冠協賛公演特別コーナー
三井住友VISAミュージカル「エリザベート」ー愛と死の論舞(ロンド)ー
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  抽選で選ばれた250人が埋め尽くす会場は、開演前から熱気が漂います。そこに、客席の後ろから月組主演男役・彩輝直、瀬奈じゅんが笑顔で登場。
 早速、公演中の『エリザベート』ー愛と死の輪舞(ロンド)ーの話題に。終盤に差し掛かっている東京公演の感想を聞かれて、彩輝が「毎日充実感があります」とコメントし、場面の詳細に話が移っていきます。

 会場が盛り上がったトークの一部を、抜粋して紹介。
司会 「いまお稽古を振り返ると、何が大変でしたでしょうか」
彩輝 「作品に対しての集中力を高めるということは大変だったと思う。みんなそれぞれが苦労をして、厳しい稽古だったと思います」
司会 「瀬奈さんの場合は、男役なのでまず体型作りが大変だったのでは?」
瀬奈 「そうですね(笑)。頑張ってはいるんだけど‥‥」

司会 「でも、ウエスト50cmに見えますよね」

瀬奈 「またまたまた! 見えるわけないじゃないですか(笑)」
司会 「彩輝さん、瀬奈さんのウエストが折れそうな感じがしたとか?」
彩輝 「そう! 東京公演の稽古でデュエットダンスを踊っているときに、つかんだら折れそうだなーと。骨がゴツゴツっと」
瀬奈 「骨が太いのはしょうがないの!」
彩輝 「ウエスト、細くなったって!」
瀬奈 「今でもだいぶ太いけど、細くはなりましたね」
彩輝 「だから、アサコ(瀬奈)のウエストじゃないって思った(笑)」
瀬奈 「男役を10何年もやっているとねぇ」
彩輝 「ねぇ‥‥」

 途中、『エリザベート』新人公演で主演を務めた青樹泉と夢咲ねねがサプライズゲストとして登場。新人公演の話を中心に、4人での楽しい話に。

 再びトークの一部を、抜粋して紹介。
司会 「新人公演でトートを演じられた青樹さんは、本公演では黒天使を演じてらっしゃいますが、舞台上でのトートはどうですか?」
青樹 「常に閣下を意識して、サエコさん(彩輝)の空気を感じています」
彩輝 「黒天使会議があるんだよね? 袖で私のお手伝いをしてくれているんだけど、たまに「クロテン会議で遅れました!」とか言ってるもんね」
青樹 「10人で円陣を組んで、その日のテーマを話し合うんです」
彩輝 「かわいいんです、天使たちは」
司会 「その会議はどこでやっているんですか?」
青樹 「1幕のハンガリーの場面でエリザベートが三色旗を着てらっしゃるときに、民衆の「エーヤン!」っていう声を影で言っているんですが」
彩輝 「それ、知らなかった!」
青樹 「黒天使なのに、エリザベートを称えている‥‥」
瀬奈 「えー!(笑) 知らなかった‥‥」
青樹 「その“影エーヤン”をやった後に、会議を開いています(笑)」
司会 「夢咲さんは、研3でエリザベートを演じると聞いたときはどうでした?」
夢咲 「びっくりしたんですがそれを通り超して、無でした(笑)」
司会 「実際やってみて、どんな感想を?」
夢咲 「本番では緊張を通り超して気持ちよかったです」

司会 「お2人は入団前からお知りあいだったとか」
彩輝 「宝塚に入りたくてバレエを習い始めたんですが、そこでアサコはもうプリマで」
瀬奈 「いやいや、そんな」
彩輝 「発表会で会ったり、ときどき顔を合わせてたよね。セーラー服を着てたの覚えてる」
瀬奈 「サエちゃんは高校生だったんだよね。キレイなお姉さんって感じで」
彩輝 「それで私が入って2年後。アサコ、受験したら受かるだろうなって思っていたよ」
瀬奈 「ときどきどこかですれ違うと、こう(小さく手を振って)サエちゃーんってやっていました」
彩輝 「ずっと一緒の作品に出演する機会がなかったけど、『飛鳥夕映え』から一緒できて楽しかった」
瀬奈 「楽しかったですね」

 トークに引き続き、プレゼント抽選会。その場で2人がサインをした公演ポスターが握手とともに手渡されたり、2人と会場で写真を撮れるスペシャルプレゼントがありました。あっという間に楽しい時間が過ぎ、最後は2人が客席の間を通って退場しました。

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