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対談の様子

従業員がリアルを語り合う 育児と仕事を
掛け持つくらし
イラスト

三井住友カードでは、多くの従業員が育児に
取り組みながら働いています。
ここでは、現在育児との両立をしながら
業務に励んでいる、3名の従業員が集まり、
両立のための制度や育児と仕事との
思いがけないシナジーについて語ります。

  • #多様性
  • #柔軟な勤務時間
  • #柔軟な勤務場所
  • #男性育休
  • #子育て支援

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一人ひとりがデザインする
育児とキャリア

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まずは、産前産後休暇や
育児休暇を
取得したときのことを
教えてください。

M.T

私が産休を取得したのは、入社10年目を迎えたころです。妊娠がわかった後から少しずつ引き継ぎを進めており、周囲も快く受け入れてくれたため、特に焦りや迷いはありませんでした。ただ、当初はどれくらいの期間の育休を取るかは悩みましたね。長期間仕事から離れたくない気持ちがある一方で、2人目の子どもも考えたい。当時、育休が最大3年(現在は2年)取得できましたので、第一子の育休期間に第二子も出産しようと計画しました。無事に第二子も授かったため、第一子の育休開始から3年弱で職場に復帰しました。

T.K

私の育休取得のきっかけは、育休取得経験のある一つ上の先輩との会話です。育休を取得したことによるメリットや制度の活用方法など細かく聞くことができ、とても心強かったです。女性の産後について生の声を聴くことができ、妻の負担を少しでも軽減したいという思いが強くなりました。その後に1ヶ月間の育休を申請。上司との面談のなかで「子どもの成長は一瞬だから、仕事のことは気にせず、家族優先で過ごしてきてくださいね」と言われたことが今でも印象に残っています。家事はお互いの得意分野を分担しつつ、子どものお風呂は私が担当していました。

K.I

私もT.Kさんと同様に1ヶ月間の育休取得を検討していたのですが、同期の男性社員が3ヶ月間取得すると聞き、もう少し長期間取得することを検討し始めました。会社としても男性育休取得はかなり推奨していますし、妻からも「3ヶ月いてくれると安心」という言葉があったため、3ヶ月間の取得を決めました。これくらいの期間ですと、仕事をストップさせるのではなく、完全に引き渡すことになります。むしろ、その方が仕事を気にせず子育てに集中できると、ポジティブに捉えて育休に入りましたね。初めての子育てで慣れない部分はありましたが、子どもが生後2ヶ月を迎えたころには一緒に外出ができるようになっており、家族の時間を楽しみながら過ごせました。

M.T

出産を経験した身からすると、出産直後ももちろん大変ですが、子どもがどんどん成長していく3ヶ月を、支えあいながら共に過ごせるというのは非常にありがたいですね!

対談の様子の画像
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仕事と子育ての両方に取り組む
生活はいかがですか?

M.T

現在は時短勤務で働いています。9時から16時までが基本的な勤務時間ですが、時短であってもフレックスタイム制度が利用できます。朝は夫に子どもを任せ、フレックスタイムで8時ごろには出社するようにしています。15時ごろに終業し、子どもの送迎、家事をこなし、子どもの寝かしつけと同時に就寝してしまいます。また、看護休暇制度も活用しています。保育園では、風邪や感染症が蔓延することが本当に多いです。ましてや2人となると、リスクも2倍。入園初年度は、上限日数目一杯まで使用しましたね。

T.K

私もフレックスタイム制度は頻繁に利用します。朝起きるまでは通常通り出社しようと考えていても、子どもがなかなか朝ごはんを食べてくれなかったり、着替えのときに泣いてしまったりと、トラブルは日常茶飯事。「これでは出社に間に合わない」となったときでも、上司にチャットで連絡し始業時間を柔軟に調整できることはありがたいですね。また、M.Tさんがおっしゃる通り、子どもは風邪をひきやすく、私が休暇をとって看病をすることもあります。その際は、同僚に突発的に仕事をお願いすることになりますが、皆さん快く引き受けてくれ、周囲にも助けられています。誰もが普段から無理なく働ける環境が、チームで支えあえる土壌になっていると感じますね。

K.I

私は今も週に2回程は在宅勤務にして、負担が妻に偏らないよう心がけています。子どもはまだ保育園に通っていないので、普段は妻がつきっきり。私が在宅勤務の日は、妻にランチでリフレッシュしてきてもらったり、仕事から少し抜けて私がお風呂に入れたりなど、積極的に育児を担うよう努力しています。

育児との両立を通して
子どもと自分の変化を楽しむ

対談の様子の画像
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育児をするようになって
習慣や考え方に変化は
ありましたか?

K.I

家事や育児はお互いが同じことを同じくらいの水準でできるようになることを目標としているため、そこのスキルは身に付きました。また、子どもが生まれてからは、掃除をこまめにするようになりましたね。元々はあまり気にしない性格でしたが「子どもに何かあってはいけない」と清潔感を保つ習慣ができました。

T.K

私は必ず子どもと一緒に朝ごはんを食べることを習慣にしています。この時間に、保育園や家での出来事を聞くことが毎朝の楽しみです。最近は「昨日はこんな夢をみたの」と毎日の夢を教えてくれて、子どもらしいその内容に癒されながら、思考や発言がぐんぐんと成長していく様子に驚いています。

M.T

私は自分自身が常に笑顔でいることを意識しています。気持ちが落ち込んでいたり、忙しいと、些細なことでもイライラしてしまったり、子どもの話を聞いてあげられないことがあります。笑顔でいるために、定期的に自分のための時間をつくるようにしていて、例えば、フレックスタイムで早く退勤してヨガで心に向き合ったり、休日に友達と豪華なランチをしたりなどさまざま。気分が高まると優しい気持ちで子どもと接することができますし、夕飯のおかずが一品増えることもありますね(笑)

育児から得た
新しい学び

対談の様子の画像

仕事と育児のシナジーは
ありますか?

M.T

育休時代、0歳と2歳の子育てをしていて気づいたのは、効率化が必要不可欠だということです。例えば、たった一食のお味噌汁をつくる際でも、「ママ、これ見て!これやって」と話しかけてくる子どもの対応をしたり、落ち着いたと思ったら今度は姉弟喧嘩が始まり、それを仲裁したりなど、まったく計画通りに進みません。極力無駄な作業を省いて効率的にしなければ育児はままならないと痛感しました。試行錯誤のなかで身に付けた「効率化をする癖」は、仕事でも大いに役立っています。「この工程は本当に必要だろうか」「この作業は時間がかかり過ぎているな」と常に考えて仕事に向き合うようになりました。

K.I

私は世の中のサービスを見る目が変わりましたね。普段何気なく利用していたサービスでも、育児を始めてからは、「この施設、すごくバリアフリーに配慮されているな」「ここ、こうなったら子どもを持つ家庭が喜ぶのに」と新たな視点が生まれたのです。これは、新ソリューション開発の業務においていつか役に立つかもしれない視点だと考えています。

T.K

サービスを見る目は本当に変わりますよね。私はデジタル領域の業務がメインなため、幼稚園・保育園の連絡帳アプリのUI/UXが業務のヒントになることがあります。またシナジーとは違うかもしれませんが、子どもを豊洲オフィス周辺の公園や商業施設につれてくることもあります。「あそこ、パパの会社だ!」と言ってくれることは、仕事へのモチベーションにつながります。

次の世代へと受け継ぐ、
道しるべに

今後の目標を教えてください。

M.T

子育てにも仕事も共通することですが、心を広く、構えられる人間になることが目標です。子育ての悩みは日々尽きませんし、正解も分かりません。しかし、どんな場面でも、まずはおおらかに受けとめてみるスタンスでいることで子どもへの対応も変わる気がします。私自身が前向きでいることで、子どもにのびのびと育ってもらえる環境をつくりたいです。またそれは仕事においても同様で、自分自身やチームが大きく成長できると考えています。育児も仕事も、楽しむ気持ちを忘れずに邁進していきたいです。

K.I

育児と仕事のどちらかを理由にせずに、両方でベストを尽くし、育児をする従業員の道しるべのような存在となっていきたいです。そして、「育児が特別なものではなく、ライフステージの一つとして当たり前に取り組めること」という風土の醸成に貢献できたら嬉しいです。

T.K

K.Iさんから道しるべという言葉が出ましたが、私も同じ想いを抱いています。私自身が先輩社員の例を見て育休取得を決意したように、育児と仕事を両立する姿を後輩たちに見せることで、育児に対する不安を払拭していきたいですね。

External evaluation 外部評価

三井住友カードの環境や取り組みは、複数の団体・組織からの評価や認定を受けています。

  • プラチナくるみん
  • work with pride gold
  • 健康経営優良法人 ホワイト500
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K.I

デジタルソリューション営業部
2015年入社

Career

営業推進部や商品企画開発部を経て、現在はデジタルソリューション営業部に所属。モバイル決済パッケージをはじめとした新ソリューションの提案・企画・開発を担当。2023年9月に3ヶ月の育児休暇を取得。

one day schedule

6:30
子どもと一緒に
起床 / 朝食準備
7:00
朝食/家事
8:30-09:00
リモートワーク
開始 /
メールチェック
9:00-12:00
社内でのリモート
会議・資料作成
12:00-13:00
昼休憩
13:00-16:00
社外との
リモート会議
16:00-17:30
議事録整理 /
資料作成
17:30
終業
17:30-19:30
子どものお風呂 /
夕食 /
寝かしつけ
19:30-22:00
家事・自由時間
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M.T

システム開発二部
2007年入社

Career

業務センターや人事部を経験し、現在はシステム本部に所属。開発ベンダーとスケジュール調整や開発業務の事務回り、部の庶務全般を担当。2018年8月から3年間、産前産後休暇・育児休暇を取得。

one day schedule

05:00-05:30
起床、
自身の身支度、
家事
05:30-06:30
子どもを起こして
朝食
06:40-8:15
出社
08:15-09:00
メールチェック /
チーム内業務の
進捗確認
09:00-11:30
優先タスクを確認し
業務を進める
11:30-12:30
昼休憩
12:30-15:30
ベンダーへの作業依頼
申請作成 / 庶務業務
15:30
終業
17:30-18:00
子どものお迎え / 帰宅
18:00-19:00
夕食作り / 夕食
19:00-20:30
入浴 / 洗濯 /
明日の保育園
準備 /
家事
20:30-21:00
子どもの寝かしつけ、
就寝
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T.K

IT戦略ユニット
2016年入社

Career

営業部を経て、現在は、IT戦略ユニットでVpassアプリの利用促進や、サービス利用手続きのデジタル化を担う。2021年5月から、1ヶ月間の育児休暇を取得。

one day schedule

07:00-07:30
起床 / 家事
07:30-08:15
子どもを起こし、
家族で朝食
08:15-08:30
子どもを保育園に
送る
08:45-12:00
出社 / 打ち合わせや
資料作成
12:00-13:00
昼休憩
13:00-20:00
打ち合わせや
資料作成 /
データの抽出作業
20:00
終業
20:30-21:00
帰宅 / 家族団欒
21:00-23:00
夕食をとり、
その後自由時間