家計簿管理を助けるキャッシュレス決済のメリットとアプリの活用方法

キャッシュレス決済で記録が楽になる

現金を扱わないキャッシュレス決済は、入出金や収支といったお金の移動をデジタル上で記録できます。
アナログ派の家計簿は、支払いのレシートを見返して、ノートに記載していくことになります。いざ家計簿をつけようとした際に、膨大な数のレシートがお財布に溜まっていたという経験はないでしょうか。記載漏れが発生したり、記載するのが億劫になって家計簿をつけるのをやめてしまったりすることもあるでしょう。

キャッシュレス決済にすることで、現金管理の手間を短縮することができます。例えば、クレジットカードで買物をすると、支払い明細表に金額が記載されます。同じように、QRコードやバーコードなどを活用したスマホ決済も、デジタル上で支払いが記録されます。
デビットカードも選択肢のひとつです。デビットカードは、銀行口座と連携して、支払いとともに銀行口座から引き落とされることになります。クレジットカードとは異なり入金分も記録されるため、より家計の「見える化」につながります。また、すぐに入出額が記録されるため、銀行口座からの引き落としが、利用した月の翌月以降になるクレジットカードに比べ、キャッシュフローがわかりやすいという利点もあります。銀行のサイトやアプリを活用して、お金の動きを確認することもできます。

アプリを利用して手軽に管理！

キャッシュレス決済と併せて活用したいのが、家計簿アプリです。銀行口座やクレジットカードなどと家計簿アプリを連携させることで、キャッシュレス決済を行うだけで、自動的にスマートフォン上で自分の収支が記録されていきます。
買物をした後に、改めて記入するのは面倒なものでしょう。しかし、キャッシュレス決済であれば、購入時、すぐに家計簿アプリに反映されるのです。

また、現金で購入したとしても、家計簿アプリならカメラ撮影をするだけで、スキャンしてレシートを読み取り、支出入力する機能を備えているものもあります。さらに、家計簿では家族のお金管理が困難になりますが、家計簿アプリには複数人で利用できるものもあります。それぞれが家計簿アプリを利用することで、家族のお金管理をアプリに一元化することもできます。

なお、三井住友カードVpassアプリは、2019年3月のリニューアルから、家計簿アプリ「マネーツリー」と連携した家計簿機能が使えるようになりました。三井住友カードVpassアプリでは、利用明細と口座残高を合わせて確認できるので、使い過ぎの防止にも活用できます。

三井住友カードVpassアプリ

ポイント付与やキャンペーンを活用する

家計を考える上で、忘れてはならない点が、クレジットカード決済やスマホ決済によるポイント付与サービスです。今や、コンビニエンスストア、スーパー、ECサイト、ガソリンスタンド、公共料金など、生活の至る所で、クレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済を行うことができます。つまり、キャッシュレス決済をするだけで、ポイントが貯まっていくという状況になっています。
現金よりも、積極的にキャッシュレスによる決済を活用したほうが、ポイントを獲得する機会につながり、その分、お得になるというわけです。各種ポイントは、ECサイトで現金のように利用できるものもあれば、マイルのように貯蓄量に応じてサービスのグレードが変わるなど、私たちの生活にメリットをもたらしてくれます。

また、最近は各種QRコード決済サービスが覇を争うようにキャンペーンを行っています。日本国内のQRコード決済が乱立している今だからこそ、こぞってキャンペーン合戦が行われているともいえます。状況が落ち着いてしまえば、こういったサービスが頻繁に行われるとは限りませんが、日頃からキャッシュレス決済を活用しておければ、キャンペーンが始まったときもスムーズに活用することができるでしょう。

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キャッシュレスと家計管理の相乗効果

家計をキャッシュレス化するだけで、現金にはないさまざまな恩恵を受けることができます。

キャッシュレス化によって、家計管理にかかる負担を軽減し、自分が使える時間も増やすことができます。そして、家計管理によってキャッシュレスをより便利に安心して使うことができるようになるのです。

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