紙による経費精算と多段階承認をシンプル化!
経費精算システム「コンカー」との連携で、社員と管理側、双方の業務効率アップ

ホシザキ株式会社

ホシザキ株式会社

人事部 人事制度課 課長:安田 貴志さん

人事部 人事制度課 主事:冨江 圭佑さん

導入前の課題

導入効果

紙による経費の承認申請と多段階承認が必要だったため、社員にも管理部門にも大きな手間が掛かっていた

コンカーと三井住友コーポレートカードを導入し、システム内の申請承認を実現!データ連携で申請内容の正確性を担保し、承認申請をシンプル化できた

紙による経費申請と多段階承認によって、証憑類が紛失するトラブルが発生し、ガバナンス上の問題があった

コンカー内で承認申請を行い、証憑類も一元管理できるため、紛失のリスクがなくなった

全国から送られてくる紙の証憑類を保管するため、仕分け作業に時間が掛かり、保管スペースもとられていた

コンカー内で証憑類を管理し、100%ペーパーレスを実現!電子帳簿保存法にも対応できた

1947年の創業以来、業務用の厨房機器の製造を手掛け、グローバルに拠点を展開

1947年の創業以来、業務用の厨房機器の製造を手掛け、グローバルに拠点を展開

安田さん:当社は、1947年の創業以来、国内マーケットを中心に冷蔵庫、製氷機、食器洗浄機、給茶機などの業務用厨房機器メーカーとして発展を遂げてきました。近年は、少子高齢化社会が進んでいるため、国内のみならず、グローバルなビジネス展開も進めています。

現在、北海道から沖縄まで全国を15に分割した「15販社体制」で販売活動にあたっています。その傘下には、約430カ所に及ぶ営業所を持ち、きめ細かい販売ネットワークを確立しているのが特長です。また、お客様第一主義を掲げ、製品のメンテナンスはもちろん、故障対応についても、全国各地のお客様のもとに駆けつけられる体制を構築しております。当社では、機器を安心・安全にご利用いただくことを使命としているため、サービススタッフの教育も徹底しており、即日対応をモットーに、サービス・サポート&メンテナンスサービスを展開しています。

業務効率化とガバナンス強化を目指し、業務の標準化を図るシステム構築へ

業務効率化とガバナンス強化を目指し、業務の標準化を図るシステム構築へ

冨江さん:現在、当社ではホシザキグループとして一気通貫で業務を行えるシステムを構築すべく、全社的に社内ITの統合推進に取り組んでいます。当社においては、経理や人事給与のシステム、工場で利用するシステムなど様々なシステムがありますが、各所でバラバラに導入・利用していたため、連関性がありませんでした。業務をより効率化するために、各所で利用している業務システムの状況を把握・精査した上で、システムの統合や連携性を高めるITツールの導入、旧システムにおける内製化の見直しなどを行っています。

安田さん:その一環として、私たち人事部をはじめとする管理部門でも、業務効率を向上し、販売管理費の削減につながるようなシステムの検討を進めてきました。

 

冨江さん:業務の効率化を目指すためには、全社における標準化が大きな課題となります。業務に合わせてシステムをカスタムすれば、どんどん膨らんでいき、保守に掛かる費用がかさんだり、内製化することで結果的に非効率になってしまったりするなどのデメリットがあります。また、法改正に対応するためのチェックや改修を行う手間も掛かってしまいます。そのため、できる限り自社内でのカスタムはせず、外部のツールやシステムを取り入れ、そこに合わせて業務を標準化することを目指しました。

 

これにより、人事部では、経費精算や人事給与に連携するシステムの見直しに取り組むこととなりました。それまでの経費精算業務では、社員各自が紙の書類に領収書を添付して申請・承認を行い、会計システムに入力していました。申請漏れを防ぐために多段階チェックの体制をとっていましたが、これが本当に非効率でした。所属部署の係長、課長、部長だけでなく、経理部の係長、課長、部長にも承認を得る必要があり、経理部に持っていく前の段階では、私たち人事部でチェックする工程もありました。

 

社員は関係各所に紙を持っていき、ハンコを押してもらうだけでも時間が掛かってしまいますし、承認する側にとっても負荷が掛かります。また、多段階承認を行う過程の中で、紙の書類そのものが紛失してしまうケースもありました。紛失が発覚した場合には再申請が必要ですが、領収書も紛失している状態のため、紛失の手続きを行うことにも時間が掛かっていたのです。どの段階で誰が紛失したのかも把握できず、申請漏れのチェックをこちらで行うこともできませんでした。

業務効率化とガバナンス強化を目指し、業務の標準化を図るシステム構築へ

安田さん:当社では長くこのやり方を続けてきたので、「アナログな申請・承認の体制が非効率である」ということに気づかない人がほとんどだったと思います。経費申請の体制を見直した背景には、「今後の事業戦略を見据え、グループ全体でガバナンスを強化していく」という方針になったことも大きく影響していますね。

今回、新たな経費精算システムの導入を検討するにあたって、法人カードの導入も検討しました。新たな仕組みを導入する際には、社員からの反発があったり、利用そのものが浸透しにくかったりするものです。人事部としては「いかに社員の意識改革を行い、利用を浸透させていくか」という点も大きな課題だと考えていました。

 

冨江さん:このほかにも、ペーパーレスの推進という点も一つの課題でしたね。社員は経費申請の際、紙の申請書に領収書を添付する必要がありました。出張経費などはまとめて申請するため、添付の領収書が10枚にのぼることもあります。本社経理部には、全国の営業所からそれらの証憑類が送られてくるため、仕分け作業にも手間が掛かっていましたし、税制上、7年間の保管義務があるため、地下にある保管庫の半分以上のスペースをとられていました。

課題

  • 各所で利用しているシステムがバラバラで連携性がなかった
  • 経費精算を紙で行っていた上、多段階承認をしていたため、社員と管理部門の双方に大きな手間が掛かっていた
  • 多段階承認の過程で書類を紛失するケースもあり、紛失手続きに要する手間が掛かった
  • どこで誰が紛失したのかがわからず、領収書も紛失することになるため、証跡を残すこともできず、ガバナンス上の問題があった
  • 全国から送付される紙の証憑類を保管するために、経理部の仕分け作業に手間が掛かり、保管のためのスペースもとられていた

経費精算とカードデータの連携で、多段階承認をシンプル化

経費精算とカードデータの連携で、多段階承認をシンプル化

冨江さん:経費精算システムについては、承認レスを実現できる仕組みがあることや、クラウド上でバージョンアップしてくれて法改正にも自動的に対応できることを重視しました。

また、大規模企業でも利用に耐えうるものであることも前提とし、それらの全てに対応している「コンカー」を採用しました。

法人カードについては、経費を利用する全社員に展開することを目指していたため、「コンカー」との連携性が良い三井住友コーポレートカードを選びました。利用できる店舗が多く、海外出張などでも困ることがないという点にも優位性があると感じました。

 

しかし、何より大きかったのは、三井住友カードの営業担当さんが非常に熱心でフレンドリーだったということですね。カードを利用する側としては、どのカードもそう大きくは変わらないものです。だからこそ、信頼できる担当者の方がいることは、大きな付加価値となります。

 

導入後の運用では、「少額でも経費を利用する可能性がある社員は、全員カードを作る」「カード利用ができない交通費などを除いて、全ての経費にカードを使う」「経費の承認申請はコンカー内で行う」という3点を基本としています。三井住友コーポレートカードの利用データは、コンカーに連携されるため、正確性が担保されます。また、チェック項目を外部委託できるサービスがあるので、これを利用して多段階認証の工程を最小限に抑えることにしました。

 

現在は、所属部門の部長一人が承認を行い、外部委託のサービスを経たものを人事部がチェックしています。これにより、経理部のチェックは不要になり、勘定科目の整理や消費税の取り扱いなど、本来の業務に集中してもらえるようになりました。以前は、同じ内容を複数の上長、人事、経理が確認しなくてはならず、とても非効率だったと思いますが、承認申請の手順をシンプルにでき、かつ、システム上で行えるようになったことで、大きく効率化することができました。

 

人事部におけるチェックでは、不適切な経費利用がないかを確認しやすくなりました。以前は、申請金額の誤りや入力ミスなどが発生していましたが、今はカードの利用データが連携されるため、正確性を担保できるという大きなメリットを感じています。

 

さらに、コンカーとカード利用データの連携によって、カードを利用していない社員を洗い出すことができることも非常に便利ですね。各自に「なぜカードを利用しないのか」という確認がしやすく、カード利用を促すことができています。

経費精算とカードデータの連携で、多段階承認をシンプル化

安田さん:導入後の効果としては、社員の経費申請の手間を削減できたことがまず挙げられます。出張による経費精算を行う社員が、口を揃えて「楽になった」と言っています。また、クラウド上で承認申請を行えるので、営業担当者は拠点に戻ることなく、移動中でもスマホを使って経費精算ができるようになりました。

一方、これまで経費申請の確認作業のために、最大で7人が内容のチェックに時間を掛けていましたが、現在では所属上長と経理担当者のみになりました。私たち人事部としては、紙の申請承認による紛失トラブルもなくなった点や、大量に紙を保管する必要もなくなった点にも大きなメリットを感じています。今では全ての証憑類がデータ化されているので、ガバナンスも強化できましたし、ペーパーレスも100%実現できました。結果的に、電子帳簿保存法にも対応できています。

 

冨江さん:社員にとってのメリットとしては、個人による立替がほぼなくなったという点も大きいと思います。

 

さらに、海外出張の経費の場合にもメリットがあります。以前は、帰国時のレートで円に換算していたので、時期によっては差額が発生してしまうこともありました。また、管理側では、レートを調べて計算する手間が掛かっていましたし、印字が薄いなどで見にくい海外のレシートを確認しなくてはなりませんでした。三井住友コーポレートカードで決済すれば、利用日のレートに合わせて精算されるので社員が損してしまうこともなく、カードデータが連携されることで管理側の手間も削減できています。

経費精算とカードデータの連携で、多段階承認をシンプル化

安田さん:人事部では、導入後から現在まで、社員に向けてカード利用の徹底を図っていますが、なかなか浸透しにくい部署もあります。例えば、営業部門のように、個々による行動管理と目標達成が前提となっている部署の場合、新入社員やキャリア採用した社員に向けて、業務システムの使い方を指導する仕組みができていないことも多いため、今後は社員の教育が大きな課題だと考えています。管理側でそうした教育体制を構築するだけでなく、マネジメントの意識改革を図り、習慣化できるような土壌を作ることが重要だと考えています。

冨江さん:現在までに、三井住友コーポレートカードに利用は9割方、浸透させることができていますが、人事部では今後も全社浸透に取り組み、現場の教育を徹底して完全承認レスを実現することを目指します。新たな仕組みを導入推進する中では、現場から反発を受けるつらさも感じますが、それでも私たちが主導した取り組みによって、各所で大きく効率化が進み、結果的に「良かった」と言ってもらえることに大きなやりがいを感じています。

 

今後は、部署名義で利用できる三井住友パーチェシングカードを企業間の購買業務に活用することも検討したいと思っています。

 

安田さん:管理部門として痛感することとしては、「変化に対する反発はとにかくたくさんある」ということですね。管理側の皆さんにとってはジレンマを感じることも多くあると思いますが、世の中の流れとして、キャッシュレス化の推進は必須であり、取り残されないためには、どこで見切りつけるかが重要です。われわれは、内部統制の強化を命題に掲げ、このプロジェクトを推進しましたが、「実現が難しい」という理由が様々にあったとしても、何とか実現してしまえば確実に組織は変わります。

 

DXの推進がなかなか難しい業界もありますが、時代に取り残されないためにも先駆けて取り組むことが大事ですし、ツールを取り入れることで、仕組み化・ルール化ができ、全体の意識改革がしやすくなると思います。

導入ポイント

  • 経費精算システム「コンカー」とのデータ連携などの面で優位性が高いことが最大のポイントになった
  • 利用できる店舗が多く、海外出張でも困ることがない点もメリットだと考えた
  • 三井住友カードの営業担当者の対応が良く、信頼できると感じた

効果

  • カードの利用データとコンカーの連携により、内容の正確性を担保でき、確認の手間を削減できた
  • 経理部では、毎回最大で7人掛けていたチェック業務を削減でき、本来の業務に集中できるようになった
  • カードを利用していない社員を洗い出すことができ、カード利用を浸透させるために役立てることができている
  • 移動中などにも経費申請ができるようになった
  • 出社して承認申請を行う必要がなく、スムーズに業務を遂行できた
  • 紙による申請承認で発生していた紛失トラブルを防ぐことができる上、証跡を残せるため、ガバナンスを強化できた
  • ペーパーレスを100%実現でき、電子帳簿保存法にも対応できている

ホシザキ株式会社様が導入した法人ソリューション

ガバナンス強化で管理業務の効率化と経費削減が実現

ガバナンス強化で管理業務の効率化と経費削減が実現

カード利用データを経費精算システムに取り込むことにより、経費精算時の入力ミス・改ざんを防止し、内部統制を強化します。

カード利用データを経費精算システムに取り込むことにより、経費精算時の入力ミス・改ざんを防止し、内部統制を強化します。

ホシザキ株式会社

本社所在地:〒470-1194

愛知県豊明市栄町南館3-16

電話:0562-97-2111(代表)

URL:https://www.hoshizaki.co.jp/

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