三井住友カードはなぜ安心して使える?セキュリティ担当者に聞いた5つの安心・安全なサービス
クレジットカードの不正利用が不安なときに大切なのは、早く気づくこと、被害拡大を防ぐこと、万一の際の制度を知っておくことです。
今回は、三井住友カードのセキュリティ・不正利用対策を担当する方に取材し、実際に寄せられる不安や、安心してカードを使うために知っておきたいサービス・仕組みを伺いました。ご利用通知サービスやあんしん利用制限サービス、不正利用検知・補償制度など、自分に合った備えを知っておきましょう。
クレジットカード利用で、「身に覚えのない請求が来たらどうしよう」「ネットショッピングでカード情報が漏れないか心配」と感じている方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
クレジットカード利用に対するリアルな不安
三井住友カード カードセキュリティ統括部 戸川 香穂さん
クレジットカードに関する不安とひとことで言っても、その内容はさまざまです。
「不正利用は止められますか?」
「この金額は支払わないといけませんか?」
「ネットショッピングでカードを使うのが怖いです」
コールセンターには、こうした声は日々寄せられています。
例えば、「インターネットショッピングの際に、カード情報が流出しないか不安」「今まさに不正利用が起きているかもしれない」と気づいたお客様から、焦った様子でお問い合わせいただくケースもありました。
身に覚えのない通知や請求を見つけたとき、金額が数百円であっても、何十万円であっても、不安になる気持ちは同じです。「これは自分が支払わなければならないの?」「今すぐ何をすればいいの?」と、頭が真っ白になってしまうこともあります。
そんなとき、あらかじめ「どの順番で確認すればよいのか」「三井住友カードには、どんなサービスがあるのか」を知っておくと、落ち着いて行動しやすくなります。
不安を安心に変える、三井住友カードのサービスとは?
カード利用時の不安には、それぞれに合った備えがあります。「気づけるか不安」「止められるか不安」「補償されるか不安」など、自分が気になっているポイントに合わせて、役立つサービスや仕組みを見ていきましょう。
カード利用者の不安 |
三井住友カードの安心・安全なサービス |
|---|---|
不正利用に気づけるか不安 |
ご利用通知サービス 利用ごとに通知が届き、異変に気づきやすい |
不正利用を防げるか不安 |
不正利用検知システム 不審な取引を検知し、取引停止や確認を行う |
不正利用されないか不安 |
あんしん利用制限サービス/オートロック 自分で一時的に利用制限をかけられる |
ネット決済が不安 |
ネットショッピング認証サービス 本人認証を追加し、不正利用防止につなげる |
被害に遭わないか不安 |
会員補償制度 条件を満たす場合、不正利用分が補償対象になる |
不正利用に気づけるか不安|ご利用通知サービス
カード利用時の不安を減らすうえで、まず設定しておきたいのが「ご利用通知サービス」です。
ご利用通知サービスで、いち早く不正利用に気づく
ご利用通知サービスは、カードを利用したタイミングで、利用内容を通知してくれるサービスです。例えば、コンビニで買い物をした、ネットショッピングで決済したといった利用があった際に、利用日時や金額などの情報がリアルタイムで通知されます。身に覚えのない不正利用に早く気づけることが、このサービスの大きなメリットです。
不正利用の被害を拡大させないためには、早期発見・早期対応が重要です。利用通知を設定しておけば、自分がカードを使っていないタイミングで通知が届いた場合、「何かおかしいかもしれない」とすぐに気づくきっかけになります。数あるサービスの中で「これだけは設定してほしい」と挙げるなら、ご利用通知サービスです。
三井住友カード セキュリティ担当者
通知方法は自分が気づきやすいものを選べる
通知方法は、メール、アプリプッシュ、LINEなどから選べます。特におすすめなのが、Vpassアプリのプッシュ通知です。メールの場合、フィッシングメールと見分けがつきにくいことがありますが、公式アプリからの通知であれば、メールのように「これは本物だろうか」と迷う場面を減らせます。普段からLINEをよく使う方は、VpassIDとLINE連携を活用することで通知に気づきやすくなります。
メールはさまざまな通知に埋もれてしまいやすいものです。普段からメールの通知をオフにしている方や、メールをあまり開かない方は、重要なお知らせに気づきにくいこともあります。そのような場合は、LINE通知やアプリプッシュ通知を活用することで、より気づきやすくなります。
三井住友カード セキュリティ担当者
通知と明細反映にはタイムラグがある
ご利用通知はカード利用のタイミングで届きますが、利用明細への反映には時間がかかる場合があります。国内利用の場合はおおむね3日から1週間程度、海外利用の場合は2週間程度かかることもあります。身に覚えのない通知が届いた場合は、まず通知内容を確認し、明細に反映された後、必要な手続きを進めます。
通知が届いた時点で慌てすぎず、まずは確認。心当たりがなければ利用制限。そして明細反映後に申請。流れを知っておくと、いざというときにも落ち着いて対応しやすくなります。
三井住友カード セキュリティ担当者
不正利用を防げるか不安|不正利用検知システム
「自分では気をつけていても、不正利用を完全に防げるのだろうか」と不安に感じる方もいるでしょう。そうした不正利用のリスクに備えるため、三井住友カードでは「不正利用検知システム」を導入しています。
不正利用検知システムでカードの利用状況をモニタリング
不正利用検知システムでは、24時間365日体制でカードの利用状況をモニタリングしています。カード会社側でも不正利用の拡大を防ぐための体制を整えていることは、安心材料のひとつです。
不正利用検知システムでは、必要に応じて「この利用はお客様ご本人のものですか」といった利用者本人の利用かどうかを確認します。通常とは異なる利用や、不正利用の可能性がある取引を検知した場合には、取引を止めたり、カードの利用を一時的に制限したりすることがあります。
三井住友カード セキュリティ担当者
身に覚えのない通知が来たら不安|あんしん利用制限サービス
あんしん利用制限サービスは、カードの利用シーンに応じて、利用を制限できるサービスです。例えば、国内のインターネット利用、海外のインターネット利用、海外での対面利用など、自分が普段使わない場面を制限しておくことができます。
使わない場面を制限できる「あんしん利用制限サービス」
普段使わない利用シーンを制限しておくことは、不正利用のリスクを抑えることにつながります。例えば、海外のネット利用をしない方であれば、その利用を制限しておくといった使い方ができます。必要になったときは、Vpassアプリなどから設定を変更できるため、自分の利用スタイルに合わせて柔軟に使える点もメリットです。
あんしん利用制限サービスで、利用者自身が「どこで使えるようにしておくか」「どこでは使えないようにしておくか」を設定できることは、不正利用を未然に防ぐという観点で、大きな安心材料になります。
また、あんしん利用制限サービスは、不正利用の対策だけでなく、カードの使いすぎが気になる方にも役立ちます。利用金額の上限を設定したり、一定額を超えたときに通知を受け取ったりすることで、支出管理にも活用できます。
三井住友カード セキュリティ担当者
「オートロック」も選択肢のひとつ
オートロックは、カードを一時的にロックできる機能です。あんしん利用制限サービスの一部として利用でき、カードの利用を一時的に止めたいときに役立ちます。
身に覚えのない利用通知が届いたとき、「これは本当に自分の利用だろうか」と確認している間に、カードを一時的にロックしておくことで、状況を落ち着いて確認しやすくなります。オートロックは、すぐにカードを完全停止する前に、一時的に不安を抑えるための選択肢として知っておきたいサービスです。
カードが見当たらない、落としたかもしれない、といった場面でも、オートロックを使う方法があります。カードを無効化すると、そのカードは使えなくなります。そのため、「なくしたかもしれないが、まだ確証がない」という段階では、まずオートロックで一時的に利用を止めることができます。
三井住友カード セキュリティ担当者
ネット決済が不安|ネットショッピング認証サービス
ネットショッピングでカードを使うときに、「カード番号を入力して大丈夫だろうか」と不安に感じる方もいるかもしれません。そうしたインターネット決済時の不安に備える仕組みが、「ネットショッピング認証サービス」です。
ネットショッピング認証サービスで、追加で本人認証を行う
ネットショッピング認証サービスは、インターネットショッピングでカード決済を行う際に、カード番号や有効期限などの情報に加えて、追加の本人認証を行うサービスです。決済時に、認証コードによる確認を行うことで、第三者によるなりすまし利用を防ぐ効果が期待できます。
認証コードは、本人確認のための重要な情報です。メールやSMS内のリンクから開いた画面で安易に入力したり、第三者に伝えたりしないよう注意しましょう。近年は、カード番号やID・パスワードだけでなく、認証コードまで入力させようとする巧妙な手口(フィッシング詐欺)も確認されています。
また、ネットショッピング利用後は、ご利用通知サービスや利用明細もあわせて確認しましょう。ご利用通知サービスで利用後に早く気づけるようにしておくことで、より安心してカードを使いやすくなります。
三井住友カード セキュリティ担当者
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被害に遭わないか不安|会員補償制度
「それでも不正利用されてしまったらどうなるのか」という不安もあるでしょう。そのような万が一のときに備える仕組みとして、三井住友カードには会員補償制度があります。
万が一のときも安心できる「会員補償制度」
会員補償制度では、第三者による不正利用とカード会社が認めた場合、所定の条件を満たせば補償の対象となります。
フィッシング詐欺などでカード情報を入力してしまった後に不正利用が発生した場合でも、状況を確認のうえ、第三者による不正利用と当社が判断し、所定の条件を満たすときは補償の対象となる場合があります。
補償制度はありますが、お客様への影響がゼロになるわけではありません。請求訂正が間に合わず一度引き落としがかかる場合や、不正利用分で一時的に利用枠が使われてしまう場合もあります。そのため、早く気づいて早く対応することが大切です。
また、家族やパートナー、代理人などによる利用は、第三者による不正利用とはみなされず、補償対象外になる可能性があります。カードは本人が適切に管理することが前提です。
三井住友カード セキュリティ担当者
身に覚えのない明細が届いたら?
利用明細に身に覚えのない請求を見つけたときは、すぐに不正利用と決めつけず、落ち着いて確認しましょう。まず見るべきポイントは、次の3つです。
また、自分自身の利用だけでなく、家族カードの利用や、家族が利用した可能性も確認してみましょう。
【その他のチェックポイント】
例えば、Amazonプライムの会費、Apple関連の請求、LINE関連のサービス、音楽配信サービス、動画配信サービス、フードデリバリーサービスなどは、利用明細上の表記だけではわかりにくいことがあります。
普段使っているサービスであっても、利用明細上では見慣れない表記になっていることがあります。英字表示だからといってすぐに不正利用と判断しないようにしましょう。
身に覚えのない明細も確認してみると、実はサブスクリプションの月額料金だった、年会費だと思っていたサービスが月額払いになっていたということもあります。Amazonプライムの会費などは、お問い合わせでも多い例のひとつです。まずは利用先や契約内容を確認してみてください。
確認してもわからない場合は、利用先に問い合わせをお願いします。利用先で確認しても解決しない場合や、自分や家族の利用ではないと判断できる場合は、Vpassなどから不正利用として申請をお願いします。身に覚えのない明細を見つけると不安になりますが、順番に確認すれば、本人利用か不正利用かを整理しやすくなります。
三井住友カード セキュリティ担当者
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不安を安心に変えるサービスをVpassで設定
ご紹介したサービスは、スマホ、パソコンどちらからでも簡単に設定できます。「Vpass」アプリもしくはWEBページの「メニュー」内「利用通知・利用制限設定」から、「ご利用通知サービス」「使いすぎ防止サービス」「あんしん利用制限サービス」をご設定ください。設定反映後にサービスをご利用いただけます。
▼Vpassアプリの場合
あなたのカードの使い方は?みんなの使い方をご紹介!
普段の生活の中で三井住友カードの安心・安全サービスはどのように役立つのでしょうか。実際に利用されている方の使い方を教えてもらいました!
子どもに家族カードを持たせている50代会社員Aさんの場合
「ご利用通知サービス」「あんしん利用制限サービス」を利用
離れて暮らす大学生の子どもに、生活費用にカードを渡している50代会社員のAさん。自立してほしいため、カードの用途について口を出したくない。けれども、何かトラブルに遭ったときはすぐに対処したい、というのが親心です。
そのため、子どもの承諾を得て、「ご利用通知サービス」を設定して何に使ったかを確認できるようにしました。ご本人も“見られている”という意識からか、節度を持ってお買い物をしているようです。
カードを初めて作った社会人1年目Cさんの場合
「あんしん利用制限サービス」を利用
これまで現金派だったCさんは、卒業をきっかけにクレジットカードを作成しました。しかし何に対しても慎重なCさんは、万が一を考えると不安でカードを使えないようです。お店でスキミングされたら?ネットでカード情報が流出したら?カードを紛失したら?なんて考えたらキリがありません。
そこで両親からおすすめされたのが「あんしん利用制限サービス」。海外とネットショッピングの利用を制限し、対面式のお店でも利用額を設定したことで、やっと安心してカードを使えるようになったそうです。
また、Vpassアプリなら設定の変更が簡単なので、利用するときだけ制限を解除し、お買い物が終わったらまた制限するなどして、カード利用範囲をネットショッピングにも広げているそうです。
夫婦で家族カードを利用している40代Dさんの場合
「ご利用通知サービス」「使いすぎ防止サービス」を利用
40代Dさんの夫は単身赴任中。2つの家の生活費を家族カードで管理しています。これまでは夫の生活費は1ヵ月に1回しか確認できず、使い込みも我慢していました。しかし、「ご利用通知サービス」と「使いすぎ防止サービス」をDさんも確認できるメールアドレスに届くように設定することで、家計管理が楽に!また、お互いの生活が丸見えになったため、2人とも節約を意識するようになりました。
毎日の収支をきちんと管理したい30代フリーランスEさんの場合
「ご利用通知サービス」「使いすぎ防止サービス」を利用
固定の給料日がないフリーランスのEさんは、毎日の収支を管理したいきっちりさん。仕事に関わる出費をクレジットカードにまとめていますが、利用日、WEB明細への反映日、引き落とし日はすべてバラバラなので、なかなか支出をリアルタイムに把握できません。
そこで「ご利用通知サービス」と「使いすぎ防止サービス」をダブル使い!これならカードを使う度にメールに利用内容が届くうえ、当月の予算に達したときに通知されるので、ストレスフリーで支出を管理できると好評のようです。
安心してご利用いただくために、ぜひ活用してほしいサービスがあります
クレジットカードは便利な一方で、不正利用やネットショッピングへの不安を感じることもあります。そうした不安を軽減するには、カード会社が提供するサービスを知り、あらかじめ設定しておくことが大切です。
特に、利用時に通知が届く「ご利用通知サービス」、利用シーンを制限できる「あんしん利用制限サービス」、一時的にカードをロックできる「オートロック」は、不正利用の早期発見や被害拡大の抑止に役立ちます。
また、弊社では、多様化・巧妙化する不正アタックへの対策を徹底し、最新技術を活用した不正検知・モニタリング体制を整えています。万一不正利用が発生した際にも迅速かつ丁寧に対応いたしますので、サービスを活用しながら安心してカードをご利用ください。
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よくある質問
Q1.クレジットカードの不正利用を防ぐ方法はありますか?
不正利用を完全に防ぐことは難しいものの、被害の拡大を抑えるためにできる対策はあります。特におすすめしたいのが、「ご利用通知サービス」の設定です。原則としてカード利用後に、メール、アプリのプッシュ通知、LINEで通知が届きます。
不正利用対策では、早期発見・早期対応が何より重要です。あわせて、あんしん利用制限サービスで普段使わない利用シーンを制限したり、カードが見当たらないときにオートロックを活用したりすることも有効です。
Q2.不正利用されたか確かめる方法は?
不正利用されたか不安な場合は、まず利用明細を定期的に確認し、「利用日」「利用店名」「利用金額」に心当たりがあるかを見てみましょう。身に覚えのない明細がある場合は、「よくある事例」も参考に、ご自身やご家族の利用、サブスクリプションの月額料金、年会費などに該当しないか確認してください。
それでも心当たりがない場合は、ご利用先に直接お問い合わせください。ご利用先でも解決しない場合は、Vpassなどから不正利用として申請をお願いいたします。
Q3.不正利用されたら補償される?
カードもしくはカード情報が第三者によって不正に利用されたものと弊社が認めた場合、所定の条件を満たせば会員補償制度の対象になります。不正利用の申告をいただいてから、さかのぼって60日前までの利用について損害を補償いたします。
フィッシング詐欺でカード情報を入力してしまった場合でも、その後の利用が第三者による不正利用と判断されれば、補償対象となる可能性があります。ただし、補償を行う場合には、該当カードの停止・無効化が必要です。また、ご本人のご家族や同居人、代理人による利用は補償の対象にはなりませんのでご注意ください。

2023年入社。大阪コンタクトセンターで会員・加盟店向けの電話応対業務やVpassアプリ・ホームページの改修業務を経験。現在はカードセキュリティ統括部(大阪)で、不正利用対策やフィッシング対策、会員向け啓発施策の企画を担当。
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