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基礎知識2021.06.01

キャッシュレス決済を導入するメリットとは?種類や決済手数料まで徹底解説

キャッシュレス決済を導入するメリットとは?種類や決済手数料まで徹底解説

近年、キャッシュレス決済の導入が進んでいます。その支払い方法はクレジットカードだけではなく、電子マネーやモバイル決済など、広がりを見せています。キャッシュレス決済にはどのような種類があるのか、メリットは何か、そして導入するために必要なものは何か、詳しくご紹介します。

目次

キャッシュレス決済とは?

ここ数年、いろいろなところで「キャッシュレス」という言葉が飛び交っていますがどんなものかご存知でしょうか。
キャッシュレスとは、文字のとおり「現金(キャッシュ)を使うことなく(レス)支払いを完了させる」ことです。
キャッシュレスと言ってもその種類は多様で、クレジットカード・デビットカードをはじめ、電子マネー、QRコード決済などが存在します。
ここ最近では、政府の後押しもあり、各事業者がキャッシュレス化の拡大に力を入れています。
日本でキャッシュレス化が推進されている背景には、背景には、「インバウンド」への対応があります。海外から来られた方が日本で買物をするためには、まず外貨から日本円へ両替をする必要があります。しかし、VisaやMastercardなどのカード決済対応のお店であれば、両替をわざわざ行うことなく、普段使っているカードをそのまま利用することができます。両替には手間のみならず手数料もかかるので、両替要らずのキャッシュレス決済を利用したい海外の方は多いでしょう。また、買物のハードルを下げることにより、インバウンド消費を更に促進することも可能でしょう。

キャッシュレス化推進のもう一つの背景として、感染症対策があります。
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、現金の使用に躊躇する人も増えてきています。キャッシュレス決済を導入すれば、現金を触る機会が減り必要最低限の接触で済むでしょう。
また、タッチ決済などの非接触型の支払いができれば、従業員側も消費者側もより安心です。

キャッシュレス決済のメリット

キャッシュレス決済を取り入れることは、
利用する側と利用される側どちらにも大きなメリットがあります。

店側のメリット

キャッシュレス決済を導入することで、店側には以下のようなメリットが生まれます。

  • ・販売機会の拡大
  • ・客単価の向上
  • ・レジ作業の効率化
  • ・在庫管理が楽に

それぞれ具体的に解説します。

販売機会の拡大

キャッシュレス決済を導入することで、販売の機会が大きく拡大するでしょう。
例えば、消費者が商品の購入をしようとした際にキャッシュレス決済が使えなかったとします。
手持ちの現金で間に合うのであれば問題ありませんが、足りなかった場合ATMで現金をおろさないといけません。もし、近くにATMが見つからなければ、
消費者はその日の購入を諦めてしまうかもしれません。
最悪の場合、キャッシュレス決済ができる他店で、同じような商品を購入する可能性もあるでしょう。
キャッシュレス決済を導入していれば、機会損失を防ぐとともに、販売機会の拡大ができます。

客単価の向上

キャッシュレス決済は、現金払いに比べて客単価が高くなる傾向があります。
手放す額が目に見えて分かる現金よりも、使用した金額が目に見えないキャッシュレス決済の方が、高額決済しやすいのかもしれません。
ある調査では、雑貨や文房具店でキャッシュレス決済を行った消費者は、現金払いの消費者と比べて約2.54倍利用額が高いことが雑貨・文房具以外では、医療用品店の利用で2.3倍、小売店や飲食店の利用で1.7倍利用額が増えています。
このような調査結果からも、客単価を向上させるためにキャッシュレス決済を導入することは効果的だと言えます。

レジ作業の効率化

キャッシュレス決済を導入することで、レジ作業の効率化が期待できます。
現金払いの場合、1度の精算で以下のような作業が必須となります。

  • ・現金を受け取る
  • ・お釣りを計算する
  • ・お釣りを準備する
  • ・消費者に渡す

キャッシュレス決済にすることで、これらの作業が大幅に短縮され、従業員の負担を抑えることができます。
また、スムーズに会計を完了することができるため、とりわけ会計スピードが求められる店舗においては、消費者の満足度向上にもつながるでしょう

在庫管理が楽に

キャッシュレス決済は、決済端末と在庫管理アプリなどを連携させることで、商品の購入履歴・在庫を確認することができます
商品の売れ行きや在庫状況をリアルタイムに把握できることを活かして、販売戦略を練ったり、仕入れの無駄を最小限に抑えたりすることも可能になるでしょう。

消費者のメリット

キャッシュレス決済は、消費者側にも大きなメリットをもたらします。

  • ・支払いがスムーズで楽
  • ・ポイントが貯められてお得に買物ができる

それぞれ具体的に解説しましょう。

支払いがスムーズで楽

会計金額に合わせて財布からお金を出したり、小銭を探したりするのが面倒だと感じる人もいるでしょう。特に、スーパーなど多くの人がたくさん商品を購入するお店では、レジが込み合うことも多く、買物のストレスとなります。また、朝のコンビニなど混雑するシーンでは、後ろの方を待たせてしまうことを気にする人もいるかもしれません。
キャッシュレス決済ではお金のやり取り自体が発生しないため、スムーズに支払いを終えることができます。
また、手持ちの現金を気にしたり、定期的にATMでお金をおろしたりする手間もなくなりますので、そういった点もメリットですね。

ポイントが貯められお得に買物ができる

多くのキャッシュレス決済では、使用額に応じてポイントを獲得できます。たまったポイントは、キャッシュバックや商品と交換できるため、キャッシュレス決済はとてもお得です
ポイント還元は、主にクレジットカード会社が取り入れているサービスで、ポイント還元率や新規入会時のボーナスポイントなどは会社によって異なります。ポイントの内容からクレジットカードを選ぶ消費者も非常に多く、キャッシュレス決済ならではのポイント還元は、多くの人を惹きつけているといえるでしょう。

導入前に確認!キャッシュレス決済の支払い方法

導入前に確認!キャッシュレス決済の支払い方法

消費者が活用することができるキャッシュレス決済には3つの方法があります。

  • ・前払い制
  • ・即時払い制
  • ・後払い制

それぞれどういった特徴があるのか、詳しく解説していきます。

前払い制

前払い制とは、消費者が事前にチャージした金額の範囲において決済を行う方法です。
広く電子マネーと呼ばれるもので、交通系電子マネーの「Suica」や「PASMO」、流通系ICカードの「nanaco」「WAON」などがあります。
各種プリペイドカードも前払い制に入ります。

即時払い制

即時払い制とは、決済時に登録されている銀行口座から、決済金額と同額が自動で引き落とされる決済方法です。
この決済ができるカードは「デビットカード」と呼ばれており、主に銀行で入手することができます。中には、クレジットカード機能が付いているものや、国際ブランド付きのものがあります。

後払い制

後払い制とは、決済を行った翌~翌々月に、一定期間におけるカード利用金額を纏めて、銀行口座から引き落としされる決済方法です。
ポストペイ型とも呼ばれ、「クレジットカード」や「キャリア決済」がこの分類に属します。
昔からある決済方法なので、多くの人が利用しています。

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済には6つの種類があります。

  • ・クレジットカード決済
  • ・電子マネー決済
  • ・QRコード・バーコード決済
  • ・スマホ決済
  • ・プリペイドカード決済
  • ・デビットカード決済

それぞれの特徴を見ていきましょう。

クレジットカード決済

最もなじみ深いキャッシュレス決済といえば、やはりクレジットカード決済でしょう。
現金の持ち合わせがなくても買物ができ、また利用額が高額になりやすい傾向があるため、店舗側にとっては、クレジットカード決済の導入によって顧客単価が高くなるというメリットがあります。
また、カード会社は自社のカード会員へのサービスとして、利用金額に応じてポイントやマイレージなどを付与しており、クレジットカード決済の利用促進につながっています。

電子マネー決済

電子マネー決済には、SuicaやPASMOなどの交通系、nanacoやWAONなどの流通系など、実に多くの種類があります。
電子マネー決済は利用範囲の広さが特徴で、各種交通機関の利用から日常の買物など幅広く利用できます。
電子マネー決済はチャージした金額の範囲で利用でき、特に低単価のものやランチ、カフェ利用などで使用されることが多いです。
電子マネーには、クレジットカードと紐づけて残高が一定額を下回った場合に自動チャージするように設定できるものもあります。
自動チャージを利用することで、金額不足で慌てることもなくなり、安心して利用することができるでしょう。
電子マネー決済は「前払い制」に属します。

QRコード・バーコード決済

QRコード・バーコード決済とは、文字のとおりQRコードやバーコードを利用して決済を行う方法です。事前に決済アプリをダウンロードし、銀行口座やクレジットカードを紐づけ登録しておくことで利用が可能になります。
この決済方法は、消費者が提示したスマホのコードを読み取る「ストアスキャン方式」と、店側が掲示するコードを消費者に読み取ってもらう「ユーザースキャン方式」の2つがあり、決済会社で方法が異なります。
PayPayやLINEPay、楽天ペイなどがQRコード・バーコード決済の代表で、決済方法は、クレジット紐づけの場合は「後払い制」、銀行口座紐づけの場合は「即時払い制」となります。

キャッシュレス決済導入の費用と手数料

キャッシュレス決済導入の費用と手数料

キャッシュレス決済導入で必要な費用は以下のとおりです。

キャッシュレス決済導入の費用と手数料

それぞれ具体的な内訳を見ていきましょう。

導入する端末によって金額は異なりますが、0円~10万円程度が相場です。決済端末会社によっては、10万円を超えることもあります。
端末導入費の中には以下の項目が含まれます。

  • ・登録料
  • ・端末本体費用

決済端末を利用する際にかかる登録料や、決済端末を購入する費用は、決済会社や導入する決済方法によって異なります。
電子マネーを導入する際はタッチ決済が利用可能な端末、もしくは追加端末が必要ですし、QRコード決済を導入する際はコードを読み取る端末、またはコードを表示する端末が必要になります。
クレジットカード決済でも、レシートを出すプリンターなどの追加機器が必要になることもありますので、利用したい決済方法や予算に合わせて検討していくのが良いでしょう。
複数の端末を持ちたくない場合には、マルチ決済端末の導入がおすすめです。

インターネット通信費用

端末利用にはインターネット回線が必要な場合が多いため、Wi-Fiやモバイルデーター通信費用が必要となります。新たにインターネット回線を引く場合は、その工事費なども必要になります。また、スマホやタブレット端末を利用する場合、同端末購入費用や端末での通信費用などが別途かかります。

Wi-Fiの場合月々3,000円~5,000円、ポケットWi-Fiの場合は月々3,000円~4,000円ほどが相場となっています。

決済手数料

決済端末を使用する場合、決済手数料がかかります。
決済手数料は契約する決済会社で異なり、また、店舗の規模や事業内容でも変わるため注意が必要です。

キャッシュレス決済の選び方。どれを導入するべき?

さまざまなキャッシュレス決済がある中で、どんなことに着目して導入するものを選んでいくべきなのでしょうか。
着目ポイントを詳しく解説します。

利用率の高い決済方法を選ぶ

キャッシュレス端末を選ぶには、決済方法の「利用率」に着目します。
利用率の多い決済方法は以下のとおりです。

  • ・1位 クレジット決済
  • ・2位 その他電子マネー決済など
  • ・3位 QRコード決済

クレジット決済を利用している消費者は、キャッシュレス決済利用者全体の64%を占めており、最も利用されている決済方法です。
次に電子マネーなどの決済方法が全体の29%、QRコード決済は全体の7%で利用されています。
導入決済手段に迷ったら、利用率を参考にしながら選ぶとよいかもしれません。

客層で選ぶ

店舗の客層に合わせて決済方法を選ぶのもひとつの方法です。
例えば、割合として若い消費者が多い店舗なら、若い消費者が使う割合の高い決済方法を導入してみましょう。
また、近年は外国からの観光客も増えてきているため、外国人向けの決済方法を導入するのも手段です。

このように、店舗の客層合わせた決済方法を導入することで、キャッシュレス決済導入の効果を最大化することができるでしょう。

複数の決済方法に一括対応できる決済代行会社を利用する

客層に偏りが無い場合は、複数の決済方法を一括で導入できる決済会社に相談するのもよいでしょう。

取り扱う決済方法が多数あったとしても、上記のような決済会社でまとめて契約することで、入金の一本化や精算業務の効率化を図ることができます。

キャッシュレス決済の導入方法

キャッシュレス決済の導入方法

キャッシュレス決済を導入するには

  • ・キャッシュレス決済事業者と個別に直接契約する
  • ・決済代行会社を経由して纏めて契約する

2つの方法があります。

具体的な内容について見ていきましょう。

キャッシュレス決済事業者と直接契約する方法

キャッシュレス決済を導入するための方法として、クレジットカードの会社に直接問い合わせて契約するものがあります。
Visa・JCB・Mastercardなどのカード会社とそれぞれ個別に契約を結ぶため、決済手数料が抑えられるなどメリットがあります。
一方でカード会社によって売上金の入金日が異なるため、管理が大変なことも事実です。例えば、Visa、JCB、Mastercardについてそれぞれ違う会社と契約した場合、それぞれの決済の売上金について、別々に口座に振り込まれることになります。
クレジットカード取り扱いのノウハウがあり、コストをなるべく抑えたい店舗にはおすすめの契約方法といえるでしょう。

決済代行会社を経由して契約する方法

決済代行会社で纏めて契約することで、一度に複数のカード会社、決済事業者と契約することができます。
直接契約と比べると手数料割高となるケースが多いですが、入金の一本化、売上金管理の一本化など、導入による業務効率化も実現できるため、人件費削減などの効果も見込まれるでしょう。
各決済事業者ごとの契約、運用、売上金管理をしなくて良いため、大企業はもちろん、個人事業主や小規模事業をしている人に特におすすめです。

決済代行会社を選ぶときのポイント

決済代行会社を選ぶときに気を付けたいポイントは3つです。

  • ・決済手数料の料率
  • ・売上金入金までの期間
  • ・決済以外の機能の有無

詳しく見ていきましょう。

決済手数料の料率

キャッシュレス決済の決済手数料は、決済代行会社によって異なります。
また、手数料が安くても初期費用が高かったり、その逆もあるでしょう。
必ず複数の決済代行会社を検討し、手数料などを比較して決めることが大切です。

売上金入金までの期間

店頭での決済から実際にその売上金が入金される期間は、決済代行会社によって異なります。
できるだけ早く売上金を得たい場合は決済から入金までの期間短い代行会社を選ぶとよいでしょう。ただし、決済から入金までのサイクル早い場合、預かり金が必要だったり、最低振込金額が設定されている場合があるので注意しましょう。
Square(スクエア)では、条件を満たせば、最短で翌日に売上金入金が可能となります。
手数料はSquare(スクエア)が負担をするので、振込手数料が別途必要になることはありません。

決済以外の機能の有無

決済代行会社の中には、POSレジや従業員管理など、機能を提供している会社もあります。
こういった決済以外の機能を利用することで、業務効率化を実現することも可能でしょう。
Square(スクエア)では、在庫管理機能や請求書の作成と送信、オーダーエントリーシステムや売上レポート機能を無料で利用できます

キャッシュレス決済の導入ならSquare(スクエア)

「Square(スクエア)」は、スマートフォンやタブレットに専用のアプリをインストールし、Blutooth接続した専用のカードリーダーでキャッシュレス決済が可能な決済システムです。導入コストは専用端末本体代の「7,980円」だけで、決済手数料以外の月額固定費などは不要です。そのため「キャッシュレスは初めて」という小規模な店舗にはうってつけといえるでしょう。
POSレジを連動させることで、現金受付、売上分析、在庫管理、複数店舗管理などの機能を無料で利用することができ、業務効率の向上を実現することができます。
クレジットカードはもちろん、電子マネーやQRコード決済などたくさんのキャッシュレス決済に対応しているため、消費者側も利用しやすいといえるでしょう。

今回の記事のまとめ

キャッシュレス決済とは?

  • キャッシュレス決済とは現金を使用せずに支払いを完了させること

キャッシュレス決済のメリット

  • ・店側のメリット 販売機会の拡大、客単価の向上、レジ作業の効率化、在庫管理が楽に
  • ・消費者のメリット 支払いがスムーズで楽、ポイントが貯められてお得に買物ができる

導入前に確認!キャッシュレス決済の支払い方法

  • ・前払い制
  • ・即時払い制
  • ・後払い制

キャッシュレス決済の種類

  • ・クレジットカード決済
  • ・電子マネー決済
  • ・QRコード・バーコード決済
  • ・スマホ決済
  • ・プリペイドカード決済
  • ・デビットカード決済

キャッシュレス決済の費用と手数料

  • ・端末導入費用
  • ・インターネット通信費用
  • ・決済手数料

キャッシュレス決済の選び方。どれを導入するべき?

  • ・利用率の高い決済方法で選ぶ
  • ・客層で選ぶ
  • ・複数の決済方法に一括対応できる決済代行会社を利用する

キャッシュレス決済の導入方法

  • ・キャッシュレス決済事業者と直接契約する方法
  • ・決済代行会社を経由して契約する方法

決済代行会社を選ぶ際のポイント

  • ・決済手数料の料率
  • ・売上金入金までの期間
  • ・決済以外の機能の有無

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