Google Pay™ (グーグルペイ)の使い方と設定方法を徹底解説!対応カードや使えるお店や場所も紹介

現金に、クレジットカード、プリペイド式電子マネーなど、決済方法が多くて困ったことはありませんか。それぞれお得なサービスがあるから持っておきたいものの、レジでいちいち提示するのはちょっと大変……。
そこでおすすめしたいのが、カードをまとめて管理でき、スマートフォンだけで決済が完了する「スマホ決済」です。その中でも、今回は、 Android™ スマートフォンをお使いの方が利用できる「 Google Pay 」をご紹介します。
初めての方でも安心して使えるように、三井住友カードを Google Pay で利用するにはどうしたら良いか、設定方法や使い方、利用可能な加盟店を詳しく解説します。
INDEX
Google Pay とは?

Google Pay は、 Android スマートフォンで利用できる決済サービスです。その特徴は以下のとおりです。
- クレジットカードや電子マネーと連動させて決済する(アプリ単独で決済はできません)。
- 複数のカード、電子マネーの登録が可能。
- 店頭ではリーダー機にスマホをかざすだけで決済完了。
- 使用したカードのポイント付与は通常どおり。
- 利用料や年会費などは一切なし!
- 1枚のカードごとに Google Pay に対応したデバイス5台まで設定可能。
スマホ決済の最大のおすすめポイントは、複数の電子マネーやクレジットカードを一元管理できること。会計の度にいちいちカードを探す手間が省けるだけでなく、ポイントカードもひとつにまとまるので、財布がカードで膨れることもありません。
Google Pay で利用できる決済方法は?
クレジットカード・プリペイドカード・デビットカードを Google Pay に設定すると、以下電子マネーやタッチ決済が利用できます。
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三井住友カード発行のクレジットカード(VisaまたはMastercard)を登録した場合は、電子マネー「iD」で決済ができるほか、Visaブランドのクレジットカードでは2022年3月1日(火)よりVisaのタッチ決済にも対応するようになりました。
なお、設定できるのは Google Pay に対応する種類のカードのみで、利用可能な決済方法は設定するカードやデバイスによって異なるので、事前にホームページなどで確認しておきましょう。
また、スマートフォンアプリ「Vポイント」(以下「Vポイント」アプリ)も、 Google Pay に設定することができ、Visaのタッチ決済と電子マネー「iD」どちらも利用できます。
「Vポイント」アプリの使い方については、以下の記事をご覧ください。
Google Pay は先述のとおり、Suicaやnanaco、WAONなどの電子マネーにも対応しているため、スマホひとつでスーパーやコンビニでの会計から公共交通機関まで利用することができます。電子マネーの残高は、 Google Pay アプリに登録したクレジットカードからチャージすることができます。残高不足に気づいても、その場ですぐにチャージできるのは便利ですよね。
Google Pay で簡単に決済して、ポイントを効率的に貯める。そんな快適なキャッシュレス生活を送ることができます。
Google Pay の設定方法や利用方法は?
Google Pay の利用設定がまだの方は、「 Google Pay の設定方法を知りたい」から。 Google Pay は設定済みだけど、使い方がよくわからないという方は「 Google Pay の使い方を知りたい」からご覧ください。
Google Pay の設定方法を知りたい
Google Pay の使い方を知りたい
Google Pay の設定方法を知りたい

では三井住友カードのクレジットカードをどのようにして Google Pay に登録すれば良いのでしょうか。設定方法を詳しく解説します。
対象のデバイスは?
Google Pay でVisaのタッチ決済と電子マネー「iD」を利用できるスマートフォンは、以下の条件をクリアしている Android スマートフォンです。
- Android 5.0以降
- Felica搭載端末(iD設定時)
- おサイフケータイアプリ6.1.5以降(iD設定時)
- NFC Type A/B 搭載(Visaのタッチ決済設定時)
- アプリを最新のバージョンへアップデートしてください。
また、「Vポイント」アプリも同様です。
Android での設定方法
三井住友カードを Google Pay に設定するには、以下のものを準備しましょう。標準アプリに Google Pay アプリがない場合は、「 Google Play (※)」でインストールできます。また、すでにインストール済みの場合は、最新バージョンにアップデートをしてください。
- スマートフォン
- Google Pay アプリ
- Vpassアプリ(Visaのタッチ決済設定時)
- 登録したい三井住友カードのクレジットカード
- Google Play : Google Play は、Googleによって提供される、 Android 端末およびChromebook向けのデジタルコンテンツの配信サービス。
(1)Visaを設定する場合
1.Vpassアプリにログインし、「 Google Pay の設定」をタップします。

2.「G Pay に追加」をタップします。

3.「VISA 設定する」をタップします。

4.クレジットカードに登録している電話番号を入力し、「SMSで認証する」もしくは「電話発信で認証する」をタップします。
- 家族会員の方は「電話発信で認証する」のみ表示されます。

5.認証コードを入力して「認証コードを確認する」をタップします。
- 「電話発信で認証する」をご選択の場合・家族会員の方は、表示された番号に架電してください。

6. Google Pay モバイルペイメント特約を確認して「同意して続行」をタップします。

7.「続行」をタップ すると、「 Google Pay visa」がご使用の端末に設定されます。

8.「メインカードに設定」をタップいただくと、「 Google Pay visa」のデフォルトカードに設定されます。

(2)iDを設定する場合
1.ホーム画面から Google Pay アプリを開きます。

2.支払い画面から「お支払い方法」をタップします。

3.「クレジット/デビット/プリペイド」をタップします。

4.登録したいカードの情報(カード表面)を Android のカメラで読み取ります。ただし、カード番号・有効期限が裏面に記載されているカードの場合は、カメラで読み取りができないため、キーボードで入力します。

5.有効期限、セキュリティコード、カード所有者情報(氏名、住所など)を入力し、最後に「保存」をタップします。

6.「続行」をタップします。

7.利用規約を読み進めたあと、「同意」をタップします。

8.確認方法として、テキストメッセージを選択し、「続行」をタップします。「その他のオプション」をタップすれば、確認方法として「カード会社に電話する」を選択できます。

9.届いた6桁の確認コードを入力します。

10.これで端末内にある Google Pay アプリにお使いのカードが登録されました。

Google Pay の使い方を知りたい

便利なスマホ決済ですが、慣れていない人は戸惑ってしまいますよね。 Google Pay の使い方をシーン別で解説します。
Google Pay は、店舗だけでなく公共交通機関、ネットショップなどでも利用できます。よく利用する店舗などはチェックしておくと良いでしょう。
使えるお店・場所
・Visaのタッチ決済マークまたはiDマークがある店舗

Google Pay は、日本国内の上記のマークがある店舗で利用できます。コンビニ、スーパー、レストラン、ガソリンスタンド、モール・百貨店、家電量販店など、多くの店舗が対象です。店舗入り口付近やレジ横などをチェックしましょう。
・ Google Pay 対応のネットショップ
ネットショッピングの支払いも Google Pay でOK。ネットショップごとにアカウントを作成したり、カード番号を登録したりしなくても、決済方法に Google Pay を選べば決済が完了します。よりスピーディーに、簡単にお買物を楽しめますよ。
・公共交通機関
三井住友カードと一緒に交通系ICカードサービスのSuicaを設定しておけば、 Google Pay アプリ内でいつでもどこでもチャージできます! Google Pay には「残高リマインダー」という、残金が設定した金額を下回ると知らせてくれる便利機能もあるので活用しましょう!
お店で支払う方法
店頭で利用する場合、まずは Google Pay に対応した電子マネーやタッチ決済が使えるレジであるかを確認しましょう。あとは、以下の2ステップで決済完了です。
(1)レジで支払方法の選択をする
Google Pay に登録されている三井住友カードの設定が「Visa」の場合は、「Visaで」または「Visaをタッチで」と伝えましょう。無人レジの場合、支払方法は「クレジットカード」を選択する必要がありますので注意してくださいね。
設定が「iD」の場合は「iDで支払います」と伝えましょう。
「Vポイント」アプリを利用する場合は、設定にかかわらず「Visa」または「iD」どちらも選択可能です。
(2) Android スマートフォンをリーダー機にかざすだけ!
電子マネー「iD」を利用する場合は、 Android スマートフォンをレジのリーダー機にかざせば決済は完了です。スマートフォンのロック解除、スリープ解除、アプリの起動はいずれも必要ありません。また、電源が切れている場合でも使用できます(※)。
ただし、Visaのタッチ決済を利用する場合は、スマートフォンのスリープモードを解除、もしくは画面ロックを解除した状態でレジのリーダー機にかざしてください。
- 端末のバッテリーが空になってしまうと利用できない場合があります。
決済は、基本的にアプリに登録されたメインカードで行われます。メインカードの設定をしていない場合は、アプリに最初に登録したカードがメインカードに設定されるので確認しておきましょう。会計に別のカードを使用したい場合は、 Google Pay のアプリから1回1回変更することもできます。
ネットショップで支払う方法
オンラインショップやアプリでお買物をする場合は、購入手続きの際に「 Google Pay 」のロゴがあれば利用することができます。支払い方法は以下のとおり、とてもスムーズです。
- 購入手続き時に「 Google Pay 」のボタンをタップ
- 必要に応じてお支払い方法を選択し、配送先情報を入力
- 注文を確定して完了
Google Pay を使うことでカード情報を毎回入力する必要もないため、より快適にネットショッピングが楽しめるでしょう。
公共交通機関で支払う方法
Suicaが利用できる公共交通機関では、 Google Pay を使って乗車料金を支払うことができます。使い方は簡単。 Google Pay にSuicaを設定し、通常のSuicaカードと同様に改札機にスマホをかざすだけ。
利用中のSuicaやモバイルSuicaが登録できることはもちろん、 Google Pay アプリからSuicaを新規発行することもできます。Suicaの残高確認はもちろん、 Google Pay アプリ内では1円単位でチャージが可能。ぜひ三井住友カードとあわせて設定してみてくださいね。
また、横浜市営バスや京浜急行バス、西武バスなど、一部の交通機関ではVisaのタッチ決済で乗車ができるようになりました。 Google Pay にVisaカードを設定しておけば、交通系ICカードと同じようにスマホをタッチするだけで乗車ができます。
今後もバスや鉄道など、多くの公共交通機関で導入拡大が期待されるため、三井住友カードのホームページなどでチェックしてみてください。
Google Pay を使う際の注意点
便利な Google Pay ですが、以下の点には注意が必要です。
・紛失や盗難には注意
Google Pay は、スマートフォンのロックを解除せずに利用できるため、端末の紛失・盗難に遭ったとき、不正利用されるか心配ですよね。紛失後、どうしても見つからない場合は、ほかの端末やパソコンなどでGoogle 公式サービスアプリ「端末を探す」を使用すれば、端末にロックをかけたり、データを消去できたりします(操作実行をするには紛失した端末の電源が入っている必要があります)。
その後は契約しているキャリアのサポートセンターに連絡をし、利用の一時停止などの対応を依頼しましょう。 Google Pay に登録したカード発行会社に連絡し、各カードの使用停止の依頼も忘れずに行ってください。
・各電子マネーに現金チャージをする際、専用アプリが必要
決済をまとめることができて便利な Google Pay ですが、プリペイド式電子マネーは Google Pay アプリ内でのチャージができません。各サービスの専用アプリを別途インストールして、それぞれでチャージを行う必要があります。電子マネーによってはポイント交換などのサービスも専用アプリ内で完結している場合があるので、都度確認しましょう。
・機種変更した際は電子マネーごとに引き継ぎ手続きを行う
機種変更をする際、 Google Pay に登録されている電子マネーの残高を引き継ぐことができます。ただし機種変更後のスマートフォンには改めてアプリのインストール、決済方法の設定が必要です。各電子マネーの専用アプリがある場合(三井住友カードの場合は「Vpassアプリ」)、それぞれのアプリでも引き継ぎ作業を行ってください。また、機種変更前の端末については、安全のため、 Google Pay より決済方法を削除しましょう。
・端末のバッテリーが切れると決済できない
Google Pay はスマートフォンを通じて決済をするため、端末のバッテリーが空になってしまうと Google Pay が利用できなくなります。支払いを Google Pay にまとめてしまうと、いざというときに使えなくなる可能性があるため、お出かけの際は必ずクレジットカードなど別の決済方法も用意しておきましょう。
まとめ

財布の中に眠っているカードも Google Pay にまとめれば有効活用でき、もっとお得に簡単にお買物を楽しむことができます。クレジットカードも少額の買物に気軽に利用できるので、使い道がもっと広がりますよ。
対象の三井住友カードなら、通常利用で0.5%のポイント還元、対象のコンビニ・飲食店でのVisaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスのご利用で、+2.5~+4.5%が還元されます。毎日のお買物が簡単お得にできるので、使う機会も増えそうですよね。
- 商業施設内の店舗など、一部加算対象とならない店舗、および指定の還元率にならない場合があります。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、Vポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。必ず三井住友カードのホームページをご確認ください。
クレジットカードの使い道が広がるほど、お得なポイントも手に入るチャンスが増えるということ。ぜひ Google Pay に登録して、快適なキャッシュレスライフをお送りください。
- Android 、 Google Pay 、 Google Play は Google LLC の商標です。
- nanacoは株式会社セブン・カードサービスの登録商標です。
- 「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
- 「楽天Edy」は、楽天Edy株式会社の登録商標です。
- WAONは、イオン株式会社の登録商標です。
- QUICPayは株式会社ジェーシービーの登録商標です。
- 「iD」、「おサイフケータイ」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
- 本記事は、公開日時点での情報です。
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