年次活動報告
「地球にやさしいカード」を通じた2025年度の環境保護活動を掲載しております。
「地球にやさしいカード」を通じた2025年度の環境保護活動を掲載しております。
活動内容
- 活動報告
- ごあいさつ(緑の地球防衛基金)
特定非営利活動法人 尾瀬自然保護ネットワーク
特定非営利活動法人 尾瀬自然保護ネットワーク
2025年8月 生態系保全の啓蒙活動 尾瀬を守りつつ尾瀬を楽しむ
調査・研究活動として池塘の環境DNA調査、尾瀬の野鳥調査など、また啓発活動としてシャトルバス添乗解説も行いました。20年以上継続している尾瀬の講習会「尾瀬インタープリター養成講座(通称/尾瀬アカデミー)も引き続き実施。12月には東京ビックサイトで開催した『SDGsWeekEXPO2025』(エコプロ)の出展など参加会員は延べ100名を超える活動となりました。
2025年12月 SDGsWeekEXPO2025(エコプロ)出展(東京ビックサイト)多くの来場者がありました
別ウィンドウで特定非営利活動法人 尾瀬自然保護ネットワークのウェブサイトへリンクします。
特定非営利活動法人 熱帯森林保護団体
特定非営利活動法人 熱帯森林保護団体
自分たちで育てた苗木を持った消防団員とインディオのリーダー
世界的な異常気象の影響はアマゾンの熱帯林にも影響し、数年前から雨季に従来の雨量が望めず、記録的な乾燥と高温化が進み火災が多発するという深刻な状況に陥っている。当事業の現場も2024年に17万ha(東京都の約77%)が焼失した。地球上の酸素供給源であるアマゾンの森を再生するために現地住民インディオは火災跡地に植林事業をを開始した。当団体は現在、この事業を支援している。
消火活動の現場
「インディオ消防団」は、先住民の若者50名が専門家の協力のもと、消火防火の技術を習得し、熱帯林を自然発火などの火災から守ることを目的としています。迅速な消火活動が功を奏し、大火にならずに鎮火する実績が高く評価され、インディオリーダーは国際会議などに招かれこの事業を報告する機会を得ました。将来を見据え、経済的自立を考慮し、外部へ販売するための苗木を育てる作業を開始しました。
別ウィンドウで特定非営利活動法人 熱帯森林保護団体のウェブサイトへリンクします。
特定非営利活動法人 夏花
特定非営利活動法人 夏花
法政大学の学生たちによるグリーンベルト活動(糸芭蕉植栽活動)の様子
今年度は、サンゴ礁保全活動の1つとして取り組んでいる畑から流れ出る赤土を食い止めるグリーンベルト植栽活動(月桃や糸芭蕉などを畑周囲に植栽する活動)は、法政大学の学生10名を受け入れ、約100m、糸芭蕉本数200本を轟川流域にある農地へ植栽しました。また今年度も引き続きサンゴや海の状態を観察するため、白保海域に30か所の定点ポイントを設け、赤土堆積量調査も行っています。
特定非営利活動法人 立山自然保護ネットワーク
特定非営利活動法人 立山自然保護ネットワーク
称名滝展望台での外来植物除去作業(2025年6月14日(土))
立山地域で取り組んできた外来植物除去活動は2025年で21年目となり、同年には低山帯~高山帯で約4万本の外来植物を除去しました。除去作業の一部は地元の大学の野外実習の一環として実施しています。アースデイとやま2025や第37回富山県民ボランティア・NPO大会で活動の様子を県民に紹介しました。また、春と夏には富山県内で自然観察会を開催しました。
第37回 富山県民ボランティア・NPO大会の展示(2025年10月18日(土))
別ウィンドウで特定非営利活動法人 立山自然保護ネットワークのウェブサイトへリンクします。
特定非営利活動法人 桶ヶ谷沼を考える会
特定非営利活動法人 桶ヶ谷沼を考える会
こども達と沼を訪れた人々
「令和7年度の活動」
ベッコウトンボ絶滅の危機から、その「保全と増殖へ」の積極的な挑戦を始めて丸5年となり「保全・増殖マニュアル」に添って特別な増殖場所の整備と管理、保全活動をしています。また沼の陸地化した所を掘削しベッコウトンボが好む新たな開放水面の創出を図り「新池」と名付けて整備を進めています。
「おけがや自然塾」も9年目になり、子ども達と桶ケ谷沼の自然を楽しみつつ、大切さを伝える活動を充実させています。
特定非営利活動法人 サンクチュアリエヌピーオー
特定非営利活動法人 サンクチュアリエヌピーオー
生まれてきた子ガメ
私たちは、遠州灘海岸で産卵する絶滅危惧種アカウミガメの保護活動を39年間実施しています。生まれた子ガメを市民に公開し、地球を守るやさしい気持ちを育んでいます。しかし、静岡県と浜松市は、遠州灘海岸に隣接する土地に大型球場および周辺の開発工事を計画しており、アカウミガメの生態に甚大な被害を与える危険性があります。署名運動など、建設見直しを訴え活動に尽力しています。
上総自然学校
上総自然学校
猛禽類のノスリ。狩りをするためにやってきます
「川原井自然学校」
毎月の生態調査。千葉県の魚や虫の専門家がやって来てくれます。研究者達の研究場所になっています。竹柵を増設した池にはアカガエルが卵を産んでいます。ノスリが止まり木として使ってカエルを捕まえています。千葉県袖ヶ浦市の市民団体の上映会のアフタートークを依頼されました。身近の袖ヶ浦市にもニホンリスが居てという内容にしました。20年続く米つくりイベントを今年もおこないました。
認定特定非営利活動法人 トラ・ゾウ保護基金
認定特定非営利活動法人 トラ・ゾウ保護基金
2026年4月開催のアースデイ東京で、請願署名を呼びかけました。
法改正で国内象牙市場閉鎖を実現しよう!と閉鎖を求める請願書を国会に提出するキャンペーンを実施。合計5,745通の請願署名が集まり、衆議院に正式に受理されました(審議未了)。
今回のプログラムの成果は、8枚のポスターにまとめられ(写真は、その1枚目)、横浜市の金沢動物園とよこはま動物園ズーラシアで展示され、来園者の教育普及に役立てられました。
横浜市2つの動物園とのコラボで、小学校向けの教育プログラム「ゾウ大使になろう」を実施。ゾウの保全が「人とゾウとが共存できるように、人が知恵をしぼり、人が行動すること」を学んでもらいました。
別ウィンドウで認定特定非営利活動法人 トラ・ゾウ保護基金のウェブサイトへリンクします。
真庭遺産研究会
真庭遺産研究会
倉見川でのオオサンショウウオ生息地探検
これまでの調査活動により、津山市北部の森林域を流れる倉見川の渓流が日本最大のオオサンショウウオ生息地の可能性が高いことが判明したことから、旭川支流の下和川水系と倉見川の渓流域において、外来個体との交雑の無いオオサンショウウオ生息地を永続的に保全することを目的に、啓発活動としての自然体験型環境学習の実施とあわせ、生息調査と保護活動を進めます。
調査会で捕獲したオオサンショウウオの計測
認定NPO法人 ヒマラヤ保全協会
認定NPO法人 ヒマラヤ保全協会
日本から輸送した100本のサクラの稚幼木。20種類を選定し、現地に馴染む種類を特定しています。
ヒマラヤ保全協会は、ヒマラヤ山脈~天山山脈の山岳地に暮らす遠隔農村部で環境保全活動を行っています。令和8年度は、ネパール北西部ダウラギリ地方、ムスタン地方の村々での植林・果樹栽培のアグロフォレストリーなどの農業支援に加え、ムスタン・エコミュージアムの再生や、シルクロード諸国でのサクラ苗の植栽による景観創生植栽活動を実施しています。
世界環境デー(WED:World Environment Day)に合わせてポカラで実施したサクラ植樹祭。ポカラ市長をはじめ、100名以上の方がサクラを植栽しました。
特定非営利活動法人 NPOクワガタ探検隊
特定非営利活動法人 NPOクワガタ探検隊
「東の高尾山・西の箕面山」…『明治の森 箕面国定公園』が活動舞台です!
主な活動は、「クヌギ苗の植樹活動」…近畿中国森林管理局(行政)と協働の「将来の樹液場作り」に取り組んでいます。
箕面森林ボランティアと共に、植樹指導をしました。
NPOクワガタ探検隊は、「未来の森の守り人」を育成しています!
一般社団法人熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
一般社団法人熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
過去に植えた樹木の生育状況を確認している様子
今年度もインドネシアの現地カウンターパートであるオランウータン保護センター(COP)主導のもと、東カリマンタン州スンガイ・レサン保護林の北部境界周辺にて、野生のオランウータンとコミュニティとの衝突を防ぐ「緑の緩衝地帯」を設けるための植林活動を実施しました。村の住民たちの協力を得て、2025年度は約500本を植林しました。2023年以降、この地域で合計2,100本の郷土種および果樹を植林しています。
認定特定非営利活動法人 Hope and Faith international
認定特定非営利活動法人 Hope and Faith international
現地協力者であるチャンドラ教授とウコンの葉っぱ
ネパール・ヌワコット郡ビドール市で耕作放棄地を活用し、アグロフォレストリー景観の再生を目指すプロジェクトを開始しました。1年目はモリンガとウコンを植樹し順調に育成。パイロット農家と耕作放棄地を整備し、チャンドラ教授の指導で植栽や土地管理を学びました。3月にはウコンが30kg以上収穫でき、地域の理解も深まりました。
モリンガの計測評価
ごあいさつ
公益財団法人「緑の地球防衛基金」
理事長 大石 正光
地球温暖化による異常気象は、世界各地で豪雨による被害や山林火災など災害の原因になってきました。さらに、気温の上昇は北極や南極の氷河を融かして海水面の上昇を引き起こし、地上に振る雨も二酸化炭素が溶けこんだ酸性雨となって、海水までも酸性化が進んでいます。目に見えない分野までにも広がっている被害は、海洋生物の生存危機の原因の1つになっていると思われます。
私ども財団は、微力ではありますが緑の地球に生存するすべての生き物が生き続けられるように、と日々努力を続けております。地球にやさしいカードからの還元金で、身の回りの小動物や植物を守ろうと活動している多くのNPOや環境団体を支援し続けています。2026年度は、サンショウウオやとんぼなどの小動物に加えて佐賀県で活動している「コウノトリ」の支援を追加しました。これからも積極的に新しい事業にも取り組んでまいります。
地球にやさしいカードは、37年にわたって「会員カード」の還元金によって運営されてきました。ポイントを付与して販路拡大を図っている多くのクレジットカードと違って、私どものカードは利用するだけで手軽に社会貢献できるシステムになっています。これからも時代の変化に振り回されずに、地道な地域活動を支援していきたいと考えております。
事務局である公益財団法人「緑の地球防衛基金」は、これからもこの活動を支えてまいりますので、暖かいご支援を賜りますようお願いいたします。
公益財団法人 緑の地球防衛基金
理事長 大石 正光(おおいし まさみつ)
1945年生まれ、宮城県出身
立教大学文学部史学科卒業、米国ウィットワース大学政治学科卒業、衆議院議員当選5回、参議院議員当選1回、農林水産大臣秘書官、北海道開発政務次官、衆参環境委員長、参議院財政金融委員長、同国家基本政策委員長、同予算委員長等を歴任。
現在、公益財団法人 緑の地球防衛基金理事長。

