投資信託の購入でポイントが貯まる!毎月100円からOKなクレカ積立とは?

投資初心者でもチャレンジしやすいと言われている投資信託。中でも、長期にわたる運用期間中、身近なクレジットカードを使用して、お得にポイントを貯めながら積立投資する、いわゆる「クレカ積立」が注目されています。
三井住友カードのクレジットカードでは、SBI証券の投資信託の積立購入が可能です。積立購入すると積立額に応じて、普段の買物などでも使用できるVポイントが貯まります。なんともお得に感じる「クレカ積立」ですが、一体どのようなサービスなのでしょうか。

INDEX
投資信託でポイントが貯まる!

「三井住友カードつみたて投資」では、SBI証券が扱う約2,600本(2021年12月22日(水)現在)の投資信託を対象に積立投資ができますが、そもそも「投資信託」とは一体どんなものでしょう。
投資信託とは、運用の専門家であるファンドマネージャーが、集まった資金をもとに、株式や債券などの資産で代わりに運用してくれる金融商品です。投資信託は複数の銘柄に投資するため、1つの投資信託を購入するだけで、多くの投資先へ分散投資ができます。少額から積立購入もできるので、手元資金が少なくても始めることができ、投資初心者向けの投資方法と言えるでしょう。
知っておきたいのは、手数料がかかること。投資信託は、購入時手数料のほかに、信託報酬(運用管理費用)などがかかります。安定的な資産形成には「長期・分散・積立」による運用がおすすめですが、投資信託はコストが気になるところです。
しかし!SBI証券が扱う投資信託は(インターネットコースの場合)、原則買付手数料がかからない「ノーロード型」のため、運用コストを抑えることができます。信託報酬は保有中にかかり続けるものなので、過去の運用実績がコストに見合うものか確認しながら選ぶと良いでしょう。
「SBI証券Vポイントサービス」がお得!
SBI証券で投資信託を購入する場合、「SBI証券Vポイントサービス」に登録しておくと、取引がもっとお得になるのをご存知ですか。「三井住友カードつみたて投資」をご利用の方は、「三井住友カードつみたて投資」の付与ポイントにさらに「SBI証券Vポイントサービス」によるポイントが加算されます。
「SBI証券Vポイントサービス」とは、三井住友カード経由でSBI証券の口座開設や、投資信託や国内株式などの取引をした際に、その金額に応じてVポイントが貯まるサービスです。投資に慣れてきたら、徐々に取引の種類を増やしていくと、効率的にポイントを取得できるのでぜひチャレンジしてみましょう。
すでにSBI証券の証券総合口座をお持ちの方でも、SBI証券のサイト上で三井住友カードの金融商品仲介サービスに変更手続きをすれば、利用できます。

- 別ウィンドウで「SBI証券」のサイトへ遷移します。
貯まったVポイントは、スマートフォンアプリ「Vポイント」を使用すれば、お店やネットショップなどで1ポイント=1円でお買物できます。ショッピングなどによる毎月のカード利用金額に加えて、資産運用でもVポイントが付与されるようになるので、これまで以上にVポイントが貯まりやすくなるのは大きなメリットです。
知っておきたい「クレカ積立」

本来、クレジットカードで金融商品は購入できないものです。投資とは、一般に将来価値が上がることを期待して株式や債券、投資信託などを購入するものですが、運用次第では損をしてしまうことも。クレジットカードで制限なく購入できると、損失が出た際に支払い不能になる可能性もあるため、原則として投資においてクレジットカードは使用できません。
しかし、金融庁では以下の条件を満たした場合のみ、クレジットカード決済による購入を認めています(2021年11月現在)。
- 同じ人物に対して信用供与額は10万円未満
- 累積投資契約(毎月一定額を継続的に購入する積立投資)
- 2ヵ月以内に決済を行うこと
つまり、クレカ積立は月々10万円未満の少額による積立投資に限ります(購入月の翌月決済で、分割払いやリボ払いは適用なし)。では、三井住友カードのクレジットカードではどのような投資ができるのでしょうか?
三井住友カード× SBI証券のサービスに注目!
三井住友カードはネット証券会社の大手・SBI証券と連携した、三井住友カードのクレジットカードを使った投資信託の積立購入ができるサービス「三井住友カードつみたて投資」があります。
三井住友カード×SBI証券の「三井住友カードつみたて投資」では……
- 少額投資OK!積立額は100円~上限額5万円。
- SBI証券が扱う約2,600本(2021年12月22日(水)現在)の投資信託を対象に、複数の銘柄を取引可能。
- SBI証券が取り扱う投資信託は(インターネットコースの場合)原則ノーロード型で買付手数料が無料!
- クレジットカード決済なので、買付資金を都度口座に入金する手間なし!
- 積立額に応じてVポイントを付与。
なによりも便利なのは、今お使いの三井住友カードのクレジットカードですぐ投資を始められることです。投資を始めるには、まず証券会社や金融機関で専用の口座を開設しなければいけません。オンラインで簡単に口座開設手続きを進められますが、情報入力や本人確認書類の提出などを手間だと感じることもあるでしょう。そもそも投資初心者の方が自分にぴったりの証券会社や金融機関を探すのはとても大変!
しかし使い慣れたクレジットカードが提携している証券会社であれば、情報入力など煩雑な手続きも一部ショートカットして簡単に口座開設できる場合が多くあります。毎日忙しくて、投資を始めるタイミングを逃している方にとって、この手軽さは助かりますよね。

三井住友カードつみたて投資の3つのメリット

投資初心者にもおすすめな「三井住友カードつみたて投資」。代表的な3つのメリットをご紹介します。
1)Vポイントが貯まる
最大のメリットは、Vポイントが貯まること!投資の基本は「長期・積立・分散投資」です。長期運用で積立を続けていくと付与されるポイントも増えていくので、同じ積立投資をするにもクレカ積立のほうが断然お得!
2)100円から積立投資できる
「三井住友カードつみたて投資」であれば毎月100円から5万円まで積立できるので、無理のない範囲で投資を始めることができます。生活に余裕ができたら、預貯金とのバランスを考えながら投資額を増やしていくのも良いでしょう。
3)つみたてNISAにも対応!
「三井住友カードつみたて投資」ではつみたてNISAにも対応しています。つみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。通常、投資で得た利益(投資信託なら分配金と譲渡益)には、20.315%の税金がかかりますが、この「つみたてNISA」を利用すると利益を非課税で受け取ることができます。なお、つみたてNISAは、金融庁の定めによりどの金融機関で購入しても購入時手数料は無料です。
投資できる額は年間最大40万円、月々にすると3万3,333円です。つみたてNISAの非課税期間は最長20年のため、毎年最大40万円を投資していけば非課税で投資できる最大金額は800万円となります。
つみたてNISAは、投資初心者にもチャレンジしやすい制度と言われています。2042年まで投資できますが、毎年40万円しかできないため、投資を始めようと考えている方は早めに口座開設をしましょう。じっくり長く非課税の恩恵を受けながら運用することができます。
どれくらいポイントが貯まる?
では、投資信託を購入するとどれくらいポイントが貯まるのでしょうか。
「三井住友カードつみたて投資」と「SBI証券Vポイントサービス」の2つによる年間付与ポイントをシミュレーションしてみました。
【投信マイレージサービスポイント付与率0.1%の銘柄を、毎月3万円つみたてた場合】
下の表は、横にスライドしてご覧ください。
年数 付与率 | 0.5%(※) | 1.0%(※) | 2.0%(※) | 5.0%(※) |
---|---|---|---|---|
1年目 | 1,989 | 3,789 | 7,389 | 18,189 |
5年目 | 3,430 | 5,230 | 8,830 | 19,630 |
10年目 | 5,230 | 7,030 | 10,630 | 21,430 |
20年目 | 8,830 | 10,630 | 14,230 | 25,030 |
- お持ちのクレジットカードによって、「つみたて投資ポイントアッププラン」の対象となる場合があります。詳しくはこちらをご覧ください。
表を見るとコツコツ毎月3万円分積立購入していけば、雪だるま式に年間の付与ポイント数が上がっていくことがわかります。特に、「SBI証券Vポイントサービス」では月間の平均保有額に応じてポイントが付与されるため、運用が長期になるほど付与されるポイント数が増えるので、よりお得に資産運用できることが一目瞭然ですね。
まとめ

クレジットカード決済で投資信託を積立投資できる「クレカ積立」。手軽に少額からスタートできる点、ポイント還元される点、またつみたてNISAなどの非課税制度にも対応している点などを見ても、投資家にとってもお得がいっぱいのサービスです。
「三井住友カードつみたて投資」であれば資産形成と並行して、雪だるま式に膨らんでいくポイント還元も魅力です。老後に備えながら、現状の生活も豊かになる三井住友カード×SBI証券の「クレカ積立」を始めてみませんか。
- 本記事は、公開日時点での情報です。

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【投資信託に関するご注意事項】
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料などの費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。
三井住友カード株式会社は、株式会社SBI証券を所属金融商品取引業者とする金融商品仲介業者です。金融商品取引業者とは異なり、直接、顧客の金銭や有価証券の受け入れ等は行わず、顧客口座の保有・管理は全て金融商品取引業者が行います。また、金融商品仲介業者は金融商品取引業者の代理権は有しておりません。
【金融商品仲介業者】商号等:三井住友カード株式会社 登録番号:関東財務局長(金仲)第941号 【所属金融商品取引業者】商号等:株式会社SBI証券 金融商品取引業者、商品先物取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第44号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会
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【NISA・つみたてNISAのご注意事項】
NISA・つみたてNISAの口座開設は、金融機関を変更した場合を除き、1人につき1口座に限られ、複数の金融機関にはお申し込みいただけません。金融機関の変更により、複数の金融機関でNISA・つみたてNISAの口座を開設されたことになる場合でも、各年において1つの口座でしかお取引いただけません。
また、NISA・つみたてNISAの口座内に保有されている商品を他の金融機関に移管することもできません。なお、金融機関を変更される年分の勘定にて、既に金融商品をお買付されていた場合、その年分について金融機関を変更することはできません。
NISA・つみたてNISAは選択制であり同一年に両方の適用を受けることはできません。
NISA・つみたてNISAで取扱商品は異なります。あらかじめSBI証券WEBサイト等にてご確認いただきますようお願いいたします。
つみたてNISAでのお取引は積立契約に基づく定期かつ継続的な方法による買付に限られます。
- その他NISA・つみたてNISAに関するご注意事項の詳細はSBI証券WEBサイトにてご確認ください。
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監修:ファイナンシャルプランナー
白浜 仁子
fpフェアリンク株式会社 代表取締役。ファイナンシャルプランナーCFP®。1級ファイナンシャルプランニング技能士。元銀行員。結婚・妊活後、専業主婦の期間を経て2008年より独立系FPとして活動を始める。家計管理、資産運用、生命保険、住宅ローン、相続などライフプラン全般について多方面からサポートできるのが強み。西日本新聞マネー情報紙“オーエン”にマンガになって登場するほか、講演、トークショー、執筆など幅広く従事。