三井住友カード
「“for good”をキャンペーンで」寄付先団体に聞く

「社会全体で子育てをする」を当たり前にしたい

「社会全体で子育てをする」を

当たり前にしたい

インタビュー

  • 赤坂さん

    認定NPO法人フローレンス

    代表理事赤坂 緑さん(以下、赤坂さん)

  • 高さん

    認定NPO法人ノーベル

    代表理事高 亜希さん(以下、高さん)

三井住友カードは、
キャンペーンを通じて
世界にもっと“good”を届けていきます。

三井住友カードは、2018年より「Have a good Cashless.」をブランドメッセージとして、キャッシュレスを通じた社会課題の解決を目指しています。その「good」の輪を広げるべく、事業活動とリンクした社会課題解決に取り組んでおり、そのひとつが2022年からはじまった「“for good”をキャンペーンで」の取り組みです。

これは、三井住友カードのお客さまの対象キャンペーンエントリー1件につき1円を、社会課題解決に取り組む団体に寄付するというものです。

この記事では、2023年の本キャンペーン寄付先団体である認定NPO法人「フローレンス」の代表理事の赤坂 緑さんと認定NPO法人「ノーベル」の代表理事の高 亜希さんにお話をうかがい、両団体が取り組んでいる社会課題と、その解決に向けた取り組み、そして未来に向けての展望について語っていただきました。

聞き手:
三井住友カード株式会社 マーケティング本部 金子真友

Section1

親だけが、子育てを担う必要があるの?

今日は、三井住友カード「“for good”をキャンペーンで」における2023年3月から1年間の寄付先団体のフローレンス代表理事である赤坂さんとノーベル代表理事の高さんにいろいろとお話を伺いたいと思います。まず、それぞれの団体のビジョンについてお話いただけますか。

  • 赤坂さん
  • 赤坂さん

フローレンスは、みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」というビジョンを掲げています。

当初、フローレンスは病児保育の問題から始まった団体ですが、その後、待機児童問題に直面して保育園事業を始めたり、医療的ケアが必要な障害児のお子さんを持つ家族の「仕事を辞めざるを得ない」という課題に直面して障害児保育を始めたりというように事業を広げてきました。

■病児保育とは

病児保育とは、子どもが病気やけがで保育園や小学校に行けないとき、仕事などを休むことができない家族(保護者)に代わって一時的に子どもを預かって保育をすることをいいます。

こういった背景を通じて、子育てって、別に親だけが担わなくていいと思うようになりました。いろんな家族の形があるなかで、親が必ずしもすべての子育てを担うべきなのではなくて、社会全体で子育てをしていこうというビジョンを掲げています。

孤独な子育てから精神的に不安定になったり、虐待死の問題であったり、誰にも頼れないまま家庭が貧困に陥っているという状況があります。それは、親がすべての責任を負わざるを得ない構造になってしまっていることが原因だと強く思っています。

フローレンスは保育事業から始まった団体ですが、いまはその「閉じた構造からの孤立」を防ぐために「こども宅食」という事業も開始しました。いわゆる貧困問題への取り組みでもありますが、寄付で食材をいただいて、家庭に配付して、そこからつながりをつくっていくというものです。

Section2

子育てと仕事の両立が
当たり前にできる社会を

次に、ノーベルさんのビジョンについてご紹介いただけますか。

  • 高さん
  • 高さん

ノーベルは「子どもを産んでも当たり前に働ける社会をつくる」というビジョンを掲げています。

私自身が民間企業に勤めていた頃に、先輩や同僚が「子どもが熱を出したときに預け先がない」という悩みを聞いて、これは何とかしなければと思ったことがきっかけで2010年にノーベルを立ち上げ、病児保育を開始しました。

しかし、病児保育だけでは難しさを感じています。母親負担はまだまだ社会には強く根付いていると感じますし、赤坂さんもおっしゃっていた「家庭に閉じている子育て」をなんとかしなくてはならない。第三者に頼るとか社会全体で子育てができることを当たり前の世の中にしていかなければいけないという考えが強くなっていきました。

数字だけを見れば、母親の育休の取得率や、働き方改革において男性の育休取得も進んできました。ただ、現実として本当に満足して子育てと仕事が両立できているのかというと、まだまだ難しいという認識です。

2030年までに子育てと仕事を両立できる社会をつくりなおしたい、本当に私たちが目指すビジョンを実現できるのか挑戦してみたいということで、病児保育のノーベルから総合的に両立をサポートすることを目的とした新しい事業の開発を進めているところです。

フローレンスさんもノーベルさんも、病児保育の問題を紐解いていくことから、さまざまな課題が浮き彫りになっており、その課題に対しての取り組みを進めているということですね。また「家庭に閉じている子育て」が問題であるとのお話も一致すると思いました。これは「家庭のことは家庭で解決すべき」という社会構造に問題があると考えられるのでしょうか?

  • 赤坂さん
  • 赤坂さん

もちろん構造とか制度を変えていくっていうことも必要ですけども、それとセットで「親だけが子育てを担わなくても良い」という文化をつくってくことが大事だと思っています。

Section3

本当に困っている人ほど、
「助けて」がいえない

  • 赤坂さん
  • 赤坂さん

フローレンスでは「孤独な子育て」を非常に重要な問題だと思っています。家庭に閉じてしまっている状況が、さまざまな問題を生んでいると思い、LINEを使ったチャットの相談事業の取り組みを開始しました。デジタルの力も活用しながらつながりをつくって、必要な支援につなげていくという取り組みです。

デジタルを活用することで、困っている人も発信しやすくなっている環境だと思うのですが、実際の反響はいかがでしょうか。

  • 赤坂さん
  • 赤坂さん

じつは、本当に支援が必要だと思う方ほど、困っているのに声を上げない方が多いです。役所に相談窓口があるのに、手段があることすら知らないケースも多いそうです。また、田舎などでは知り合いも多いため周囲に知られたくないなど、いろんな事情で「助けて」がいえない人が非常に多いですね。

そういう方に「助けてあげますよ」というのではなく、「必要な方には食品をお届けするので、LINEに登録してください」っていうと、心理的なハードルが下がって、申し込みいただけて、そこからまずつながりが生まれていきます。

それをきっかけとして、ご家庭の状態が見えてくるので、「ほかにも困っていることはありますか?」といったコミュニケーションを通じて、適切なサポートを行うことができます。これは「おやこよりそいチャット」という名前で実施していますが、従来ではできなかったつながりと支援が行えそうな感触があります。

本当に支援が必要な人が「助けて」といえない状況も大きな課題ですね。

  • 赤坂さん
  • 赤坂さん

(当事者自身に)自覚がないということもあると思います。「自分より困っている人がたくさんいるのに私なんかが支援をしてくださいといっていいのだろうか」みたいな認識の人もいるでしょうし、さらに発達障害や精神疾患などで現在の状況を認識できていない方もいらっしゃいます。本当に事情はいろいろですが、自分から「助けて」がいえなかったり、役所に行って手続きができなかったりという方は非常に多いですし、さまざまな理由でがんばり続けちゃうのでしょうね。

Section4

子育てにおける母親の負担が
まだまだ大きいという現実

課題という点では、ノーベルさんも「子育てにおける母親側の負担」を課題として掲げていらっしゃいます。

  • 高さん
  • 高さん

そうですね、だいぶ意識が変わってきているとはいえ、まだまだ比率的に見ると、時短勤務の取得をしているのは母親の方が圧倒的に多く、お迎えに行くのは母親、ごはんをつくるのも母親、お風呂に入れるのも母親、ようやく寝かしつけた頃に夫が帰ってくるみたいな構造ですね。

■時短勤務とは

時短勤務とは、1日の勤務時間を通常よりも短縮した働き方のことをいいます。時短勤務制度は、厚生労働省が定めた育児・介護休業法により、労働者が仕事と育児や介護などを両立できるように策定された制度です。時短勤務制度は1日の所定労働時間を、原則として6時間としています。
くわしくはこちらをご覧ください

時短勤務(短時間勤務)とは?
制度の内容や期間などをわかりやすく解説

https://www.smbc-card.com/like_u/work/short_time_work.jsp

これは、男性が時短勤務を取得できないような職場の雰囲気や環境に課題があると思います。男性の育休取得はだいぶ進んできているので、次の課題はそこにあり、その結果として母親負担が大きいというところです。世の中の価値観を変えていかなければいけないと思います。

そこで私たちは、新しいロールモデルをどんどん増やしていくことによって、母親負担をなんとかするというよりは、未来に向けて「社会全体で子育てしていいんだよ」と訴えていき、「家庭内に閉じないで第三者に頼ってもいい、それはサボっているわけでもないし、別に悪いことでもない」という事例をどんどん増やしていきたいと思います。

この十数年でも、病児保育はかなり根付いてきたので、第三者に頼っていい、保育園とかそれ以外の第三の選択肢みたいなものをつくっていくことで、変化を生み出せるのではないかと考えています。

Section5

キャンペーンによって、
「つながり」をつくり、
「新たな文化」を推進したい

さて、実際に今回のキャンペーンは、私たちのお客さまがキャンペーンに参加いただき、カードをご利用いただくことで、両団体に寄付をお届けできるという仕組みなのですが、その寄付をどのようにお使いいただくことになるのか教えていただけますか。

  • 赤坂さん
  • 赤坂さん

先ほどもお話しました「つながりをつくっていく」ことに活用させていただきたいと思っています。いまのところ3つの取り組みを考えています。

まず、赤ちゃんの虐待死を防ぐために、相談できる仕組みを整えます。

たとえば、予期せぬ妊娠をした方は一度も病院に行かず、受診せずに出産してしまうということがあります。それは母子ともに非常に危険なことなんです。

妊娠時に一回受診すれば母子手帳がもらえます。母子手帳を受け取ることで検診につながり、安心して安全な出産に臨むことができます。

フローレンスでは、その一回の受診を無料で受けてもらえるという取り組みをやっています。この活動に、いただいた寄付を使っていきたいと思います。

■一回の受診で変わる未来がある【中期以降ハイリスク妊婦への初回受診料支援をスタート】

このたびフローレンスは、経済的に困難を抱えており、一度も病院で診察を受けたことがない妊娠中・後期の方を対象に、受診料一回分を支援する取り組みを始めました。
https://florence.or.jp/news/2023/03/post59461/

また、子どもの貧困を防ぐために食材を配ってつながりをつくっていくという全国規模のネットワークをもっと広げていきたいため、いただいた寄付を活用させていただきたいと思っています。

さらに、社会で子育てを推進するための象徴として、私たちが取り組んでいる「みんなの保育園構想」というものがあります。

じつは、保育園の待機児童問題はほぼ解決しつつあり、すでに定員の空きが出ている状態のところが増えてきました。そのため、このままだと保育園がどんどん潰れていくともいわれています。

これまでは共働き家庭のための保育園だったのですが、誰でも保育園に通えるようにしていこうというのが「みんなの保育園構想」です。これは私たちが長年構想しており、関係各所に提言を行っていたのですが、ちょうど2023年3月23日に、政府が就労状況を問わずに保育所を利用可能にするという方針を発表しました。

この課題について、私たちもさらに提言を続けていくのですが、提言するにはまず自分たちがモデルを実践していくことが必要だろうと考えています。この実践については、寄付でいただいたお金を原資にして、子育てを開いていくような保育園、みんなが通えるようなモデルを実践していきたいと思っています。

Section6

子育て家庭にサポートチームを!
「社会全体による子育て」の
ロールモデルに

ありがとうございます。妊婦への受診料支援、食材の配付、みんなの保育園構想などを通じて、社会全体の子育てという文化を推進していくということですね。ノーベルさんはいかがでしょうか。

  • 高さん
  • 高さん

私たちは、新しい事業の開発をしておりまして、総合的に子育てと仕事の両立をサポートするために、ひとつの家庭に三人ぐらいのチームを組んでサポートをする仕組みをつくろうと考えています。その家庭の困りごとに向き合ってチームで解決するというものです。

たとえば、子どもの発達でちょっと心配ごとがあるということであれば、チームのメンバーが臨床心理士やソーシャルワーカーなどの専門家につなげたり、保育園と連携したりということも可能です。単に子どもの習い事の送迎をするとか、週一回ぐらいでいいから家事を手伝うというレベルのものまで、子どもや家庭の困りごとに対して総合的に伴走するようなものです。

今年度、準備ができ次第、チームで試験的にいくつかの家庭のサポートをやってみたいと思っていまして、その資金として今回の寄付を使わせていただこうと思っています。

いずれは事例を増やすことによって、「社会全体で子育てをする」という文化をつくるために事業の実績を残しながら、政策提言みたいな形で国や各自治体に補助をしていただくとか、寄付を募る仕組みなどをつくっていきたいと思います。

ありがとうございます。おっしゃる通り家庭の困りごとは本当に多岐に渡ると思うので、それを総合的にカバーできるような体制というのはとても魅力的ですね。私たちも今年一年間、キャンペーンを通じて、その基盤づくりを支援させていただければと思っております。

Section7

まずは「知ってもらうこと」が
重要な支援活動

「子育て」にまつわる課題は非常に大切な社会課題であることから、今後も両団体の活動に関心を持つ企業もたくさんあるかと思います。そこで、今後支援してくださる企業に対して、どのような支援を望んでいらっしゃいますか?

  • 赤坂さん
  • 赤坂さん

ありがとうございます。ご支援いただく形はいろいろあると思っています。もちろん金銭的な寄付はとてもありがたいです。ただ、それだけではなく、まずは世の中に関心を持っていただくために今回のような企画で発信していただいたりですとか、社員の方のリソースをいろんな形で提供していただくというやり方もあります。

たとえば、これまでの事例だとコンサル会社の社員さんの業務時間の一部を提供していただいて、一緒に社会課題の解決に取り組んでいただくとか、ボランティアで参画いただくという形もありました。

必ずしも金銭的な支援だけじゃなく、その企業さんの得意分野や、社員の方の力を動かすという形の協業もできると思っています。

一緒に文化を作っていくというところであれば、私たちの活動などを社員の方に研修や講演などの形で実施させていただき、共感していただく方々を増やして行くみたいなやり方もできるかもしれませんし、いろんな形でご一緒できたらな、と思っています。

  • 高さん
  • 高さん

まず、知ってもらうことが第一歩だと思っています。

子育てをしている家庭でも、病児保育っていう言葉を知らないまま子どもが大きくなるケースってまだまだたくさんありますし、子育てや家族にまつわる世の中の課題をまったく知らないという家庭が大多数だと思います。

できれば、支援いただく企業さんには、その課題を共有し、議論する機会を持つことをお願いしたいと思っています。

たとえば、企業さんに対してオンラインで講演することも増えてきており、そういった機会を通じて、子育てを経験された従業員の皆さまから、ご自身の試行錯誤から生まれたノウハウや知見などを寄せていただくのもありがたい支援だと思います。

それを私たちの保育スタッフや、親にも共有して情報を交差させるみたいなこともできると思いますし、当事者の方の思ってらっしゃることや課題感を知ることで、私たちは勉強にもなりますし、事業開発に活かせることもあります。ぜひいろいろお話させていただきたいと思っています。

それはすごく面白そうですね。今回のキャンペーンに限らず、弊社でもぜひ従業員のワークの実施などについてあらためて相談させてください。

Section8

たくさんの団体や企業の連携が、
新しい文化を切り拓く

では最後に、未来における長期的な展望についてお話いただけますか。

  • 赤坂さん
  • 赤坂さん

そうですね、これからやっていきたいと思うのは「未来の世代にもっと良い社会を手渡していきたい」ということです。

いま、自分の子どもの世代に、自信を持って「素晴らしい社会だよ」って手渡せるかというと、全然そんなところまで行っていないと思います。

フローレンスとしては、まず子どもの貧困、虐待死をなくすための全国規模の支援を行っていく、そういうネットワークづくりに向けて、力を入れてやっていきたいと思っています。

それに関しては、事業だけじゃなく、政策提言を含め、文化を変えていくというための発信も必要です。それはやはり一団体だけではできないことがたくさんあるので、いろいろな企業さん、団体さんと連携して、そういう発信を行っていくことにも力をいれていきたいと思っています。

  • 高さん
  • 高さん

私たちは「2030年までに両立をつくりなおす」という目標を掲げているので、まずはそこに注力したいと思っています。

両立をつくりなおす、というのは、2030年には「子どもが生まれたら、この人とこの人とこの人がチームになって、生まれる前からサポートが入って、さらに民間とか地域の人とか行政も当たり前にそういう価値観になっている状態」を目指したいということです。「子育てを第三者に頼る」「妊娠したらどこに相談しようか」というのが当たり前にできるようなものにしたいです。

まず、その仕組みづくりとして、私たちが結果を残していくというところが重要です。ただ、先ほど赤坂さんがおっしゃったように、一団体だけでは限界があります。

私たちノーベルを全国に広げるというつもりはありません。どちらかというと日本全国にさまざまな団体があって、さまざまなたくさんの専門家がいて、みんながそれぞれ地道に頑張っていて、そこから得た成果をオープンにして、普通に交流するようなネットワークができたら、社会全体で子育て世帯をサポートできる世の中が実現できるのではないかと思っています。

「病児保育」を担うところからそれぞれの活動を開始したお二人は、ともに「子育ては家庭だけの問題ではなく、社会全体の課題である」と指摘します。

目の前にあるさまざまな課題を、制度だけでなく未来の文化そのものをつくりなおす必要があり、その実現のために「“for good”をキャンペーンで」の寄付を活用するとのお話をいただきました。

お客さまのキャンペーン参加が、子育ての未来像を変えていくかも知れません。未来の社会に笑顔が溢れるかもしれません。

三井住友カードは、「フローレンス」さんと「ノーベル」さんとの協業を進め、さまざまな取り組みを通じて、社会課題の解決を推進していきます。

プロフィール

赤坂緑さん

認定NPO法人フローレンス
代表理事赤坂 緑さん

慶應義塾大学経済学部卒。大学卒業後、人材サービス会社・通信販売会社にてマーケティング・育成を担当。
その後、キャリアコンサルタントとして行政 機関・大学キャリアセンター等でキャリア相談・講師業に従事する。
2014年認定NPO法人フローレンス入職。病児保育事業・保育園事業の人材育成・採用等を担当した後、事業部長を経て、2018年に役員(ディレクター)就任。現在は、全社の人材・組織開発、主に保育事業を中心とした事業運営や政策提言全般にたずさわる。

高亜希さん

認定NPO法人ノーベル
代表理事高亜 希さん

関西学院大学卒業後、JTB・リクルートに勤務。
子育てを理由に退職する同僚から、子育てと仕事の両立の難しさ、病児保育問題を知る。病児保育の先駆けであるNPO法人フローレンスで修業後、ノーベルを立ち上げ、10年2月から関西初となる共済型・地域密着型病児保育事業をスタート。
「子どもを産んでも当たり前に働き続けられる社会」を目指し、
ひとり親向け病児保育支援や行政との協働も積極的に取り組んでいる。

Have a good Cashless.