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クレジットカード決済の返金方法は?いつ、どこに連絡すればよいか、処理の仕組みや流れも解説

    クレジットカード決済の返金方法は?いつ、どこに連絡すればよいか、処理の仕組みや流れも解説

    買い物をした後に、サイズ違いや不具合に気づいて商品を返品することがありますよね。

    現金で購入していれば商品と引き換えにその場で返金してもらえますが、クレジットカード払いだった場合は、カードの支払い日に利用明細をみて正しく返金されているか確かめる必要があります。

    今回は、意外と知られていないクレジットカード決済後の返金手続きについて詳しく解説します。

    INDEX

      クレジットカード決済後の返金処理

      クレジットカードで決済した商品を返品する場合も、現金支払いの場合と同様にクレジットカード会社ではなく購入したお店に行き、返品したい旨を伝えます。

      返品が受け付けられたら、「返金処理」が開始されます。返金処理はお店とカード会社のやり取りなので、購入者が何らかの対応をする必要はありません。

      返金方法とタイミング

      決済に利用したクレジットカードの「締め日」より前に返金手続きがされた場合は、請求と返金が同時に発生するので相殺されます。締め日とは、クレジットカードの1ヵ月の支払い金額が確定する日のことで、クレジットカード会社ごとに設定されています。

      一方、締め日より後に返金手続きとなった場合は、翌支払い日に一旦引き落とされ、翌々支払い日に返金されます。この場合、翌々支払い日に請求があればその支払い金額と相殺、請求がない場合には登録している口座に振り込まれます。

      ECサイトで決済した場合

      ECサイトで購入した商品を返品する場合も同じく購入先に返品したい旨を伝え、返金処理をしてもらいます。ただし、ECサイトの場合は、「返品の時期・理由」などにより一定の手数料を差し引かれることもあるので注意しましょう。

      一般的な返金までの流れ

      クレジットカード払いでの返品を行った場合、お店がクレジットカード会社にキャンセル依頼をした時点から返金処理が始まります。

      利用者への返金は、決済に利用したクレジットカードの締め日の前後、どちらのタイミングで返金手続きがされたかによって異なります。三井住友カードの締め日(15日または末日)のケースで見ていきましょう。

      締め日が15日

      締め日が毎月15日、支払い日が翌月10日のクレジットカードを利用した例です。

      カードのご利用と返品を締め日(15日)より前に行った場合

      翌月の支払い日(10日)に購入代金の請求と返金が同時に発生し、相殺されます。

      カードのご利用と返品を締め日(15日)より前に行った場合

      カードのご利用後、締め日(15日)を過ぎてから返品された場合

      翌月の支払い日(10日)に購入代金の請求が一度行われ、翌々月の支払い日(10日)に返金されます。

      カードのご利用後、締め日(15日)を過ぎてから返品された場合

      締め日が末日

      次に、締め日が毎月末日、支払い日が翌月26日のクレジットカードを利用した例です。

      カードのご利用と返品を締め日(末日)より前に行った場合

      翌月の支払い日(26日)に購入代金の請求と返金が同時に発生し、相殺されます。

      カードのご利用と返品を締め日(末日)より前に行った場合

      カードのご利用後、締め日(末日)を過ぎてから返品された場合

      翌月の支払い日(26日)に購入代金の請求が一旦行われ、翌々月の支払い日(26日)に返金されます。

      カードのご利用後、締め日(末日)を過ぎてから返品された場合

      返金されなかった場合の対処法

      クレジットカード払いの場合、その場で現金が戻ってくるわけではないため、利用明細書を見てきちんと返金されているかを確認する必要があります。

      返品をしたにもかかわらず、返金がなかった場合はクレジットカードを利用した店舗で対応が完了しているかを確認しましょう。店舗からクレジットカード会社へ返金処理を依頼済みだった場合は、クレジットカード会社に問い合わせてください。

      返金対応にまつわる注意点

      クレジットカードで返金手続きを行う際、知っておきたい注意点を解説します。

      原則として現金で返金されることはない

      クレジットカードに加盟している店舗は、お客さまがクレジットカード払いをする度に、クレジットカード会社へ手数料を支払っています。

      現金で返金をしてしまうとその手数料は戻ってきませんが、クレジットカードに返金をすると手数料が戻ってくるので、一般的に現金での返金はありません。

      返金分のポイントはマイナス処理

      購入時に付与されたポイントは、返金のタイミングで差し引かれます。
      なお、返金分のポイントを消費していた場合は、ポイント残高がマイナスになります。

      二重請求があった場合

      返品の際の対応とは異なりますが、カード決済に不慣れな店員が気づかず複数回カードを抜き差ししてしまい、請求が二重に発生することが稀にあります。
      ただし、二重に請求されている月の翌月以降の明細で取り消しされる可能性もあるため、まずは同月と翌月以降の利用明細を確認してください。

      二重請求分が取り消されていない場合は、カード会社ではなくお店に問い合わせましょう。二重請求であることが分かればお店にて取り消しの手続き後、カード会社へキャンセルデータが届き次第、片方の請求が取り消されます。

      この場合も、取り消しのタイミングによっては、一旦お支払い口座から引き落とされた後、翌月の返金となる場合があるので覚えておきましょう。

      必ず返金があったかの確認を

      このようにクレジットカードで購入した商品を返品する際は、お店の対応時期とクレジットカードのお支払い日によって返金のタイミングが変わります。

      現金で支払っていればその場で返金してもらえますが、クレジットカード払いの場合は後日返金となるので、返金処理が行われているか必ず確認しましょう。

      三井住友カード会員の方は、ウェブサービス「Vpass」、またはスマートフォンアプリ「Vpassアプリ」からご利用明細をいつでも確認できます。より安全で快適にクレジットカードを活用するためにも、ぜひ定期的にご利用明細をチェックしてみてください。



      • 本記事は、公開日時点での情報です。

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