その後行われた記者会見で、龍は「新生月組、新たなスタートが始まります。愛希と明日海、出演者と一丸になって、楽しい舞台を作っていきたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします」と力強く挨拶。また、小池の演出に対して「先生にどんなことを言われても、成長するためには必要なこと。自分への期待感があります。いろいろなことを経験できるのは舞台人として恵まれていると感じています」と述べました。
愛希は「この作品でジュリエット役をさせていただけることが本当にうれしく、幸せな気持ちでいっぱいです。この気持ちを大切に、素直に真っ直ぐに精一杯取り組んでいきたいと思います」と話し、2人のロミオに想われることに対して「幸せです!」と微笑んだ。
また、明日海は「ミュージカルや映画など物語のファンでしたので、この作品で2つの役に関わることができて幸せ者だと思っています。龍さんのカラーを月組のみんなで存分に感じながら、取り組んでいけたらと思っています」と言い、役については「共演者の芝居を存分に感じて、役に素直に取り組みたい」と語りました。
数々の海外ミュージカルを、宝塚歌劇ならではの解釈で大ヒットに導いてきた演出家の小池修一郎は、月組での上演について「若く新しい組のみずみずしさが、この作品ならではのエネルギーとなる」と表現。ダブルキャストとなるロミオ役については「龍は現代的な個性で、陰りのある甘さが魅力。明日海は甘さと華やかさをもつ、オーソドックスな2枚目」と2人の魅力を語り、また愛希についてもその可能性に期待を寄せました。 |