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基礎知識

飲食店における感染防止対策とは?パーテーションやテイクアウトなど

飲食店における感染防止対策とは?パーテーションやテイクアウトなど

新型コロナウイルスの拡大を背景に、さまざまな業界が営業方法を見直し感染防止対策に取り組んでいます。
中でも飲食店が受けた影響は大きく、感染者の多い地域では、一時的に時短営業や酒類提供禁止の要請があるなど、感染防止対策に対する万全の体制が求められています。
このような厳しい状況が続く中でどのような感染防止対策を行い、お客さまの安心につながるサービスの提供や環境を整えていけばよいのでしょうか。

コロナ感染防止対策の改善や強化をお考えの飲食店の方に向けて、基本的な感染防止対策の解説と、サービス向上にもつながる非接触キャッシュレス決済についてご紹介します。

目次

飲食店での感染防止対策はガイドラインに沿って行う

コロナ禍による飲食店の営業は、一般社団法人日本フードサービス協会および一般社団法人全国生活衛生同業組合中央会が作成した「外食業の事業継続のためのガイドライン」に沿って行うことが求められています。
このガイドラインは「入店時」「客席へのご案内」「テーブルサービスとカウンターサービス」「会計処理」「テイクアウトサービス」「デリバリーサービス」の6つのシーンに分けられており、クラスターの発生を予防し「お客さまの安全」を守ることを目的とした取り組みです。
なお、農林水産省は、地方農政局などの職員が「外食業の事業継続のためのガイドライン」の 周知・確認・遵守の徹底活動を行った結果、8割以上の飲食店で実施しているというデータを公表しています。

では、ガイドラインの具体的な内容を見ていきましょう。

入店時

入店時の主な取り組みは、店内ルールの掲示や説明、密を避けるための誘導・工夫などが挙げられます。
例えば、店内での食事中以外のマスク着用や、 飛沫感染・接触感染を防止するために十分な間隔をとることなど、入店前に感染防止対策の取り組みについてお客さまに理解していただくことがとても重要です。
また、店舗入口やお手洗いには、消毒用アルコールなどを用意しなければいけません。

客席へのご案内

客席へのご案内時の取り組みは、パーテーションの設置や間隔を空けた座席の配置による飛沫感染の予防です。
テーブルの間やカウンターテーブルの隣席との間に、パーテーションの設置もしくはできるだけ1m以上の間隔を空けて座れるように工夫して飛沫が飛ばないように配慮します。
また、テーブル席であれば真正面の配置を避けるか、パーテーションを設けるかなどの工夫も必要です。

テーブルサービスとカウンターサービス

テーブルサービスとカウンターサービスでの取り組みは、接客においてお客さまとの間隔を保ちできるだけ接触を防ぐこと、こまめな消毒や換気、お客さま同士の食器類の使い回しや大声での会話を避けるための注意喚起などです。

例えば、お客さまの側面や正面を避けた位置に立つことで間隔を確保し、従業員のマスク着用のほか、カウンターであれば仕切りの設置をすることでお客さまとの接触を防ぎます。
お客さまが入れ替わる都度、テーブル・カウンターの消毒を行い、 個室を使用する場合は十分な換気をしなければなりません。
また、お客さま同士の食器類の共有やグラスの飲み回し、大声での会話を避けていただくための注意喚起が必要です。

会計処理

会計処理

会計処理では、受け渡しの際の接触防止や接触部分の消毒を行うことで感染防止に努めます。

会計処理は、現金やクレジットカードなどの受け渡しが発生する場合、コイントレイを使用して手渡しで受け取らないよう工夫します。
会計の都度手指を消毒して、お客さまが接触するコイントレイや券売機も定期的に消毒を行うことで清潔に保たなければなりません。
可能であれば、電子マネーなどの非接触キャッシュレス決済の導入が推奨されています。

また、レジにはアクリル板の仕切りを設置するなど飛沫防止の配慮も必要です。

テイクアウトサービス

テイクアウトを実施している飲食店では、 事前予約注文を受け付けるなどのしくみを導入し、お客さまの店内滞留時間を短くすると共に、 テイクアウト客と店内飲食客の接触を避けるよう取り組まなければなりません。

また、食中毒などの防止のため早めに消費を促します。

デリバリーサービス

デリバリーサービスにおける感染防止対策では、接触の回避や衛生管理が求められます。

デリバリーサービスを実施している飲食店では、配達員と来店客の接触、配達員と注文者の接触をできる限り避ける工夫が必要です。

店内スタッフおよび配達員は手指の消毒やマスク着用を徹底し、料理の容器は袋などに入れて配達員がじかに触れることを防ぎます。

また、食中毒などの防止のため、早めに消費を促します。

飲食店が取り組みやすい感染防止対策とは

飲食店が取り組みやすい感染防止対策とは

ガイドラインの策定や改善の積み重ねにより、さまざまな側面から実施されている感染防止対策。ほとんどの飲食店にとってはじめて導入するしくみも多く、働く方にもさまざまな苦労があります。
そこで今回は、飲食店が取り組みやすい感染防止対策を3つご紹介します。

パーテーション・アクリル板の設置

コロナ禍において、パーテーション・アクリル板の設置は飲食店だけでなくさまざまな業種、場面で取り入れられています。

パーテーション・アクリル板はネットでも購入可能で、安いものであれば1,000円前後からと手が届きやすい価格で入手できます。
設置方法やお手入れも簡単なうえにしっかりと飛沫感染予防ができるので、対面での食事や会話をする場合でも感染リスクを軽減できます。

テイクアウトの実施

店内飲食を避けるためや、店内に案内する客数を制限してお客さま同士の距離を保つために、テイクアウトを導入したという飲食店も多いようです。

テイクアウトをはじめるにあたっては容器や袋など備品の購入や、受け渡し後時間がたってから食べられることを想定した衛生管理などをする必要がありますが、新たな手続きも必要なく収入源の確保にもつながるため、取り組みやすいと言えます。
滞在時間をなくし密を回避できるほか、飛沫感染の恐れもないため、店内クラスター発生の心配もありません。

会計時の接触を避ける

注文時と並んで接触の場面が多くなってしまうのが、お会計時です。

お会計時の感染防止対策としては、密を避けるためにテーブル会計に切替えをしたり、アクリル板や透明のビニールシートなどで仕切りを設ける、またキャッシュトレイを利用して受け渡しをしたりすることで接触を減らすことができます。
しかし、現金でのやり取りに不安を感じる人も少なくありません。

その解決策として急激に需要が高まっているのがキャッシュレス決済です。
農林水産省主導のガイドラインで推奨されているとおり、キャッシュレス決済であれば現金を触る必要がなくなる上に接触時間を減らすことができます。
また、スムーズなお会計によってレジ付近でのお客さまの混雑を防ぐこともできるので、多方面での不安解消につながります。

キャッシュレス決済端末導入プラン「stera pack」なら非接触で会計が完了

日本でのキャッシュレス決済対応は海外と比べ遅れていましたが、コロナ禍以降急激に普及し、その需要は高まっています。中にはどのサービスを選べばよいのか分からず、導入に一歩踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

キャッシュレス決済サービスの導入を検討中であれば、非接触で会計が完了できる「stera pack(ステラパック)」がおすすめです。
キャッシュレス決済端末導入プラン「stera pack(ステラパック)」と、オールインワン端末「stera terminal(ステラターミナル)」についてご紹介します。

「stera pack」なら接触機会はゼロ

「stera pack」で利用できるオールインワン決済端末「stera terminal」であれば、カードの挿入はもちろん、暗証番号入力やサインの時にも、お客さま側に設置された4インチスクリーンを使ってスタイラスペンで操作できます。お客さまとの接触機会をなくすことができ、感染防止対策に最適です。
またクレジットカードやQRコードの操作方法が自動音声で流れるため、感染対策になります。

30種類以上の決済手段に1台で対応

オールインワン決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」は、カード決済、電子マネー、コード決済など30種類以上の決済手段に1台で対応できます。
レシート排出用プリンターも内蔵されているので、たくさんの機器を用意する必要がなく、レジ周りをスッキリさせることができます。

月額3,300円(税込)のサブスクモデルなので、初期コストはかかりません。また、導入後のレシートロール紙の追加発注や、端末の修理・交換なども無料※。
入金サイクルは月6回が選択でき、三井住友銀行口座なら振込手数料も無料なので
キャッシュフロー面でも安心です。

  • 事業者さまの故意・過失がない場合に限ります。

販促・集客アプリ「おみせポケット」が標準搭載

販促・集客アプリ「おみせポケット」を月額料金内でご利用いただけます。「おみせポケット」には、デジタル会員証・スタンプカードの発行や、お客さまへのクーポン配布・PUSH 通知などの機能が集約されています。顧客管理やクーポン・メッセージなどの自動配信も可能なので効率的に販促と集客を行うことができます。

また、専用のマーケットプレイス「stera market(ステラマーケット)」からさまざまな業務アプリを追加ダウンロードすることもできるので、店舗のニーズに合わせて決済端末の機能を拡張できることも魅力です。

「stera pack」の詳細は以下をご覧ください。

https://www.smbc-card.com/kamei/start/plan.jsp?SMCC801

今回の記事のまとめ

飲食店での感染防止対策はガイドラインに沿って行う

  • ・コロナ禍での飲食店の営業は一般社団法人日本フードサービス協会および一般社団法人全国生活衛生同業組合中央会農林水産省主導の「外食業の事業継続のためのガイドライン」が策定されている
  • ・飲食店の8割以上が実施している

飲食店が取り組みやすい感染防止対策とは

  • ・パーテーション・アクリル板の設置
  • ・テイクアウトの実施
  • ・会計時の接触を避ける

キャッシュレス決済端末導入プランキャッシュレス決済対応の「stera pack」なら非接触で会計が完了

  • ・すべての決済手段で店員とお客さまの接触機会をなくすことができる
  • ・オールインワン端末なので「stera terminal」のみで、30種類以上の決済手段に対応
  • ・初期費用ゼロの月額3,300円で導入が可能
  • ・販促・集客アプリ「おみせポケット」でお客さまの囲い込みが可能
  • ・専用マーケットプレイス「stera market」で業務アプリのダウンロード可能

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