操作性とデザイン性に優れたstera terminal（ステラターミナル）が、接客力向上とくつろげる空間を実現

当店では、フランス・イギリスなどのヨーロッパを中心に、海外ラグジュアリーブランドのデザイナーから直接ファッションアイテムを買い付けしています。レザーやムートンのコレクション先駆者「NIGEL PRESTON／ナイジェル プレストン」、メゾンブランドのショージュエリーも手掛ける「Delphine Charlotte Parmentier／デルフィーヌ シャーロット パルモンティエ」、コスチュームジュエリーで注目を集める「ZARIIN／ザリーン」など、国内外から幅広いアイテムをセレクト。当店オリジナル商品も取り扱っています。セレクトの際には、各ブランドにおけるフィロソフィーも大切にしています。ニューヨーク発のプレミアムカシミヤ・ブランド「Me ＆ Kashmiere／ミーアンドカシミヤ」を取り扱っているのは、カシミールの伝統技術を守り、インド現地の生産者を支えていく思想に大きく共感したためです。すべてにおいて、品質の高さはもちろん、お客さまそれぞれの感性を刺激し、長く愛着を持ち続けられるアイテムをご提案し、ファッションを通じて広くカルチャーを発信していくことを目指しています。

多くの商業施設では、共通の決済システムを利用する規定があります。ただ、決済方法ごとに異なる端末を扱うことがあり新規支払い方法の導入時にスタッフに戸惑いが多く、スムーズな会計が人によってはできないことに課題を感じていました。2021年9月、大阪店を路面店舗に移転する際に、「これを機に、決済オペレーションを見直そう」と考えたのです。

当店のお客さまは20代～30代の方が中心で、商品単価は1万円～60万円程度と幅広く、一度のお買物で30万円を超えるお客さまも少なくございません。以前、複数のクレジットカードシステムを利用していたのですが決済手数料負担が今より大きいものでした。当店では、クレジットカード決済を利用するお客さまが9割以上を占めているため、まず、決済手数料の見直しが必須だと考えました。

当店では、ただ商品を販売するのではなく、「ゆったりとくつろげる店舗空間で、スタッフとの会話を楽しんでいただき、お客さまの感性を刺激する新しいご提案をすること」を大切にしています。会計に無駄な時間を費やすことなく、お客さまとのコミュニケーションに集中できる環境をつくることが非常に重要です。また、いくつもの端末を置くことでレジ周りがごちゃついてしまうと、店舗全体の雰囲気を損なうことにもなります。そこで、見た目にもすっきりとしたデザインで、さまざまなキャッシュレス決済に対応したステラターミナルが使える、オールインワンパッケージのstera pack（ステラパック）を導入することにしました。

ステラパックを選んだ理由は、「決済手数料」「操作性」「デザイン」の3点です。

第一に、クレジットカード決済の手数料負担が軽くなることは大きなポイントでした。Visa、Mastercardの手数料は初年度2.8％で、利用額の年間実績が一定の金額を超えれば、翌年以降は最大2.7％まで下がります。当店のお客さまの9割はクレジットカードを利用されます。その中の多くのお客さまがVisa、Mastercardを利用されますから、コストメリットは非常に大きいですね。

第二に、「スタッフの誰もが簡単に使いこなせること」を前提としていたので、シンプルで使い勝手のいい操作性は、まさにぴったりだと感じました。練習モードで、すぐにスタッフ全員が操作できるようになりました。
アクセサリーなどでは、QRコード決済を利用されるケースがまれにありますが、決済方法の選択を変えるのみで、カード決済とほとんど操作が変わらないのでスタッフも緊張したり慌てたりすることなく対応しています。会計でつまずくことがないため、スタッフの所作はよりスマートになり、お見送りするまでの時間をゆったりと楽しんでいただけるようになりました。
操作の取り消しを行う際、やり方がわからずに困ったこともありましたが、24時間・土日も対応してくれるコールセンターがあるため、すぐに解決できました。店長不在の際にも、スタッフだけでトラブルを解決できるので助かります。

また、決済端末のステラターミナルは、店舗側とお客さま側に操作画面が分かれている上、決済完了までに必要な手順を音声で案内してくれます。お客さまが会話に夢中になっていても、音声案内に促され、自然に次の手順へと進んでいただくことができます。クレジットカードをかざすところから、レシートの受領まで、お客さまご自身で決済を完結していただけるので、スタッフも決済の手順に追われてお客さまから目をそらすことなく、自然に会話を続けることができます。

第三に、すっきりとしたデザインで、これ1台で30種類以上のキャッシュレス決済を完結できることに魅力を感じました。レジカウンターにいくつもの端末が並んでいては、店舗の雰囲気も煩雑な印象になってしまいます。その点、ステラパックは、オールインワン決済端末なので場所を取りません。デザインもシンプルなので、カウンターにそのまま設置しても店舗の雰囲気を損ないません。大阪店では、カウンターの幅をステラパックのサイズに合わせ、ディスプレイの一部となるように工夫しました。お客さまからも「カッコイイですね」とお褒めのお言葉をいただいています。

今後は、これまで決済手数料に掛かっていたコストを、店舗の空間演出や販促活動などに振り向けていく予定です。季節の生花を飾り、おもてなしのドリンクやお菓子などにもより力を入れたいと思います。足を運ぶ度に新しいときめきと楽しさがある店舗を目指し、おもてなしの心を大切にし、お客さまに非日常を楽しんでいただく空間を提供していきます。