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基礎知識2019.03.29

飲食店にクレジットカード決済を導入すべき理由

飲食店にクレジットカード決済を導入すべき理由

近年、飲食店でのクレジットカード決済導入が進んでいます。海外では日本以上に浸透しているキャッシュレス文化ですが、海外から多くの外国人観光客が訪れると見込まれる2019年ラグビーワールドカップ、2020年世界的スポーツの祭典を控えた今、クレジットカード決済導入を検討している店舗経営者の方も少なくないのではないでしょうか。そこで、ここではクレジットカード決済導入で得られるメリットを紹介します。

目次

クレジットカード決済導入による3つのメリット

飲食店におけるクレジットカード決済導入のメリットは、大きく分けて次の3点です。

1 集客力の向上

政府が推進しているキャッシュレス化が進めば、現金を持ち歩かない人の数も増加すると考えられます。よって、当然ながら「クレジットカード決済が導入されている」というのが、お店選びの大事な要素になるはずです。また、手持ちの現金に左右されないため、お客さんとしては店舗に入りやすくなるというメリットもあります。

2 客単価が上がる

2018年に日本クレジットカード協会が行った調査では、同業種の小売店や飲食店でお金を使う際、クレジットカードで支払う人は現金払いの人より1.7倍多く使うという結果が報告されています。客単価が上がれば、収益アップにつながります。

3 外国人観光客の消費需要を取り込める

諸外国では、日本よりもクレジットカード決済が一般的です。それに加えて、外貨両替の必要なく会計できるので、クレジットカード決済が可能であれば外国人観光客の消費需要を見込める可能性も高くなるでしょう。

飲食店におけるクレジットカード決済導入事情

ここまで、飲食店におけるクレジットカード決済導入のメリットについて見てきました。集客・収益のアップにつながるメリットがあるのが、ご理解いただけたのではないでしょうか。次に、飲食店のクレジットカード決済導入を取り巻く環境についてご紹介します。

低くなっていく導入のハードル

クレジットカード決済の導入にあたり、飲食店の方々が懸念しているのは初期費用や設備費、そしてクレジットカード決済手数料です。しかし、いずれも以前に比べかなり負担が軽減しており、クレジットカード決済導入へのハードルは徐々に低くなってきています。

・初期費用無料、設備費ナシのサービスも普及

近年では、インターネットにつながるスマートフォンやタブレット端末を利用してクレジットカード決済を行う、モバイル決済サービスが普及しています。中でもアメリカ発のサービスであるSquare(スクエア)などは、スマートフォンやタブレット端末のほかに専用のカードリーダーがあれば必要な設備はすべてそろうため、安価で初期費用を済ませることが可能です。また、キャンペーンをうまく利用すれば、カードリーダー代がキャッシュバックされ実質無料になる場合もあります。審査の手軽さもあって、個人飲食店などでも導入に踏み切りやすくなっています。

・クレジットカード決済手数料が3%台のものも

従来のカード決済手数料は、4~7%程度。しかし、近年は3%台の決済代行サービスも登場しています。例えば、先程も触れたスクエアは、主要5ブランド(VISA、Mastercard、American Express、Discover、Diners Club)のカード決済手数料は3.25%、JCBが3.95%です。

国からの助成金支給もあり

2020年の世界的スポーツの祭典開催を控え、日本ではさまざまなインバウンド対応力強化対策を行っています。そのうちの1つが、クレジットカード決済端末や電子マネー等の決済機器の導入支援です。
例えば東京都では飲食店と宿泊施設を対象に、補助対象経費の2分の1以内の補助金を支給するとして、助成金申請を受け付けています。

また、2019年10月1日の消費税率引き上げに伴い、消費税率引き上げ後の9ヵ月に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元・割引を支援する「キャッシュレス・消費者還元事業」も施行されます※。この事業を活用すれば、中小・小規模事業者がキャッシュレス決済を導入する際にかかる端末導入費が実質無料になったり、決済事業者に支払う加盟店手数料(3.25%以下)の3分の1を国が補助してくれたりします。
※本事業は平成31年度予算が成立した場合に施行される。

クレジットカード決済導入にあたっての留意点

クレジットカード決済を導入する際、以下の2点を確認しながら、導入を進めていくようにしましょう。

必ずいくつかの決済サービスを比較しよう

クレジットカード決済サービスを行う企業にはさまざまなものがあり、それぞれ決済端末代金(初期費用)や、決済手数料が異なります。また、入金のサイクルも企業ごとに変わってくるので、しっかり各社を比較した上で、最も条件が合う決済サービスに申し込むようにしましょう。

従業員に対するオペレーションを指導する

当然ながら、クレジットカード決済を導入する際、対面オペレーションの指導は必須です。セキュリティにも関わってくる部分なので、利用するサービスの決済手順をしっかり確認するようにしましょう。また、プリンターを使用したレシートの印刷など、お客様の要望に合わせた対応も必要になります。スムーズに接客できるように、ロールプレイングを行うのも効果的でしょう。

今回の記事のまとめ

クレジットカード決済導入のメリット

  • ・クレジットカードを使用したい客のニーズに応えることで、集客力が向上
  • ・クレジットカード決済にすることで客単価が上がる
  • ・キャッシュレス化が進んでいる外国人観光客の消費需要を取り込める

飲食店におけるクレジットカード決済導入事情

  • ・初期費用や固定費無料、手数料格安のサービスもあり、導入へのハードルが下がっている
  • ・国のインバウンド対応力強化対策により、条件を満たせば助成金をもらえる可能性もある

クレジットカード決済導入にあたっての留意点

  • ・必ず複数の決済サービスを比較し、自身の店舗の規模に適した会社を選択する
  • ・従業員へのオペレーション指導を徹底する

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