旅行の出発準備
海外に渡航する際に必要不可欠なパスポート。海外で渡航者ご本人の身元を公的に証明するためにも、重要な身分証明書となります。
ここでは、パスポート申請の必要書類や手順、費用について解説します。
まずは、パスポート申請の際に必要となる書類を確認していきましょう。パスポートを申請するためには、以下の書類をそろえる必要があります。
・一般旅券発給申請書
一般旅券発給申請書は、「ダウンロード申請書」あるいは「手書き書式の申請書」を使用します。
ダウンロード申請書は、外務省のサイトからダウンロードすることができます。
氏名や生年月日、渡航先、渡航目的などの項目を入力していけば、PDFデータとして作成することができます。PDFデータを印刷して、署名しましょう。手書き書式の申請書は、パスポート申請窓口から入手することができます。
また、パスポートの有効期限が5年間のものと10年間のもので申請書が違っていますので、発行したいパスポートの種類に応じて選択しましょう。
パスポート申請書ダウンロード
別ウィンドウで外務省のサイトへリンクします。
・戸籍抄本または戸籍謄本 戸籍抄本または戸籍謄本は、申請日以前、6ヵ月以内に作成されたものを用意します(1通450円)。
・住民票の写し
「住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない方」または「住民登録をしていない単身赴任先や、就学先などの都道府県でパスポート申請をする方」は、住民票の写しが必要となります(1通300円)。
都道府県における申請は、それぞれで対応が異なることがあるため、詳細はパスポート申請窓口で確認してください。
・パスポート用顔写真 パスポートに使用できる写真は、過去6ヵ月以内に撮影された、パスポート申請用写真の規格を満たすものとなります。
・本人確認書類(原本)
本人確認書類は、必ず原本で提出します。本人確認書類の記載内容と申請書の内容が一致している必要があり、引越しなどで住所変更手続きをしていない場合は、訂正しなければならないため注意しましょう。
また、個人番号(マイナンバー)制度の開始に伴って送付された「通知カード」は、本人確認書類としては使用することができません。
本人確認書類は、「マイナンバーカード(個人番号カード)」「運転免許証」「船員手帳」のいずれかがあれば問題ありません。これらの書類を保持していない場合、下記AとBから各1点ずつ、またはAから2点が必要となります。
A:健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録したはんこも必要)など
B:学生証、会社の身分証明書、公的機関が発行した資格証明書など(すべて写真が貼ってある書類に限る)
・期限切れパスポートまたは帰国のための渡航書
以前に発行したパスポートの有効期間が切れた方は、期限切れのパスポートを提出します。外国でパスポートを紛失した方は、滞在時に紛失届を在外公館に提出したときに渡される「帰国のための渡航書」を提出します。
期限切れのパスポートや帰国のための渡航書は、無効印を押されて返却されます。
パスポート申請は、必要書類をそろえたうえで、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で行います。未成年者の申請や代理申請の場合は、下記のように手続きが異なります。
未成年者がパスポート申請をする場合は、申請書裏面の「法定代理人署名」欄に保護者(父母またはそのいずれか)、または後見人が必ず署名します。
保護者または後見人が遠方に住んでいるなどの理由から申請書に署名ができない場合は、保護者ご本人または後見人が署名した同意書を提出する必要があります。保護者または後見人の署名が得られない事情がある場合は、各都道府県のパスポート申請窓口に相談しましょう。
パスポート申請書は、代理提出することもできます。申請書はご本人が記入しなければならない項目もあるため、必ずご本人が記入して、必要書類とともに申請窓口へ提出しましょう。代理人による申請書提出にあたっては、提出者を証明する確認書類も必要となります。
また、パスポート取得の目的によっては、申請書の代理人提出が認められない場合もあります。ご本人以外が申請書提出をする際は、各都道府県のパスポート申請窓口のウェブサイトなどで確認したほうがいいでしょう。
代理人が申請書を提出した場合、申請者ご本人による確認をしなくてはならないこともあり、その際は申請者ご本人が窓口に出向かなくてはなりません。
パスポートを受け取るときは、次のものを用意して、必ずご本人が交付(申請)窓口に行きます。
また、はんこが必要な都道府県もあるため、念のため持っていくと安心です。
横にスライドしてください
都道府県収入証紙 | 収入印紙 | 計 | |
---|---|---|---|
10年間有効なパスポート(20歳以上) | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効なパスポート(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年間有効なパスポート(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
パスポート申請手数料の金額は、執筆時時点のものとなります。詳細は外務省のホームページにてご確認ください。
外務省は、安心して海外へ渡航するための渡航登録サービスを提供しています。海外安全情報配信サービス「たびレジ」は、登録した方に向けて、在外公館からの緊急一斉連絡メールなどが届くサービスです。
登録することで、次のような情報やサポートを受けることができます。
渡航予定がある方はもちろん、渡航予定がない方にとっても、日々の情報収集に役立つでしょう。さまざまな情報をリアルタイムで知ることができるため、パスポートの申請が完了したら、渡航の準備とリサーチの一環として登録しておくと安心です。
パスポートは、申請のための必要書類の種類も多いので、海外渡航が決まったら、余裕を持ってパスポート申請を行うことをおすすめします。
パスポートの申請を済ませたら、渡航先に関する情報や旅の注意点などに関するリサーチを行い、万全の状態で渡航しましょう。
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