基礎知識
クレジットカードやキャッシュレス決済の決済手数料とは?費用やメリットについて解説
キャッシュレス決済の利用者増加に伴って、自店舗での導入を検討している方も多いのではないでしょうか。キャッシュレス決済導入には、機器などの初期費用がかかるほか、加盟店は決済手数料を支払う必要もあります。
本記事では、クレジットカードなどのキャッシュレス決済の手数料のしくみと、費用について解説します。現金払いと比べたメリット・デメリットをよく把握した上で、キャッシュレス決済の導入を検討しましょう。
目次
クレジットカードやキャッシュレス決済の決済手数料とは
加盟店側の手数料
決済手数料は、商品・サービスの利用者がキャッシュレス決済をした際に、加盟店がクレジットカード会社や加盟店契約会社などに支払う手数料のことです。金額は決済額の数パーセント程度であり、業種や加盟店規模に応じて変わるほか、決済サービスによっても違いがあります。
利用者側の手数料
クレジットカードには利用者側にかかる手数料があります。分割払いを選択すると、回数に応じて支払う手数料は変わりますが、2回払いまでは分割手数料はかかりません。毎月一定額を支払うリボ払いでも、実質年率15%程度の金利手数料を支払うのが一般的です。
そのほかに、クレジットカードの種類によっては年会費が設定されている場合もあります。また、キャッシング枠を設定している場合、ATMで現金を借りた際にかかる金利も手数料の一部です。
キャッシュレス決済導入にかかる費用は
キャッシュレス決済の手数料は、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など決済サービスによって異なる点に注意が必要です。
キャッシュレス決済導入には手数料以外にも必要となる費用が存在します。それぞれの費用について見ていきましょう。
決済手数料の費用設定
加盟店が支払う決済手数料は、利用する決済サービスや会社ごとに異なるため、導入にあたっては比較検討することが必要でしょう。
決済手数料以外で必要な費用
決済手数料以外に必要な費用には、決済端末やタブレット端末、レシート印刷用プリンターなどの機器を導入する際にかかる初期費用が挙げられます。
キャッシュレス決済を導入するメリットとデメリット
「決済手数料などの費用が発生するなら、キャッシュレス決済を導入する必要はない」と考える方もいるかもしれません。しかし、キャッシュレス決済にはさまざまな管理コストやリスクを抑えられるといった、加盟店にとってのメリットがあります。
キャッシュレス決済導入のメリット
一般的にキャッシュレス決済導入のメリットは以下のとおりです。
顧客を増やす
商品を購入する人たちがすべて現金払いをするわけではありません。キャッシュレス決済を希望する人が、利用しようとする店舗でキャッシュレス決済を使えないと知れば購入を諦めてしまうでしょう。これはお店側にとって顧客を失うことを意味します。
また、手持ちの現金が少なくてもキャッシュレスであればお買物ができるメリットがあり、キャッシュレス決済を導入しておくと顧客の増加につながる可能性が高まります。
利用額を増やす
クレジットカードは高額なお買物でもカード一枚で購入できることから、顧客の購入額も増える傾向にあり、店舗にとっては客単価のアップに寄与する点もメリットと言えます。
オペレーションの効率化
キャッシュレス決済はレジでのやり取りを簡素化できます。現金でのやり取りでは顧客が小銭を取り出すのに手間取るほか、店員も釣り銭を数えなければなりません。また、営業終了後にレジのお金が1日の売上と合っているのかというレジ締めにも手間がかかるのが実情です。
しかし、キャッシュレスの利用が増えれば、お札や小銭を数える手前が減り、オペレーションを効率化できます。レジ締めや売上管理に時間がかかっていた加盟店は、業務効率化が図れるでしょう。
安全性が高い
キャッシュレス決済の使用頻度が増加して、現金での取引の機会が減ると、セキュリティ面でメリットがあります。レジにあるお金が少ないと盗難に遭う確率が減少するほか、銀行に入金する際も多額の現金を持ち運ぶ必要がなくなります。
それ以外にも、キャッシュレス決済だと釣り銭の間違えが発生するリスクもありません。
衛生面に気を配れる
新型コロナウイルス感染症の拡大により、現金でのやり取りに心理的ストレスを抱える人もいます。キャッシュレス決済は、店員と顧客の接触機会を抑制できるので、顧客の心理的ストレスを解消することにもつながるでしょう。
マーケティングに活用できる
キャッシュレス決済は顧客データを蓄積できるため、属性や購買などのデータを基にした消費動向分析やマーケティングに活用可能です。
例えば三井住友カードが提供する「Custella」では、膨大なキャッシュレスデータを分析することで顧客の行動を可視化できます。これにより自社がターゲットとする顧客の購買行動を理解でき、販促活動を最適化できます。
キャッシュレス決済のデメリット
クレジットカード決済にはメリットがある一方で、デメリットも存在します。ここでは、デメリットの把握と併せて、そのデメリットをどうすればカバーできるかも理解しておきましょう。
入金サイクルがある
キャッシュレス決済を利用すると、売上金は商品が購入された日に振り込まれるわけではありません。基本的に加盟店契約会社ごとに設定した締め日があり、合計金額が入金日にまとめて入るしくみです。
入金タイミングが不安な場合は、入金サイクルが月に複数回ある加盟店契約会社を選ぶとよいでしょう。
手数料や初期費用がかかる
キャッシュレス決済は、決済手数料のほかに決済端末の導入やレシート印刷用プリンターなどの初期費用がかかります。決済手数料については加盟店契約会社ごとに料率が異なります
手数料を利用者側に請求できる?
決済手数料を利用者に請求することはできません。加盟店契約会社との契約で決められているため、もし請求した場合は規約違反になります。
stera packなら決済手数料も業界最安水準
stera packはキャッシュレス決済や集客に関する悩みを解消する、サブスク型の決済サービスです。
月額3,300円(税込)のサブスクモデルなので、初期コストはかかりません。また、導入後のレシートロール紙の追加発注や、端末の修理・交換なども無料(※)。
入金サイクルは月6回が選択でき、三井住友銀行口座なら振込手数料も無料なので
キャッシュフロー面でも安心です。
- 事業者様の故意・過失がない場合に限ります。
30種類以上の決済手段に1台で対応
オールインワン決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」は、カード決済、電子マネー、コード決済など30種類以上の決済手段に1台で対応できます。
レシート排出用プリンターも内蔵されているので、たくさんの機器を用意する必要がなく、レジ周りをスッキリさせることができます。
販促・集客アプリ「おみせポケット」が標準搭載
販促・集客アプリ「おみせポケット」を月額料金内でご利用いただけます。「おみせポケット」には、デジタル会員証・スタンプカードの発行や、お客さまへのクーポン配布・PUSH 通知などの機能が集約されています。顧客管理やクーポン・メッセージなどの自動配信も可能なので効率的に販促と集客を行うことができます。
また、専用のマーケットプレイス「stera market(ステラマーケット)」からさまざまな業務アプリを追加ダウンロードすることもできるので、店舗のニーズに合わせて決済端末の機能を拡張できることも魅力です。
「stera pack」の詳細は以下をご覧ください。
キャッシュレス決済で業務効率化を図ろう
キャッシュレス決済導入にあたっては、メリット・デメリットを理解した上で、自店舗に最適な決済サービスを検討しましょう。
stera packはキャッシュレス決済のデメリットである初期費用がかからず、30種類以上の決済手段に1台の端末で対応できるため業務効率化を図れます。ぜひ、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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