基礎知識
店舗運営とは?業務内容や役割、マネジメントのコツを解説
店舗運営といえば、主な業務として店頭での接客販売をイメージする人も多いでしょう。実際には、開店・閉店作業や接客、売上・人材・在庫の管理などさまざまな業務に加え、それらのマネジメントも含まれています。
店舗運営の最終的な目的は、売上を上げることです。商品の販促方法や在庫管理、人件費のかけ方などが適正でなければ、効果的に売上を伸ばせません。また、近年のコロナ禍で新規開業や既存店舗の売上を増強していくためには、店舗運営の工夫が不可欠です。
そこで今回は、店舗運営の内容や役割を解説しながら、業務効率を上げる方法や、魅力的なお店づくりに役立つ決済サービス「stera pack(ステラパック)」をご紹介します。
目次
店舗運営とは
飲食店や小売店といった店舗全体の運営やマネジメントのことを「店舗運営」といいます。店舗運営では、商品を陳列してお店のレイアウトをつくるほか、お客さまを迎え入れる開店準備や売上と商品在庫の管理、閉店時間になればお店を閉める作業が必要です。また、スタッフの指導や配置決め、働きやすい環境を整えることも大切でしょう。
業務は多岐にわたりますが、うまく店舗運営をできるかどうかが売上を左右します。売上拡大のためには、店舗運営担当者の効果的なマネジメントが重要です。
店舗運営の業務内容と役割
店舗運営の業務は大きく分けて6つあります。効果的な運営をするために、まずは各業務の内容と役割をよく理解しておきましょう。
①店づくり業務
店内のレイアウトや商品の陳列のしかたにより、お店の印象は大きく変わります。まずはお客さまが入店しやすいお店づくりを目指しましょう。また、お客さまが商品を手に取りやすい陳列方法も大切です。お客さまが入店しても、購入に至らなければ売上になりません。
接客するスタッフが効率的に作業できる動線づくりができれば、お客さまへの接客品質向上にもつながります。接客スタッフの移動が多いときなどは、レイアウトを見直すとよいでしょう。
②開店・閉店業務
営業時間の前には、お客さまを迎え入れるための開店準備を行います。具体的にはシャッターやドアの解錠、業務で使用するパソコンなど端末の起動、看板といった販促物の設置、レジへの釣り銭の補充、清掃などです。
閉店時間になれば、開店準備とは逆の手順で閉店業務を行い、1日の営業が終了します。その日の売上の管理やドアの施錠などを行うため、セキュリティ面への配慮が必要です。責任感があり、信頼のおける従業員に任せると安心でしょう。
③接客業務
開店したら、入店したお客さまにお声がけなどをして、購入につながるよう接客を行います。お客さまの要望により在庫を確認したり、アパレル店であれば試着室に案内したりすることもあるでしょう。陳列した商品の乱れや不足を合間にチェックするのも、業務の一環です。
接客業務では、やみくもに声をかければよいというわけではありません。様子を見て、お客さまのニーズに沿った適切なお声がけや対応が必要です。お客さまの満足度が上がれば、購入してもらえる確率も上がり、リピート客も獲得できるでしょう。
④マネジメント業務
店舗全体の売上を管理して戦略を立てるマネジメントは、非常に重要な業務です。商品の需要に合わせて仕入れや在庫の管理ができれば、売上の向上につながります。また、より良い店舗づくりには、従業員の接客指導、商品ディスプレイの改善も欠かせません。
繁忙期・閑散期などに合わせて従業員数を適正化すれば、人件費を削減できるでしょう。将来的な人手不足を避けるために、研修やキャリアアップのしくみを整え、従業員に長く勤めてもらう工夫も大切です。
⑤在庫管理業務
商品が売れたら補充し、店頭の商品が品切れにならないようにします。お客さまの需要があるにもかかわらず仕入れが少なければ、せっかくの販売チャンスを逃してしまいます。一方で、仕入れが多過ぎれば余分な仕入れ費用が発生し、売上を圧迫するでしょう。使用期限がある商品なら廃棄する手間もかかります。
売れる商品、売れない商品の動向を見定めて、必要な在庫数を正しく判断することが重要です。適切な在庫管理は、売上に直結する重要な課題といえます。
⑥売上管理業務
どんな商品が売れ筋なのか、どの価格帯が売れているかなどを売上から把握して分析し、販売戦略を立てるのが売上管理です。売上向上が最大の目的であれば、店舗運営の要となる業務でしょう。
売上管理ができれば、仕入れ・在庫数の適正化につながります。また、よく売れる時間帯や曜日などを分析できれば、人材管理をどのようにすべきなのかも見えてくるでしょう。
店舗運営の効果を最大化させる方法
店舗運営には、接客以外にもさまざま業務内容や役割があることが分かりました。店舗運営の効果を最大化するには、店舗の問題を明確にし、改善策を打っていく必要があります。では実際に、店舗運営の効果を最大限に発揮するためにはどのような方法があるのでしょうか。
データに基づいた戦略を立てる
店舗運営の効果を最大化するためには、売上データを分析して販売戦略を立てる必要があります。売上とは、実際に購入した「レジ客数」と、そのお客さまの購入金額である「客単価」を掛けたものです。「レジ客数」は「入店客数」と「買い上げ率」、「客単価」は「商品単価」と「1人当たりの買い上げ点数」を掛けて算出されます。
売上データの分析では過去数年間のデータを比較し、売上を構成する要素のうちどこが悪くなっているのかを洗い出します。売上別、商品別など項目ごとに細かく見ると、問題を可視化しやすいでしょう。
現場の声を拾い効果検証する
データ検証から立てた販売戦略を、そのまま実行に移すだけでは不十分な場合があります。現場で実際にやってみると、お客さまに不評なこともあるからです。最終的には、現場の従業員の声を取り入れながら戦略を決定すると、より効果的でしょう。
さらに、戦略を実施したら効果検証が必要です。どれだけ練られた戦略であっても、効果がなく売上につながらなければ意味がありません。現場の従業員にお客さまの反応を確認したり、売上データを再度分析したりして、お客さまの購買行動に合った戦略だったかどうかを検証しましょう。
時代に合わせたシステムを導入する
お客さまの購買動向だけでなく、時代の変化やニーズにも柔軟に対応すれば、店舗への信頼度向上やイメージアップにつながります。コロナ禍の店舗運営では、お店の入口に検温器や手指消毒液を設置する、レジには飛沫遮断をするパネルやシートが設置するなどの感染対策が必須です。
加えて、お客さまが従業員との接触を気にせずに済む、非接触型の支払いシステムを導入すれば、お客さまも安心してお買物を楽しめるでしょう。
より効果的な店舗運営には「stera pack」がおすすめ
コロナ禍で非接触型の支払いが好まれる傾向となり、キャッシュレス決済の需要が増加しています。しかし、キャッシュレス決済といってもさまざまな決済端末があり、どれを選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。
手軽に高機能な決済サービスを導入したいなら、キャッシュレス決済サービス「stera pack(ステラパック)」がおすすめです。多様なキャッシュレス決済への対応はもちろん、販促にも便利なさまざまなサービスを利用できます。「stera pack」が選ばれる理由と導入方法について詳しく解説します。
完全な非接触型の決済が可能
ほかのキャッシュレス決済端末では、従業員がカードを受けとって直接端末に挿入するなど接触機会が発生しているケースが見られます。一方で「stera pack」で利用する決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」なら、すべての操作をお客さま側で行うため、完全に非接触での決済が可能です。
30種類以上の決済手段に1台で対応
オールインワン決済端末「stera terminal」は、カード決済、電子マネー、コード決済など30種類以上の決済手段に1台で対応できます。
レシート排出用プリンターも内蔵されているので、多くの機器を用意する必要がなく、レジ周りもスッキリします。
月額3,300円(税込) のサブスクモデルなので、初期コストはかかりません。また、導入後のレシートロール紙の追加発注や、端末の修理・交換なども無料※。
入金サイクルは月6回が選択でき、三井住友銀行口座なら振込手数料も無料なので、キャッシュフロー面でも安心です。
- 事業者さまの故意・過失がない場合に限ります。
販促・集客アプリ「おみせポケット」が標準搭載
販促・集客アプリ「おみせポケット」を月額料金内でご利用いただけます。「おみせポケット」には、デジタル会員証・スタンプカードの発行や、お客さまへのクーポン配布・PUSH 通知などの機能が集約されています。顧客管理やクーポン・メッセージなどの自動配信も可能なので、効率的に販促と集客を行うことができます。
また、専用のマーケットプレイス「stera market(ステラマーケット)」からさまざまな業務アプリを追加ダウンロードすることもできるので、店舗のニーズに合わせて決済端末の機能を拡張できることも魅力です。
「stera pack」の詳細は以下をご覧ください。
https://www.smbc-card.com/kamei/start/plan.jsp?SMCC801
導入までの流れ
「stera pack」を導入するには、まずホームページの「stera packを申し込む」よりアカウント登録をします。その後、登録したメールアドレスに届く「申込WEBアカウント登録完了」メールのURLからログインし、お申込情報を入力。
決済会社の審査に通過したら、審査結果がメールで届きます。審査結果メールに記載されている「ご利用可能日(予定)」の前後数日以内に「stera terminal」が届く流れです。
事業者さまご自身で端末の初期設定が完了したら、利用可能な決済ブランドから使用が可能になります。
キャッシュレス決済サービス「stera pack」なら初期費用がかからず、定額で利用できます。そのうえ、業務アプリを追加してさらに魅力的なお店づくりが実現可能です。完全非接触の決済端末の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
今回の記事のまとめ
店舗運営とは
店舗運営の業務内容と役割
- ・お店のレイアウトや商品陳列など店づくり業務
- ・店舗の開店、閉店業務
- ・店頭での接客業務
- ・店舗全体のマネジメント業務
- ・商品の在庫管理業務
- ・店舗の売上管理業務
店舗運営の効果を最大化させる方法
- ・売上分析データに基づいた戦略を立てる
- ・現場の声を拾い、立てた戦略の効果検証する
- ・時代に合わせたシステムを導入する
店舗運営に「stera pack」が選ばれる理由
- ・お客さま側で操作するため、完全な非接触決済が可能
- ・30種類以上の決済手段に1台で対応できる
- ・販促、集客アプリ「おみせポケット」が標準搭載
- ・導入までの流れ
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