操作性もデザイン性も抜群！多様な決済手段に対応し、POSレジ機能で商品登録や売上データ分析も

革製品のデザイナーとして長く経験を積んできた中で、個人的に革小物の作品づくりに没頭するようになり、やがて革職人として独立しました。当初はネット通販を中心に事業展開していましたが、「実物を見たい」というお客様の声に応え、独立4年目となる2023年3月にこちらの店舗をオープンしました。店舗名の「STUDIUM（ストゥディウム）」は、ラテン語で“愛着”という意味。長く愛着を持ってお使いいただきたい想いを込めて名付けました。店内には、錆びた鉄と銅のオブジェを飾り、「エイジングによって素材の風合いが変化する魅力」を表すシンボルとしています。

商品ラインナップは、財布、カードケース、名刺入れなどの革小物で、一つひとつ手縫いで丁寧に仕上げています。機能性とデザイン性にこだわり、使いやすさなどに配慮しつつシンプルかつ美しいデザインを目指しています。価格は、商品数の多い二つ折りの財布は1万5000円前後、最も高価な長財布でも2万円台と、革製品の中では比較的、手の届きやすい価格帯です。

新商品を展開する際には、クラウドファンディングのサイトで試作品のデザインを公開し、ご支援いただける方を募って反響を確認する事前マーケティングを行っています。最近では、長財布のデザインを公開しましたが、財布を開くと飛び出す絵本のようにカードが立つ機能や、小銭入れがトレイのように大きく開く機能が好評で、たくさんの反響をいただけたことで商品化することができました。

当店のお客様の層は幅広く、職人が手がけるものに興味を持つ方から、観光スポットとして訪問される方、さらには外国人観光客の方も多くいらっしゃいます。また、クラウドファンディングをきっかけに商品のファンになっていただいたお客様が来店されることも少なくはありませんし、口コミの評判から店舗を訪れてくださる方もいます。

キャッシュレス決済の端末については、店舗オープンを決めた時点から導入したいと考えていました。すでにイベント出店時の決済方法として、カード決済端末を導入していましたが、端末そのものが小さく、使いづらさも感じていたため、「店舗には向かない。もっと機能的で使いやすいものがほしい」と考えていました。

初めのうちは自分一人で接客対応をする予定だったので、キャッシュレス決済の導入では、操作性が良いことが最も重要だと考えていました。また、シンプルなデザインにこだわった商品を展開しているので、決済端末もシンプルでデザイン性が高いものを選びたいという想いもありました。さらに、商品管理や売上のデータ分析などもできるPOSレジの機能も必要だと考えていました。

オールインワン端末のstera pack（ステラパック）の存在は、SNSの広告で見て知っていました。端末画面が店舗用とお客様用の２つに分かれているので、端末の向きをいちいち変えることなく、お客様と対面したままでスムーズに決済ができると考えました。また、レシートや領収書の発行もこれ1台でできてしまう点や、30種以上のキャッシュレス決済に対応している点も魅力的でした。

そんな中、三井住友銀行に入金に行った際にたまたま展示されていた、POSレジとしての機能を備えるstera pack POS（ステラパック ポス）の端末を見つけました。利用体験をさせてもらい、機能についての説明も受けて実際に触ってみると、直感的に操作でき、とても使いやすいことがわかりました。POSレジの機能も付いているので、商品登録も売上データの分析も、すべて1台で対応できます。また、デザインもやはりシンプルでカッコよく、自分がイメージしている店舗にもピッタリだと感じました。

また、契約や導入も非常にスムーズでした。導入後も、操作でわからないことがあったら、専用ヘルプデスクに電話すれば、すぐに回答してもらえて、安心できました。

導入を決めたポイントは、操作性が良いこと、端末のデザインが良くコンパクトであること、POSレジ機能があること、導入コストやクレジットカード決済の手数料を抑えられることの4つです。

実際に使ってみると、やっぱりとても便利で「すごい！」と思いました。もともと操作性を重視していましたが、決済のスピードが非常に速いと感じます。お客様には、対面したままでカードを差し込んでいただき、こちら側の画面でピッと操作すればいいので、スピーディーかつスマートに決済できます。現在、アルバイトスタッフが1名いるのですが、これまでレジに触った経験がないにもかかわらず、30分程度の説明をしただけで、すぐに操作できるようになりました。

当店の来店者数は、平日は1日あたり20〜30人程度、休日になると100人近くになるため、スピーディーに決済ができることは非常に重要だと感じます。購入の平均単価は1万3000円程度で、決済方法は、クレジットカードなどのキャッシュレス決済が7割、現金が3割程度です。外国人のお客様も多いため、希望される決済手段も多種多様ですが、これまで一度もお断りしたことはありません。30種以上の決済方法に対応しているstera pack POSにして良かったと感じています。

店舗運営では、「従来型の大きなPOSレジをドンと置き、その周辺にいくつもの決済端末を置いているため、レジ周りがごちゃついてしまう」「あれもこれも操作しなくてはいけないためにストレスが溜まる」という話をよく聞きます。stera pack POSの端末はコンパクトなので、置くスペースも最小限で済みますし、複数の決済端末を操作する必要もありません。レジ周りもスッキリとさせることができ、シンプルなデザインでまとめた店舗のイメージを損なうこともないですね。

また、売上データの分析をする際、端末の画面ですべて見ることができるという点も気に入っています。商品登録をする際は、無料で使える専用のスマートフォンアプリで商品を撮影してそのまま商品登録ができるのでストレスを感じません。

stera pack POSは、端末の機能改善や機能追加が日々行われている点も非常に良いと感じます。現場の声を拾ってどんどん改善してくれるのは本当にありがたいことだと感じています。

さらに、導入コストがかからない上に、月額9,900円（税込）。十分導入可能な予算に収まりました。他社の場合は、タブレットやレシートプリンタなど周辺機器の購入費用などがかかりますが、stera pack POSなら、これ1台で済むため、こうした費用も不要になります。これだけの機能を備えていて月額1万円を切っているキャッシュレス決済の端末は、ほかにはありませんね。その上、レシートに使うロール紙もずっと無料。そうした面でも本当にオールインワンだなと思いました。

商品単価が高くはないため、手数料のコストもできる限り抑えたいという思いがあり、Visa、Mastercardの手数料も魅力の一つでした。

入金サイクルを柔軟に選択できるという点も良いですね。資金繰りのことを考え、現在は月に2回の入金にしています。入金サイクルは、新商品の展開などの資金計画にも影響するので、臨機応変に変更できるメリットを感じています。また、入金の際、振込手数料がかからない点も、実は大きなメリットだったのではないかと思っています。※三井住友銀行に限る

個人で店舗を新規開業するときには、とにかくいろんな作業を並行して進める必要があります。その点、stera pack POSならこれ1台で、多様なキャッシュレス決済に対応。レシートのプリントアウトも商品登録も売上データの分析もでき、さらには在庫管理や棚卸しまで、すべてできてしまいます。また、導入も簡単で、端末や周辺機器について、あれこれ検討する必要もありません。そのため、レジ周りを整えることに時間や労力をかけることなく、ほかの作業に集中することができました。

今後はバッグなどのデザインにも着手し、外出や移動を手助けできるような商品を幅広く展開していきたいと考えています。連携できる革職人さんとのネットワークも広げ、商品点数をもっと増やすことができるようになったら、stera pack POSの在庫管理機能なども活用していきたいと思います。