【イベントレポート】バッハ・コレギウム・ジャパン 特別演奏会「B&B 第九〜ブルックナー生誕200年記念〜」ご招待

【イベントレポート】バッハ・コレギウム・ジャパン 特別演奏会「B&B 第九〜ブルックナー生誕200年記念〜」ご招待
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東京オペラシティ コンサートホールにて、バッハ・コレギウム・ジャパン 特別演奏会「B&B 第九〜ブルックナー生誕200年記念〜」に100名をご招待いたしました。
受付開始直後からいらっしゃる方も多く、皆様のコンサートへの期待が伝わりました。

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鈴木雅明氏が率いる約90名から構成されたバッハ・コレギウム・ジャパンの息の合った合唱・演奏をご堪能いただきました。
鈴木氏による一振りで開始した特別演奏会。一音一音がきれいに響き渡ります。前半は、J.ブラームスの4曲と、J.A.ブルックナーの2曲をお聴きいただきました。
古楽器による演奏で、ブラームスやブルックナーが生きた当時の音をお楽しみいただきます。
また、オルガン独奏を務めたのは、鍵盤楽器奏者、指揮者だけでなくコンサートや音楽祭のプロデューサーなどマルチな活動を展開している鈴木優人氏。壮大な響きがホールに響き渡る素晴らしい作品でした。
インターミッション(休憩)になると、目をキラキラさせて第一幕の感想をお話しされる観客の皆様の様子が印象的でした。

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後半は「第九」の愛称で親しまれる【交響曲第9番 ニ短調】Op.125。年末の風物詩であるこの曲はベートーヴェンの最後の交響曲です。
演出も秀逸で、ソリストがステージ上にスタンバイせず、第4楽章でバリトンの加耒氏が「おお友よ、このような音楽ではなく」とステージ下手からセンターに走りこんで来て歌いだす場面は、観客全員引き込まれるものがありました。そこから続く「歓喜の歌」はダイナミックで圧倒的な演奏・合唱です。第1楽章から第4楽章を通して、混迷する現代に通ずるベートーヴェンからのメッセージのように感じるコンサートでした。演奏が終了すると、ホールは高揚感と幸福感に包まれており、年末にぴったりなイベントとなりました。

バッハ・コレギウム・ジャパンは世界各国から集まる古楽のスペシャリストとともに、オリジナル楽器を用いてバッハを中心とした音楽遺産の理想的上演を目指し演奏活動を行っています。日本のみならず世界の音楽シーンを牽引しているバッハ・コレギウム・ジャパンの皆さんのこれからの活躍にご注目ください。

ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

イベント概要

開催日時 2024年12月6日(金)19:00開演
会場 東京オペラシティ コンサートホール タケミツメモリアル
参加人数 100名
出演
  • 鈴木 雅明(指揮)
  • 鈴木 優人(オルガン独奏)
  • 中江 早希(ソプラノ)
  • 清水 華澄(メゾソプラノ)
  • 宮里 直樹(テノール)
  • 加耒 徹(バリトン)
  • バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
演奏曲目

J.ブラームス

【11のコラール前奏曲】Op.122より
【装いせよ、おお愛する魂よ】Op.122,No.5
【おお、いかに喜びに満ちたるか汝ら信仰深き者】Op.122,No.6
【エサイの根より】Op.122,No.8

J.A.ブルックナー

【詩篇第112編 変ロ長調】WAB 35
【詩篇第114編 ト長調】WAB 36

L.v.ベートーヴェン

【交響曲第9番 ニ短調】Op.125

イベントにご参加いただいた皆さまの声

  • 素晴らしい出演者、季節に合った選曲。第九初めてしっかり聴くことができました。飲み物チケットも嬉しかった。(50代)
  • 会場の雰囲気が良かった。(60代)
  • 演奏、ホールともに素晴らしかった。(50代)
  • 久しぶりの生のオーケストラを聴けた。(50代)
  • ドリンク券もいただき、コンサート前にゆっくりと過ごすことができました。クリスマスの雰囲気も楽しめて時期もちょうどよいと思いました。(50代)

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