公共料金・通信費管理を効率化!業務フロー変革に成功した代々木個別指導学院のパーチェシングカード活用

株式会社日本教育協会

株式会社日本教育協会

経理部 部長:水上 治さん

導入ソリューション

三井住友パーチェシングカード

導入前の課題

導入効果

校舎数の増加に伴い、水道・電気・通信など公共料金の管理件数が急増し、経理業務の負担が拡大。今後校舎数を増やすにあたり、効率化を図る必要があった

公共料金管理にかかる業務フローが大幅に改善、郵送される請求書が激減、開封・突合作業・Excelへの手入力などが不要に

紙の請求書の確認、突合作業、Excelへのデータ入力という一連の作業に時間と手間を要していた

カードの利用明細は表記が整理されており、校舎別・費目別のコスト集計や分析といった二次活用も実現

法人カードを導入した場合の「物理カードの管理」「紛失・期限管理」「台帳管理」といった新たな管理負荷を増やしたくない

カードの利用明細データをCSV形式でダウンロードできるため、会計ソフトに取り込むためのデータ作成も容易に

“めんどうみ”のよさに定評がある学習塾を首都圏に93校舎展開

“めんどうみ”のよさに定評がある学習塾を首都圏に93校舎展開

当社は、小中高生を対象とした個別指導学習塾「代々木個別指導学院」を運営しています。

当社の学習塾の特長は、生徒1人ひとりに寄り添う“めんどうみ”のよさです。その姿勢は生徒や保護者から高く評価いただいており、兄弟姉妹での入塾や、塾生のお友だちを紹介していただくなどしています。また、小学校から高校に至るまで、長く通ってくださる方もたくさんいらっしゃいます。

 

そうした評価が広がり、学習塾検索に特化した大手ポータルサイトでも、塾を展開しているほとんどのエリアでナンバーワンの学習塾に選ばれています。

 

2026年4月時点では、東京都・神奈川県・埼玉県など、関東圏を中心に93校舎を運営しており、2030年までに200校舎体制を目指して、急速に成長を続けているところです。

校舎数の増加とともに経理業務の負担が増大、クレジットカードで効率化を図る

校舎数の増加とともに経理業務の負担が増大、クレジットカードで効率化を図る

当社では、公共料金の管理に大きな業務負担がかかっていました。当時、各校舎では水道代、電気代、通信料など諸々の公共料金が発生しており、これらのほとんどを口座振替で支払っていました。このため、公共料金が引き落とされた後、それがどの校舎のものなのか、入出金明細1つひとつの項目と請求書とを突合させて確認する必要があったのです。

たとえば電気代の請求書が届いたら、封筒を開け、どの校舎の、どの月の分かを確認したうえでExcelに手入力します。1校舎、1費目あたりの入力作業自体は10分程度。しかし、郵便を受け取って開封、確認、入力、チェックまでを含めると、それだけ時間も手間も大きくなります。もちろん、ひとつひとつは難しい作業ではありません。しかし、それを全校舎分対応するとなると相当な業務量になります。

 

経理部門は3名体制。校舎数が少ないうちは何とか対応できていましたが、校舎が1つ増えるたびに突合作業の負担は増えていきます。今後さらに校舎数を増やしていく中で、こうした負担は間違いなく増えていくでしょう。そこで、突合作業をすることなく、各校舎単位で公共料金の電気、ガス、水道、通信を把握できるようにして効率化を図りたいと考えていました。

 

突合作業の負担をどう減らすかという観点から、当社は法人カードの活用も含め、いくつかの選択肢を検討しました。ただ、法人カードをつくるにしても、保管場所の問題や紛失時における対応、カードの有効期限に伴う入れ替えや、台帳管理などの手間が発生します。

 

三井住友カードのパーチェシングカードは、たとえば「A校舎の水道料金専用」という形で、経費ごと、拠点ごとに名義をわけて管理できる点が魅力でした。かつ、物理的なカードの発行がなく、カード番号だけで管理できるため、カード保管の手間もありません。これら2つの機能を兼ね備えているパーチェシングカードを採用することになったのです。

課題

  • 校舎数の増加に伴い、水道・電気・通信など公共料金の管理件数が急増し、経理業務の負担が拡大
  • 口座振替中心の支払方法では、入出金明細から校舎別・費目別の判別がしづらく、請求書との突合作業に時間がかかっていた
  • 校舎数がさらに増えた場合、現行のフローでは持続できないという懸念があった
  • 法人カードを使うにしても、「物理カードの管理」「紛失・期限管理」「台帳管理」といった新たな管理負荷は増やしたくなかった

業務フローが改善し作業負担が軽減、カード利用明細から必要な情報を即座に把握できるように

業務フローが改善し作業負担が軽減、カード利用明細から必要な情報を即座に把握できるように

パーチェシングカード導入時、当社の校舎数は30校舎ほどでした。すべての費目をまとめて切り替えるとなると、作業量が膨大になります。そのため、いきなりすべての支払をカードに切り替えるのではなく、手続きができる費目から段階的に、徐々に移行を進めていきました。まずは既存の校舎について、可能なものから順次カード決済に切り替え、その後は新しい校舎が増えるタイミングに合わせて対象を広げていくイメージです。カードへの切り替えは、特別なプロジェクトとして進めるというよりは、「業務負担が減ってより本質的な業務に時間を使えるようになるのであれば」という、日々の業務改善の延長線上にありました。

実際に公共料金の支払をパーチェシングカードに集約したことで、業務フローは大きく変化したと感じています。まず、郵便物の量が大幅に減りました。受け取る、開封する、中身を確認するといった作業が不要になり、利用明細はデータとして一括で確認できます。A校舎の電気料金用カードのように、各校舎の費目別にカードを発行したことで、どの校舎の電気料金かもひと目で分かるため、明細との突合作業にかかる手間は一気に省けました。

 

紙の書類を保管する必要がなくなり、データとして管理できるようになった点も大きな変化です。以前は公共料金の明細を1つひとつ並べて確認する必要がありましたが、今ではカードの利用明細を見れば、必要な情報をすぐに把握できます。また、銀行の利用明細だと摘要がばらつきやすいのに対し、カードの明細は校舎別・費目別で表記が整理されているため、Excelで集計すれば校舎別・費目別のコストの把握など、分析しやすくなりました。

 

現在は、カードの利用データを会計データに活用しています。校舎ごとに分けた1カ月分のデータをCSVデータでダウンロードし、あらかじめ作成したマスターを使って勘定科目に展開しています。校舎に関する費用は原価、オフィス関連は販管費というふうに自動的に振り分け、会計データにインポートできる形式に整えています。

 

なお、現状はあえてカードの利用領域を公共料金などに絞り、ガバナンスと利便性のバランスを最適化しています。すべてを自由にするのではなく、利用できる社員や金額に一定のルールを設ける。こうして権限を適切にコントロールすることで、内部統制をしっかりと効かせながら、カード決済による業務効率化のメリットを享受できています。

業務フローが改善し作業負担が軽減、カード利用明細から必要な情報を即座に把握できるように

経理部門としては、業務負荷をいかに抑えるかという点を重視しています。校舎数が増える局面では、売上と同時に固定費や業務量も比例して増えていきます。そうなると、お客様に提供できる教育の品質や価格にも影響が出てしまいかねません。多くの校舎を持つ当社にとってカード払いの導入は、持続的な成長に必要な施策の1つとなるでしょう。たとえば現在、当社の経費精算は紙を前提とした運用が続いています。申請から承認、集計、振込まで、多くの工程で人と紙が介在しており、長年続いてきたこのアナログな業務フローを変革していくことが、次なる課題だと認識しています。

私はこの仕組みを変えていきたいのです。たとえば経費精算システムを導入し、スマートフォンでレシートを撮影するだけで申請できるようになれば、紙を回す必要はなくなります。利用目的や区間を本人が入力すれば、そのデータをそのまま会計システムに連携することも可能ですし、金額に応じた承認ルールを設定することで、ガバナンスも強化できます。

 

ただし、こうしたやり方をいきなり全社に展開しても、運用が回らない可能性があります。そのため、まずは現在経費精算を担当しているメンバーが先行してシステムを使い、入力方法や運用のポイントを理解したうえで、現場のフォロー役を担う体制をつくりたいと考えています。社員全員の問い合わせが経理部門に集中するのではなく、経費精算を担当しているメンバーが一次対応することで、経理部門の負荷も抑えられると考えています。

 

この構想の根底にあるのは、「モノや場所に縛られない業務」を実現したいという想いです。たとえば、経理の文脈で言えば、請求書や現金といった現物に縛られることで、人はその場に行かなければアクションを取ることができず、行動の自由度が下がります。これが電子データとしてクラウド上に情報が保管されていれば、災害時や非常時でも業務を継続できますし、リスクヘッジにもなります。パーチェシングカードの導入も、こうした環境を整えるうえで大きな一助になったと感じています。

 

バックオフィスは表に出る存在ではありませんが、主役である“現場”が安心して力を発揮するために欠かせない存在です。私たちは、自らが主役になるのではなく、主役を支える名脇役として、これからも業務のあり方を見直し、バックオフィスの価値を高めていきたいですね。

導入のポイント

  • 校舎別・費目別に名義を分けて管理でき、かつ物理カードを発行せずカード番号のみで管理できる点を評価しパーチェシングカードを採用
  • まずは既存の30校舎に対して、可能な公共料金から順次カード決済に切り替え、その後は新しい校舎が増えるタイミングに合わせて対象を広げた
  • 経理部がカードを管理することで、ガバナンスと利便性を両立させた

効果

  • 郵送される請求書が大幅に減り、開封・突合作業・Excelへの手入力などが不要に。公共料金管理にかかる業務フローが大幅に改善された
  • 利用明細をデータで一括管理できるようになり、校舎別・費目別の内訳をひと目で把握可能に
  • 校舎ごとに分けた1カ月分のデータをCSVデータでダウンロードし、あらかじめ作成したマスターを使って勘定科目に展開。原価/販管費への自動振り分けや会計データへのインポートを実現

株式会社日本教育協会様が導入した法人ソリューション

広告費やクラウド利用料など購買専用の不発行型カード

広告費やクラウド利用料など購買専用の不発行型カード

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