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【災害時カードマニュアル】カードの支払いは?紛失したら?知っておきたい対処法

    【災害時カードマニュアル】カードの支払いは?紛失したら?知っておきたい対処法

    豪雨、台風、地震…2018年は日本が予想外の大きな自然災害に飲み込まれてしまったような1年でした。災害はいつ、どこで起こるかわかりません。日本では絶対安心な場所はないと言えるでしょう。いざという時のために、地域や自宅の防災準備を確認するとともに、万一のときのクレジットカードの対処法も確認しておきましょう。

    〈災害時カードマニュアル〉

      災害時に困らないように、今やっておくべき2つのこと

      2018年9月に起きた北海道胆振(いぶり)東部地震では、北海道全域で長い停電が発生しました。店頭でクレジットカードなどのキャッシュレス決済が利用できなくなり、多くの方々がとても不便な思いをされました。通常のクレジットカード決済(電子決済)は電力に依存しているため、停電した状況では役に立たなくなってしまうのが現状です。
      しかし一方で、2016年の熊本地震の際には、被災された方から「クレジットカードで緊急に必要なものを購入できたので助かった」という声が寄せられたこともあります。その方は避難所に財布と身の回りのものだけを持って行っていたものの、財布の中に現金がほとんど残ってなかったそうです。でも、クレジットカードがあったので、食料だけでなく、夜間の寒さをしのぐための服なども購入できてとても助かったということでした。

      現代ではたとえ災害が起こっても、数日経過すれば電力が復旧する場合がほとんどです。災害後から始まる長い被災生活の中で、クレジットカードが助けになることもあります。キャッシングのできるクレジットカードであれば、買物だけでなく、現金の確保にも役立ちます。万一のときに活用できるように、今のうちに以下の2つの点を準備しておきましょう。

      カードの裏面に署名しておく

      クレジットカードの裏側にある署名には、「カードを使う人が本人であることを証明する」という重要な意味があります。カード決済をする際にサインをしますが、署名の筆跡とサインが同じであることで本人確認がされるのです。
      署名がないカードは、不正利用をされやすくなります。万一、不正利用されてしまったとき、署名がないと補償の対象にもなりません。もしもまだ署名していない場合は、今すぐ書いておきましょう

      署名は消えないように、油性ペンを使うのがおすすめです。書体の決まりはなく、漢字、ひらがな、英字などどれを使用しても大丈夫ですが、外国人にとって難易度が高く真似が難しいのは漢字です。海外で使う機会があるかもしれないことを考えると、漢字が比較的模倣されにくいと言えるでしょう。

      クレジットカードの裏側とペン イメージ

      携帯電話をカードの登録情報に追加しておく

      現在、被災した際の連絡手段は、スマートフォンや携帯電話に頼る方が大多数です。非常用の充電器などを避難準備袋に加えておくとともに、クレジットカードの登録情報にスマホや携帯電話の電話番号、メールアドレスなどを登録しておくことをおすすめします。万一被災した場合でもご本人確認がしやすく、さまざまな手続きがしやすくなります。登録情報の確認・追加はインターネットサービスVpassからもできます。

      被災した時、カードの支払いはどうなる?引き落とせなかったら?

      水道光熱費などを、クレジットカードで支払っている方は少なくありません。災害が起こって自分や勤め先が被災してしまった場合、引き落とし期日までに入金できなくなることも十分考えられます。そうなった時、カードの支払いはどうなるのでしょう?

      通常時の場合、引き落としができないとカードの利用ができなくなってしまいます。その後、すぐに返済しないと、信用情報に傷が付いてしまったり、別途遅延損害金を請求されたり、時には契約内容の変更や契約解消となる場合もあります。

      しかし、災害時においてはその限りではありません。
      災害に遭った場合でもカードの引き落としは通常どおりに行われますが、ご連絡をいただければ、より負担の少ない形のご返済のアドバイスをさせていただいたり、また、被災による延滞であれば督促をストップするなど、柔軟な対応をすることができます。
      被災後、生活が少し落ち着いてからで大丈夫ですので、お手間はかかりますがカード会社へ必ずご連絡をお願いします。

      支払い以外でも、被災時にクレジットカードのことで困った事があれば、まずはカード会社へ連絡を。災害時は手元にカードがない場合もあるので、カード会社の電話番号をスマホや携帯電話の電話帳に入れておくと安心です。

      カードを紛失!さらに不正利用されてしまったら

      災害時にクレジットカードを紛失してしまう場合も多くあります。また、緊急に避難する必要があってクレジットカードや現金を自宅に置いたままにした場合、第三者に盗まれ、最悪の場合は不正利用されてしまうことも。可能であれば自宅にあるクレジットカードは持ち出しておくのが一番ですが、それができず不正利用されてしまった場合、どうなるのでしょう?

      三井住友カードには「会員保障制度」があります。万一不正利用されてしまっても、届出をしていただければ損害が補償されます。

      カード紛失のお届け出はできるだけ早く行っていただくのがベストですが、災害時はその余裕などない場合がほとんどでしょう。三井住友カードの「会員保障制度」は届出から60日間さかのぼって補償されますので、生活が落ち着いてからでも間に合います。時間が経っていてもあきらめずにご連絡ください。

      クレジットカードとパソコン イメージ

      災害時でもカードの再発行はできる!

      災害でカードを紛失してすぐに新たなカードが欲しい、という場合もあるかもしれません。そのとき、再発行はお電話で手続き可能であることを思い出してください。紛失した旨のご連絡をしていただき、いくつかの質問などでご本人確認ができれば、身分証明書などの書類がなくてもカードの再発行ができます。新しいカードは約1週間ほどで、郵送にてお届けします。

      もし、ご自宅が倒壊してしまったなどで、新しいカードをご自宅住所で受け取れない場合は、勤務先住所など別の場所へ送付することもできますのでお申し出ください。避難所など居場所が転々と変わるなどして送付先が確定できない場合には、その旨をご相談ください。

      なお、クレジットカードのご利用を停止すると、そのクレジット会員番号は永遠に使えなくなります。再発行されるのは新しいクレジットカードで、会員番号も新しくなります。
      公共料金・通話料、インターネットなどの継続的なお支払いにカードをご利用いただいている場合、カード情報(会員番号・有効期限)の変更手続きがされないとご利用のサービスが停止する場合がございますのでご注意ください。

      加盟店によっては自動的に新しいカード情報へ変更させていただく場合もございますが、原則、カード情報(会員番号・有効期限)の変更はお客さまご自身で各契約会社へご連絡いただく必要がございます。お手数ですが各契約会社へお客さまより直接お問い合わせをお願いいたします。

      災害時カードマニュアルまとめ

      いかがでしたか? 万一の時に慌てないように、最後にまとめリストで復習しておきましょう。
      〈準備編〉ではすでにやったことにチェック入れてください。
      〈災害対応編〉にはこれまでの内容を状況ごとにまとめました。災害時は焦ってしまうので、平時から時おり確認してみてくださいね。

      〈準備編〉

      • □カードの裏面に署名をした
      • □カードの登録情報に携帯電話の番号とメールアドレスを追加した
      • □カード会社の電話番号をスマホや携帯電話の電話帳に登録した

      〈災害時対応編〉

      状況 正しい対応法
      カードの引き落としができない 生活が落ち着いたらカード会社へ連絡
      不正利用されてしまった 不正利用された日から60日以内にカード会社へ連絡
      カードの再発行をしたい 電話での手続きで再発行できる
      再発行したカードを自宅で受け取れない カード会社へ受け取り方法を相談
      カードが再発行された 番号が変わるので、支払いなどで登録している先の情報変更手続きをする

      まずは身の安全と生活の確保を優先し、少し落ち着いたら必ずご連絡を

      クレジットカードの機能は、災害時でもストップすることはありません。災害時にクレジットカードを使うことができ、それが日々の生活を少しでもサポートできるならぜひご活用ください。
      平常時であれば、カードが使えなくなったり失くしてしまった場合は早い対応が求められますが、災害などの緊急時は別です。万一、その間に不正利用されても、会員保証制度で60日間さかのぼって守ることができます。まずはご自分の身の安全と生活の立て直しを優先してください。
      ただし、そのままずっと連絡をしないでいると、受けられる補償も受けられなくなってしまうことがあります。1〜2週間して少し落ち着いてきたら、その後の生活のためにも、ご面倒ですがカード会社に連絡して手続きをお願いいたします。

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