旅行中の豆知識
2023.07.21
海外旅行先では、主に「現金」と「クレジットカード」を使い分けて決済をすることになります。
クレジットカードがあれば現金の持ち歩きをせずに決済ができて便利ですが、状況によっては現金の方が使いやすいケースも少なくありません。具体的に、どのように使い分ければよいのでしょうか?
ここでは、クレジットカードと現金それぞれのメリット、クレジットカードを海外で使う場合の注意点について解説し、海外旅行におすすめのクレジットカードをご紹介します。
海外旅行での主な決算手段として、現金とクレジットカードが挙げられます。
それぞれのメリットや注意点を把握しておき、上手に使い分けましょう。
クレジットカードと比較して現金が優れているポイントは、主に以下の2点です。
海外旅行先の通貨を現金で持っておくことで、どんな場面での支払いにも利用できるメリットがあります。
屋台や露店などでのお買い物、交通機関を使った移動やチップなど、クレジットカードを使えない場面でも使うことができる現金は、海外旅行には不可欠です。
特に気を付けたいのが、日本人になじみのないチップです。欧米の一部の国ではタクシーやレストラン、ホテルなどでサービスを受けた場合にチップを支払う習慣があります。レストランではクレジットカードでチップを支払うこともできますが、ホテルで荷物を移動してもらったりベッドメイキングをしてもらったりした際のチップは現金を使います。
最近はタッチ決済を利用することで、サインや暗証番号の入力が不要でカード払いができるケースが増えました。
ただし、カードを利用する店舗によっては、サインや暗証番号など、支払い時の手続きが必要になるケースもあります。その点、現金ならサインなど支払い時の手続きが不要です。
あらゆる場面で利用できてチップの支払いにも便利な現金払いですが、セキュリティの面で不安があります。海外は日本よりも治安が良くない地域が大半であり、スリ・置引が起こるケースは少なくありません。
高額な現金を持ち歩く際は、スリ・置引などの被害の可能性を考慮しましょう。
万が一紛失・盗難の被害に遭った場合、警察に相談しても手元に戻ってくることはほぼありません。
安全面を考えると、持ち歩く現金は必要最小限にとどめるのが得策です。
クレジットカードは状況に応じて現金と使い分けるのがおすすめです。
例えば、高額なお買い物にはクレジットカードを利用し、カードが利用できない少額のお買い物には現金を利用すれば、多額の現金の持ち歩きは不要です。日本と同じ感覚で、世界中で決済可能なのも便利です。
現金と比較して、クレジットカードを利用することには以下のようなメリットがあります。
旅先で現金が底をついた場合は、クレジットカードの海外キャッシングが便利です。数ヵ国を巡る旅行でも、必要なときに必要な分だけATMから現地通貨を引き出せます。
「Visa」ブランドのカードにキャッシング枠の登録があれば、世界200以上の国と地域、200万台以上のATMが利用できます。
また、ホテルやレンタカーを利用するときにはデポジット(預かり金)としてクレジットカードの提示を要求されることも。クレジットカードがないと詳細な個人情報を求められたり、高額な現金の支払いを要求されたりすることもあります。
クレジットカードの盗難や紛失、スキミングなどの被害が怖いという人もいるかもしれません。しかし、海外で盗難や紛失などのトラブルにあった場合も、本人に明らかな過失がある場合を除き、被害に遭ってから一定期間さかのぼって補償を受けることができます(補償を受ける場合、海外警察での紛失・盗難の届け出が必要なので忘れず手続きを)。
海外旅行先に持っていく現地通貨を現金で用意する場合、日本円からの両替が必要です。両替には一定の手数料がかかるため、用意した旅行資金が手数料分だけ減ってしまいます。帰国後は現地通貨から日本円に再両替をするため、両替手数料の負担が2回は必要になるでしょう。
一方のクレジットカードは、両替手数料は必要ありません。海外利用の事務手数料がかかるケースもありますが、2回分の両替手数料と比較して割安の手数料負担で済むケースが多いです。
さらにクレジットカードなら、利用金額に応じたポイントが付与されるため、事務手数料の一部を実質的にカバーすることもできるでしょう。
クレジットカードによっては、海外旅行の役に立つさまざまな付帯サービスを利用できる場合があります。
多くのクレジットカードには、海外旅行先でケガや病気によって入院した場合などに補償される海外旅行傷害保険が付帯されています。海外で事故に遭った場合の治療費は日本の健康保険が適用されずに全額が自己負担になりますが、海外旅行傷害保険が付帯していれば安心です。
カードのランクによっては国内空港ラウンジを無料で利用することもできます。ラウンジを利用すればドリンクやWi-Fi、軽食などのサービスが無料で受けられるため、搭乗まで時間があるときでも快適に過ごせるでしょう。
クレジットカードを海外に持っていくことでさまざまなメリットがあるのは説明したとおりですが、以下の注意点があることも知っておきましょう。
日本でクレジットカードを利用する場合、支払いの時点で「1回払い」「分割払い」「リボ払い」などを自由に選択できますが、海外で利用した場合の支払い方法は自由に選ぶことができません。
日本国内で発行されたクレジットカードは、海外での支払い方法が「1回払い」または「リボ払い」に設定されていて、自動的に事前の設定で決済が行われます。
海外で利用した場合にどの支払い方法が適用されるか分からない場合は、事前にカード会社に確認をしておきましょう。
海外旅行では、クレジットカードの不正利用の被害に遭わないように注意が必要です。海外旅行中にクレジットカードが盗まれたり、スキミングによって不正利用されたりするケースがあります。カードを利用する際は、盗難の被害に遭わないよう気をつけるだけでなく、暗唱番号が他人に知られないよう細心の注意を払いましょう。
また、スキミングの場合はカードが偽造されてしまうため、自分の手元にカードがあっても不正利用をされてしまいます。請求されるまで気付かずに対応が遅れることも少なくないため、ご注意ください。
三井住友カードの「ご利用通知サービス」は、カード利用時にリアルタイムでプッシュ通知されるため、不正利用にいち早く気付くことができます。また、「不正利用検知システム」によって、24時間365日モニタリング(不審カード利用チェック)を実施し、不正利用の可能性のある事態を事前または早期に発見できる体制を整えています。
さらに、あんしん利用制限を設定しておくことで、未然に不正利用を防ぐことや、不正利用被害の拡大を防ぐこともできます。
万が一不正利用が発生した場合でも、クレジットカード会社による補償制度があります。
三井住友カードでは「会員保障制度」により、特別なケースを除いて紛失・盗難の届け出日の60日前までさかのぼり損害が補償されます。身に覚えのない明細があった場合、Vpassで「紛失・盗難・不正利用に伴うカード停止」の手続きと調査依頼をしましょう。
また、海外でカードを紛失盗難の被害にあった場合、現地の警察へ届け出をする際に取得できるポリスレポートの提出が必要となるため、必ず現地警察へ届け出を行いましょう。
ここからは、三井住友カードから海外旅行におすすめのクレジットカードをご紹介します。
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。
クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
旅行前の支払いも現地での支払いもこれ1枚!
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三井住友カード
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事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※2
即時発行ができない場合があります。
※3
商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※4
iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。
※5
通常のポイント分を含んだ還元率となります。
旅行前の支払いも
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三井住友カードのハイステータスカードのひとつである「三井住友カード プラチナプリファード」。従来の三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)に加え、三井住友カード プラチナプリファードでもナンバーレスカードをご選択いただけます。
ポイント還元率は1%と、ゴールドカードおよびプラチナカードよりも高くなっているほか、ポイント還元の特典が充実しています。
特約店での宿泊予約で更におトクに!
ポイント特化型のプラチナカード
三井住友カード
プラチナプリファード
年会費:
33,000円(税込)
国際ブランド:
限度額:
~500万円
ポイント還元率:
1%~15%
新規入会&条件達成で※
キャンペーン情報
最大70,600円相当 プレゼント!
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海外・国内旅行
傷害保険※1
5,000万円
外貨ショッピング
利用特典※2
+2%
プリファード
ストア(特約店)※3
最大+14%
※1
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海外でのご利用のみ対象
※3
特典付与の条件は、必ず三井住友カードのホームページをご確認ください。
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33,000円(税込)
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海外・国内旅行傷害保険※1
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事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
海外でのご利用のみ対象
特典付与の条件は、必ず三井住友カードのホームページをご確認ください。
海外旅行先は日本と比較して治安が良くないケースが多いため、多額の現金を持ち歩くのは危険です。メインの支払いをクレジットカードにすることで多額の現金が不要になり、万が一の場合は補償を受けることができます。
ただし、チップを渡す場面や小規模の店舗・露店などを利用する際は、現金がないと支払いができないこともあります。用途に応じて使い分けられるように、クレジットカードと現金の両方を持っていくようにしましょう。
海外旅行先で現金を使う主なメリットは、「あらゆる場面で使うことができる」「サインなど支払い時の手続きが不要」の2点です。海外は日本よりもキャッシュレス決済の通用度が高いですが、なかには現金のみ対応の店舗もあります。チップの支払いでも少額の現金を持っていれば安心でしょう。
一方、現金は紛失や盗難が発生すると、ほぼ手元に戻ってこないという注意点もあります。
海外旅行先でクレジットカードを使う主なメリットとしては「ATMで現地通貨の引き出しができる」「紛失・盗難などのトラブルに遭っても安心」「手数料がお得な場合もある」「カードの付帯サービスを利用できる」などが挙げられます。
詳しくは以下をご覧ください。
クレジットカードのメリット
日本のクレジットカードを海外に持っていく場合、支払い方法を選ぶことができない点に注意が必要です。国内での支払いなら1回払いや分割払いを選べるカードでも海外では事前に設定された支払い方法が自動的に適用されます。
また、盗難やスキミングによる不正利用についても注意しなければいけません。不正利用を証明するために、海外旅行中に支払ったレシートについては必ず保管しておきましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
クレジットカードの注意点
Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
2023年9月時点の情報なので、最新の情報ではない可能性があります。