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三井住友VISAミュージカル「ファントム」
制作発表
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「ファントム」-制作発表
左から、演出家・中村一徳氏、花組・桜乃彩音、春野寿美礼、三井住友カード取締役社長・栗山道義、宝塚歌劇団理事長・小林公一氏、花組・彩吹真央、真飛聖。
 
 宝塚歌劇花組公演 三井住友VISAミュージカル『ファントム』の制作発表が3月7日、東京都内のホテルで行われました。
「ファントム」-制作発表  主演コンビの春野寿美礼、桜乃彩音のほか、彩吹真央、真飛聖が出席し、会見の冒頭から劇中歌「僕の悲劇を聞いてくれ~ウィズアウト・ユア・ミュージック」「ユー・アー・ミュージック」「パリのメロディー」を披露。『ファントム』の世界を表現しました。
「ファントム」-制作発表  この作品は、フランスの作家ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を舞台化したもので、多数ある舞台版のなかでも、アーサー・コピット脚本、モーリー・イェストン作詞作曲による1991年初演の『ファントム』を、2004年に中村一徳氏が潤色・演出して宙組で上演。パリ・オペラ座の地下で仮面を被り苦渋に満ちた人生をおくる伝説の怪人・ファントムの心の葛藤を描いた物語を展開し、大ヒット作となりました。
「ファントム」-制作発表 同日発表された配役は、オペラ座に潜む怪人ファントムに、春野寿美礼。オペラ歌手をめざすヒロイン、クリスティーヌに桜乃彩音。オペラ座の前支配人、ジェラルド・キャリエールに彩吹真央。クリスティーヌに想いを寄せるフィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵に真飛聖。
演出の中村氏は、宙組公演の際はいかにタカラヅカらしくするかを考えたが、今回の花組公演は「登場人物の人間関係をより掘り下げて描きたい」。ファントムとクリスティーヌの師弟愛や、フィリップ伯爵とクリスティーヌの恋愛感情などが描かれる構想が練られており、さらに深みを増した物語が期待できます。
「ファントム」-制作発表 春野は「私らしい役作りで、私らしいファントムを演じ、“花組の『ファントム』”を作り上げたい」とやる気に満ちた様子で挨拶。同公演が主演娘役として本拠地お披露目となる桜乃は「まだまだ未熟ですが、精一杯頑張ります。まっすぐ純粋に役に向き合いたいです」と緊張気味に話しました。また、彩吹は「キャリエールは男役冥利に尽きる役で、幸せです。花組の『ファントム』を楽しんでいただきたい」、真飛は「素敵な伯爵を演じられるよう頑張ります」とそれぞれ抱負を語りました。

 またこの作品では、ファントムの顔に負った傷とそれを隠すマスクが特徴となりますが、宙組公演のものとは違うものになり、衣装も変わる予定。奥行きのある物語と独自の世界観をもつ作品が、花組によってどう表現されるのか。また新たな宝塚歌劇の代表作の誕生に期待が高まります。

 宝塚大劇場公演は6月23日~8月7日。東京宝塚劇場公演は8月25日~10月1日。
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