「ネットショッピング認証サービス」で、ネットショッピングをさらに安全に
家に居ながら買物が楽しめるネットショッピング。便利ですが、クレジットカードを使う場合は安全性が気になりますよね。
三井住友カードでは、なりすましによる不正利用対策として「ネットショッピング認証サービス」や、さらにセキュリティを強化する「ワンタイムパスワード」を導入しています。
2024年3月以降、ネットショッピング認証の方法が変更となります。
新しい認証手段にはメールアドレスの登録が必要になるため、未登録の方はVpassへのメールアドレス登録をお願いします。
今回はこの2つの認証方式について解説します。
INDEX
第三者のなりすましを防ぐ!「ネットショッピング認証サービス」
ネットショッピングをはじめとするインターネット上でのクレジットカード決済では、クレジットカードを提示する必要がありません。このような非対面取引は、なりすましによる不正利用の被害に遭う可能性もあります。
そんな不正利用を防止する対策として三井住友カードが導入しているのが、「ネットショッピング認証サービス」。ネットショッピング時に必要なカード番号、有効期限などのほかに、事前にカード会社へ登録したパスワードを決済時に入力することでご本人確認を行います。
この認証方式は「3-D Secure」とも呼ばれており、お店でのサインや暗証番号入力のように、ネットショッピング利用の際にパスワードによるご本人確認を行うことで悪用を防止し、より安全な取引を可能にしています。
「ネットショッピング認証サービス」の特徴
「ネットショッピング認証サービス」は、Vpass登録をすると自動的に利用できます。Vpassへのユーザー登録後に特別な手続きは必要ありません。しかも、パスワードはVpassパスワードと同じなので、追加のパスワード設定も不要です。
さらに、支払いをするサイトにパスワードの記録は残らないので安心です。
「ネットショッピング認証サービス」の使い方
「ネットショッピング認証サービス」に加盟しているサイトでカードを利用すると、自動的にパスワードの入力画面が立ち上がります。金額やパーソナルメッセージ欄に表示されるハンドルネーム(※)などを確認したらVpassパスワードを入力するだけ。簡単にご本人確認が完了します。
- ハンドルネームとは三井住友カードのインターネット上のニックネームであり、会員と三井住友カードの間で共有するキーワードです。
パスワードを入力する前には、必ず各項目が正しく示されていること、およびパスワード入力画面のURLが正しいことを確認しましょう。パスワード入力画面が偽物の場合、パスワードを抜き取られる恐れがあるので注意が必要です。
パスワード入力画面のURL:acs.cafis-paynet.jp
なお、サービス参加店は以下のマークが目印です。
ワンタイムパスワードでさらにセキュリティを強化!
「ワンタイムパスワード(one time password)」とはその名のとおり、一度限りしか使えない使い捨てパスワード。「ネットショッピング認証サービス」で入力するパスワードの代わりに使用できます。
より安心・安全なセキュリティ対策としておすすめです。
ワンタイムパスワードはセキュリティ性維持に必須
近年、三井住友カードを装ったフィッシング詐欺が増えており、三井住友カードでもホームページなどを通して適宜注意喚起を行っています。
特に多く確認されている事例は、虚偽の利用があった旨をメールに記載することでユーザーの不安を煽る手法です。そのうえで「利用確認を促し、フィッシングサイトへ誘導」「“あんしん利用制限サービス”の設定を促し、フィッシングサイトへ誘導」といった方法を用いてユーザーをフィッシングサイトに引き込んでいます。
こうした詐欺行為による具体的な被害は、Vpassに設定しているパスワードが盗まれることです。これにより、「ネットショッピング認証サービス(3-D Secure)」を採用している加盟店での不正が増加しています。
また、「ネットショッピング認証サービス(3-D Secure)」はご入力いただいたパスワードの一致、不一致によって不正利用を未然に防ぐ役割を果たしますが、すでにパスワードが搾取されてしまっている場合には効果を発揮できません。また、お客さまにとっても「3-D Secure によってパスワード認証をしているにも関わらず、不正取引と認識されてしまった」ことによる、余計な混乱が招かれています。加えて、3-D Secureが作動することにより、ユーザーはパスワード入力間違いを起こした場合に一度システムから弾かれ、お買物時はカートに商品を入れ直さなければならないなどの手間も発生します。このような一般ユーザーのスムーズなサービス利用を妨げる真正阻害も起こります。
これらの問題を解決するために有効なのが、一度限りしか使えない“ワンタイムパスワード”なのです。
ワンタイムパスワードを使うメリット
ワンタイムパスワードを使うメリットは、ユーザー負担を最小限に抑えつつセキュリティが強化される点です。また、パスワードは使い捨てであるためパスワードを覚えておく必要はなくなります。さらに即時性を持っているため、情報が抜かれにくいという特徴があります。
「One Time Pass」アプリの申し込みと初期設定方法
「One Time Pass」アプリは、60秒ごとに異なる新しいパスワードを表示するアプリです。スマートフォンを持っていてVpassに登録していれば、誰でも無料で利用できますが、利用には申し込みが必要です。
- 申し込みの際は、登録を希望する方のクレジットカードが必要です。
下記より画面の指示に従ってお申し込みください。
>「One Time Pass」アプリご利用のお申し込みは以下のページをご確認ください。
利用開始メールを受信後、メールに記載のURLからウェブサイトへ移りアプリをダウンロードしてください。
- 申し込み後に届くメールのドメインは「@otp-auth.net」となります。メール受信設定をされている場合は事前に設定変更をお願いします。
- ご利用の端末によっては、URLリンクがタップできない場合があります。その際はURLリンクをコピーしブラウザのアドレスバーに貼り付けて手続きしてください。
- すでにアプリをダウンロードされている場合はこちらのSTEPは不要です。
受信メールに記載されたURLからアプリを起動し「アプリ初期設定/トークン追加」をタップしてください。
利用開始パスワードを入力して送信ボタンをタップすれば、利用開始のお手続きは完了です。
「One Time Pass」アプリの利用方法
ネットショッピング認証サービスに登録しているお店で決済をする際には、パスワード入力を求められる画面が表示されます。
「One Time Pass」アプリを起動しワンタイムパスワードを確認します。確認後、パスワード入力画面にてワンタイムパスワードを入力。内容に間違いがなければ決済が完了します。アプリでのパスワード確認時、コピー&ペーストでワンタイムパスワードを入力することもできます。
>「One Time Pass」アプリお申し込みと詳細は以下のページをご確認ください。
三井住友カードで安心・安全なネットショッピングを!
自宅に居ながら買物ができるネットショッピングは、やはり便利なもの。「ネットショッピング認証サービス」を使って、より安全にネットショッピングを楽しみたいですね。
この機会にVpassの登録をすませ、セキュリティレベルを高めましょう。
さらにセキュリティを強めたい方は、ワンタイムパスワードで決済ができる「One Time Pass」アプリも取り入れてみてくださいね。
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