旅行の出発準備
2025.02.13
海外旅行は学生にとって身近なものになっています。大学生や専門学校生の語学留学やワーキングホリデー、もちろん観光目的でも、学生が海外旅行に赴く機会はあるでしょう。
そんな海外旅行には、クレジットカードは必需品です。日本での生活は現金や電子マネーが主流ですが、海外ではクレジットカードを持っていると便利なシーンが数多くあります。
ここでは、学生が海外旅行にクレジットカードを持っていくメリットや、カードを作る際のポイント、おすすめのカードなどについて解説します。
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海外旅行をする際、その目的が何であれ、現地では食事や宿泊、ショッピングなど、支払いをする場面が多くあります。「現金があればいいのでは?」と思いますが、カードには支払い以外にも所持しておくだけでさまざまなメリットがあります。
学生が海外旅行をした場合、クレジットカードを持っているとどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
アメリカやヨーロッパをはじめとする多くの国では、100円程度のお買い物でも現金よりクレジットカードでの支払いが主流のカード社会です。カードでの支払いであれば、慣れない現地通貨を換算したり、おつりの間違いに気づかず損をしたりする心配もなくなります。
海外では、クレジットカードでの支払いが主流とはいえ、屋台など一部の店舗やチップを支払う場合などは、現金が必要となることがあります。現地通貨を用意するには、銀行や両替所で手数料を支払い、日本円を外貨に両替してもらわなくてはなりません。そして見知らぬ土地で銀行や両替所を探すのは、思いのほか大変です。また、場所によっては手数料が高額になることもあります。
一方、クレジットカードを持っていれば、キャッシング機能を利用して、空港や街中にあるATMで現地通貨を引き出すことができます。両替にかかる手間が省けるうえ、一定の手数料で利用することが可能です。また、タイミングによってはレートがお得になることもあるでしょう。国際ブランドのクレジットカードであれば、多くの国と地域でATMを利用できるため、必要なときに現金を用意できます。
クレジットカードの発行には一定の審査があるため、カードを持っていることは、学生でも支払い能力があることをアピールできます。
ホテルによっては利用料の未払いを防ぐために、支払い能力の証明としてチェックイン時にクレジットカードの提示を求められたり、デポジット(一時的な預かり金や保証金)を要求されたりすることがあります。こうした場合にも役に立ちます。
海外で現金の盗難に遭った場合、警察に届け出たとしても取り戻すことはほぼ不可能です。一方クレジットカードなら盗まれた場合、不正利用される前に防止する方法があります。
例えば、三井住友カードでは、カードの紛失・盗難があった場合、オンラインでの利用停止・無効化が可能です。またVISAカードの場合、海外でカードの紛失・盗難にあった際に、365日24時間いつでも、渡航中のみ利用可能な期間限定の再発行カードを現地で受け取りすることができる緊急(カード)サービスがあります。さらに、万が一不正利用が発生した場合でも、クレジットカード会社による保障制度があります。
紛失・盗難・不正利用に伴うカード停止
三井住友カード紛失・盗難受付デスク(VJ紛失・盗難受付デスク)(海外)のご案内
カードの不正利用に対する保障制度について
海外旅行中はケガをしたり、体調を崩してしまったりして、病院にかかることも考えられます。医療保険制度が整っていない国では、診察だけで数十万円、入院や手術を伴うと数百万円を軽く超えてしまうこともあります。そのため、海外旅行に行く際には海外旅行傷害保険に加入しておくと安心です。
海外旅行傷害保険は、クレジットカードに付帯されている場合もあります。自動付帯されているものや、旅行費用の一部をカード払いにするなど一定の条件を満たしていれば、加入手続きも保険料の負担もなく利用することができます。
さらに、携行品を破損したときにも補償されるなど、医療費以外の補償を付帯しているものもあるため、もしものときに心強い備えとなります。
海外旅行でクレジットカードを利用する際には、注意しなければならないポイントがあります。事前に確認しておきましょう。
海外の店舗では、クレジットカードで支払う際に日本円(JPY)にするか、現地通貨にするかを選べる場合があります。どちらを選択しても商品の代金に手数料が加算されますが、よりお得で安心なのは現地通貨です。
なぜなら、日本円を選択した場合、店舗側が任意の手数料を上乗せして設定できるからです。店舗によっては10%ほどの手数料を上乗せしてくる場合もあるといいます。その点、現地通貨で決済した場合は、カード会社が設定する手数料の方が低く抑えられる場合があります。
例えば、三井住友カード(Visa・Mastercard®)を利用した場合、手数料率は3.63%(税込)に統一されています。
クレジットカードの利用限度額とは、カードを利用できる上限額を指す言葉です。利用限度額はクレジットカードを作る際に設定されますが、申込時の利用者の属性や年収などによって異なります。
そのため、支払い返済能力が低い学生の場合、低めに設定されることもあります。海外旅行では出費が多くなることが考えられるため、クレジットカードを計画的に利用しないと、いつのまにか利用限度額を超えてしまう場合があるので注意しましょう。
海外旅行に行く前に知っておきたいのが、チップやサインについてです。
ホテルや空港などで、荷物を運んでもらった場合は日本円で100円程度、レストランでは利用代金の10~15%を支払うのが目安です。手持ちの現金を、現地通貨に両替したりキャッシングしたりしておくとよいでしょう。
伝票にサインしたり、チップ欄に金額を記入したりすることで、クレジットカードでチップを支払える場合もあります。あらかじめチップ(SVC:サービスチャージ)が勘定に含まれている場合もあるので、その場で確認してみてください。
国や地域によってチップが必要かどうかや、相場などは異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
海外でクレジットカードを利用したレートの換算日は、実際に利用した日付とは異なります。レート換算は、利用データが店舗からVisaやMastercardなどの決済センターに到着した日付でなされます。だいたい店舗を利用した日から2~4日後が目安ですが、利用した店舗の手続き状況によっても異なります。そのため、海外での利用後、レート換算に誤差が生じることがあります。
海外ではほとんどの支払いをクレジットカードでできる国や地域もあれば、一部現金が必要な場所もあります。どういったシーンでクレジットカードを使えるか、旅行先の国や地域のクレジットカード事情を事前に調べておくことが必要でしょう。現地での支払いがスムーズになり、安心して旅行を楽しむことができます。
ここまで解説してきたとおり、学生が海外旅行をする際にクレジットカードがあると、とても便利です。まだ持っていないのなら、海外旅行に出る前に準備しておきましょう。
なお、学生向けのサービスが充実しているものもあります。ここからは、カードを作る際のポイントをご紹介しましょう。
クレジットカードを利用するには、基本的に年会費が発生します。大学生・専門学校生でアルバイトをしていても年収はそれほど多くないでしょうから、毎年支払わなくてはならない年会費は低く抑えたいものです。
なかには年会費が無料のクレジットカードも存在します。例えば、三井住友カード(NL)なら、年会費は永年無料なのでおすすめです。
ほとんどのクレジットカードには国内・海外旅行傷害保険やお買物安心保険といった保険が付帯しています。保険金額や免責金額、補償される項目、補償の対象などに関しては、クレジットカードのランクが高いほど手厚くなる傾向があります。
また、クレジットカードの付帯保険には自動付帯と利用付帯があります。
海外旅行傷害保険が自動付帯の場合は事前の手続きなど必要なく、カードを持っているだけで適用されます。一方で利用付帯の場合、一般的には、「事前に旅行代金などをカード決済すること」といった利用条件を満たした時点以降の旅行期間が補償の対象期間になります。
そのため、カード選びの際は保険金額や補償内容はもちろん、自動付帯か利用付帯かを確認しておき、いざというときに保険の補償が受けられるように注意しましょう。
近年では、クレジットカードの利用でポイントが貯められるようになっています。一般的なカードの場合、ポイント還元率は0.5%程度、還元率の高いカードでは1~1.25%程度となります。カードを選ぶ際も、ポイント還元率の高さを検討するとよいでしょう。
クレジットカードは国際ブランドによって特徴が異なりますが、初めて作るなら知名度があり高いシェア率を誇るVisaをおすすめします。
また、メインカードが利用できなかった時や、紛失・盗難などのリスクに備えて、複数枚のクレジットカードを持っていくと安心です。2枚目のカードは、Visaに次いで有名なMastercardにすれば、どちらか一方が利用できない場合でも対応できます。
収入が少ない、あるいは安定した収入がない学生の場合、クレジットカードを利用する機会が少ないかもしれません。しかし、カードによっては学生向けのサービスや特典があり、現金で払うよりもお得に利用できます。
例えば、三井住友カードには「学生ポイント」という学生向けのサービスがあります。
三井住友カードを持つ学生の皆さまに向けたサービスの「学生ポイント」は、特定加盟店で利用すると最大+9.5%のポイント還元。さらに、分割払いを利用した際に発生する分割手数料を、全額相当ポイントで還元するサービスです。面倒な手続きやエントリーは一切必要なく、対象カードを本会員として保有する学生であれば誰でも適用されます。
また、学生ポイントの対象カードなら、対象のコンビニ・飲食店でスマホでのタッチ決済利用でポイントは最大7%(※1、2)還元されますから、日常の利用でポイントがどんどん貯まっていくでしょう。
ポイント加算には条件・上限があります。
iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
1:商業施設内の店舗など、一部加算対象とならない店舗、および指定の還元率にならない場合があります。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、Vポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
2:通常のポイント分を含んだ還元率となります。
・特定加盟店の利用で最大+9.5%ポイント還元!
対象のサブスクリプションサービス(サブスク)の月額利用料金や携帯料金のお支払いを対象のクレジットカードで支払うだけで、ご利用金額の合計200円(税込)につき1ポイント(0.5%)が貯まる通常のポイント分に加え、最大9.5%ポイントが還元されます。
サブスクリプション
サービス
ポイント還元率
最大+9.5%還元
対象サービス
携帯料金
ポイント還元率
最大+1.5%還元
対象サービス
<対象サービス>
■サブスクリプションサービス
Amazonオーディブル、DAZN(※)、dアニメストア、Leminoプレミアム、Hulu、U-NEXT、LINE MUSIC
DAZN for docomoも対象となります。
■携帯料金
au、povo、UQ mobile、docomo、ahamo、SoftBank、LINEMO、Y!mobile、LINEモバイル、y.u mobile
・分割払いの手数料を全額ポイント還元!
就活の準備や卒業旅行など、高額なお買い物が必要なときに無理なく支払いができるのが分割払いです。通常、分割払いを利用すると、購入した金額に加えて分割手数料を支払わなくてはなりませんが、学生なら、この手数料の全額がポイント還元されます。
購入時に分割払いを指定するほか、三井住友カードで利用できる「あとから分割」でも、分割手数料が全額ポイントとして還元されますので、上手に利用してみましょう。
付与されるポイントは、毎月50,000ポイントが上限となります。
<学生ポイント適用期間例>
2024年3月ご卒業の場合
2024年12月末日までのご利用分:学生ポイント対象期間
2025年1月以降のご利用分:学生ポイント対象期間外
対象サービスは、2024年12月時点のものです。
ポイント加算や特典付与の条件・上限については、三井住友カードのホームページをご確認ください。
学生ポイント対象クレジットカードを家族カードとして保有している場合、もしくはその他ご職業(副業)を「学生」と申告している場合は、当サービスは対象となりません。
すでに対象カードを本会員として保有している方は、ご卒業予定年の12月末日のご利用分まで自動的に当サービスの対象となります。
当サービスは25歳以下の学生が対象となります。詳しくは学生ポイント詳細ページをご確認ください。
新規でクレジットカードを作る場合は、余裕を持って早めに申し込んでおいたほうが安心です。出国までにカードを作る時間がない場合、即日発行ができるカード会社がありますので、活用するといいでしょう。
三井住友カードなら即時発行に対応しているカードがあり、インターネット上で申し込むと最短10秒でカード番号を発行することが可能です。
即時発行ができない場合があります。
最短10秒で審査が完了されない場合があります。
最短10秒発行受付時間は9:00~19:30です。
三井住友カードでは現在クレジットカードの店舗受け取りは行っておりません。
数ある三井住友カードの中から、学生が海外旅行する際に持っていると便利なカードをご紹介します。年会費永年無料・海外旅行傷害保険の付帯・即時発行可能と、学生が選びたいポイントがそろったクレジットカードです。
年会費が永年無料で、高校生を除く満18歳以上の方が利用できます。券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが表記されていないナンバーレスのカードのため、初めての方でも安心・安全です。クレジットカード情報はVpassアプリをダウンロードすれば簡単に確認できますので、ネットショップでのお買い物もスムーズです。
従来のクレジットカードとはまったく違う、先進性を備えたクレジットカード体験が待っています。
なお、海外旅行先でデポジットの際、カード番号を控えるためにカード券面のコピーを必要とする場合は、Vpassアプリからカード番号をいつでも提示できるように準備しておきましょう。ただし、施設によっては受付できない可能性がありますので、ご注意ください。
旅行前の支払いも現地での支払いもこれ1枚!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費:
永年無料
国際ブランド:
限度額:
~100万円
ポイント還元率:
0.5%~7%
新規入会&条件達成で※
キャンペーン情報
最大24,600円相当 プレゼント!
※すべての条件達成でVポイントとVポイントPayギフトを合算した最大24,600円相当をプレゼントします。実施期間、条件等については必ずホームページをご確認ください。
おすすめポイント
海外旅行傷害保険※1
2,000万円
即時発行可能!
最短10秒※2
対象のコンビニ・飲食店で
スマホのタッチ決済
ご利用で※3・4・5
ポイント7%還元
※1
事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。
※2
即時発行ができない場合があります。
※3
商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※4
iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。
※5
通常のポイント分を含んだ還元率となります。
旅行前の支払いも
現地での支払いもこれ1枚!
年会費永年無料のナンバーレスカード!
三井住友カード
(NL/ナンバーレス)
年会費
国際ブランド
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海外旅行にクレジットカードを持っていくことで、支払いをする場面だけでなく、いざというときに海外旅行傷害保険が利用できるなど、さまざまなメリットが得られます。利用時のポイントに注意すれば、海外旅行を便利で快適なものにしてくれるでしょう。大学生・専門学校生を問わず、海外旅行の予定をきっかけに新しいクレジットカードを選んでみてはいかがでしょうか?
まず、現地通貨のレート換算が不要で、キャッシングや支払いができる便利さがあります。またクレジットカードを持っていることで、学生でも支払い能力があることを示すことができます。
さらに、クレジットカードが盗難や不正利用に遭った場合でも補償があり、自身がケガや体調不良で治療が必要となった場合でも海外旅行傷害保険が付帯している場合、もしものときの心強い備えとなります。
詳しくは以下をご覧ください。
海外旅行にクレジットカードを持っていくメリット
海外旅行では現地通貨で支払うと、手数料を抑えることができます。また、不正利用防止のためにも利用明細はきちんとチェックし、保管するようにしましょう。さらに、利用限度額を意識し、カード利用時のレート換算には誤差があることを知っておくことも大切です。チップやサインが必要かなど現地のクレジットカード事情についても事前に調べておきましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
学生が海外旅行でクレジットカードを利用する際の注意点
年会費が無料で、海外旅行傷害保険が付帯している、ポイント還元率が高い、学生向けの特典・サービスがあるクレジットカードを選ぶと、海外旅行だけでなく普段の生活でも便利でお得に利用できるでしょう。また、旅行先で使いやすい国際ブランドや、即日発行ができるクレジットカードを選ぶことも大切です。
詳しくは以下をご覧ください。
学生がクレジットカードを作る際のポイント
MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
Amazon、Amazon.co.jpおよびこれらのロゴはAmazon.com, lnc.またはその関連会社の商標です。
「LINE」はLINEヤフー株式会社の商標または登録商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
2025年2月時点の情報のため、最新の情報ではない可能性があります。