今月の永久輝せあ
今月のメッセージ
再び挑む、シャンドール役。
このメッセージがアップされるのは、花組全国ツアー公演『マジシャンの憂鬱』『EXCITER!!2026』の開幕が迫っているころだと思います。皆様、劇場でお待ちしております!
『マジシャンの憂鬱』は昨年3月の博多座公演で上演した作品です。当時の私は、舞台や役などに対して自分が動かさねばならないという心持ちでしたが、シャンドールの生き方を通して、その場の状況に委ねたり、その時々に生まれるものに対する"余裕"の持ち方を教えてもらいました。『マジシャンの憂鬱』を経たことで、それ以前と比べて舞台でより自然体でいられるようになったような気がします。
マジシャンのシャンドールだけでなく、彼の家に居候しているメンバーは、発明家や探偵、占い師、俳優など安定した職業で堅実に生活しているような人たちではありません。シャンドールも、人生に対して「なるようになるさ」という大きな気持ちを持っている人で、それが彼の包容力にもつながっているな、と。そんな役から得たものも多かったですし、私自身にとってもすごく新しい感覚で、とても勉強になりました。宝塚大劇場でのお披露目公演の次の作品だったので、そのタイミングでチャレンジできて本当によかったなといまでも思っています。
その後、いろいろな作品、役に出合い濃い日々を過ごして1年前の自分とは変わっていると思うので、同じように演じても自ずと違うものになるだろうなと思っています。作・演出の正塚晴彦先生からも、「同じものに向き合っても、役者の内面が変われば感じることもより深みを増すだろうから、お芝居としても変化しているように見えるのではないか」と集合日にお話いただきました。
昨年は、せりふも出番も多く、マジックも覚えるということに必死でしたが、再び挑むにあたって台本を見直したところ、再発見したことがたくさんありました。一度演じたことで作品や役がたどり着く先がわかっていますし、「もっとここは拾えたな」「ここはこういう仕組みだったのか」と気付いたこともあるので、それらを取り入れて役を作っていきたいなと思っています。
すごく楽しみな『EXCITER!!2026』。
『EXCITER!!2026』は、真飛聖さんが2009年に初演されたショーで、その後再演を重ねて今作で5度目の上演となります。私は初演の際に宝塚音楽学校の予科生で、一度だけ観劇に行くことができました。それ以前から大ファンだった真飛さんがとにかくかっこよく、プロローグの赤いお衣装のブロマイドを購入して部屋に飾っていたことを覚えています。男役さん、娘役さんそれぞれに見どころのあるシーンがありましたし、なかでも娘役さんたちのかっこいいお姿が新鮮で、プロローグの後にトップ娘役の桜乃彩音さんがもう一度主題歌を歌うシーンも印象的でした。
その後に明日海りおさん、柚香光さんが全国ツアー公演で上演された映像も拝見しました。主演の方によってイメージは少しずつ違うのですが、花組らしい「風格のある色っぽさ」のある魅力は共通しているなと感じました。
いつかプロローグのダンスを踊ってみたいなと思ったことはありましたが、まさか本当に自分が出演させていただけるとは思ってもみなかったので、今作のお話をうかがったときは驚きました。でもその後にじわじわとうれしさがこみ上げてきましたし、再演させていただくことを真飛さんにお伝えしたらとても喜んでくださってうれしかったです。真飛さんに憧れて入団した私が今作を演じさせていただけるなんて、本当に夢のまた夢! 本当に幸せなことだなと改めて感じています。
シーンとしては、基本的にこれまでの作品と同じですが、チェンジボックスの場面とフィナーレナンバーが少しだけ変わります。チェンジボックスは、清掃員が変身するという設定なので、大まかなストーリーは明日海さんの時と一番近いかもしれません。この作品の見どころの1つでもありますので、楽しんで演じたいです。フィナーレも曲が変わって、少し大人っぽいイメージになるかなと思っています。
実際にお稽古が始まると、やはり素敵なショーだなと実感しています。主題歌を聞いていると、「ついにこの曲を歌うんだ!」とうれしくなりますし、長く愛されている象徴的な振付を自分が踊れると思うと、本当にワクワクしています。皆様にもぜひ楽しんでご覧いただけたらうれしいです!
刺激を受けた観劇体験。
少し前のことも含めて、観劇させていただいた作品のお話をしたいと思います!
まず星組公演『恋する天動説』-The Wand'rin' Stars-『DYNAMIC NOVA』。ありちゃん(暁千星)とうたち(詩ちづる)の大劇場お披露目公演ということでとってもフレッシュでしたし、2人がすごくかわいらしかったです! それに、もえこ(瑠風輝)が星組生になって初めて舞台を観たのですが、1期下で昔からなじみのあるありちゃんともえこがお芝居していることがすごく微笑ましかったです。組の皆さんやお客様の思いがありちゃんに届いているのではと思いましたし、これから始まる星組を皆さんが一緒に作っていっている雰囲気がとても素敵だなと感じました。
月組公演『RYOFU』『水晶宮殿(クリスタルパレス)』も拝見することができました。「三国志」はあまり詳しくないのですが、とっても面白かったです。事前に立ち回りが多いとうかがっていたので、ちなつさん(鳳月杏)にオススメのアミノ酸をシェアしたりしていたのですが(笑)、本当にすごい迫力でした。大きなお衣装をまとい、長い武器を持って立ち回りをするのはすごく大変だと思うのですが、とにかくちなつさんが怖いぐらいにかっこいい! 大興奮しました!
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティと東京建物Brillia HALLで上演されていた雪組公演『DayDream Dali』もすごく面白かったです。瀬央ゆりあさんのお芝居は人間味にあふれていて素敵だなといつも感じているのですが、今作でもとっても素敵でした。『悪魔城ドラキュラ』でお父さん役だったまゆぽんさん(輝月ゆうま)の女性役も、とてもオーラがあり印象的でした。ダリの描いた世界に入っていくという谷貴矢先生らしいファンタジーなのですが、人間の美しさを描ける宝塚って改めていいなと、温かい気持ちになりながら帰路につきました。
宝塚以外にもたくさん観たい舞台はあったのですが、なかなかタイミングが合わず・・・・・・。そのなかで、ゆうみさん(咲妃みゆ)出演の『レッドブック~私は私を語るひと~』は観ることができました。19世紀のロンドンを舞台にした、韓国初演のミュージカル。女性の立場が弱い時代に、ゆうみさん演じる作家のアンナが世間と闘う物語なのですが、アンナの芯の強さをゆうみさんが素敵に体現されていましたし、花乃まりあさん演じる女性像も心に残りました。アンナとの出会いによって変わっていく小関裕太さん演じる新米弁護士・ブラウンをはじめ、いろいろなものを抱えた登場人物が多く、曲も素敵で胸にグッときました。
※このメッセージは、6/16(火)のものです。
まず星組公演『恋する天動説』-The Wand'rin' Stars-『DYNAMIC NOVA』。ありちゃん(暁千星)とうたち(詩ちづる)の大劇場お披露目公演ということでとってもフレッシュでしたし、2人がすごくかわいらしかったです! それに、もえこ(瑠風輝)が星組生になって初めて舞台を観たのですが、1期下で昔からなじみのあるありちゃんともえこがお芝居していることがすごく微笑ましかったです。組の皆さんやお客様の思いがありちゃんに届いているのではと思いましたし、これから始まる星組を皆さんが一緒に作っていっている雰囲気がとても素敵だなと感じました。
月組公演『RYOFU』『水晶宮殿(クリスタルパレス)』も拝見することができました。「三国志」はあまり詳しくないのですが、とっても面白かったです。事前に立ち回りが多いとうかがっていたので、ちなつさん(鳳月杏)にオススメのアミノ酸をシェアしたりしていたのですが(笑)、本当にすごい迫力でした。大きなお衣装をまとい、長い武器を持って立ち回りをするのはすごく大変だと思うのですが、とにかくちなつさんが怖いぐらいにかっこいい! 大興奮しました!
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティと東京建物Brillia HALLで上演されていた雪組公演『DayDream Dali』もすごく面白かったです。瀬央ゆりあさんのお芝居は人間味にあふれていて素敵だなといつも感じているのですが、今作でもとっても素敵でした。『悪魔城ドラキュラ』でお父さん役だったまゆぽんさん(輝月ゆうま)の女性役も、とてもオーラがあり印象的でした。ダリの描いた世界に入っていくという谷貴矢先生らしいファンタジーなのですが、人間の美しさを描ける宝塚って改めていいなと、温かい気持ちになりながら帰路につきました。
宝塚以外にもたくさん観たい舞台はあったのですが、なかなかタイミングが合わず・・・・・・。そのなかで、ゆうみさん(咲妃みゆ)出演の『レッドブック~私は私を語るひと~』は観ることができました。19世紀のロンドンを舞台にした、韓国初演のミュージカル。女性の立場が弱い時代に、ゆうみさん演じる作家のアンナが世間と闘う物語なのですが、アンナの芯の強さをゆうみさんが素敵に体現されていましたし、花乃まりあさん演じる女性像も心に残りました。アンナとの出会いによって変わっていく小関裕太さん演じる新米弁護士・ブラウンをはじめ、いろいろなものを抱えた登場人物が多く、曲も素敵で胸にグッときました。
※このメッセージは、6/16(火)のものです。




