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種類によって違うキャッシュレスのメリットを知っておこう

    種類によって違うキャッシュレスのメリットを知っておこう

    ここ数年、「キャッシュレス」という言葉が頻繁に使われるようになりました。実際、さまざまなキャッシュレス決済が登場し、大々的なポイント還元キャンペーンなどが話題を集めています。しかし、これまでのクレジットカード払いと新しいキャッシュレス決済とはどう違うのか、よく分からないという人も多いではないでしょうか。
    そこで、キャッシュレス決済の種類とメリットについて、詳しくご説明しましょう。

    INDEX

      いろいろな種類があるキャッシュレス

      キャッシュレスとは文字どおり、現金を使わずに支払うことを指します。その方法はいくつかあり、それぞれ特徴が異なります。
      まずはキャッシュレスの種類とその使い方について、簡単にご説明しましょう。

      キャッシュレスの代表格がクレジットカード

      キャッシュレスの中では最も普及し、使われているのがクレジットカードです。そのメリットは、海外も含めて使える店舗がとても多いことと、後払い(ポストペイ)のため電子マネーのようにチャージ残高が不足していて決済できなくなる心配がないこと、そして盗難や紛失の際の対応が手厚いことなどが挙げられます。
      利用金額に合わせてポイントが還元されるほか、クレジットカードによって多種多様な特典が用意されているのも大きな魅力です。

      国際ブランドのカードとの連携はもちろん、航空会社と提携したクレジットカードは、マイレージの加算など、特徴的なサービスが追加されています。なお、ネット通販を利用する際には、クレジットカードは必需品といえるでしょう。
      カード会社への申し込みには「18歳以上・安定した収入があること」というのが一般的な条件で、審査も必要となりますが、社会人であればぜひ持っておきたいアイテムです。

      毎日の生活に欠かせない電子マネー

      電子マネーは、ICカードでタッチするだけで瞬時に決済できるスピードが魅力です。SuicaやPASMOなどの交通系、WAONやnanacoなどの流通系の電子マネーがあります。交通系の電子マネーは、電車やバスの乗車券・定期券として自動改札で利用できるため、毎日の生活に欠かせない存在でしょう。駅の売店やコンビニ、自販機でも使えるので、とても便利です。

      あらかじめICカードに現金をチャージしておき、その金額の範囲内で自由に使う「プリペイド型」が主流ですが、中にはクレジットカードと連携した「ポストペイ型」もあります。
      プリペイド型電子マネーはクレジットカードのような審査がないため、未成年者や学生でも気軽に使えますが、交通系ICカードは、小学生に子供料金を適用する関係上、年齢区分に合ったICカードを持つ必要があります。交通系ICカードは駅の券売機や窓口で、流通系ICカードなら提携店舗の多機能端末などで、簡単に購入することができます。

      ポストペイ型ならチャージは不要
      クレジットカードとの使い分けが便利なポストペイ型の電子マネーとは

      スマホで決済するコード決済

      コード決済とは、決済アプリをダウンロードしたスマホを使って、QRコードやバーコードを活用した決済方法です。日本でサービスが始まったのは2016年と比較的最近ですが、急速に普及しています。
      コード決済には、店側が掲示したコードを利用者が自分のスマホなどで読み込む「ユーザースキャン方式」と、利用者側が自分のスマホ画面にコードを表示させて店側がスキャナーで読み込む「ストアスキャン方式」の2種類があります。コードを読み取ることで、決済アプリに事前チャージした残高や連携させたクレジットカードなどで支払いを行います。
      消費者にとっては手数料や年会費が無料で、スマホ1つで買物ができ、キャンペーンやポイント還元などの特典がほかの決済手段に比べて比較的大きいこと、そしてセキュリティが保障され、安全性が高いことなどがメリットです。一方、店舗側にとっても、キャッシュレス決済を安価に導入できるといったメリットがあります。

      携帯端末で支払いができるモバイル決済

      モバイル決済は、クレジットカードや電子マネー、銀行口座などの支払い情報をスマホなどの携帯端末に記録しておき、店舗の専用端末にかざして決済する方法です。
      アプリをダウンロードして必要な設定を済ませれば、すぐに使うことができます。厳密には決済方法というよりも、「支払い情報の通信方法のひとつ」といったほうがいいかもしれません。携帯電話会社のサービスによっては、携帯電話の利用料金と合わせて請求してもらう方法もあります。

      こんなにある!キャッシュレスのメリット

      日本ではこれまで現金決済が主流でしたが、キャッシュレス決済には現金以上のメリットが数多くあり、今後ますます普及していくものと見込まれています。その代表的なメリットを挙げてみましょう。

      現金払いでのデメリットの解消

      現金払いではまず銀行やコンビニのATMで現金を下ろす手間があり、わずらわしいものでした。まとまった金額を持ち歩くのも不安ですし、万一紛失したり盗難に遭ったりするリスクもあります。また、買物の最中に気に入った商品を見つけても、手持ちの現金が足りなければ買うことができず、あきらめなくてはいけないこともあるでしょう。
      しかし、クレジットカードを代表としたポストペイ型のキャッシュレス決済であれば、これら現金払いのデメリットが解消されます。

      スピーディーにスマートに精算できる

      スーパーやコンビニのレジで、財布の中の小銭を探すのはあまり格好の良いものではありませんし、意外と時間もかかります。キャッシュレスなら、小銭で財布が膨らむこともなく、素早くスマートに支払いを済ませることができます。
      また、カフェやレストランであれば、レジに向かうことなく、テーブルでクレジットカードを渡して、精算を済ませられるところも多いでしょう。一部のコード決済アプリには「割り勘機能」もついていますから、友人といっしょの飲み会や食事会のときに重宝するでしょう。

      ポイント還元がある

      キャッシュレス決済では、利用金額に応じたポイント還元のサービスがあります。カード払いを習慣にしてしまえば、知らないうちにどんどんポイントが貯まっていきます。これは、現金にはない大きなメリットでしょう。
      各社ともポイント還元率が高くなるキャンペーンなどを、頻繁に行っています。タイミングを逃さずに買物をすれば、一気にポイントを増やすこともできます。
      また、コード決済では、ユーザーの獲得を目的に、こうしたキャンペーンによる還元率が高めに設定されています。うまく利用すれば、おトクに買物をすることができるでしょう。

      お金の管理がしやすい

      現金と違って、キャッシュレスでは利用した履歴が残り、「いつ、何に、いくら使ったか」を簡単にチェックすることができます。そのため、お金の管理がしやすいというメリットがあります。
      例えばクレジットカードであれば、自分専用の会員ページにログインすれば、次回の支払額や現在の利用状況などが一覧表示で確認できます。最近はオートログイン機能を活用したアプリも多く出てきていますので、手軽に月々の利用状況を確認し、月ごとの利用計画を立てることもできるでしょう。
      現金の場合、財布にお金がたくさん入っていると、つい無駄遣いをしてしまうこともあります。支払いの利用履歴がしっかりと残るキャッシュレスなら、お金の管理がしやすく便利です。

      安全性が高い

      安全性の高さもキャッシュレスのメリットです。ほとんどのカード会社が利用のモニタリングをしており、不正だと疑われる取引は未然に防ぐ対策をしています。万が一、財布を紛失したり盗難に遭ったりしても、クレジットカードであればカード会社に連絡を入れることで、利用を止めることができます。また、その間に不正利用されたとしても、多くの場合は補償されますから、安心してカードを使うことができます。コード決済やモバイル決済では、個人の支払い情報を端末とのあいだで暗号化などにより強度の高いセキュリティが施された状態で無線通信するため安心です。しかし、セキュリティ面の不安がゼロともいえませんので、利用の際には注意することも大切です。

      消費税増税で優遇措置のあるキャッシュレス

      このように、さまざまな方法によるキャッシュレス決済が、すでに身の回りで利用されています。この流れのさらに大きな追い風となっているのが、消費税増税に伴って政府が推進している「キャッシュレス・消費者還元事業」です。2019年10月1日(火)から始まった消費税増税は国民にとっての負担増となりますが、この負担をやわらげるため、2020年6月30日(火)までの期間限定で実施されるのがこの事業です。
      その内容は「実施期間中、指定の店舗でキャッシュレス決済を行うと、その支払い金額の2%または5%をポイント還元する」というものです。つまり、消費税が2%アップするものの、場合によっては5%の値引きが行われ、実質的には増税前よりも負担が軽減される場合もあります。
      指定の店舗がどこにあるのか、ポイント還元が2%と5%のどちらに該当するのかなど、詳しい情報は「キャッシュレス・消費者還元事業制度ホームページ」で確認するといいでしょう。

      キャッシュレス・消費者還元事業 イメージ

      まずはキャッシュレス決済の利用範囲を広げてみよう

      キャッシュレス決済のさまざまな方法とメリットについてご紹介しました。それぞれ、使い方やメリットが異なるため、どの決済方法がいいのか迷ってしまうかもしれません。まずは、今使っているキャッシュレス決済のメリットを有効に活かす方法を確認しながら、もっとメリットの大きいサービスがあれば、利用範囲を徐々に広げてみてはいかがでしょうか。

      高額商品ばかりでなく、普段の買物にもクレジットカードを使ってみる。交通系電子マネーを乗車券としてだけではなく、スーパーやコンビニで利用してみる。また、貯まったポイントを連携しているほかのサービスに移動できるようなら、どこが連携しているのかもチェックしてみましょう。そうすれば、キャッシュレス決済のメリットをより便利に享受できるはずです。

      • QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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