旅行の選び方
異国の文化にふれられる海外旅行。我が子にも経験させたいと思う親御さんは多いでしょう。とはいえ、子連れ旅行はいろいろと不安が尽きないもの。
ここでは、日本とは勝手の違う海外でも、家族みんなが笑顔で過ごせるように、行き先選びやプランの立て方、事前の準備など、出発前にしておきたいことをご紹介します。
子連れの海外旅行を満喫できるかどうかは、「出発前に9割決まる」といっても過言ではないほど、旅のプランや事前準備が重要になります。
子連れの海外旅行は、おもに次の7つを意識して行き先を選んでみましょう。
長時間のフライトは、子供が退屈してしまいます。なるべくフライト時間が短い旅行先にしましょう。また、機内に子供がお気に入りの絵本やDVD、おもちゃなどを持ち込んでもいいでしょう。
時差のありすぎる国だと、子供のリズムが狂って、体調を崩したり機嫌が悪くなったりすることもあります。フライト時間とともに、生活リズムを考慮して旅行先を選ぶことも大切です。
有名な観光スポットでも、子供が楽しめるかどうかを考えてみるといいでしょう。子供もできるアクティビティが充実しているかどうかもチェックしてみてください。
観光地での移動は思いのほか、アクセスが悪いことがあります。どのような交通機関があるのか、確認しておきましょう。
子供が食べやすい食べ物があるかどうかも、旅行を楽しめるポイントとなります。
キッズルームや子供用のプールなど、ファミリー向けのホテルがあるかどうかもチェックしてみましょう。
ホテルや海外旅行保険のサポートセンターなど、困ったときに日本語で相談できるスタッフがいるかどうかを確認しておきましょう。
子連れの海外旅行のイメージがわいてきたでしょうか?ここからは、子供の年齢別に、旅行先選びや準備をする際のポイントについて見ていきましょう。
0~2歳児は、食事や生活リズム、体調など、あらゆる面で配慮がいるだけに、日本から近く、衛生的で気候の穏やかな国が理想的。ミルクや紙おむつなど荷物も多くなりがちなので、少ない移動で旅行できるプランを立ててみてください。
愛用しているぬいぐるみやタオルケットなど、子供が安心できるグッズも用意しましょう。授乳期ならケープ、離乳食期なら食べ慣れたフード、また、母子手帳のコピーも忘れないでください。日本人旅行者の多い国や、乳幼児に手厚いサポートのあるホテルを選ぶとより安心です。
3~6歳になると体力がついてきているので、旅行先の幅が広がる年齢です。さまざまなことを親子でいっしょに楽しめるようになります。自然とふれ合ったり、その国ならではの体験ツアーに参加したり、地元の人と交流したりと、五感をフルに使って楽しめる過ごし方がおすすめです。とはいえ、たっぷり遊んだ次の日はホテル周辺でゆっくり過ごすなど、体力面を考慮したスケジュールでプランを立てましょう。
食事も大人といっしょに楽しめるようになってきますが、日本の食文化と近い国のほうが心配いりません。食べ慣れたおやつやレトルト食品、水出しできる麦茶パックなども用意しておくと安心です。
小学生以降になると、興味のあることが自分なりに出てくる年齢なので、計画段階からいっしょに参加できると、子供にとっても満足度の高い旅行になります。必要な持ち物を自分でリストアップしたり、パッキングも一人でやってみたりするなど、子供自身に任せてみてください。
ただし、忘れ物などがあると現地で困ってしまうので、最終チェックは必ず大人がするようにしましょう。
旅行先や現地プランを立てるとともに、パスポートと海外旅行保険の準備も進めましょう。
パスポートは取得までに土曜・日曜・祝日を除いて1週間ほどかかるので、旅行の計画が決まったら早めに手配しておいてください。なお、0歳でもパスポートは必須です。申請には、一般旅券発給申請書、パスポート用証明写真、戸籍謄本、保護者と子供それぞれの身分証が必要になります。子供の身分証は保険証と母子手帳を用意しましょう。受け取りは年齢に関係なくご本人のみとなりますので、必ず子供といっしょに行く必要があります。
また、海外旅行では、思わぬケガや病気、携行品の盗難のほか、ホテルの調度品やお店の商品を破損してしまうなど、さまざまなトラブルが考えられます。家族旅行は旅費が高くなりがちなことから、保険に加入しない人もいるようですが、子連れ旅行の場合は特に、海外旅行保険に入っておいたほうが安心です。
海外旅行保険は、保険会社で加入するものとクレジットカードに付帯されているものがあります。なお、海外旅行保険を選ぶときは、子供が補償対象に含まれるのか、事前に必ず確認しましょう。
カード付帯保険は、カードの種類により補償内容や保険金額、適用条件などが異なります。
実際の保険金のお支払い可否は、普通保険約款および特約などに基づく保険会社の審査がございます。
飛行機は途中で降りられないだけに、ぐずったり泣いたりすると困ってしまうことがあるでしょう。そこで、フライト時間別に、子連れの海外旅行におすすめの国をピックアップしてご紹介します。
子供の睡眠時間に合わせたり、搭乗前にたっぷり遊んで疲れさせたりと、機内で眠って過ごせる工夫をしてあげるといいでしょう。
日本から短時間のフライトで行ける国は意外と多くあります。
・グアム
青く遠浅の海が楽しめるグアムは、1年中暖かく日本語も通じやすいため、子連れの旅行先としても人気の国です。
・台湾、韓国
台湾や韓国は、時差が少ないうえ、子供が喜ぶテーマパークも充実していることで注目されています。
フライトで少し我慢ができる年齢なら、5~7時間ほどで行ける国を検討してみてもいいでしょう。
・シンガポール
治安が良く都会的でありながら、ネイチャー体験もできるシンガポールは、子供の年齢を問わず楽しめるスポットがそろっています。
・タイ
エキゾチックな異文化体験ができるタイは、現地の人が子供に優しく接してくれることも人気の理由です。
・セブ島
フィリピンのセブ島は、子連れにうれしい環境が整ったリゾートで、親子でゆったり過ごすことができるでしょう。
フライト時間はちょっぴり長めですが、子供にとっては貴重な体験ができる国をご紹介します。
・オーストラリア
オーストラリアは、コアラやカンガルーとふれ合えて、海に山にと大自然も満喫できます。
・ニュージーランド
ニュージーランドは、農場体験や雄大な自然の中でダイナミックなアクティビティが楽しめます。
子供の年齢によっては行く先が限られて、荷物も多くなりがちな子連れの海外旅行ですが、万全の備えをすることで旅の快適さも変わってきます。
子供にも家族にとっても、かけがえのない思い出となるような、素敵な海外旅行を計画しましょう。
2020年1月時点の情報なので、最新の情報ではない可能性があります。
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