世界遺産　仁和寺　紅葉ライトアップ貸切拝観のご案内

仁和4年（888）に創建された寺院であり、現在は真言宗御室派の総本山「仁和寺」

平成6年（1994）には世界遺産に登録され、京都では珍しい道路に面した「二王門」より足を踏み入れると、広大な境内には国宝「金堂」、重要文化財「五重塔」「御影堂」「観音堂」や二王門など江戸時代に建設された建造物が立ち並びます。春の御室桜も有名ですが、紅葉の名所でもあり「五重塔」から「金堂」にかけてのエリアや、「御所庭園」の北庭から五重塔を望む撮影スポットは見逃せません。
また、霊宝館には、「仁和寺」が所有する国宝や重要文化財を含む平安時代から続く工芸品や絵画など貴重な品々の一部が展示されています。

徳川家光により進められた仁和寺再建（寛永）の折に、1613年に建立された紫宸殿を寛永（1624～）に移築した建物で、紫宸殿の遺構として最も古い建物です。

また、金堂内部には阿弥陀三尊が祭られており、阿弥陀来迎図、五大明王が描かれています。

通常は非公開となりますが、プラチナ会員さまは特別に「金堂」内にお入りいただき門跡による解説と法話をお聴きいただけます。

イベント当日20時以降入堂はできませんが正面の扉を一部開放いたします。

仏教の教えを五・七・五・七・七の三十一文字と成し、一定の旋律に乗せて唱えて神仏前に奉詠するものです。

ご詠歌の魅力は、長い歴史の中で育まれてきた、深みのある歌詞と、心を穏やかにする耳なじみの良いメロディにあります。

曼荼羅の教えを実践し、成仏への道となるご詠歌の歌詞とメロディは、芸術と宗教感情が一体化する仏教音楽そのものであり、ご詠歌の「祈り」とは、【人のため・自分のため】の祈りであり、歌詞には当時の社会的・歴史的環境が反映されています。

このご詠歌を今回特別にお唱えいただきます。境内に広がる荘厳な響きはライトアップされた秋の「仁和寺」の風景を一層彩り豊かに演出してくれることでしょう。