冠協賛公演特別コーナー
三井住友VISAカードミュージカル「ロミオとジュリエット」
制作発表
演出家・出演者インタビュー
舞台写真レビュー
これまでの協賛公演
「ロミオとジュリエット」ー-制作発表
左から、月組・愛希れいか、月組・龍真咲、三井住友カード代表取締役会長・月原紘一、宝塚歌劇団理事長・小林公一、潤色・演出・小池修一郎、月組・明日海りお。
 
 4月26日、都内のホテルで、宝塚歌劇月組公演 三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』の制作発表が行われました。

「ロミオとジュリエット」ー-制作発表 ミュージカル『ロミオとジュリエット』は、ウィリアム・シェイクスピアの不朽の名作を、作詞家、作曲家、そして演出家でもあるジェラール・プレスギュルヴィック氏が大胆にミュージカル化し、2001年にフランス・パリで初演。斬新な衣装や装置、幻想的かつスペクタルな舞台は大絶賛を博しました。以後、世界各地で上演され、観客動員500万人以上を誇る、世界的な大ヒットミュージカルとなりました。

 宝塚歌劇では、日本初上演となった'10年の星組公演、'11年の雪組公演が行われ、いずれも好評を博しました。そして今作は、トップスター・龍真咲と愛希れいかの新トップコンビのお披露目公演として上演されます。主役のロミオは龍と準トップスター・明日海りおがダブルキャストで演じることも、大きな話題です。
「ロミオとジュリエット」ー-制作発表 会見の冒頭、コスチュームに身を包んだ龍、愛希、明日海が次々と登場し、劇中歌を4曲披露。オーラをまとい、死の影におびえるロミオ像の一端をかいま見せた龍をはじめ、3人は堂々たるパフォーマンスを見せ、作品世界を表現しました。
「ロミオとジュリエット」ー-制作発表

 その後行われた記者会見で、龍は「新生月組、新たなスタートが始まります。愛希と明日海、出演者と一丸になって、楽しい舞台を作っていきたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします」と力強く挨拶。また、小池の演出に対して「先生にどんなことを言われても、成長するためには必要なこと。自分への期待感があります。いろいろなことを経験できるのは舞台人として恵まれていると感じています」と述べました。

 愛希は「この作品でジュリエット役をさせていただけることが本当にうれしく、幸せな気持ちでいっぱいです。この気持ちを大切に、素直に真っ直ぐに精一杯取り組んでいきたいと思います」と話し、2人のロミオに想われることに対して「幸せです!」と微笑んだ。
 また、明日海は「ミュージカルや映画など物語のファンでしたので、この作品で2つの役に関わることができて幸せ者だと思っています。龍さんのカラーを月組のみんなで存分に感じながら、取り組んでいけたらと思っています」と言い、役については「共演者の芝居を存分に感じて、役に素直に取り組みたい」と語りました。

 数々の海外ミュージカルを、宝塚歌劇ならではの解釈で大ヒットに導いてきた演出家の小池修一郎は、月組での上演について「若く新しい組のみずみずしさが、この作品ならではのエネルギーとなる」と表現。ダブルキャストとなるロミオ役については「龍は現代的な個性で、陰りのある甘さが魅力。明日海は甘さと華やかさをもつ、オーソドックスな2枚目」と2人の魅力を語り、また愛希についてもその可能性に期待を寄せました。

「ロミオとジュリエット」-制作発表

 時を経ても色あせない古典と現代的要素が融合した、ミュージカル『ロミオとジュリエット』。新生月組ならではのフレッシュなパワーあふれる作品となるに違いありません。宝塚大劇場公演は2012年6月22日~7月23日、東京宝塚劇場公演は2012年8月10日~9月9日まで。ご期待ください。

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