旅行中の豆知識
チップの習慣がない日本人にとって、海外でのチップ文化になかなかなじめない方もいるのではないでしょうか。チップは、国ごとに必要・不要な場面や相場が変わってくるため、渡航前にある程度確認しておきたいところ。
ここでは、海外におけるチップの相場やマナーについて解説します。
海外でホテルやタクシーなどを利用した際に、スタッフへチップを手渡すことがありますが、そもそもなぜチップを渡すのでしょうか。チップのある国・地域では、サービス業の賃金が低く設定されているところが多く、従業員の収入の一部が、サービス料としてもらうチップによって占められているのです。チップは正式な収入源として見られており、納税の際に申告義務もあります。
また、一般的なチップだけでなく、客が従業員に迷惑をかけたときや、期待以上のサービスを受けたときなどにも、チップを渡すことがマナーとなっている場合があります。
海外においてチップを渡すシーンとしては、おもに次の3つがあります。
ホテルでは荷物を運んでもらったり、ルームサービスを頼んだりしたときにチップを渡すことがあります。飲食店では料理を運んでもらったときに、タクシーでは料金の支払いの際にチップを渡すといいでしょう。
チップが、あらかじめサービス料として料金に含まれていることがあります。例えばハワイでは、チップの習慣がない日本人観光客が多いという理由で、伝票にチップを含んだ料金が記載されているケースも多くあります。
この場合、料金にさらにチップを加算する必要はありません。メニューや伝票にチップ(サービス料)があらかじめ含まれる旨が記載されているかどうか、よく確認しましょう。
チップが必要な国と不要な国について確認していきましょう。ここでは、日本人旅行者が多いアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、インド、中国、韓国、シンガポールをピックアップして、チップの相場についてもご紹介します。
アメリカでは、ホテル、飲食店、タクシーなどでサービスを受けた際にチップを渡す慣習があります。サービス内容や満足度によって変わってきますが、以下を参考にしてみてください。
ヨーロッパの多くの国々では、飲食店やホテルなどの料金にはあらかじめサービス料が含まれているため、チップは必ずしも義務というわけではありません。ただし、快いサービスを受けたときや、特別なサービスを頼んだときなどに、お礼として渡すといいでしょう。
インドではチップは義務ではありませんが、渡したほうがマナーとしてはスマートです。
中国や韓国、シンガポールにはチップの習慣が基本的になく、チップは不要です。
基本的にはチップは不要。
基本的にはチップは不要。ホテルや飲食店で、特別なサービスを受けたときなどは5,000~10,000ウォン程度を渡すといいでしょう。
基本的にはチップは不要。ホテルのベルボーイやルームサービスなどに対して気持ちを示したい場合は、2シンガポールドル程度を渡すといいでしょう。また、飲食店で快いサービスを受けたと思ったら、お釣りの小銭をチップとして置くのが一般的です。
ここでは、チップを渡す際のマナーについて確認しておきましょう。
アメリカの場合、チップは最低でも1ドルからが相場となるため、硬貨よりも紙幣で渡したほうがスマートです。ユーロ圏などでは、硬貨でも問題ありません。
飲食店などでは、クレジットカードで支払いすることも多いでしょう。伝票を見て、チップが料金に含まれていない場合は、「Tips」または「Gratuity」の欄に自分でチップの金額を記入して、カードとともに渡しましょう。また、記入欄がない場合は、料金の下などにチップを加えた金額を書き直してもOKです。
海外渡航の際は、チップをはじめとしたその国のマナーを一通り把握しておくと安心です。
日本ではチップの習慣がないため、戸惑うこともあるかもしれませんが、現地でのコミュニケーションだと思って、チップを渡してみるといいでしょう。
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