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プリペイドカードのセキュリティはどうなの?紛失時や盗難時の対処方法
プリペイドカードのセキュリティはどうなの?
紛失時や盗難時の対処方法

近年「●●ペイ」と呼ばれるキャッシュレス決済サービスの競争が激化し、日本でも急激にキャッシュレス決済の普及へと、舵が切られようとしています。利用できる店舗も増え、利便性が高まるにつれ、現金の代わりとして学生や子供といった若い世代にもキャッシュレス決済サービスの利用が拡大し始めています。

その一方で、カードの盗難やインターネット上のフィッシング詐欺などによる、不正利用被害も減ってはいません。子供がトラブルに巻き込まれることを懸念して、キャッシュレス決済に踏み切ることに不安を感じる人も多いでしょう。また、現金を利用しないことで金銭感覚がマヒするのではないかと心配する人もいるようです。

今回は、キャッシュレス決済、特に浸透が進み始めたプリペイドカードのセキュリティについて、詳しくご紹介します。

プリペイドカードのセキュリティメリットとは

プリペイドカードのセキュリティメリットとは

クレジットカードやプリペイドカードなどは、キャッシュレス決済の重要ツール。盗難や不正利用への対応はどうなっているのか。また、クレジットカードとプリペイドカードにはどんな違いがあるのかを比較してみましょう。

クレジットカードのセキュリティ

まず、クレジットカードですが、不正利用を防ぐ代表的なしくみとして、暗証番号とセキュリティコードがあります。カード番号と暗証番号やセキュリティコードの組み合わせが正しくなければカードを利用できないようにすることで安全性を高めています。
また、もしも紛失や盗難、第三者によるなりすまし利用などによる被害を受けた場合、一般的には「盗難保険」と呼ばれる保険が適用されます。これは、利用限度額が数十万円から数百万円と高額になるクレジットカードを安心して利用するためのしくみともいえます。
もし、身に覚えのない支払いがあるなど、不正利用が疑われる場合は、一刻も早くクレジットカード会社に連絡することが大切です。連絡を受けたカード会社は、被害の拡大を防ぐためにカードの利用停止手続きを行います。不正利用が確定した場合、保険適用の申請を行い、そのカードを無効にします。カード所有者には新しいカードが再発行されますが、利用停止中や再発行の手続き中はクレジットカードの利用ができません。

プリペイドカードのセキュリティ

プリペイドカードのセキュリティにも、主にカード番号とセキュリティコード、暗証番号が利用されています。一方、紛失や盗難、などによって第三者に不正に利用された場合の補償対応は、カード会社によって異なります。全額保証になる場合もありますが、補償限度額が設定されているものもあります。また、不正利用に関する補償がないカードも存在します。プリペイドカードを持つ際は、万が一に備え、そのカードに補償があるのかどうかも確認しておきたいものです。

プリペイドカードは被害を最小限に抑えられる

プリペイドカードは、事前にお金をチャージ(入金)して使用するカードであるため、不正に利用されたとしても、カード残高以上の被害が出ることはありません。クレジットカードのように限度額いっぱい、数十万円単位(人によっては数百万円単位も)の高額被害に遭うといったようなことは起こりえないのです。普段から必要以上に高額のチャージを行わないようにしていれば、万が一の場合でも被害を最小限に抑えることができます。
また、プリペイドカードは、カードの利用を一時的に停止する機能を持ったものが多いため、被害を防げる可能性もあります。例えば財布を紛失した場合、紛失を届け出たとしても、悪意の第三者に拾得されれば現金はすぐに使用されるケースが多いでしょう。しかし、プリペイドカードなら、紛失に気がついた時点でカードを利用停止の状態にすれば、不正に利用されずに済む可能性もあります。

不正利用をメールで察知

プリペイドカードによっては、利用後、決済が完了したタイミングでメールを送信するサービスを行うカードもあります。 通知メールの受信設定をしておけば、もしも不正利用があっても、身に覚えのない利用通知メールが届くため、すぐに気づくことができます。

『Visaプリペ』『かぞくのおさいふ』のセキュリティ機能は?

三井住友カードの『Visaプリペ』『かぞくのおさいふ』は、利用通知メールの受信設定ができます。カードを使わないときはマイページで「利用停止」でき、万が一不正利用があった場合は、WEB上からすぐに利用停止の処理を行うことができて安心です。
また、『Visaプリペ』『かぞくのおさいふ』では、インターネットショッピング本人認証サービス(『VisaSecure』)が利用できます。このサービスに加盟しているインターネットショッピングサイトでカードを利用する場合は、事前に設定したパスワードの入力がなければ支払いが完了しないため、他人のなりすましによる利用を防ぐことができます。

こんなときに役立つ!

プリペイドカードのセキュリティ上のメリットはどんなことがあるのか、もう一度整理してみましょう。

不正利用が発生したときに被害を抑える

一番のメリットはチャージできる金額が決まっているため、万が一の不正利用被害も最小限に抑えることができるということ。特に、20歳未満が利用する場合などはカード残高を必要最低限に抑えておくといいでしょう。
インターネットショッピングでクレジットカードの利用をためらう理由は、カード番号やセキュリティコードといったカード情報が流出しないかという不安が大きいのではないでしょうか。これらの情報が悪意を持った第三者に漏れた場合は大きな被害になりかねません。プリペイドカードの場合もカード番号やセキュリティコードを盗用される可能性は残りますが、チャージした金額の範囲内でしか利用できず、また、カードの利用を一時的に停止する機能を備えていることが多いため、被害を最小限に抑えることができるのです。

海外旅行先での被害を最小限に抑えることも。

また海外旅行での利用にも、プリペイドカードはメリットがあります。治安が良くない国では、カードの盗難だけではなく、「スキマー」と呼ばれる読み取り装置を使ってカードの磁気情報を盗み取られる事件も発生しています。スキミングされた場合でも、プリペイドカードであれば被害を最小限に抑えることができます。

プリペイドカードの紛失・盗難にあった場合は?

プリペイドカードのセキュリティメリットとは

もしも、プリペイドカードの紛失や盗難にあった場合はどうしたらいいのでしょうか。『Visaプリペ』のケースを例にとって紹介します。

まずはカードの利用停止とカード会社への連絡を

盗難や紛失のトラブルに気がついた場合は、すぐに利用停止の手続きを行ってください。『Visaプリペ』の場合は、専用ウェブサイトの「マイページ」からカードの利用停止がすぐに行うことができます。
また、カードの再発行手続きを行うために三井住友プリペイドデスクまで連絡をしてください。再発行手続き後、紛失や盗難の被害にあったカードの残高は再発行後のカードに移行されます。
第三者による不正利用による損害の補償にも対応していますが、補償の対象とならない場合もあるため、規約等の確認をお願いいたします。

まとめ

まとめ

盗難や紛失、不正利用など、トラブルに巻き込まれることを懸念して、キャッシュレス決済に踏み切ることに不安を感じる人も多いようです。そんな不安を解消するために、今回は、プリペイドカードのセキュリティについて取り上げました。
以下に、プリペイドカードのセキュリティ面におけるメリットや機能についてまとめました。

  • プリペイドカードの不正利用はカード残高が被害額の上限なので、被害額を抑えられます。
  • プリペイドカードもカード会社によっては損害補償を行うケースがあります。
  • 利用内容メールを受信することで、不正利用にも迅速な対応ができます。
  • 不正利用や盗難、紛失に気づいたら、ウェブサイトからカードの利用停止を行うことができるサービスもあります。
  • プリぺイドカードの使用は、海外旅行での悪用被害防止にもなります。
  • 『Visaプリペ』『かぞくのおさいふ』など、インターネットショッピングにおける本人認証サービス機能をもつプリペイドカードもあります。

さまざまなシーンでのご利用に
三井住友カードが提供するプリペイドカード

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