ビジネスマナー
新入社員の歓迎会の目的と知っておきたい大切なマナー
新入社員が入社後に初めて体験する大きなイベントのひとつに、新入社員歓迎会があります。歓迎会というと、「新入社員が主役としておもてなしを受ける会では?」と思うかもしれませんが、実はそれだけではありません。そこには社会人として守るべきマナーがいくつも存在します。
入社後に社内でスムーズに活躍できるように、歓迎会の目的とマナーをしっかりとチェックしてから、当日に臨むようにしましょう。
- 記事の目次
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新入社員の歓迎会の目的とは?
歓迎会とは、新入社員の入社を祝うと同時に、先輩社員たちとの交流を深めるイベントのこと。その多くは、居酒屋や飲食店で食事をともにする交流となっています。
なんといっても、歓迎会は社員たちの交流を深めることが最大の目的。新入社員にとっては、社内にどのような先輩がいるのかを知る機会であり、また先輩社員にとっても、今年入社した新人の人柄や特徴を知る重要な機会となるのです。
歓迎会における挨拶のポイント
歓迎会のメインイベントとなるのが、新人たちの挨拶です。ここからは、新入社員としてこの挨拶をどのような心構えで迎えればいいのか、詳しく解説していきます。
新人らしさを大切にする
新人挨拶で見せていくべき大切なポイントは、一言でいえば「新人らしさ」。大勢の人の前や慣れない環境では緊張してしまう気持ちもわかりますが、まずは笑顔を忘れず、元気のある挨拶を心掛けましょう。
挨拶の中身に関しては、特に凝った内容にする必要はありません。名前と出身校、趣味や特技に今後の目標といった、基本的な自己紹介で十分。それを元気良く伝えるだけで、聞き手の印象は自然と良くなり、あなた自身への興味・関心も高まるはずです。
また、同時に大切なのが、謙虚な姿勢を見せることです。新入社員のこれからの仕事の多くは、先輩や上司から「教えてもらう」ことであり、一朝一夕で会社の戦力になれるわけではありません。先輩・上司は、自分の業務がある中で、教えることに時間を割いてくれるわけですから、学ぶ姿勢や向上心をしっかりと持ち、教え甲斐のある雰囲気をアピールできると良いでしょう。
避けるべきNG発言は?
挨拶では、自分自身の人となりをしっかりと発信しなければならない一方で、発言すべきではない事柄もいくつか存在します。
例えば、「あまり営業はやりたくない」「事務職でスキルを磨きたい」といった仕事を選り好みするような発言や、ネガティブな印象を持たれてしまう発言は避けたほうがいいでしょう。また、「いつかは独立したい」「残業はしたくない」といった、今後の働き方に関することを言うのもNGです。
こうした発言は、自分勝手な人柄という印象を与えてしまい、先輩たちにとっては決して気分の良いものではありません。これから先の人間関係を円滑にしていくためにも、マイナスな評価をもらってしまいそうな発言は避けるようにしてください。
新入社員が歓迎会で意識するべきマナー
ここからは、新入社員が歓迎会で意識するべきマナーについて見ていきましょう。
会場では、上司や先輩の席を確認してから座る
歓迎会に出席する際、必ずしなくてはならないのが座席の「上座」「下座」の確認です。一般的には、入口から遠い席が上座であり、役職が上の人から順に上座につくのがマナー。ですから、特に座席の指示がない場合、新入社員は下座に座るようにしましょう。
ただし、歓迎会では新入社員が主役として扱われる関係上、上座に座るよう指示される場合もあります。そのような場合は、指示に従って上座に座ることはマナー違反にはなりませんので、覚えておいてください。
無礼講をはき違えない
歓迎会や飲み会の席では、「無礼講で」と言われるケースも少なくありません。しかし無礼講とは、「先輩や上司に対して自由で勝手な振る舞いをしても良い」というものではありません。あくまでも社会人としての礼節を保ちつつ、仕事のときほどビジネスライクには話さないくらいの感覚で捉えておくのがいいでしょう。
「無礼講と言っているのに固すぎる!」という理由で評価が下がるようなことはありませんから、くだけすぎて失礼な言動をしないことが大切です。
お酒を注ぐときには一声かける
飲み会では、グラスにお酒がなくなった人に対して注いであげることも大切なマナーのひとつです。歓迎会では、この機会を積極的に利用し、自分を売り込んでいくといいでしょう。
お酒を注ぐ際は、相手の名前を確認しておき、一声かけてから注ぐようにしてください。その際、「新入社員の◯◯です」と自己紹介も同時にできるといいですね。
飲み会中も気配りを忘れない
飲み会が始まると、たくさんの料理や飲み物が運ばれてきて、どうしても飲食に集中してしまいがちです。そんなとき、周囲の人に料理を取り分けたり、行きわたっていない人のところに持っていったりすれば、気の利く人として評価を上げるきっかけにもなるでしょう。
もちろん、取り分けられることを嫌がる人がいる場合もありますが、いずれにしても自分のことだけではなく、周囲にもしっかりと目を配り、参加者全員が楽しめる場を作るという姿勢が大切です。
身だしなみは清潔感を大切に
歓迎会は仕事が終わった後に開催されるケースが多いため、そのままの服装で問題ありませんが、だからといって気を抜かないようにしましょう。
お店では座敷に通される可能性もあるため、男女問わず、靴下やストッキングの状態には注意が必要です。また、女性の場合、丈の短いスカートや胸元の開いたシャツなどはだらしない印象を与えてしまうため、避けたほうが無難です。食事の席でもありますから、髪型などにも気を配り、清潔感のある身だしなみを心掛けてください。
会話のキャッチボールを心掛けよう
歓迎会は会社の催しであるため、会話の内容もできる限り仕事の話題を中心にしたほうがいいでしょう。例えば、初対面の先輩に対してならば、部署や仕事内容、やりがいなどを質問すれば、相手も快く応じてくれて、話も盛り上がっていくでしょう。だからといって、プライベートな話が完全にNGというわけではありません。会話とはキャッチボールですから、相手から質問されたら構えたりせず、素直に答えること。そうすれば、自然とお互いの人柄や特徴が伝わるはずです。
歓迎会の翌日は一言お礼を
歓迎会は、終わった後にもマナーが必要です。会の翌日には、歓迎会の幹事はもちろん、お世話になった先輩・上司に昨夜のお礼を伝えましょう。何も言わないで済ませてしまうよりも、礼儀正しい新入社員という好印象を与えることができるはずです。
歓迎会のマナーをマスターして社内の評価を高めよう
新入社員歓迎会での気を付けたいマナーについて、詳しく解説してきました。いろいろと細かい部分についても言及してきましたが、大切なのは、新人らしい元気な笑顔、一定レベルのマナーと気配り、そして感謝の気持ちを忘れないことです。
それは飲み会に限らず、日々の仕事でも同じです。常にそのように心掛けていれば、自然と良い人間関係を築いていくことができるでしょう。
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- 2020年2月時点の情報なので、最新の情報ではない可能性があります。