パーチェシングカードの導入で資金繰りが安定!
経理業務の効率化により、経理チームの業務領域拡大も実現

川本智仁さん

株式会社アドフレックス・コミュニケーションズ

ディレクター:川本智仁さん

導入ソリューション

三井住友パーチェシングカード

導入前の課題

導入効果

顧客の支払いサイトが長いため、キャッシュフローが安定せず、資金繰りに影響していた

カード払いによって、顧客から入金後に仕入れの決済ができるようになり、無借金経営を実現!

毎月仕入れ先から多くの請求書が届き、バックオフィス担当者の経理作業負荷が大きかった

カード払いの自動決済で、請求書の確認や振込などにかかる作業負荷を削減!経理以外の業務にも手を広げられるようになった

顧客の状況により、毎月の仕入れの金額が大きく変動するため、月によって対応しきれないリスクもあった

すべてのカードで会社の与信枠を共有できるため、カード1枚ごとの限度額を意識しないで仕入れができるようになった

広告媒体や海外AIツールなどを新規で利用する際、取引をカード払い限定とするケースが増えていた

会社としてパーチェシングカードを導入したことで、すべてに対応できるようになった

AIを活用したコンサルティングで、デジタルマーケティング領域の課題解決を支援

AIを活用したコンサルティングで、デジタルマーケティング領域の課題解決を支援

川本さん:当社は、web広告代理業を通じて、デジタルマーケティング領域における企業の課題解決、事業拡大の支援、最先端AIソリューションを活用したコンサルティングサービスを提供しております。

2008年の会社設立以降、各種検索エンジンやSNSなどの各種媒体を通じて、より効率良くターゲットに届くweb広告戦略のプランニング・代理配信などを行い、最適な顧客の獲得を支援しております。これまでに「Google Partners」「Yahooマーケティングソリューションパートナー」などの認定を受け、現在、金融業界をはじめ、多岐にわたる業界の大手企業から中小企業まで、多様なお客さまを顧客としております。

 

今後も、当社が掲げている「情報の格差をなくして、ビジネスをもっとよくする」というビジョンのもと、顧客と媒体、地域、職業選択などにおける情報格差の課題に切り込み、より透明度の高い情報発信をすることで、フェアな判断ができるビジネスの輪を広げていくことを目指していきます。

顧客からの支払いサイトが長く、資金繰りにも影響を与えていた

顧客からの支払いサイトが長く、資金繰りにも影響を与えていた

川本さん:当社のビジネスの主軸は広告代理店業であり、お客さまの依頼のもと、web広告の戦略プランニングと共に、代理配信も行っています。

 

代理配信を行う際には、まず当社が広告媒体からweb広告枠を仕入れて運用し、お客さまには請求書払いでお支払いいただく形を取っています。大手企業のお客さまの場合は月に数千万単位の広告枠を運用することも多く、トータルで億単位の広告仕入れを行う月もあります。請求書払いの場合、支払いサイトが長く、当月の入金額よりも仕入れ額が大きく上回るなど、キャッシュフローのバランスが取れないこともありました。資金繰りを安定させるためにも解決したい課題だと感じていましたね。

また、これらの経理処理はバックオフィスで一括管理しています。現場の営業担当者は請求書関連の業務を意識することなく、本来の業務に集中できるというメリットがあるためです。

しかし、それらの業務を担っているのは、経理担当メンバー2名のみで、請求書の処理はもちろん、仕入れ先の媒体への振込などの業務負担はかなり大きかったのです。当社では、複数の媒体にて広告運用されるお客さまが多いため、請求書の枚数は毎月200〜300枚にものぼります。一枚一枚に対し、仕分けから販売管理システムへの登録、入金消し込みの作業や支払い確認などの経理処理を行い、仕入れ先の媒体に対し、振込漏れがないようにWチェックすることも必要で、高い負荷がかかっていました。

 

お客さまそれぞれの運用媒体社数が多いほど管理工数は増え、私たちの業務はさらに煩雑になります。加えて、もしも媒体への振込漏れが発生すれば、広告運用がストップし、当社のビジネスそのものが成り立たなくなってしまうのです。請求書の確認や振込作業の際はWチェックを行っていましたが、万が一にもミスがないよう、常に神経をとがらせていましたね。業務効率化はもちろん、ヒューマンエラーによる振込漏れを防ぐしくみを構築することも課題の一つでした。

 

さらに、新たな広告媒体などで、「カード払いでないと受け付けない」というケースも発生するようになりました。また、当社は海外から各種AIツールを仕入れて、お客さまの広告戦略に活用していますが、こちらも新規取引を開始する際に、カード払いを前提とするケースが増えています。いままで、役員の法人カードを利用するなどで対応してきましたが、企業間の取引においてもカード払いは当たり前という世の中になりつつあります。時代の流れに合わせ、会社として法人カードの導入を検討することが必要だと考えていました。

 

とはいえ、1枚ごとに限度額が設定されてしまうカードでは、広告枠の仕入れに対応しきれないという背景もありました。お客さまそれぞれのビジネスの状況や時期などに応じて、毎月の広告運用の金額は変化します。特に、大手企業のお客さまは変動の幅が大きく、「A社は、先月は数千万円だったけれど、今月は数百万円」「逆に、B社は、先月は数百万円で、今月は数千万円」など、月によって運用額が全く異なります。月によってはカードの限度額を軽く超えてしまうこともありますが、引き落としができずに広告運用が止まってしまうことは避けなければなりません。個々のカードの限度額という問題をクリアできるかどうかも大きな課題となっていました。

課題

  • 億単位の広告枠仕入れを行う月もあるため、支払いサイトがキャッシュフローに影響
  • 仕入れ先から届く毎月、200〜300枚の請求書処理作業の負荷が大きかった
  • 広告媒体への振込漏れが発生すれば、広告運用が止まってしまうため、請求書の確認や振込作業に神経をとがらせていた
  • 取引をカード払い限定とするケースが増えていた
  • お客さまの広告運用額は毎月変動するため、柔軟に対応できるカードを導入する必要があった

仕入れ先に対する支払いサイト延長により、資金繰りが改善され無借金経営を実現

仕入れ先に対する支払いサイトが長くなったことで、資金繰りが改善され無借金経営を実現

川本さん:当社では、以前から業務効率改善のためのDX化に取り組んでいますが、法人カードを本格的に検討したのは、もともとお取引のあった三井住友銀行さんから三井住友パーチェシングカードをご提案いただいたためです。

当社のビジネスにおける課題や悩み、背景などを三井住友カードの担当者さんに伝えたところ、「三井住友パーチェシングカードなら顧客ごとにカードを利用することもできる」というご提案をいただきました。一般的な法人カードは、個人の名義で発行することになりますが、パーチェシングカードは部署単位で発行ができるので、顧客単位でカードを使うことができるのです。当社のビジネスに合わせ、柔軟な使い方ができることに魅力を感じました。

 

また、「カードごとに限度額を設定するのではなく、すべてのカードで会社の与信枠を共有する方法がある」というお話もいただき、限度額の問題をクリアすることができました。他社の場合は、カードごとに限度額を設定し、その合算が会社の与信枠となる方式しか選択できませんでした。いろいろと相談に乗っていただいたことで、当社の利用目的にマッチした方法を見つけることができたと感じます。

 

当社では、現在、40枚弱の三井住友パーチェシングカードを利用しています。カードの名義は自由に設定できるので、A社、B社、C社とし、それぞれのお客さまの広告仕入れの支払いに利用しています。パーチェシングカードはバックオフィスで一元管理し、カード利用が必要なタイミングで担当者にカード番号を伝える形式を取っています。

 

導入後に実感している最大のメリットは、やはり資金繰りに余裕が生まれた、という点ですね。仕入れ先に対する支払いサイトが長くなったことで、お客さまから入金があった後にカードによる決済ができています。以前は、お客さまの広告運用が集中する月には、借入などでカバーしていましたが、現在は受注状況に合わせた資金繰りを意識する必要がなくなりました。社内の現金管理を1ヵ月単位で行えるようになったため、資金計画も変更することができ、今では無借金経営を実現できています。

 

また、これまでは利息だけでも百万円を超えることがあったので、結果的にコストカットにもつながりました。さらに、三井住友パーチェシングカードには、月末に限度額がクリアされるマンスリークリアというしくみがあるので、毎月の予算を把握することにも役立っていると感じます。何より、カード払いは自動的に決済されるので、振込漏れで広告配信が止まるというリスクがなくなったことは、非常に大きいメリットですね。

マンスリークリアのメリット

営業部門の方

営業部門の方 イメージ 営業部門の方 イメージ

カード締日と支払日の時間差を気にすることなく、毎月の利用可能額のみ意識すればよい

管理者の方

管理者の方 イメージ 管理者の方 イメージ

月間の法人利用金額と従業員の1カードあたりの利用金額の確認が簡単

従業員の利用枠を必要最小限の金額で設定することができる

カード利用枠管理イメージ

カード利用枠管理イメージ
カード利用枠管理イメージ①
カード利用枠管理イメージ②

バックオフィスの業務効率化という面でも、非常に役立っています。カード決済の場合は、自動的に引き落とされるので、確認・振込の業務が不要になり、ヒューマンエラーも防ぐことができています。請求書と口座振込の突合も不要になりました。

 

経理の実務を担うメンバーも「お客さまごとに利用カードを分けることができるため、とても管理しやくなった」と話しています。さらに、請求書の処理や支払い関連の業務を効率化できたことで、経理メンバーは営業サポートにも手を広げていけるようになりました。今後のさらなるビジネス成長に向けて、システムの構築・管理や営業係数などの数値管理の手法も学んでもらうことで、時間をより有効に使うことができています。

 

三井住友パーチェシングカードは、月によって仕入れなどの支払額が大きく変動する企業にはとても有用だと思います。支払いサイトや与信枠の柔軟性なども含め、ビジネスの成長に寄与してくれるカードだと言えます。

効果

  • 仕入れ先に対する支払いサイトが長くなったことで、資金繰りが改善され無借金経営を実現
  • 会社としての与信枠をすべてのカードで共有できるため、決済できずに広告運用がストップしてしまうリスクがない
  • 借入に対してかかっていた利息も結果的にカットできた
  • 月末に限度額がクリアされるマンスリークリアによって、毎月の予算も把握しやすくなった
  • 請求書の確認や振込作業の手間を削減でき、バックオフィスの業務効率化を実現できた
  • 自動決済で、振込業務におけるヒューマンエラーも防ぐことができている
  • システム上で明細の確認やカード情報が一括管理でき、請求書と口座振込の突合などにかかる工数が削減された
  • 経理メンバーに余裕ができ、営業サポートなどの業務にも手を広げられるようになった

株式会社アドフレックス・コミュニケーションズ様が導入した法人ソリューション

広告費やクラウド利用料等購買専用の不発行型カード

広告費やクラウド利用料等購買専用の不発行型カード

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