、船橋って海の幸だけじゃなく農産物も多いから、地産地消が捗りそう。

人気メニューは船橋産パクチーサラダ、ホンビノス貝のビール蒸し、自家製の牛すじなど。

さまざまな種類の燻製が盛られた「自家製の燻製盛り合わせ」

「自家製の燻製盛り合わせ」734円(含む消費税等)
個人的に、自家製の燻製をやっているお店はハズレがないというのが持論だったりするのですが、ビールも自家製なんだから最高。いぶりがっこチーズやレバーペーストがあるのが嬉しい。

ビールが進む「チーズ盛り合わせ」

「チーズ盛り合わせ」626円(含む消費税等)
これも絶対頼むやつ。クリーミーでいつも食べてるチーズと違う。ちびちびつまみながら飲むビールの美味しいことよ。

甘酸っぱさが癖になる季節限定「キウイアイス」

船橋の“高橋アイス”の「キウイアイス」378円(含む消費税等)
高橋アイスは牛乳アイスが有名で、私も以前食べたことがあるけど、シャーベット系ははじめて。一口食べて驚いた。キウイまんまだ。リアルな甘酸っぱさがくせになります。季節に応じたアイスを置くのでいつもあるとは限りませんが、ほかも断然も気になってきた。

テイクアウトとも可能な「船橋エール」「船橋ブラック」

ボトルもあるのでテイクアウトもできるよ! 1本518円(含む消費税等)

クラフトビール好きもそうでない人も、この美味しさを体験しに船橋に来てほしいと思えるお店でした。ギネスが好きな人はブラックを飲んで、ホンビノス貝の後味を感じてみてほしい!

まとめ

トレーにぎっしり詰まったホンビノス貝

帰宅後、漁港グルメの続き。生海苔は生のまま青じそドレッシングで、ホンビノス貝は酒蒸しに。
とろける生海苔。でかくてしょっぱくてうまいホンビノス貝。片手にはもちろん船橋ビール。

春真っ盛りのこの季節。ちょっと足を伸ばして、船橋をまるごと食べちゃうヒトトキ、いかがですか。

店舗情報

三番瀬みなとや

三番瀬みなとや
住 所:〒273-0015 千葉県船橋市日の出1丁目22-1 船橋漁港内
アクセス:京成船橋駅から船61・船62バス、湊中学校前下車徒歩4分、京成大神宮下駅下車徒歩10分
営業時間:10:00~15:00
定休日 :毎週火・水曜日および、時化が続いた時、臨時休業、年末年始、お盆休み
電 話:047-434-0668(電話・FAX共用)

船橋ビール醸造所

船橋ビール醸造所
住 所:〒273-0031 千葉県船橋市西船4-29-9
アクセス:JR 西船橋駅 徒歩1分 地下鉄東西線 西船橋駅 徒歩1分
営業時間:16:00~23:00
定休日 :無
電 話:047-437-8888



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PROFILE

ほそいあや

猫2匹を飼っています。著書「ゆる猫生活」ほか。
趣味は珍味の探究、飲み歩き、アウトドア。特技はおいしいナポリタンです。

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