はじめ方2019.07.03

キャッシュレス決済を導入する前に!知っておきたい種類や端末は?

キャッシュレス決済を導入する前に!知っておきたい種類や端末は?

キャッシュレス決済の導入が進んでいます。しかし、その支払い方法はクレジットカードだけではなく、電子マネーやモバイル決済など、広がりを見せています。
キャッシュレス決済にはどのような種類や端末があるのか、そして導入するメリットにはどのようなものがあるのか、詳しくご紹介します。

目次

キャッシュレス決済とは?

ここ数年、いろいろなところで「キャッシュレス」という言葉が飛び交っています。経済関連のニュースで目にする機会が増えていますが、一方でまだ広く知られておらず、「なんだかよく分からない」という人も多いかと思われます。まずは、「キャッシュレス決済とは何か」という基本から確認していきましょう。

現金を使わない支払い方法がキャッシュレス

キャッシュレス決済とは、文字どおり「現金を使わず、物やサービスを購入し、支払いをすること」です。レストランでランチを食べたり、スーパーで買物をしたりすれば、代金の支払いが発生します。これまで、そうした支払いのほとんどが現金でやりとりされてきました。

しかし、クレジットカードが普及し、利用者が増えていくにつれて、カード払い(クレジットカード決済)も増加しました。
日本クレジット協会発表の統計によると、クレジットカードの利用額を表す「信用供与額」は、2005年時点でおよそ26兆3,000億円でしたが、13年後の2018年には約66兆7,000億円と、2.5倍以上に増えています。クレジットカード決済に加えて、近年では電子マネーやモバイル決済など、さまざまな種類のキャッシュレス決済が登場し、利用されています。

政府も推進するキャッシュレス決済

キャッシュレス決済の普及が進んでいる背景には、国が政策として推進していることが大きく作用しています。
これは、日本以上にキャッシュレス決済が普及している海外からの訪日外国人が、年々増え続けていることや、少子高齢化の対策として業務効率化ができること、さらに2020年の世界的スポーツの祭典などの国際的なイベントでインバウンド需要が高まることから、キャッシュレス決済の普及が必須と考えられているためです。
こうした事情から、政府は消費者への還元や店舗の端末導入に補助金を出すなど、積極的な政策によりキャッシュレス決済を推進しています。

キャッシュレス決済の方法は?

一口にキャッシュレス決済といっても、その種類や端末はさまざまです。また、ここ数年のあいだに、新たな決済方法がいくつも登場しています。
まずは、キャッシュレス決済の種類について整理しておきましょう。

クレジットカード決済

最もなじみ深いキャッシュレス決済といえば、やはりクレジットカード決済でしょう。現金の持ち合わせがなくても買物ができるため、利用額が高額になりやすい傾向があります。そのため、店舗側にとっては、クレジットカード決済の導入によって顧客単価が高くなるというメリットがあります。
また、カード会社は自社の顧客へのサービスとして、ポイントやマイレージなどの付加価値をつけており、それがクレジットカード決済を促し、利用の増加に貢献しています。

電子マネー決済

電子マネーによる決済は、SuicaやPASMOなどの交通系、nanacoやWAONなどの流通系など、実に多くの種類が林立しています。それらの形式はまちまちですが、Suicaに代表されるように「あらかじめICカードに現金でチャージしておく」プリペイド型が多くなっています。
プリペイド型は、基本的に事前にチャージした金額内でしか使うことができませんから、クレジットカードのように「支払い能力を超えて使いすぎる」ということはありません(ただし、オートチャージ機能に申し込んでいる場合は別です)。そのため、コンビニや駅の売店などで、少額の買物に使われることが多いようです。

モバイル決済

モバイル決済という言葉は、まだ定義が曖昧なところがあります。一般的には、「スマートフォンなどのモバイル端末で簡単に支払いができる決済サービス」の総称です。大きく分けると、以下の4タイプになります。

・店舗が用意したモバイル端末で決済するタイプ

店舗側で用意したモバイル端末やカードリーダーで決済するタイプです。Squareや楽天ペイ、Airペイなどがあります。

・モバイル端末を決済端末にかざして決済するタイプ

消費者のモバイル端末と店舗の決済端末のあいだで無線通信して決済する、いわゆる「スマートフォンをかざして支払う」タイプです。電子マネーのように、非接触型IC技術である「NFC(Near Field Communication)」や「FeliCa」を搭載したモバイル端末で決済をします。Apple PayやモバイルSuica、iDなどがあります。

・モバイルアプリで決済するタイプ

モバイル端末にインストールしたアプリで決済するタイプです。アプリ上にバーコードやQRコードを表示させて店舗がレジで読み取る方法や、店舗に掲示されているQRコードを消費者がアプリで読み取る方法があります。LINE Payや楽天ペイ、PayPayなどが代表的です。

・キャリア決済

インターネット上で支払う場合に、ID、パスワード、暗証番号を入力するだけで簡単に決済でき、携帯電話の利用料金とまとめて支払いができるサービスです。d払い/ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、があります。

これらのモバイル決済では、クレジットカードや電子マネー、アプリなど、さまざまな決済方法が相互に提携しています。今後もますます普及が見込まれ、決済の方法も多様になっていくため、キャッシュレス決済を導入する場合は、どのサービスと連携しているのか、よくチェックしておきたいところです。

店舗側で用意したカードリーダーで決済する端末のイメージ

キャッシュレス決済には店舗側にも多くのメリットがある!

キャッシュレス決済は、消費者にとって「手持ちの現金がなくても買物ができる」というメリットがあります。また、ポイントがつくなどの特典もあるため、来店機会が増え、店舗側にとってもキャッシュレス決済には数々のメリットがあります。
具体的に、店舗側にどのようなメリットがあるのか、確認してみましょう。

1 販売機会が増える

消費者に手持ちの現金がなくても買物ができるということは、店舗側にとっては販売機会を逃さないで済むということにもなります。高額商品を扱う店舗ではキャッシュレス対応は必須といえるでしょう。
また、カード払いの場合、客単価が高くなりやすいという傾向も見られます。

2 レジ業務の簡素化でスマート&スピードアップ

現金の受け渡しは意外と手間がかかります。しかし、キャッシュレス決済では、現金そのものを扱いませんから、レジ業務がシンプルかつスマートに行うことができます。
また、ポータブルタイプの決済端末であれば、レジではない場所でも精算ができます。例えば、レストランやカフェのテーブルで精算することもできますから、レジ業務の大幅なスピードアップも図れます。

3 現金管理が楽になる

店舗での現金管理は、意外と面倒なものです。常に釣り銭を切らさないように補充しておかなくてはなりませんし、営業終了の間際には、結構な額の現金がレジに集まります。そのため、頻繁に銀行へ出向かなくてはなりません。釣り銭の間違いや現金の盗難に遭う危険性もあり、閉店後のレジ締め作業は手間がかかります。
もし、すべての精算がキャッシュレスになれば、レジ業務の手間やリスクを削減でき、業務の効率化が一気に進むことになります。これだけでも、キャッシュレス化のメリットは大きいといえるでしょう。

4 国からの補助金もある

キャッシュレス決済の導入には、決済端末などの機器が必要となります。そのコストのために、導入をためらう店舗もあることでしょう。そこで日本政府は、現在、キャッシュレス決済の推進にあたって、新規導入する機器類に補助金を出しています。「キャッシュレス・消費者還元事業」の補助金制度を利用すれば、通常、7万円~8万円ほどする決済端末代に加えたもろもろの初期費用が、実質ゼロ円になります。つまり、自己負担なしでキャッシュレス決済を導入することができるのです。
さらに、消費者に対しては決済金額から基本5%を還元することとなっており、キャッシュレス決済を推進する施策を講じています。

>キャッシュレス・消費者還元事業
※別ウィンドウで一般社団法人キャッシュレス推進協議会のサイトへリンクします。

キャッシュレス決済を推進する施策

キャッシュレス決済で必要な端末は?

キャッシュレス決済を導入するには、クレジットカードや電子マネー、スマートフォンなどの情報を読み取る決済端末が必要です。これまでご紹介したように、決済端末にはさまざまな種類があり、機能もコストもまちまちです。
大きく分けると「据置型」と「モバイル型」がありますから、自店にはどういう端末がマッチするのか、参考にしてみてください。

据置型決済端末

コンビニやスーパーでよく使われている据置型決済端末は、有線でレジに接続する決済専用の端末です。クレジットカード用、電子マネー用、スマートフォン用とそれぞれに異なる機能を持ち、暗証番号の入力やレシートの印刷ができるものなど、さまざまなタイプがあります。

モバイル型決済端末

モバイル型決済端末は、無線通信で情報をやりとりしますので、持ち運びができます。レジ以外の場所で精算ができますから、カフェやレストラン、イベント会場などで活躍するでしょう。各種の決済方法に合わせた端末が用意されており、据置型のようにプリンターを内蔵したものもあります。

スマホが決済端末になる!

モバイル型決済端末の一種として、一般的なスマートフォンやタブレットを利用して決済端末にできるサービスもあります。
「Square(スクエア)」は、スマートフォンやタブレットに専用のアプリをインストールし、カードリーダーをBluetooth接続することで、クレジットカード決済が可能となります。導入コストは、カードリーダーの7,980円のみで、決済手数料以外の月額固定費などは不要ですから、「キャッシュレスは初めて」という小規模な店舗にはうってつけといえるでしょう。

自店にフィットするキャッシュレス決済を見つけよう

スピーディーで手軽なキャッシュレス決済ですが、そのサービス内容はさまざまです。クレジットカードや電子マネー、スマホ決済など、各社のサービスごとに対応する決済方法や導入するべき端末機器も異なります。
そのため、導入にあたっては「自店にはどんなキャッシュレス決済が適しているか」をきちんと見極め、各社のサービスを比較・検討しながら決めるようにしてください。

今回の記事のまとめ

キャッシュレス決済とは?

  • ・現金を使わない支払い方法
  • ・インバウンド需要が高まることから、キャッシュレス決済の普及が必須

キャッシュレス決済の方法は?

  • ・クレジットカード決済
  • ・電子マネー決済
  • ・モバイル決済

キャッシュレス決済のメリット

  • ・販売機会が増える
  • ・レジ業務の簡素化でスマート&スピードアップ
  • ・現金管理が楽になる
  • ・国からの補助金も

キャッシュレス決済の端末は?

  • ・据置型決済端末
  • ・モバイル型決済端末

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