導入コスト不要で操作もスムーズ！決済手数料も安いので、個人事業主の「第一の選択肢」に

矢作さん：当院は、「女性鍼灸師による、女性の患者様限定のゆったり空間」を特徴とし、ほかの患者様と遭遇しないよう、個室にて施術をご提供しています。「自分時間はかるい身体で」をコンセプトに、疲れた女性たちにリラックスして1日を過ごしていただくためのサポートをしています。

独立のきっかけは、「世の中には、私と同じように疲れている女性がたくさんいるはず」と感じたことが始まりでした。社会人になってからずっと同じ鍼灸整骨院に勤務していましたが、長年働く中で「もっと自由に、自分のやりたい治療を提供したい」という気持ちが芽生え、2023年4月に開業しました。

患者様の層は40代から60代の女性が中心ですが、若い方もいらっしゃいますね。施術メニューは、鍼灸による全身治療、お顔のお悩みを解消する美容鍼、痛みや剥離のないハーブピーリングとなっています。鍼灸の治療では、疲労や痛みの続く症状を緩和するためにオーダーメイドの治療を行っています。年齢層の高い方の場合には痛みのある関節の調整なども行っていますし、マタニティケアの資格も取得しているので、妊婦さんにも安心して施術を受けていただくことができます。お顔に電気を流す美容鍼は、むくみの解消を促し、左右差を数ミリ単位で狙うため、「小顔になった」「笑いやすくなった」と喜んでいただくことも多いですね。また、ハーブピーリングはダウンタイムがないため、結婚式を予定されている方などにも大人気です。

鍼灸の全身治療のコースは30分で4,400円、60分で8,800円、90分で11,000円。美容鍼は60分で7,700円、ハーブピーリングは11,000円です。

矢作さん：決済の比率は、現金決済が8割。クレジットカード決済、コード決済はそれぞれ1割程度ですが、「お支払いの選択肢が限定されないよう、現金だけではなくキャッシュレス決済に対応できるようにしよう」と考え、タブレットに接続するタイプの決済端末を導入しました。

しかし、現金決済がメインのため、決済端末の充電をうっかり忘れたり、どこかに端末をしまい込んでいたりすることが多く、患者様をお待たせしてしまうことがありました。とにかく、タブレットと端末が別々になっていることが不便でしたし、充電の持ちが悪いことにも課題を感じていました。

また、通信環境が悪く、なかなかネットワークに接続できずにお待たせしてしまうことも多々あり、接続するまでの間の沈黙には気まずいものがありました。決済時に通信エラーが発生したことに気付かなかったこともあり、後になってから「決済が終了できていなかった」と気付いて慌てました。

操作性の面でも、決済までのステップが多いと感じていました。まず、決済端末を用意してタブレットに接続、ご利用金額を表示してから決済方法を選んだ後、クレジットカードを差し込んでいただき、さらに暗証番号を入力していただくことも必要でした。また、対応する決済方法の表示が多いことで、患者さんが要望する決済手法を探すことにも手間取っていたと思います。

当院は私一人で運営しているため、患者様のお迎えからお見送りまで全て一人で行っています。60分の枠に対し、間を置かずにびっしり予約を入れていることが多いので、時間管理をしっかり行わなくてはなりません。決済がスムーズにいかず、1分、2分遅れてしまうと、次の方の予約枠にも影響してしまい、患者様にご迷惑をおかけしてしまいます。

そして何より、「もっと決済手数料が低くなれば」と思っていました。現金決済とクレジットカード決済を比較すると、「同じ施術をしても、これだけの金額を決済手数料として引かれるのか」と考えてしまうこともありました。

矢作さん： stera tap（ステラタップ）の導入は、友人に「こんなものがあるよ」と教えてもらったことがきっかけでした。すでに導入していた決済端末よりも決済手数料を安く抑えられる上に、スマートフォン1台のみで決済でき、初期費用やランニングコストがかからないことも「いいな」と思いました。

操作性などの使い勝手も良く、操作手順の説明書もありましたが、それを見なくてもすぐに使えるようになりました。決済までの手順がシンプルで、「カードで決済したい」と言われたら、すぐにスマートフォンを取り出し、金額の入力・表示をして患者様に見せ、タッチしていただくだけ。もともと使っていた端末と比べるとトータル1分くらいは短縮できていると感じます。すごく早くて楽だなと思いますし、心にも余裕が生まれました。また、患者様からは「タッチ決済だと、暗証番号を入力する手間が省けていい」というお声もいただいています。

導入してみて一番良かったと感じることは、やはり決済手数料が安いことです。入金時に、明らかに決済手数料の負担が軽くなったことを実感しています。

さらに、患者様をお待たせすることなく、スピーディーに決済を完了して、スムーズにお帰りいただけるので、「早くしないと、次の予約枠に影響を与えてしまう」とハラハラすることもなくなりました。時間管理という面でも、とてもいいと思っています。スマートフォンは常に充電できて、電池の持ちもいいので、「端末の充電を忘れていた！」と、慌てることもありません。決済時の通信エラーについても、音と画面上で手軽に確認することができるので、その場で決済できていることがわかり安心です。

意外だったメリットは、デジタルでレシート発行ができることです。以前は領収書を手書きで作成していましたが、stera tapはQRコードを表示してスマートフォンで読み込んでもらえば、そこからレシートをダウンロードしていただけます。「デジタルのレシートで構わない」という患者様も多く、いちいち書く手間を省けています。

今後は、訪問診療にも活用したいと考えています。今までは現金払いのみでしたが、stera tapならスマートフォンを持ち運ぶだけの手軽さで、患者様の支払い方法の幅を広げることができると思います。

私は、健康保険の対象となっている別の鍼灸院でも、週に2回ほど施術を行っていますが、単価が500円など少額の場合でも、「現金がないから、銀行に行ってくる」という患者様をよく見かけます。今の時代、現金を持たずに外出する方が増えているので、サービスを提供する側はキャッシュレス決済に対応することが必要になってくると思います。

開業時はなるべくコストを抑えたいものだと思いますが、stera tapは、決済手数料が安く、導入コストも月額の利用料金もかかりません。これから個人事業主で開業したいと思っている方にとって、キャッシュレス決済端末の「第一の選択肢」になるのではないかと思います。